ウルトラマン戦記   作:ブレード

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第18話 朱禁城の花嫁

人革連を牛耳り支配すり大宦官を倒す策を考えるアークエンジェル一同。

 

 

移動中

アークエンジェル

ブリッジ

エルエルフ「人革連を全体を支配する大宦官。奴らをどう倒すかだ。」

 

ムウ「どう倒すんだ?」

 

エルエルフ「俺がすぐに立てた作戦を今から言う。まずこの巨大な中国大陸各地で大宦官を悪行を人革連全土全体に知らしめる事だ。そのために誰かを中国大陸各地にあるTV局を向かって占拠し、TVで知らしめて民衆が暴動を起こし、全土全体に暴動が起きれば流石の大宦官も手も足も出せまい。」

 

美月「あなたらしい作戦ね。」

 

エルエルフ「今から中国各地にあるTV局へ向かわせる者を選抜する。礼堂ヒカルと星雲団のハンター、大空大地とトライスターのハンター、高山とライハとペガと犬塚キューマ、ボルフォッグと愛崎モアとシャドー星人ゼナと山田ライゾウ、それぞれ4組が向かう事となった。以上だ。」

 

 

エルエルフは、大宦官の悪行を人革連全土全体に知らしめるために、各地にあるTV局を占拠して流し、大宦官の悪行を知った民衆が暴動を起こす事で、その組を4組に分けて選抜し、ヒカルとハルキとイカリとナクリ、大地とサクラとドラルとユジン、我夢とライハとペガ、ボルフォッグとモアとゼナが選ばれて行く事となった。

 

 

ヒカル「俺はあの3人と一緒か。」

 

大地「こっちは星人ハンターの3人と一緒でいくのか。」

 

ハルキ「ギンガと一緒にやるとは思わなかったぜ。」

 

イカリ「我輩達も驚くイカ。」

 

ナクリ「ギンガと一緒にやるなんて驚いちゃう。」

 

サクラ「別行動でやるのも意外かな?」

 

ドラル「意外じゃないか。」

 

ユジン「ソウダナ。」

 

ペガ「リクと一緒がよかったのに。」

 

リク「仕方ないよ。ペガがライハさんと一緒に選ばれたんだから、それに我夢さんだっているから。」

 

ライハ「私もしっかり頑張るわ。」

 

我夢「2人の事は俺に任せろ。」

 

リク「お願いします。」

 

モア「私だって一緒がよかったのに。」

 

リク「モア姉ちゃん。」

 

モア「一緒に行動するのが楽しみにしてたのに。」

 

ゼナ「(愛崎モア。)」

 

モア「せっ、先輩!!」

 

ゼナ「(俺達は遊びにここへ来たんじゃない。人革連の大宦官を倒しに来たんだ。)」

 

モア「わかってますよ。」

 

ゼナ「(お前は任務の認識がまだまだ甘い。)」

 

モア「もう嫌んなっちゃうわ。」

 

リク「仕方ないよ。ペガやライハも別々で行動する事になったんだから。」

 

ライハ「私もリクとは別で行動する以上しっかりやらないと。」

 

ペガ「離れ離れになって別のところで頑張るよ。」

 

リク「ああ。」

 

モア「仕方ないわね。でも私と先輩の方はウルトラマンと一緒じゃないのが・・・・。」

 

エルエルフ「愛崎モア、ここでウルトラマンの正体を言うな。ウルトラマンの正体は一部の者しか知る事しか許されない。言うと射殺する。」

 

モア「はっ、はい・・・・。」

 

エルエルフ「すぐに行け。」

 

 

エルエルフが与えられた任務に早速4組に分かれて向かい始めるヒカルとハルキとイカリとナクリ、大地とサクラとドラルとユジン、我夢とライハとペガ、ボルフォッグとモアとゼナら。

 

 

スメラギ「朱禁城では、もう戦いが始まってるみたいだわ。」

 

エルエルフ「すぐに向かう。」

 

 

朱禁城ではすでに戦闘が始まり、アークエンジェルは朱禁城へ急行する。天子を巡る争奪戦が行われ、ここ北京の朱禁城周辺で黒の騎士団、ザフト軍、宇宙人同盟とARUS、ガイロス帝国、人革連と天子と民を救うべく戦う反乱軍の戦闘が行われた。

 

 

北京

朱禁城周辺

 

ゼロ(ルルーシュ)「天子を奪取すれば人革連は我が物だ!!」

 

 

天子を奪取して人革連を支配下に納めるを目指すゼロ(ルルーシュ)は、全軍を指揮してARUS、ガイロス帝国、人革連と反乱軍を相手に交戦し、宇宙人同盟のプラズマルチタイランド、レイキュバス、ガンダーを投入して一気に追い込んでいく。ARUS、ガイロス帝国、人革連もそれに対抗すべくギャラクトロンとデススティンガーを投入して挑んだ。

 

 

エクセラー「さて、ミーのアレンジしたギャラクトロンを今エクセレントにお見せしましょう!!」

 

 

エクセラーが自ら自分用に改造したギャラクトロン、通称チブルギャラクトロンに操縦し、黒の騎士団、ザフト軍、宇宙人同盟に挑んだ。

 

 

ボーグ星人「やれ、プラズマルチタイランド、ガンダー、レイキュバス!!」

 

ガンダー「ホゥホオ!!」

 

 

ガンダーが空中を飛びながら口から冷凍ガスをデススティンガーに吐いて浴びせたが、無傷で全く効いてなかった。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)、ボーグ星人「?!」

 

 

ガンダーの吐いた冷凍ガスを受けても全く効いていないデススティンガーの姿に驚愕したゼロ(ルルーシュ)ら。デススティンガーは尻尾から荷電粒子砲を発射して空中にいるガンダーを撃ち抜き、地上にいるレイキュバスにストライクレーザーバイトシザースで挟みながら一瞬で怪獣を軽々と握り潰した。

 

 

シュナイゼル「このデススティンガーは、オーガノイドシステムを超えた真オーガノイドを搭載し、今までにない計り知れない力を持ち、強力な武装を採用し、格闘、射撃両方を得意とする。」

 

カノン「シュナイゼル様、このデススティンガーは我が帝国とARUSと人革連が共同開発した超巨大ゾイドです。怪獣と同じサイズでありながらとてつもない戦闘力を秘めていると。」

 

シュナイゼル「その通りだ。このゾイドは、かつて遥か大昔にデスザウラーとギルベイダーを封じるために生み出されたと。」

 

カノン「デスザウラー、ギルベイダー、あの2大魔獣の事ですか。」

 

シュナイゼル「そうだ。デススティンガーはこの2大魔獣と互角に渡り合う力を持っている。どちらが生き残るまで世界は滅びゆく。」

 

 

デススティンガーの性能を語るシュナイゼルは、ガイロス帝国、ARUS、人革連が共同開発した超巨大ゾイド。サイズは通常の数十倍の大きさ、怪獣と同じ大きさで、ジェノザウラー、レブラプターと同じオーガノイドシステム、それより遥かに超えた真オーガノイドシステムを搭載し、全てにおいて計り知れない戦闘力を持つ。

 

 

ゼロ(ルルーシュ)「何だ、あのゾイドは?!」

 

扇「ゼロ、あのゾイドは何なんだ?」

 

カレン「全く観たこともないゾイドだわ。」

 

CC「(プロイツェン、シャルル、あの様なものまで復活させたか?!)」

 

ゼロ(ルルーシュ)「迂闊にあのゾイドには近付くな。我々もただでは済まされない。」

 

 

デススティンガーの圧倒的な性能を目の当たりにしたゼロ(ルルーシュ)は、カレンら黒の騎士団の団員達やザフト軍の兵達や宇宙人同盟の星人らに警戒するよう伝え、行動を取らせた。

 

 

セルゲイ「向こうはデススティンガーを投入している。今の我々では勝ち目はないぞ。」

 

 

大宦官側には、デススティンガーがいる事以上、天子を助け出す事が不可能で、とてつも勝ち目がない星刻ら反乱軍。その時、朱禁城の攻防でアークエンジェルが現れて、窮地に陥る反乱軍に加勢し、セルゲイにエルエルフからの通信が流れた。

 

 

セルゲイ「アークエンジェル?!」

 

エルエルフ「お前達を助けに来た。」

 

香凛「助けだと?!」

 

エルエルフ「お前達の戦力では太刀打ちは0だ。あの新型ゾイドと怪獣兵器にお前達の総力を持ってでも勝ち目はない。」

 

セルゲイ「・・・・。」

 

香凛「スミルノフ中佐。」

 

セルゲイ「わかった。お前達の力を借りよう。」

 

洪古「中佐・・・・・」

 

ソーマ「力を借りるのですか?!」

 

セルゲイ「今はそれしかない。あのデススティンガーやギャラクトロンがいる以上我々の力では太刀打ちは不可能だ。こうなった以上共和国とGGGと共闘するしかあるまい。」

 

エルエルフ「決まりだな。」

 

 

突如現れたアークエンジェルにより共闘を持ちかけられ、反乱軍の戦力では、デススティンガー、ギャラクトロンに太刀打ち出来ず、セルゲイはヘリック共和国とGGGとの共闘する事を選び、共にARUS、ガイロス帝国、人革連と黒の騎士団、ザフト軍、宇宙人同盟に挑んだ。

 

 

凱「あの機体は?」

 

 

凱は青い中国風ナイトメアフレームの神虎を見て、その機体の声から凱に喋りかけた。

 

 

星刻「久しぶりだったな、獅子王凱。」

 

凱「星刻。」

 

 

ナイトメアフレームの神虎に操縦しているのは星刻だ。

 

 

凱「お前がその機体に操縦してるのか?」

 

星刻「そうだ。かつてラクシャータが開発したナイトメアフレーム、神虎だ。このナイトメアフレームは操縦が困難が故に高い性能を中心に作り出された機体だ。お前達の特機と互角に渡り合える事も可能だ。」

 

凱「とにかく今は一緒に戦おう。」

 

星刻「ああ。」

 

 

反乱軍と一緒に共闘する事になったヘリック共和国とGGGは、朱禁城にいる天子を救うべく共に立ち上がり、大宦官とガイロス帝国とARUS、黒の騎士団とザフト軍と宇宙人同盟を相手に挑んだ。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「一気に決めるぜ!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンが先手を取って前に出ながらリアルドホバータンク部隊にオーブカリバーで背部のキャノン砲を切り込んでんだ。

 

 

ガイロス帝国兵1「ウルトラマンめ、落ちろ!!」

 

 

ガイロス帝国軍のレブラプター部隊がウルトラマンオーブ オーブオリジンに向かって襲いかかってきた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「オリジウムソーサー!!」

 

 

左手から必殺技のオリジウムソーサーを出現して、レブラプター部隊の両脚に投げて切断した。

 

 

美月「私も行くわ。」

 

 

美月の操縦するソルシェウィサリスが飛行しながら空中にいるフラッグ、イナクト、レドラーを相手に挑み、1機で挑みかかった。

 

 

コーラサワー「何だあの機体は?ガンダムかそれともヴァルヴレイヴか?どっちにしろ俺の相手に不足はねぇな!!」

 

 

コーラサワーのイナクトが部隊を引き連れながらソルシェウィサリスに向かって一斉に襲いかかって行く。

 

 

美月「そこね。」

 

 

接近してくるコーラサワーの部隊に対し、美月のソルシェウィサリスはソーサリロッドから光線を放って、敵機の頭部に撃って破壊し、次々と墜落させた。

 

 

コーラサワー「野郎!!」

 

 

ソルシェウィサリスの攻撃によって唯一生き残ったコーラサワーのイナクトだけ残って、ソルシェウィサリスに向かってソニックブレイドで刺しかかった。

 

 

美月「!!」

 

 

ソニックブレイドで突き刺しかかってきたコーラサワーのイナクトにソルナイフを2本出してイナクトの手脚を切断して墜落させた。

 

 

コーラサワー「どわぁー、なぜこうなるんだー!!」

 

 

自身が返り討ちにあって倒されてしまったコーラサワー。

 

 

美月「こんなものなの!!」

 

 

相手の実力不足、無判断さに厳しく言う美月。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「キングジョーランチャー!!」

 

 

ウルトラマンビクトリーはビクトリーランサーでキングジョーカスタムのスパークドールにリードして、右腕にキングジョーカスタムのペダニウムランチャーを纏って、グランザーに射撃した。

 

 

グランザー「フリーザーランサー!!」

 

 

ウルトラマンビクトリーのペダニウムランチャーの射撃を受けつつそのままブリューナクで突いたグランザー。

 

 

ウルトラマンアグルV2「デュワー!!」

 

 

デスレードにアグルセイバーで斬撃していき、デスレードはトリシューラで連続突きでウルトラマンアグルV2に攻撃した。

 

 

デスレード「貴様もここで終わりだ。」

 

ウルトラマンアグルV2(藤宮)「お互いだ。」

 

 

両者共々決着付けるべく戦うウルトラマンアグルV2とデスレード。

 

 

ウルトラマンコスモスコロナモード(ムサシ)「はああああー!!」

 

ラース「せやあああああー!!」

 

 

ウルトラマンコスモスはコロナモードに変身して戦い、ラースと交戦する。ウルトラマンコスモスコロナモードは、必殺技のブレージングウェーブで両手を合掌の形に転じて発生した気を炎の圧殺波動としてラースに放った。ラースはミストルティンで炎の圧殺波動を振り払い、ウルトラマンコスモスコロナモードに斬撃した。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「おりゃああああー!!」

 

 

ウルトラマンジードプリミティブが地上にいる大宦官側のティエレン地上型、ガンルゥ、レドラー人革連仕様を相手に戦い、ジードクローで切り込んだ。ティエレン地上型が200㎜25口径長滑腔砲で反撃したが、ウルトラマンジードプリミティブには全く効いてなかった。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「それっ!!」

 

 

ジードクローを前に出して突きながらティエレン地上型の頭部を破壊し、機体に搭乗した兵士はすぐに脱出した。戦局はアークエンジェルが介入して反乱軍と共闘した事により優位に立った。

 

 

凱「ブロウクンファントム!!」

 

 

ステルスガオーⅡから射出されるファントムリングを右腕に装着しながら発射して竜担に直撃した。

 

 

星刻「貰った!!」

 

 

続いて星刻の神虎が天愕覇王荷電粒子重砲を発射して竜担に喰らわせて、巨大中国刀で自身の剣技技量で大きいサイズの竜担を切り刻んだ。

 

 

凱「星刻、やるな。」

 

星刻「お前もだ。」

 

凱「急いで天子の元へ行こう。」

 

星刻「天子様、今必ず私が助けて参ります。」

 

 

天子の元へ急いで向かう凱と星刻。

 

 

ハレルヤ「行くぞ、女!!」

 

ソーマ「私はソーマ=ピーリスだ!!」

 

ハレルヤ「だったら足を引っ張んなよ!!」

 

 

アレルヤのもう1人の人格ハレルヤと超兵のソーマ、敵同士だった2人が手を組んで戦い、2人は周り来る敵機を迎撃をし、ハレルヤのキュリオスはGNビームサーベルを出して暁可翔部隊を次々と破壊していき、ソーマのティエレンタオツーが200㎜25口径長滑腔砲の着いた刃でジン、バクゥを次々と両断していき、銃口から散弾を発射して周囲にいる敵機全体に被弾させた。

 

 

撃龍神「ここの住民達を避難させていく!!」

 

 

北京の街全体が戦場と化し、北京の住民の安全を守るべき避難を行う撃龍神。

 

 

人革連兵(大宦官派)1「貰った!!」

 

 

住民の避難を行なっている撃龍神に向かってティエレン地上型が200㎜25口径長滑腔砲で狙おうとした。

 

 

撃龍神「邪魔するな!!」

 

 

その存在に早くも気付いた撃龍神が左腕の電磁架台からヴァンレイを放ち、ティエレン地上型に電撃を喰らわせて撃退した。

 

 

バン「いっけー!!」

 

 

バンはブレードライガーABをジャンプして素早く駆け込んで背部にあるアタックブースターを展開して機動しながら暁、ジン、バクゥ、ザウードに向かってレーザーブレードで一気に真っ二つにしていき、撃退した。

 

 

フィーネ「!!」

 

 

敵を次々と撃退していく中で、フィーネに異変が起きた。

 

 

バン「フィーネ?」

 

フィーネ「バン、あのゾイドに気を付けて・・・・。」

 

バン「あのゾイド・・・・?」

 

 

フィーネは、この朱禁城に現れたデススティンガーに危機感を抱き、このデススティンガーと言うゾイドは、古代遥かの時代から2大魔獣デスザウラー、ギルベイダーと互角に渡り合う力、世界を滅ぼす事が可能な力を持ち、まさに危険を秘めたゾイドだ。デススティンガーは、バンのブレードライガーABに向かって突き進みながらストライクレーザーバイトシザースで掴みかかった。

 

 

バン「!!」

 

 

ジャンプして回避し、腹部のAZ2連装ショックカノンでデススティンガーに攻撃したが、デススティンガーはEシールドを展開して攻撃を防いで尻尾の荷電粒子砲を発射してブレードライガーに向けた。

 

 

バン「!!」

 

 

すぐにアタックブースターを機動しながら回避したバン。デススティンガーの放った荷電粒子砲の威力がレイヴンのジェノザウラーを上回っている事に気付き、まだ桁外れの戦闘力も誇り、まさに危険を感じた。

 

 

ウルトラマンジードプリミティブ(リク)「このまま一気に決めてやる。」

 

 

早期にカタを着けるべくリクは2本のカプセルを出してナックルに装着して、ジードライザーにスキャンした。

 

 

リク「ユーゴー!!アイゴー!!ヒアウィーゴー!!」

 

ジードライザー「フュージョンライズ!!」

 

リク「飛ばすぜ、光刃!!ジード!!」

 

ジードライザー「ウルトラマンオーブエメリウムスラッガー!!ウルトラマンベリアル!!ウルトラマンジードトライスラッガー!!」

 

 

2つのカプセルにスキャンしたリクはウルトラマンジードトライスラッガーに変身して東部にある3本のアイスラッガーを投げて、空中にいる地球連合軍のフラッグ、イナクト、ブラックレドラー、ザフト軍のディン、バッフェ、グレイブ、黒の騎士団の暁可翔の下半身を切断して墜落させた。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「よし。」

 

 

空中にいる敵を片付けたウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

エクセラー「はぁーい、わたしがまだ残ってる事をお忘れかぁ!!」

 

 

彼の前にエクセラーの操縦するチブルギャラクトロンが現れて、ウルトラマンジードトライスラッガーに右腕の爪に内蔵されているビーム砲で攻撃した。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー「うっ。」

 

 

チブルギャラクトロンの攻撃を受けたウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「こいつ!!」

 

 

3本のアイスラッガーを投げてチブルギャラクトロンに当てて喰らわせるが、ダメージが1つも効いていなかった。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何?!」

 

 

3本のアイスラッガーを受けたチブルギャラクトロンに攻撃が全く効いていなかった事に驚くウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

エクセラー「私のアレンジしたギャラクトロンは、通常をより強くしてみたのです。地球製の技術を加えたギャラクトロンをお見せしましょう!!」

 

 

エクセラーのチブルギャラクトロンが左腕のギャラクトロンブレードで、ウルトラマンジードトライスラッガーに直接斬り込んだ。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「うわぁっ!!」

 

 

チブルギャラクトロンのギャラクトロンブレードの斬撃を喰らったウルトラマンジードトライスラッガー。

 

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「これはどうだ!!リフレクトスラッガー!!」

 

 

必殺技のリフレクトスラッガーで3本のアイスラッガーを放って、デスシウム光線のような光線を撃ち反射、拡散させ四方八方からチブルギャラクトロンに命中させたが、その必殺技がチブルギャラクトロンからバリアのようなのを発生されて無効にされた。

 

 

エクセラー「はい、残念。あなたの攻撃は私には通じてませーん!!」

 

ウルトラマンジードトライスラッガー(リク)「何?!」

 

エクセラー「ガイロス帝国が開発したバリア兵器、アルミューレ・リュミエール。まだまだ開発段階だけど私がアレンジして防御力、稼働時間をさらに最大限アップ!!」

 

 

地球製の技術を取り組んで改造したチブルギャラクトロンは、全身の装甲にトランフェイズ装甲を採用し、ガイロス帝国が現在開発段階のアルミューレ・リュミエールをエクセラーが改良によりさらに防御力、稼働時間を最大限にアップした。

 

 

凱、星刻「うおおおおー!!」

 

 

朱禁城にいる天子の元へ向かうため、道を立ちはだかる敵機を次々と突き進む凱と星刻。だが、そこで待ち伏せをしていたスザクのランスロット・コンクエスター、ジノのトリスタン、アーニャのモルドレッドと天子を手に入れようとするルルーシュの蜃気楼、カレンの紅蓮可翔式、ロロのヴィンセント可翔が現れた。

 

 

スザク「ここからは先は通さない。」

 

ルルーシュ「天子はいただくぞ!!」

 

凱「スザクに、ルルーシュに、カレン、ロロまでもか。」

 

ジノ「俺やアーニャもいるぞ。」

 

アーニャ「抹殺。」

 

凱「星刻、おまえは天子の元へ行け。ここは俺1人で相手にする。」

 

星刻「すまない。後は任せた。」

 

 

凱がルルーシュ達とスザク達の相手を引き受けて、星刻は天子の元へと先に向かった。6対1の対決をする凱は、6機が全てナイトメアフレームで、その中で黒の騎士団のカレン、ガイロス帝国のスザクの両者はかなりの実力者だ。凱はそんな実力のあるパイロットを相手に挑んだ。

 

 

凱「うおおおおー!!」

 

 

空中を飛びながら高い機動力を推進してトリスタンとモルドレッドを2機まとめて思いっきりパンチをしてお見舞いしたスターガオガイガー。

 

 

ジノ「調子に乗るな!!」

 

 

ジノのトリスタンがMVソードハーケンタイプ2本を連結してスターガオガイガーに斬り込みにかかった。

 

 

凱「ドリルニー!!」

 

 

トリスタンの連結した2本MVソードハーケンタイプをドリルニーで蹴り込んで弾き返し、パンチで思いっきりした。

 

 

アーニャ「ガオガイガー、邪魔。」

 

 

アーニャのモルドレッドが両肩のシールドをシュタルクハドロンに合体してスターガオガイガーに向かっで放つ。

 

 

凱「プロテクトウォール!!」

 

 

ステルスガオーⅡから射出されるファントムリングを右腕に装着してプロテクトウォールを発生してモルドレッドの放ったシュタルクハドロンを防ぎ、パンチで殴りかかるが、モルドレッドからブレイズ・ルミナスが発生してスターガオガイガーのパンチを防御する。

 

 

凱「ならこれはどうだ、ガトリングドライバー!!」

 

 

右腕にガトリングドライバーを装着してモルドレッドの発生したブレイズ・ルミナスを貫いて打ち消して、そのまま機体を地上に墜落させた。

 

 

ルルーシュ「流石だ、サイボーグ凱。勇者は伊達ではないな。」

 

凱「俺1人でも十分だ。この勇気がある限り!!」

 

ロロ「流石だね。」

 

カレン「ならあたしが相手をしてやる!!」

 

 

続いてカレンの紅蓮可翔式がスターガオガイガーに近づき、右腕の鉤爪に装備されている輻射波動機構で掴みかかる。

 

 

凱「!!」

 

 

すぐに攻撃を回避するスターガオガイガー。

 

 

スザク「僕を忘れては困るよ!!」

 

 

スザクのランスロット・コンクエスターが割り込んでスターガオガイガーにMVソードで斬撃した。

 

 

凱「くっ!!」

 

 

スザクのランスロット・コンクエスターの攻撃を受けたスターガオガイガー。

 

 

ルルーシュ「こいつは特別サービスだ、受け取るがいい。」

 

 

ルルーシュの操縦する蜃気楼の胸部から展開した拡散構造相転移砲で、プリズム状にした特殊な液体金属を放ちながら乱反射させて、スターガオガイガーとランスロット・コンクエスターに攻撃した。

 

 

凱「うわああああー!!」

 

スザク「うっ!!」

 

 

蜃気楼の拡散構造相転移砲を喰らったスターガオガイガーとランスロット・コンクエスター。同じ頃、朱禁城内では、天子とオデゥッセウスの結婚式が行われ、大宦官に望まない結婚をさせられる天子は、今日自分はガイロス帝国に国土と一緒に売り渡されようとする。

 

 

朱禁城

 

天子「・・・・。」

 

オデゥッセウス「・・・・。」

 

趙皓「これより我が人革連の長、天子様とガイロス帝国のオデゥッセウス殿の結婚を始めます。」

 

 

ついに天子とオデゥッセウスの結婚式が始まり、幼い彼女はこのまま自分はオデゥッセウスと結婚されてしまい、何も出来ないままでいるのか。その時、2人の結婚式の前に星刻が現れて、武器を突きつけた。

 

 

星刻「そこまでだ!!」

 

趙皓、夏望、程忠、項勝、蔡力士、童倫、黄遷「!!」

 

天子「!!」

 

星刻「天子様、今お助けします!!」

 

趙皓「星刻!!」

 

星刻「我は問う!天の叫び、地の叫び、人の心!!何をもってこの婚姻を人類革新連盟の意志とするか!!」

 

趙皓「ほざけ、貴様如きなんかにわしらの邪魔はさせんぞ!!」

 

星刻「黙れ、趙皓!!すべての人民を代表し、我はこの婚姻に異議を唱える!!」

 

大宦官らによって仕組まれた婚姻に異議を唱え、自ら人革連の代表として名乗りを上げて立つ星刻は、天子の元へと突き進むが、人革連の兵士達が槍を持って立ちはだかる。

 

人革連兵(大宦官派)2「不忠なり!!天子様を己がものとしようとは!!」

 

星刻「!!」

 

 

剣を手に持ちながら人革連の兵士達の槍を素早い剣技で全て切り払い、そのまま天子の元へと突き進んだ。

 

 

星刻「そうだな。この行動が、天子様のお心にそっているかどうかわからん。6年前のことなど、覚えておられぬかもしれぬ・・・・。それでも、私は命を救っていただいたかわりに永続調和の契りを交わしたのだ。私の心に誓って。天子様に外の世界を。」

 

天子「星刻ー!!」

 

星刻「おぼえて・・・・おられた。我が心に迷いなし!!」

 

 

6年前、自分の命を救った天子に外の世界を見せる約束を交わし、そして今、目の前にいる彼女をこの手で差し伸べようとする星刻。その時、2人の間にケイが現れて、天子を無理やり掴んだ。

 

 

天子「星刻ー!!」

 

星刻「!!」

 

ケイ「後一歩のところでしたね。」

 

星刻「天子様を離せ!!」

 

 

ケイに向かって剣で斬りかかる星刻。だが、ケイは天子を盾にした。

 

 

ケイ「斬ると言うなら彼女を盾にしますよ。」

 

星刻「くっ。」

 

 

ケイに盾にされた天子に手も足も出せず、剣を放した星刻。

 

 

ケイ「ここから楽しいショーの始まりです。」

 

 

そう言いながらケイは朱禁城の天井から穴があき、そこからギャラクトロンが現れた。

 

 

星刻「何をする気だ?!」

 

ケイ「彼女に素晴らしいものを見せてあげるのです。」

 

 

ケイは掴んだ天子をギャラクトロンの内部から出現したコードで無理やり彼女を拘束して内部に閉じ込めた。

 

 

天子「星刻ー!!」

 

星刻「天子様ー!!」

 

 

ケイによってギャラクトロンに無理矢理内部に囚われた天子。

 

 

朱禁城周辺

 

バン「いっけぇぇぇぇー!!」

 

 

デススティンガーに向かってレーザーブレードで頭部の装甲に斬りつけたバン。その斬撃で頭部の装甲に穴が空き、デススティンガーに乗っていたパイロットは意外な人物だった。

 

 

凱「!!」

 

ルルーシュ「なっ?!」

 

護「嘘でしょ・・・・。」

 

 

デススティンガーの頭部のコックピットに操縦した人物に驚いた凱や護、ルルーシュら。

 

 

ユーフェミア「・・・・。」

 

 

そのデススティンガーのパイロットは、凱と護がガイロス帝国の人間で唯一仲が等しかったユーフェミアだった。またルルーシュとユーフェミアは、同い年でありながら父シャルルそれぞれ別母との間で生まれた関係でもあった。

 

 

スザク「見てしまったか。」

 

シュナイゼル「・・・・。」

 

凱「何故なんだ、ユーフェミア!!」

 

 

そして別次元の宇宙にあるウルトラマン達の故郷であるM78星雲 光の国では、

 

 

宇宙

M78星雲

光の国

 

ウルトラの父「行かねばならない。」

 

ウルトラマンヒカリ「行くのですか?」

 

ウルトラの父「君もそのカプセルを渡しにいくのか?」

 

ウルトラマンヒカリ「あなたとゼロのカプセルを彼に渡すつもりです。」

 

ウルトラの父「早速行こうか。」

 

 

ウルトラの父、ウルトラマンヒカリ、そして2人と共に着いていくウルトラセブン、ウルトラマンレオ、ウルトラマンメビウス。彼らは、光の国を出てコズミックイラの世界へと向かった。

 

 

次回 19話へ続く


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