リトルアーモリー Lust Bullet   作:早坂 将

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つうしんせいげん が きてしまった !



Mission:5

遊んだりちょっとした任務に呼ばれたりしながら夏休みを過ごしている俺の元に、先輩からの電話が来たのは、望月との電話が終わって直ぐの事だった。

 

「…先輩?どうしました?」

 

望月との電話が少々重い内容だったため、先輩に対しての対応まで重くなってしまいそうだ。

 

『谷岳君、こんにちは。今大丈夫?』

 

気付いていないようで、普通に接してくれている。先輩の明るい声を聞くと、モヤモヤが吹き飛んで行くように感じられる。

 

「ええ、この前みたいに任務中って訳でもないですよ」

 

そのお陰で、少し冗談を言う元気も出てきた。

 

『ふふふっ、それは良かったわ。…本題に入るわね。演習の前にあの子達と任務をこなしたいと思うのだけど、どうかしら?』

 

晴れ間が見えてきた心に、また雲が出始める。

 

「……いいと思いますよ。賛成です」

 

断る理由は無い。現実を知るにはいい機会だろう。

気付かれないように、務めていつもの声音で話す。

 

『きっと賛成してくれると思ってたわ。何かいい任務に宛はあるかしら?』

 

「あー、すいません。うちの学校って、本人のレベルに合わせた任務が自動で割り振られるんですけど、今こっちが受注できる任務は無いですね…」

 

本来は自由に任務を受注出来るのだが、うちの学校の場合、上級生が楽な任務ばかり消化して、下級生に任務が回らなくなることを防ぐため、学校側から任務を指名されるのだ。この任務は人員まで指定され無視することは許されず、確実にこなさなければ単位も報酬も出ないため、皆真面目に取り組んでいる。

 

『んー、分かったわ。そういうことなら私が受注しておくわね。それにしても、変わった制度だけど、よくよく考えてみれば、全体的な練度を確実に上げるいい制度ね』

 

「これはこれでめんどくさいんですよ…」

 

知らない人が聞けば斬新でいいかもしれないが、こっちの預かり知らぬ所で勝手に事が進んでしまうので、突然知らされると本当に大慌てで出撃しなければいけない事もある。その分報酬も高いし、授業を休んでも出席扱いになるから、喜んで飛んでく奴も大勢いるけど。

少し話したあと、『決まり次第また連絡するわ』と言い先輩は電話を切った。

1年生達が参加するということは、そこまでキツい任務ではないだろうが、この前みたいに油断はしない。

以前聞いておいた各人の装備を思い出して、俺も装備を考えた結果、メインにHK417、サブとしてVP9を選択した。使わない事を願うが、下瀬火薬手榴弾も持って行く。

準備を整え終わって早めの昼飯を食べ終わった頃、遂に先輩からの呼び出しがかかった。

ワンコール終わる前に電話に出た事に驚いていたが、“スイッチ”が入っている事を感じ取ったのか、詳しい集合時間と場所を告げたあと、『頼りにしてるわ』と言い残し、通話を終わらせた。

そこにはいつものように気楽な無駄話はなく、簡潔に連絡事項を告げただけだったが、今回はこれでいい。

伝えられた場所に20分ほど早く着いたが、そこには先輩の他に豊崎さんと照安さん、さらに女性幹部自衛官もいた。なんで?

 

「谷岳君!」

 

先輩が八野辺高校所有のハンヴィーの運転席から手を振って名前を呼んだ。

黙礼をしながらハンヴィーに歩き寄ると、

 

「お疲れ様です。谷岳先輩」

 

「お、お疲れ様ですっ!」

 

89式を脇に置いて助手席に座っていた豊崎さんがわざわざ降りて頭を下げるのに続いて、ハンヴィーの脇で対物ライフルを抱えた照安さんも頭を下げてきた。

そこまでしなくていいと思ったが、先輩よりもさらに上の人の目があるため口には出さない。

 

「貴方が噂の谷岳周紀君ね。私は豊崎和花。幹部陸上自衛官だけど、古流高校で教官をやっているわ。よろしくね」

 

そう言って握手を求められたため応じる。ん?豊崎?

 

「こちらこそよろしくお願いします。…もしや姉妹ですか?」

 

助手席の豊崎さんに視線を送ってから聞いてみると、どうやら当たりのようだ。そういえば、初顔合わせの時姉がいると言っていたな。

 

「ええ、そうよ。聞いてなかった?」

 

「いえ、初顔合わせの時に姉がいるという話は伺っていましたが、ここでお会いすることになるとは思っていなかったので…」

 

「そうだったの。まぁいいわ。私は貴方の話を聞きたいの」

 

右手に持っていた64式小銃を吊れ銃(つれつつ)の状態に保持し、ズイっと距離を詰めて耳元で囁いて来る。反射的に後ずさって距離を取ってしまったが、これくらいでは諦めないようだ。

 

「あの件の話ですか…。正直何度も同じ事を聞かれてうんざりしてるんですけど…」

 

望月との電話の件を引きずって少々機嫌が悪かった俺は、不機嫌な態度を隠さない。

 

「皆話題に飢えてるのよ。私達(自衛隊)も一様に」

 

「報告書に書いてある通りです。それ以上でもそれ以下でもありません」

 

毅然として答えたら、いくらかこっちの感情を察してくれたのか、踏み込んだ事は聞いてこなかった。大方、この後調べるつもりでいるのだろうが。

普通じゃない空気で話したせいか、隣で涙目でオロオロする照安さんに軽く声をかけたあと、ハンヴィーの中へ移動し装備の確認を始める。異常を起こさないためには何度でもチェックする事が1番の予防となる。

程なくして朝戸さんが来るのが見えてきた。

今日望月との電話で名前が上がっていた人物だ。

 

「お待たせしました」

 

とハンヴィーの中にいる俺らに挨拶をする朝戸さんに短く返事を返す俺と、『早く乗れ』と無言で訴える豊崎さんの目は、タイプの違う鋭さがあるように見えるだろう。

白根さんも到着したタイミングでブリーフィングが始まり、既に交戦経験がある朝戸さんと白根さんはリベンジ意識を持ち、今回が初陣の豊崎さんと照安さんは緊張を隠せていない。

今回の任務はT字路に発生したネストシードがネストになる前に布陣を完了し、出現したイクシスを制圧する事で、幸い工兵部隊が道路の封鎖を済ませているらしく、イクシスの迎撃は容易のようである。

 

「……谷岳君?難しい顔をしてるけど、何かあった?」

 

全体にいうことを言い終えた先輩が、いつもと違う俺の表情を見て聞いてくる。

 

「…いえ、こいつらがつまらない事で怪我をしないか心配なだけです」

 

本心は隠して傍らで思っていた事を答える。ただし、声と表情は変えないままで。

 

「心配しなくても、私達でサポートしてあげましょう?そのための私達先輩2人なのだから。ね?」

 

「…当然です。俺がそばにいる限り、こいつらには牙も爪も届かせやしません」

 

微笑む先輩を見て、少しばかり気を張りすぎていたかと思う。だが、戦闘が終わった後、俺は朝戸さんを呼び出して話をしなければならないと考えると、上手く笑ったり誤魔化す事が出来なかった。

 

「最前線帰りの人からその言葉を聞くと、本当に頼もしい限りだわ。よろしく頼むわね」

 

照れ笑いを浮かべて運転席に座る先輩を見て、俺らも席に着く。

最初に言われた通りに銃座につこうとする白根さんを俺は呼び止める。

 

「白根さん、助手席に座りな」

 

「え…、…ですが、それでは先輩が…」

 

驚きと困惑が混ざった顔で言ってくる白根さんに、

 

「立ちっぱなしじゃ緊張は和らがないだろ?現地に着くまでは座っとけ」

 

「…あ、ありがとうございます…」

 

申し訳ない気持ちを抑えた声で礼を言われ、気にするなと手をヒラヒラさせる。

 

「谷岳先輩、今日はよろしくお願いします!」

そう言った朝戸さんに反応し後ろを見ると、不安な顔をした2人と目が合った。

『任せておけ』という呟きは、ハンヴィーのエンジン音にかき消されて、音にならない口の動きだけになり、彼女らの耳には届かなかった。

 

 

‡ ‡ ‡

 

 

現地に着くと既に点滅が始まっており、出現まで時間が無いことを知らせていた。

車を降りてすぐ走って指定された位置まで向かうが、1年生達が少々遅れている。

 

「おい!何やってんだ!走れ!」

 

もうここは戦場だ。いつもの緩い空気は必要ない。

あえて無線を使わずに怒鳴ると、4人が走って向かってきた。

 

「すいません!」

 

豊崎さんが真っ先に謝って位置につく。皆初っ端から怒鳴られて少し気落ちしているようだ。

 

《谷岳君、程々にね》

 

個別チャンネルで先輩に注意された。

 

「厳しめの方がいいんですよ。初めから緩い空気だと、戦闘というモノを勘違いしかねません」

 

《確かに…そうだけど…》

 

少々意見が食い違うことはよくある事だから、後々調整して行けばいい。それより今は目の前のネストシードだ。

各人が配置に付いたことを確認して最後に一声かける。

 

「引き金を引くのはお前らのタイミングでいい。焦って震える指で無理に引き金を引くな。カバーは俺と先輩でいくらでもやってやるから安心しろ。いいな?」

 

声の大きさなどに違いがあるが、全員からの了解が聞こえた事に俺は笑を浮かべた。

近づいてくる戦闘の気配に合わせて、癖になる独特の緊張感に包まれながら照準はネストシードから外さない。

 

《その通り。仲間がいるのよ、1人じゃないんだから》

 

先輩の聞き手に安心感を与える声のお陰で、1年生達の気も少しは紛れただろうか。

白根さんが豊崎さんと照安さんに声をかけて、軽く会話をしている。会話ができるだけそこら辺のルーキーよりマシだろう。

 

(来る!)

 

そう思った瞬間、ネストシードはネストとなり、大量のK9が走り出してくる。

しかし、先輩が横からM240Bで7.62mm弾をバラまいてくれているお陰で、9割方は出てきた瞬間体をズタズタに引き裂かれて肉の山を築いていった。

1年生達も恐怖心に抗いながら、引き金を引き、仕留めている。今のところは、まずまずと言ったところだろうか。

撃ち漏らして危ない距離まで接近してきたK9や、倒れてもなお息のあるヤツらに、俺は止めを刺してゆく。

第1派と第2派を凌いだところで、先輩と1年生達がリロードに入る。

その間俺がカバーのためネストを見張るが、何か嫌な予感を感じ、意識せずに無線に話していた。

 

「違う奴が来る!リロード急げ!」

 

《え!?どうしたの?…谷岳君!?》

 

ジャラジャラとベルトリンクの音と一緒に先輩が聞き返してくるが、敵は待ってはくれなかった。

 

「……熊」

 

と白根さんが呟いたのを聞いた直後に、俺は引き金を引いた。

先輩と同じ7.62mm弾が、ヴォイテクの左目を撃ち抜き、仰け反るのを確認したが、まだ倒れない。皆もひたすら撃ち込み続けるが、毛皮が厚いヴォイテクには5.56mm弾を乱射したところで大したダメージは食らっていない。

だが、姿勢が戻ったヴォイテクの肩のグレネードランチャーが動くのが見えたタイミングで、俺は仲間の1人に声をかける。

 

「照安さん、準備は出来たか?」

 

返事の代わりに返ってきたのは、12.7mmの弾丸だった。

弾丸はヴォイテクの左胸付近に命中し、骨を砕き心臓と肺などを引き裂きながら貫通し、撃たれた側は、大量の血飛沫を花のように空中に咲かせながら背後の建物に叩きつけられ、そのまま地面に倒れ伏した。

 

「や、や、やっちゃいました……」

 

『照安さん、お手柄よ。ネストも閉じたし、今回は無事任務完了ね』

 

先輩からの通信が入り、1年生達が一息つく。

銃を持ってハンヴィーまで戻ると、ボンネットからM82A1を下ろした、疲れ顔の照安さんの元へ向かう。

 

「装填していた弾丸を徹甲弾に切り替えて撃ったか」

 

ボンネットに転がっている弾丸を手に取り、同じようにボンネットに置いたままになってるマガジンに装填して渡す。

 

「初陣にしちゃぁ上出来だ。次回も頼むぞ」

 

おっかなびっくり受け取った照安さんの頭を撫でたところで、先輩が合流する。

さて、俺はここからやる事がある。

 

「先輩、先に反省会始めててください。朝戸さん、話がある。着いてこい」

 

「わ、私ですかぁ?」

 

1年生から死骸の山を隠すように立っている先輩に声をかけて、朝戸さんを呼び出す。

 

「え?えぇ、分かったわ。皆、集まりましょう」

 

呼ばれるとは思っていなかった朝戸さんは素っ頓狂な声を出すが、そんな事はどうでもいい。

少しばかり離れた道の角を曲がり、完全に死角に入ったところで話を切り出す。

 

「時間がないから単刀直入に聞く。お前、イクシスと仲良くする方法を探るんだって?その為に強くなると?」

 

なぜ呼ばれたのかわからない顔をしていた朝戸さんだが、どストレートに聞いたおかげで、今まで見た事がない暗い顔をした。

 

「はい、私は小さき頃に人懐っこいK9の子供に会った事があるんです。今回で戦闘は2回目ですが、私の気待ちは変わりません!」

 

何か言われることを覚悟していたのか、取り乱すことなくハッキリと言ってのける。

 

「お前のその考えは、いずれお前自身だけでなく、仲間を危険に晒す可能性が高い。自分か仲間、どちらかを切り捨てる決断を下さなければならない場面に遭遇する事も充分考えられる。その時お前は、正しい判断を下せるのか?」

 

一瞬の静寂。

風が吹き、微かに血の匂いが漂ってくる。

 

「私はまだ、武器の扱いも、戦い方も、教わり始めたばかりです」

 

1度顔を伏せた朝戸さんが、真っ直ぐ、俺の目を見て口を開いた。

 

「谷岳先輩が言っていることは、正しいです。私はまだ半人前で、言っていることは、タダの綺麗事に過ぎません」

 

俺は無言で続きを促す。

 

「それでも、私は実力をつけて、手を尽くすまでは、絶対に諦めません!」

 

最後まで目を逸らさず、むしろ睨んで来て、主張は変えないと来たか…。

 

「お前が武学高校の後輩なら、馬鹿な事言ってねぇで現実見ろって、指導してやるんだがな…」

 

ため息を一つつき、続ける。

 

「強くなるって、宛はあるのかよ?」

 

ここまで言うからには、何かしらコネでもあるのか?

 

「え、あ、いえ…。無いですねぇ…」

 

えへへ…と、誤魔化すような笑いを浮かべられたせいで、毒気を抜かれた俺は、口調はそのままで声音だけを少し柔らかいものに戻した。

 

「見切り発車かよ…。……もし、訓練相手がいなかったり、どうしようもなくなったら、俺に言え…」

 

「え…?それって…」

 

正直呆れたが、強くなろうとしている後輩を見捨てるのは、先輩のやる事じゃない。

 

「勘違いするなよ?俺はお前の考えに賛同した訳じゃない」

 

明るくなりかけた表情に、また影か差す。

 

「だが、強くなるために努力しようとしてる後輩に、手を差し伸べないってのは、大きな間違いだ」

 

驚いた顔をして、俺を見上げる朝戸さん。表情がころころ変わる忙しいやつだな。

 

「困ったことがあったり、助けが欲しけりゃ、俺に連絡すればいい。少なくとも、1年間は助けてやれる」

 

最後に威圧感を消して言ってやると、

 

「…ありがとうございますっ!ご指導よろしくお願いします!」

 

勢いよく頭を下げて、再びでかい声で言った。

 

「話はこれだけだ。皆が待ってるから、さっさと戻るぞ」

 

言いたい事は大体言ったし、本人の意思も分かった。

朝戸さんの目標には、思ったよりしっかりした根拠があるようで、安心した自分がいる。もしこれが本当の理想論だったら、徹底論破で砕いていただろう。

 

「あの、谷岳先輩!」

 

歩き始めた俺を追いかけて、朝戸さんが右隣に並びながら、呼び止めた。

 

「どうした?」

 

その場に止まり、右を向いて朝戸さんに正対する。

 

「周紀先輩って、呼んでもいいですか!その代わり私の事も、未世で構いませんから!」

 

そんな意を決した告白のように言われてもな。

 

「はぁ?…別に好きに呼べばいいだろう?わざわざそんな事のために呼び止めたのか?」

 

「そ、そんな事って…、私男の人を名前で呼ぶの初めてだから、結構勇気出したんですよ!?」

 

「知らん、好きにしろ」

 

また進み始めた俺の右隣で文句を垂れる未世をあしらいながらハンヴィーまで戻る。

先輩になんの話だったのか聞かれ、未世の覚悟を知りたかったと答えると納得したが、名前呼びに変わったところを指摘されて、未世が話を混ぜっ返したお陰で、釈明がめんどくさくなった。戦闘より釈明の方が無駄に疲れた腹いせに、元凶である未世にデコピンをして話を強制終了させた。

俺と未世が話している間に、プールに行く事が決まったようで、正直休みたかったが、先輩の誘いを無碍にする選択肢は存在せず、2つ返事で承諾した。

未世だけでなく、他の1年生達にとっても、初めての戦闘で各々ショックを受けただろうが得るものがあったはずである。

今回の経験を次の戦闘や訓練でどう生かすかは、本人達のやる気と、俺達の指導力次第であるが、一先ず、心身共に大きな怪我も無く無事に終わる事が出来たことに、俺は銃座から顔を出し、風に当たりながら1人密かに喜んだ。




ウィッス、チース、早坂でーす。

休日に電子書籍やGoogle Playで時間を潰していたら、通信制限が来てしまいました。結構いろんな本やら映画を買ったから容量追加すると今月の請求が笑えない額になっちゃう…。ヤバイヤバイ…。
ちなみに観た映画はバトルシップとバイオハザードヴァンデッタです。
バトルシップは、地上波を見る事が出来なかったので、悲しみの果てに買って観ました。旧世代の戦艦で宇宙人に挑むって、インデペンデンス・デイ並に燃えますね。バイオハザードヴァンデッタの方は、これはバイオシリーズに言えることですが、アクションシーンがクソかっこよすぎて堪らなかったです。主人公達に同じ動きをさせたい……。
最後に電子書籍。あれは毒です。普段は表立って買わないような本にもついつい手を出してしまうので、ホントに毒です。バイオハザードヘヴンリーアイランド面白かったです(^q^)
バイオとか観た後に無性に銃を弄りたくなる症状に名前をつけたい…(末期)

次回はプール回です。派手なことは演習開始まで待ってくだされm(_ _)m

ではまたーノシ

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