ウルトラマン戦記   作:ブレード

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第10話 燃える砂塵

地球軌道上の戦いを終えて地球へ降下したアークエンジェルは、北アフリカのリビア砂漠に到着した。

 

 

地球

北アフリカ

リビア砂漠

アークエンジェル

ブリッジ

マリュー「ようやく北アフリカに到着したわね。」

 

スメラギ「今この地で地球連合軍とザフト軍、宇宙人同盟が戦っているみたいね。」

 

エルエルフ「地球連合は宇宙人同盟の星人と怪獣に対抗するために星人ハンターを雇ったようだ。」

 

ムウ「地球至上主義者の連中が星人ハンターを雇うとはな。」

 

マリュー「それよりキラ君とハルト君と風龍と雷龍は?」

 

ノイマン「先の戦闘で落ち込んでいます。」

 

リヒテンダール「何でうちのところにコーディネイターがいるんですか?コーディネイターはザフトだろ?」

 

凱「おい、リヒティ。今の言葉、キラの事か?!」

 

リヒテンダール「何でって、コーディネイターは普通の人間と違って能力は高い。コーディネイターは人間に害を及ぼすからだよ。」

 

凱「それだけの理由でコーディネイターを滅べと言うのか?」

 

リヒテンダール「コーディネイターとマナと宇宙人がいるから戦争は起きたんだよ。こっちとしてはコーディネイターとマナと宇宙人がいるのは迷惑だよ。それにして何でうちのところにザフトの人間が指揮を執っているんだ。それに一部の機体だって。」

 

エルエルフ「・・・・。」

 

凱「お前が今言ったことはわかっているのか?!お前が言った発言は差別している事だぞ!!」

 

リヒテンダール「・・・・。」

 

スメラギ「そうよ、コーディネイターやマナや宇宙人全体が悪とは限らないわ。もう少しよく考えて。」

 

リヒテンダール「あっ、はい。」

 

 

キラがコーディネイターである事で嫌悪し、味方内に指揮をするザフトのエルエルフやヴィルキスに乗るアンジュの事も険悪するリヒティに厳しく反論する凱。個室でエルを救えずに酷く落ち込んだキラとハルトは泣いていた。

 

 

個室

キラ「うっ、うぅぅっ。」

 

ハルト「僕はあの子を守れなかった。」

 

 

地球圏降下の際にエルのシャトルがルキアーノに撃墜されて泣きながら悔むキラとハルト。

 

 

ショーコ「ハルト。」

 

フレイ「キラ。」

 

 

部屋に入ってキラとハルトの事を気にかけにやってきたショーコとマリエとフレイ。

 

 

キラ「フレイ。」

 

ハルト「ショーコ。」

 

フレイ「さっきの戦いで落ち込んでいると聞いて来たの。」

 

ショーコ「大丈夫?」

 

ハルト「大丈夫だよ。」

 

フレイ「無理はしてない?」

 

キラ「平気だよ。」

 

マリエ「これ。」

 

 

マリエはキラとハルトに食事を持ってきてようしてくれた。

 

 

ハルト「ありがとうマリエ。」

 

マリエ「ちゃんと食べてね。」

 

アンジュ「本当は無理して隠しているんでしょ。」

 

 

キラとハルトがエルの死で無理して隠していることに気付いて現れたアンジュとサキ。

 

 

キラ「アンジュ。」

 

ハルト「流木野さん。」

 

サキ「無理して隠す事はないでしょ。シャトルの撃墜された事を。」

 

キラ、ハルト「・・・・。」

 

フレイ「ちょっと、ザフトの女が何勝手に割り込んでくるの?」

 

アンジュ「・・・・。」

 

 

嫌悪するフレイを強くにらむアンジュ。

 

 

フレイ「何、あんた?!」

 

アンジュ「自分の都合のいいようにするんじゃないのよ。」

 

フレイ「ザフトの女が何でいつまでもいるの、さっさと出て行ってよ!!」

 

アンジュ「!!」

 

キラ「フレイ。」

 

ショーコ「フレイ、やめて。」

 

サキ「ショーコさん、マリエ、出来たらフレイと一緒に出ていってもらえないかしら?ハルトとキラはあたしとアンジュで見るわ。」

 

ショーコ「えっ。」

 

サキ「2人じゃハルトとキラを任せられないわ。部屋を出ていって。」

 

ショーコ「・・・・。」

 

 

ショーコはマリエとフレイと一緒に黙って部屋を退室した。

 

 

アンジュ「もうあまり無理に隠さないほうがいいわ。辛かったんでしょ。」

 

キラ「僕は・・・・。」

 

アンジュ「私はあの子からこれを貰ってちょっと喜んだの。」

 

キラ「あの時貰った折紙。」

 

アンジュ「私はあの子から折紙を大切にしてるの。綺麗によく出来てるわね。」

 

キラ「そうだね。あの子が僕達が頑張ってくれてるから一生懸命折ってくれたんだ。」

 

アンジュ「私は折紙がなんなのかよくわからなかった、折紙は何かを折って作ったり出来ているって。」

 

キラ「君はあの子から貰った折紙を大事にしてるんだ。」

 

アンジュ「私も救えなかったことに悔しかった。」

 

キラ「アンジュ。」

 

アンジュ「私があなたを慰めてあげるわ。」

 

ハルト「流木野さん。」

 

サキ「あたしの事はサキと呼んで。」

 

ハルト「えっ?」

 

サキ「あたしとあなた2人だけの関係をつくらない?」

 

ハルト「2人だけ?」

 

サキ「あたしはあなたの事が好きになったの。」

 

ハルト「僕の事を?」

 

サキ「あたしとあなたは似ているところがあるの。」

 

ハルト「似てる?」

 

サキ「ふふふ、秘密。これからはあなたの事をあたしが側にいてあげるわ。」

 

 

傷付いたキラとハルトを慰めるためアンジュとサキがそれぞれ2人に側に寄って2人を慰めるため、アンジュはキラ、サキはハルトに側にいる。

 

 

格納庫

雷龍「うおおおおおおー、何故俺らはあの子を救えなかったんだ!!」

 

風龍「何故だ、何故だ、何故何だ!!」

 

 

雷龍、風龍も地球圏降下の際にエルのシャトルが撃墜された事で心が傷付き、感情的になっていた。

 

 

護「雷龍、風龍、落ち着いて。」

 

雷龍「俺は俺は俺は・・・・!!」

 

風龍「僕はあの子を助けたかった、僕らが弱かったせいで救えなかった。」

 

護「・・・・。」

 

雷龍、風龍「うおおおおおおー!!」

 

マイク13世「辛そうだね。」

 

ボルフォッグ「えええっ。」

 

ゴルディーマーグ「・・・・。」

 

 

仲間が深く傷付き悲しんでいる事にただ見ているだけしか出来ないボルフォッグ、マイク13世、ゴルディーマーグ。

 

 

ブリッジ

エルエルフ「今状況はどうなっている?」

 

ノイマン「レーダーで確認します。」

 

 

レーダーで状況を確認し、レーダーで多数の存在の反応をキャッチした。

 

 

ノイマン「敵機の反応を確認!!ザフトの地上部隊と宇宙人同盟、地球軍の地上部隊、巨人の交戦中と思われます!」

 

 

ガイ「巨人?!おい、今すぐに映像を流せ!!」

 

ノイマン「えっ?」

 

ガイ「いいから早く流せ!!」

 

ノイマン「!!」

 

 

すぐに映像を流して映し出され、ザフト軍と宇宙人同盟、地球連合軍を相手に1人で交戦するウルトラマンゼロの姿だった。

 

 

ガイ「!!」

 

ムウ「おい、どうしたんだ?」

 

ガイ「今から行ってくる!!」

 

ムウ「おい!!」

 

ガイ「悪い、先に行く。」

 

 

すぐに交戦中のウルトラマンゼロを助けるべく、ガイはオーブリングを前にかざして、1枚のカードをオーブリングにリードした。

 

 

オーブリング「覚醒せよ、オーブオリジン。」

 

ガイ「オーブカリバー!!」

 

 

カードをリードしたらオーブカリバーが現れてガイは手にし、オーブカリバーにあるリングを回しながらトリガーを引いて、メロディを鳴らしてウルトラマンオーブ オーブオリジンへとなってウルトラマンゼロの元へ駆けつけに向かう。一方、1人で地球連合軍、ザフト軍と宇宙人同盟を相手に戦うウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンゼロ「てやああああああー!!」

 

 

パンチで空中にいるリアルドの頭部にお見舞いして墜落させ、手刀で数機のリアルドの上半身を破壊して行動不能にし、ヘリオン、レドラーの翼に蹴りで破壊して墜落させたりした。

 

 

ザフト兵1「ウルトラマンめ!!」

 

 

砂漠を走行して移動するバクゥ部隊がウルトラマンゼロに向かって突撃してかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

突撃してかかって飛んでくるバクゥにウルトラマンゼロはバクゥのコクピットを狙わずに4足と背中の武器を狙って素手で次々と破壊していった。突進して来るセイバータイガーを片手で掴んで振り払い、砲撃してくるキャノニーモルガ、ダークホーン隊に蹴り回して振りながら機体を蹴散らして破壊せずに転倒した。

 

 

バルトフェルド「あれがウルトラマンか。」

 

ダコスタ「地球各地で出没されている巨人ですね。」

 

バルトフェルド「ああ、ウルトラマンがこの砂漠に来たのも。」

 

 

ウルトラマンゼロの戦いを観察するザフト軍のアフリカ方面軍の指揮官のバルトフェルドと部下のダコスタ。

 

 

ウルトラマンゼロ「刹那、一気に行くぞ!!」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「了解。」

 

 

敵機を次々と破壊して奮闘していくウルトラマンゼロ。

 

 

カティ「ザフト軍の前にウルトラマンか!!」

 

スザク「マネキン大佐。」

 

カティ「何だ?」

 

スザク「ここは雇われた星人ハンターを出させていただけないでしょうか。」

 

カティ「星人ハンターでか?」

 

スザク「星人ハンターはウルトラマンと渡り合う力を持っています。」

 

カティ「ウルトラマンを倒すには彼らを出すしかあるまい。彼らに任せるぞ。」

 

スザク「はい。」

 

 

ウルトラマンゼロに対抗すべく、自ら雇った星人ハンターを出すべく、ウルトラマンゼロを倒しにかかった。

 

 

バルトフェルド「向こうはウルトラマンを倒すために切り札を出して来たか。」

 

ダコスタ「星人ハンターですか?」

 

バルトフェルド「その通りだ、ウルトラマンを倒すために向こうが雇ったようだ。」

 

ダコスタ「こちらも同盟側の方も出すのですか?」

 

バルトフェルド「ウルトラマンがどこまで強いのかこの場で見ておきたいのだよ。彼らにも出るように伝えてくれ。」

 

ダコスタ「了解。」

 

 

バルトフェルドは地球連合軍がウルトラマンゼロに対抗するために雇った星人ハンターを出撃にかかることに気付き、こちらも同盟側の宇宙人同盟の星人ハンターを出撃にかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「これでどうだ!!」

 

 

両軍の部隊をあっという間に壊滅に追い込んだウルトラマンゼロ。だがその時、ウルトラマンゼロの前に3つの影が迫り、接近して来た。

 

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「ゼロ、何か来る。」

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

刹那がすぐにその気配を感じ、ウルトラマンゼロも気付き始めた。

 

 

グランザー「フリーザーランサー!!」

 

デスレード「ブレイズインパルス!!」

 

ラース「ハウリングランス!!」

 

 

3つの影がウルトラマンゼロに迫り、3つの槍が突き刺しかかって来た。

 

 

ウルトラマンゼロ「!!」

 

 

すぐにジャンプして回避したウルトラマンゼロは、3つの影は地球連合軍が雇った星人ハンターのグローザ星系人グランザー、デスレ星雲人デスレード、バルキー星人ランスだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「お前らはプラズマギャラクシーのハンターがなぜここに・・・・!!」

 

 

グランザー「お前を倒す事とザフトを倒すために雇われた。」

 

デスレード「お前の命を頂だく。」

 

ラース「俺達はお前と真剣にやり合う。」

 

ウルトラマンゼロ(刹那)「知っているのか?」

 

ウルトラマンゼロ「ああ、プラズマギャラクシーでプラズマ怪獣をハンティングするために戦っているハンターだ。しかも俺と同じ巨大化してやり合うつもりだ。」

 

???「こいつらだけじゃないぞ!!」

 

 

ウルトラマンゼロとグランザー、デスレード、ラースの前に現れたのは宇宙人同盟所属の星人ハンターのグランザーと同じグローザ星系人のグロックル、テンペラー星人ヴェルダン、レギュラン星人レザルドだ。

 

 

ウルトラマンゼロ「宇宙人同盟のハンターも来たのか。」

 

グロックル「グランザーか。」

 

グランザー「ここで会うとは何かの縁だな。」

 

レザルド「それよりウルトラマンゼロをハンティングいや駆除する事に先決だ。」

 

ヴェルダン「我々の障害でもあるウルトラマンをここで倒すのみだ!!」

 

 

地球連合軍からグランザー、デスレード、ラース、宇宙人同盟からグロックル、ヴェルダン、レザルドの星人ハンターに囲まれて危機に陥るウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンオーブオリジン(ガイ)「ちょっと待った!!」

 

 

その時、空からウルトラマンオーブ オーブオリジンが参上し、ウルトラマンゼロを助けに現れた。

 

 

ウルトラマンゼロ「オーブなのか?」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「ああ、ここで再会するのも光栄です。」

 

グランザー「ウルトラマンオーブか。」

 

レザルド「宇宙で我が同盟ザフトとやり合ったと。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「俺の事をよく聞いたみたいだな。」

 

デスレード「俺らハンターはお前らウルトラマンの首をハンティングする。」

 

ウルトラマンゼロ「なら勝負してやる。」

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「さっさと済ませていこう。」

 

 

両軍の星人ハンターを相手に、ウルトラマンゼロはグロックル、ヴェルダン、レザルドを相手に、ウルトラマンオーブ オーブオリジンはグランザー、デスレード、ラースを相手に戦う。

 

 

ウルトラマンゼロ「はああああああー!!」

 

 

ウルトラマンゼロがグロックルにゼロナックルでお見舞いするが、グロックルは両腕に装備されているフローズンブレイカーから繰り出すパンチを出してウルトラマンゼロのパンチとぶつかり合った。

 

 

グロックル「うおおおおおー!!」

 

 

ウルトラマンゼロのパンチとぶつかり合いながらグロックルは自身の高いパワーを引き出してウルトラマンゼロを押していった。

 

 

ウルトラマンゼロ「うっ。」

 

 

グロックルの高いパワーで押されてしまい、ウルトラマンゼロは次の手を打って、額のビームランプからエメリウムスラッシュを発射した。

 

 

グロックル「ぐぅ!!」

 

 

ウルトラマンゼロの放った光線を喰らったグロックル。

 

 

ヴェルダン「もらった!!」

 

 

ヴェルダンが両腕のテンペラーシザースでウルトラマンゼロに向かって切り裂きにかかった。

 

 

ウルトラマンゼロ「これはどうだ!!」

 

 

頭部にある2本のゼロスラッガーを両手に持ちながらヴェルダンのテンペラーシザースに挑み、ウルトラマンゼロの2本のゼロスラッガーとヴェルダンの両腕のテンペラーシザースの刃が激しく衝突し、刃と刃がぶつかり合う。

 

 

ウルトラマンゼロ「ハサミか、バルタン星人か!!」

 

ヴェルダン「テンペラー星人だ、貴様をこの手でチョッキンだ!!」

 

 

両腕に装備されているテンペラーシザースでウルトラマンゼロを切り裂こうと前に出していくヴェルダン。

 

 

ウルトラマンゼロ「あらよっと!!」

 

 

前から来るテンペラーシザースにゼロスラッガーで振りながら斬り込み、そのままヴェルダンにゼロスラッガーの斬撃を与えた。

 

 

ヴェルダン「ぐわぁっ!!」

 

 

ウルトラマンゼロの攻撃を喰らい、姿勢を崩したヴェルダン。その隙にウルトラマンゼロがパンチで殴りかかるが、

 

 

レザルド「貰った!!」

 

 

その時、レザルドがグロックルとヴェルダンと交戦中のウルトラマンゼロの隙を狙って、背後にレギュランブラスターで射撃した。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわああああああー!!」

 

 

グロックルとヴェルダンと戦っている間にレザルドに隙をつけられて背後を撃たれてしまったウルトラマンゼロ。

 

 

レザルド「今だ!!」

 

 

自身の撃った攻撃を受けて姿勢を崩したウルトラマンゼロにグロックルとヴェルダンと共に襲撃にかかった。

 

 

グロックル「うりゃあー!!」

 

ヴェルダン「それ!!」

 

 

グロックルのナックル、ヴェルダンの斬撃喰らったウルトラマンゼロ。またウルトラマンオーブ オーブオリジンは、グランザー、デスレード、ラースを相手に戦い、槍で攻撃する3人の星人ハンターとぶつかり合った。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「うおおおおー!!」

 

 

グランザーのブリューナクをオーブカリバーと交えて戦い、斬撃を繰り出した。

 

 

グランザー「!!」

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジンのオーブカリバーから繰り出す斬撃を左腕にあるブリザードシールドで防御し、攻撃した隙を見てブリューナクで突いた。

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン「うわああああー!!」

 

 

グランザーのブリューナクに突かれて攻撃を喰らい、続いてデスレードのトリシューラが上から下ろして斬りかかった。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「!!」

 

 

デスレードのトリシューラの攻撃をすぐにかわし、オーブカリバーで斬撃する。

 

 

ラース「貰った!!」

 

 

ラースのミストルティンがウルトラマンオーブ オーブオリジンに刺突してきた。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「!!」

 

 

すぐに攻撃を回避したウルトラマンオーブ オーブオリジン。3人槍使いの星人ハンターを相手に苦戦をした。

 

 

ウルトラマンオーブ オーブオリジン(ガイ)「向こうが槍ならこっちも槍でいくしかない!!」

 

 

グランザー、デスレード、ラースの槍使いに対抗すべく、ウルトラマンオーブ オーブオリジンはすぐにハリケーンスラッシュに変身してオーブスラッガーランスを手にして、槍同士の対決に挑んだ。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュ(ガイ)「オーブスラッガーランス!!」

 

 

オーブスラッガーランスから繰り出す斬撃、刺突でグランザー、デスレード、ランスとぶつかり合い、槍と槍による戦いを繰り広げ、ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュはオーブスラッガーランスでデスレードに振り回しながら斬り込み、刺突してくるグランザーのブリューナクを受け止めてキックで打ち込み、ラースのミストルティンとぶつかり合った。

 

 

カティ「今のうちにウルトラマンと宇宙人同盟の星人を攻撃しろ!!」

 

 

隙を突いた今、ウルトラマンが戦っている間にカティがMS、ゾイド、ナイトメアフレーム部隊に攻撃命令を出すが、

 

 

キラ「させるか!!」

 

 

その時、カティの率いる地球連合軍の部隊の前にアークエンジェルが現れ、キラのランチャーストライク、アンジュのヴィルキス、ハルトのヴァルヴレイヴ1、サキのヴァルヴレイヴ4、キューマのヴァルヴレイヴ5、スターガオガイガー、撃龍神が出撃した。キラが先手を打ってアグニでレブラプター、レッドホーン隊に砲撃して破壊した。

 

 

ダコスタ「出てきました!あれが共和国の新型、XGATー105ストライクです!!」

 

バルトフェルド「出てきた瞬間にゾイド部隊を瞬殺か。待機中のバクゥを出せ。反応を見たい。」

 

 

ストライクの戦闘を試すべく、待機中のバクゥを出撃させたバルトフェルド。

 

 

アンジュ「キラ、来るわよ!!」

 

 

出撃してきたバクゥがキラのランチャーストライクに襲いかから始めた。

 

 

ハルト「君の機体のOSはまだ地上用にしてないはずだ!!」

 

サキ「このままじゃ狙い撃ちされるわ!!」

 

キラ「接地圧が逃げるんなら、合わせりゃいいんだろ!!逃げる圧力を想定し、摩擦係数は砂の粒状性をマイナス20に設定!!」

 

 

ストライクの地上用のOSの設定を地上用に合わせて調整し、接近してきたバクゥに対し、宇宙の時に起きた現象で再び覚醒して目が変わり、アグニを振り回してバクゥにぶつけて抑えながら至近距離から攻撃した。

 

 

バルトフェルド「この短時間で、運動プログラムを砂地に対応させた。あれが本当にナチュラルか?」

 

 

短時間で地上用のOSを変えた事に対し、ストライクのパイロットがナチュラルではないのか疑問に感じるバルトフェルド。

 

 

キラ「アークエンジェルは、アークエンジェルはやらせないぞ!!」

 

 

アークエンジェルを守るために必死で奮闘し、右肩に装備されている35㎜ガンランチャーでバクゥに攻撃し、さらに上空にいるイナクト、レドラー部隊にアグニで攻撃して全て撃墜した。だが、アグニを使い過ぎてエネルギーを激しく消費してしまい、ダウンしたランチャーストライク。その時、地上にいるセイバータイガー部隊が一斉にかかってくる。

 

 

撃龍神「させるかよぉ!!」

 

 

その時、撃龍神が前に立って砂地に右腕のジャオダンジィを着けて竜巻を放ち、砂地で覆われた竜巻でセイバータイガー部隊に喰らわせて動きを奪い、そのまま動きながら直接格闘して撃退していった。

 

 

凱「砂地を使って竜巻に纏わせて敵の動きを奪うと・・・・。」

 

 

撃龍神が砂地を使って竜巻を放って纏わせながら敵の動きを奪う事に驚く凱。

 

 

 

撃龍神「もう誰もやらせねぇ、俺はこの先もずっと繰り返させねぇ!!」

 

 

エルの死を繰り返さないために撃龍神はこの先二度と起こさないためにも必死で戦う。北アフリカの砂漠の戦いは激戦を繰り広げていた。

 

 

ウルトラマンゼロ「うわああああー!!」

 

 

グロックル、ヴェルダン、レザルドの3人の星人ハンターに圧倒されて追い詰められてしまったウルトラマンゼロ。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッガー(ガイ)「同格の相手だとキツい。」

 

 

グランザー、デスレード、ラースを相手に戦い、3人が同格の強さを持つことで流石のウルトラマンオーブでもかなり苦戦を強いられていた。その時上空から6つの光が現れて、彼らの前に突如現れた。

 

 

ウルトラマンゼロ、ウルトラマンオーブハリケーンスラッガー(ガイ)「!!」

 

 

6つの光を見た2人は自分達がよく知る人物で、その人物で、ウルトラマンコスモスルナモード、ウルトラマンガイアV2、ウルトラマンアグルV2、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンXだった。

 

 

ミリアリア「艦長、ウルトラマンが他にも現れました。」

 

マリュー「これは一体?!」

 

 

ウルトラマンオーブ以外にも他のウルトラマンが現れた事に驚くマリュー達。

 

 

ウルトラマンオーブハリケーンスラッガー(ガイ)「あっ、あなた達は・・・・!!」

 

ウルトラマンコスモスルナモード(ムサシ)「待たせたな。」

 

ウルトラマンガイアV2(我夢)「何とか間に合ったな。」

 

ウルトラマンアグルV2(藤宮)「相変わらず無茶をするな。」

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「よお、久しぶりだったな。」

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「後は任せろ。」

 

ウルトラマンX「2人はゆっくり休んでくれ。」

 

ウルトラマンX(大地)「ここは俺達が相手をする。」

 

ウルトラマンゼロ「悪い、後は任せるぞ。」

 

 

現れた6人のウルトラマンの参戦により、それぞれの星人ハンターを相手に挑んだ。

 

 

グランザー「ウルトラマンが他にも現れたのか、ならばまとめてくれる!!」

 

他のウルトラマンの出現した事でグランザーらが一気にかかって襲いかかるが、

 

 

ウルトラマンガイアV2「デヤァっ!!」

 

 

ガイアV2が右手からガイアスラッシュを発射してグランザーの胴体に命中して牽制した。

 

 

ウルトラマンアグルV2「デュワー!!」

 

 

右手から発生するアグルセイバーでデスレードに斬撃した。

 

 

ウルトラマンギンガ(ヒカル)「ギンガスパークランス!!」

 

 

ギンガスパークランスを出してラースに振り回して突いて払った。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「EXレッドキングナックル!!」

 

 

ショウはビクトリーランサーとEXレッドキングのスパークドールを出して、ビクトリーランサーにリードして、ウルトラマンビクトリーの右腕にEXレッドキングの右腕を身に付けてグロックルに直接殴り込んだ。

 

 

ウルトラマンX「Xスラッシュ!!」

 

 

光エネルギーを矢じり型にして放ちながらヴェルダンに切り裂いた。

 

 

ウルトラマンコスモスルナモード「デヤァ!!」

 

 

ルナ・パンチでレザルドの顔に直接殴った。

 

 

グランザー、デスレード、ラース、グロックル、ヴェルダン、レザルド「うわああああー

!!」

 

 

6人のウルトラマンが出した一撃によりあっという間にやられてしまったグランザー、デスレード、ラース、グロックル、ヴェルダン、レザルド。

 

 

ウルトラマンビクトリー(ショウ)「俺達ウルトラマンを舐めるなよ。」

 

グロックル「くっ、うっ!!」

 

レザルド「ここは撤退だ。」

 

ヴェルダン「そうするしかあるまい。」

 

 

他のウルトラマンの出現により、撤退をするグロックル、ヴェルダン、レザルド。

 

 

ダコスタ「グロックルらが撤退します。」

 

バルトフェルド「こちらも撤退する。目的は達成した。」

 

ダコスタ「はい。」

 

 

全部隊に撤退命令を出し、早速撤退するバルトフェルド。

 

 

グランザー「ウルトラマンごときが!!」

 

デスレード「ここは勝てる状況ではない。ここは撤退した方がいい。」

 

ラース「ウルトラマンが6人いると勝ち目はない。」

 

グランザー「そうだな。」

 

 

まだグランザー、デスレード、ラースもウルトラマンが6人相手だと勝つ事が厳しく撤退した。

 

 

カティ「撤退か。まだ動けるMS、ゾイド、ナイトメアフレーム部隊で応戦させろ!!」

 

 

まだ待機中のMS、ゾイド、ナイトメアフレーム部隊で応戦させていこうと命じるカティ。だがその時、移動中のレッドホーン、ティエレン地上型部隊が突如爆発した。

 

 

カティ「何?!」

 

???「よし。」

 

マリュー「敵部隊が爆発した?!」

 

タカヒ「艦長、通信です。」

 

 

すぐに通信を傍受し、確認するマリュー。

 

 

クルーガー(映像)「こちらは共和国軍クルーガーだ。」

 

マリュー「クルーガー大佐!!」

 

クルーガー(映像)「救援に来た、ただに合流する。」

 

 

クルーガーの率いる共和国の部隊が駆けつけに向かい、アークエンジェルと合流にかかる。

 

 

ガイロス帝国兵1「大佐、前方より共和国軍の部隊が来ます!!」

 

 

カティ「撤退だ!!」

 

 

前方からクルーガーの率いる共和国の部隊が現れ、これ以上の戦いは無理と判断し、部隊を撤退するカティ。アークエンジェルと合流したらクルーガーは、

 

 

北アフリカ

リビア砂漠

マリュー「クルーガー大佐、危ない所を助けていただき、ありがとうございました。」

 

クルーガー「我々は任務を果たしただけだ。礼なら『明けの砂漠』のメンバーに言ってくれ。」

 

カガリ「・・・・。」

 

マリュー「?」

 

カガリ「私が明けの砂漠だ。」

 

マリュー「あなたは?」

 

カガリ「私はカガリ=ユラだ。そっちはリーダーのサイーブだ。」

 

サイーブ「よろしくな。」

 

 

次回 11話へ続く


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