ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
キュアドラゴンに変身した紫は強かった。本人の素質もあるのだろうがその戦い方は英里が面倒を見ていた今の紫の曽祖母にあたる紫の戦い方と全く同じだった。本来はどんなに真似をした所で微妙なずれがあるのだがこれは真似をしているというよりはまさに紫の曽祖母の戦い方そのものなのだ。
英里「しかし、戦い方まで同じとは本当に生き写しのような奴よ。」
ドラゴンは攻撃をかわして確実に敵に当てていく、それはまるでかつての紫の曽祖母と修行中に出会い、後の李書文、血縁上紫の曽祖父にあたる人を見ているかのようだった。
英里「まあ、あの2人の血を受け継いでいるんだから当然か。ふっ!」と後ろからの攻撃に裏拳を入れる。
英里も変身はできなくとも自分の戦いの実力で十分にマルス兵を蹴散らしていた。
ドラゴン「恐ろしい人だ、まさかプリキュアに変身できなくともプリキュアに変身した私と同じくらいの強さなんて変身したら一体どれくらい強いのかしら。」
英里の強さにひいていたドラゴン
英里「ドラゴン!、危ないと」英里はドラゴンの方に向かって走ってきたそしてドラゴンの後ろにから迫ってきた敵に蹴りを入れる。
?「きゃぁぁ!!」
すると何も見えない後ろから悲鳴が聞こえる。
ドラゴン「えっ⁉︎」
英里「さっきから隠れてこちらをこそこそと見ておった。姿をあらわせ!」
?「さすが伝説を残したプリキュアね。」
ドラゴン「何者じゃ!、お前さん」
ワスプ「私は、キュアマルス様の軍団の幹部が一柱、キュアワスプだ。」
英里「そう言えば、マルスとの戦いの折、似たような気配を何度か感じていたがお前さんだったか。」
ワスプ「ほう、私の存在を感じ取った上で私は泳がせていたか、プリキュアに変身できなくとも、お前の力は危険だ、ここで片付けて置くのもいづれ復活するキュアマルス様の為になろう。」ワスプは再び消えて英里に攻撃を仕掛けようとするがワスプの攻撃を仕掛けた場所に拳をぶつける。
ワスプ「なんだと!、何故だ!」
英里「一度覚えた気配は忘れる訳はなかろう。お前さん攻撃するときに上手く隠してるつもりなんだろうが、少しだけ気配がでとるんじゃ。そんなことをむざむざ見逃すほど私の世代は甘くはない。」
?「プリキュアネビュラチェーン!」ワスプの体を鎖が絡め取る。
ワスプ「なんだこの鎖は⁉︎」
アンドロメダ?「この拘束からはそう簡単に逃れることはできない。」
英里「あれは、サヤではないな。一体誰じゃ」
ドラゴンもあらかた雑兵を倒し終わる。
アンドロメダ「ドラゴン、今よ!」
ドラゴン「承知!、廬山昇龍波!」
ワスプ「仕方ない、一旦引くしかないか。」
とワスプは鎖からなんとか抜け出し結晶を叩きつける。
ドラゴン「逃げられましたか」
英里「それでキュアアンドロメダ、お前さんは何者なんじゃ。」
アンドロメダは変身をとく。
「私はエスメラルダ・ローゼンズール、サヤ様からキュアアンドロメダを受け継いだものです。気軽にエルと呼んでくださいね。」
今日のプリキュア
キュアアンドロメダ/変身者 エスメラルダ・ローゼンズール
名前のモデルはデスクイン島のエスメラルダ
慈愛に満ちた少女で世界中を回り、募金を募ったり、焼け野原になった戦地に花を植える活動をしたりと色々とやっているがそれ故に眼をつけられ殺されそうになった所をサヤから救われている。
サヤのような超能力は使えないが類稀なる才能を持っており、おってから逃げる為に買った格闘技の本や水の上を走ったり縮地なんて理論上のことも出来るのだがその才能に体が追いついていない所が現在の弱点ではあるがそれもサヤの修行によりなくなりつつある。
ピンクの鎧に薄いピンクのドレスが特徴で頭部がモチーフ元のアンドロメダ瞬のヘッドギアになっている。腕に二つの鎖を装備している。
名乗りは銀鎖の王女、キュアアンドロメダ
モチーフはアンドロメダ瞬
所有技 プリキュアネビュラチェーン、プリキュアサンダーウェーブ、プリキュアローリングディフェンス、プリキュアアンドロメダネビュラ
奥義 プリキュアネビュラストリーム
キュアワスプ
キュアマルス軍幹部の1人
黄色の雀蜂の意匠を入れた鎧を纏うダークプリキュア。変幻自在の変身能力やステルス並みの気配を消す能力を持つ忍者。
必殺技は、右腕にある針を刺して、身体、精神を破壊する激痛を与えるプリキュア・ワスプパイク
モチーフはビーファイターカブトのビーザック