ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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2代目キュアドラゴン⁉︎

サヤと英里は大半が倒壊してしまった聖域の修復が終わるまでの間、マルス軍との戦いでおった傷を少しでも癒す為と魔傷を直せなくとも少しでも緩和させる薬の製作とりかかる為に中国の魔除けに聞くとされる植物を集め、それを調合する為に五老峰へと足を運んだ。

 

英里「ふー、やはりここは変わっておらんの。」

英里は自分の過去を思い出していた。英里が生まれた当時日本はあれに荒れていた金を稼ぐために娘を外国人に身売りする親がいたりするくらいだ。英里はそれの被害者で当時の中国の貴族に売られ中国についたところを隙をついて抜け出し、五老峰の廬山の大滝へとたどり着いた、そしてそこで当時の英里の師匠の変身するキュアリブラに助けてもらったのを思い出していた。

英里は五老峰の滝の前にある巨大な岩の上にある英里の当時の師匠と最初の弟子の墓前に手を合わせる。

 

英里「さて、師匠から教えられたこの薬師の腕を久しぶりに存分に払う日がきよったぞ。」そして師匠の墓よりもっと高くの場所に登る英里そこに着き、下を見下ろすと師匠の娘にして英里の生涯における1番最初の弟子である、龍崎紫とともにつくった畑を誰かが耕していた。

 

英里「ん、あそこにおるのは誰じゃ?」

 

英里はそこに降りる。

 

英里「お前さんは何者じゃ?、紫によくににとるようじゃが」

 

?「貴方は一体?、貴女はひいおばあさまを知ってらっしゃるんですね。私は紫というひいおばあさまの名前を今は亡き母から頂いています。」

 

英里「そうか、紫というのか、私は香川英里、お前さんのひいおばあさまの師匠じゃ。」

 

紫「貴女がお母様から聞いていた伝説のキュアドラゴンなんですね。」

 

英里「そうか、お前さんは1人か。だが女の子の一人暮らしは物騒じゃの。」

 

紫「大丈夫です、私はお母様からひいおばあさまが英里様から授かった戦い方を母から伝授されておりますので。」

 

英里「そうかなら安心だの。」

 

そんな話をしていた時を同じく五老峰にマルスの兵士達がやってきていた。

 

マルス兵「ここにはかつての聖域のプリキュアの子孫がいるというプリキュアでなければ我々でも対処可能なはずだ。ひっ捕らえてマルス軍の新たな戦力とするのだ。」

マルスの兵士たちは一斉に目的地に向け突撃する。

 

そしてその進行に気づいた英里と紫

 

英里「紫、お前は隠れておけ。」とドラゴンの指輪をはめて変身するための小宇宙を貯めるがその途中、魔傷が邪魔をして変身ができなかった。紫の中にドラゴンの指輪を見た瞬間から頭に何かが入ってきた。

紫「英里様、ここは私が」と英里からドラゴンの指輪を外して自分がそれを身につける。

 

英里「修行を積んでおらんお前さんでは無理じゃ、こっちに渡すんじゃ。」

 

紫「大丈夫です。」その時、紫に曽祖母の紫の面影が重なった。

 

紫「クロスアップ!ドラゴン!」

紫の体を小宇宙が駆け巡り、紫の体を人間からプリキュアのものに変えていく。

 




キュアドラゴン/変身者 龍崎紫
英里の初めての弟子にして英里の次のキュアドラゴン、龍崎紫のひ孫で親から曽祖母のように立派に育って欲しいとの意味を込めて曽祖母と同じ紫という名前になった。
緑の鎧に黒いドレスが特徴で龍を模したサークレットを持つ。右腕に円形の盾を持つ。
モチーフはドラゴン紫龍だが、ドラゴン龍峰も入っている。
名乗りは「流麗の翠龍、キュアドラゴン」

所有技 プリキュア盧山昇龍覇、プリキュア盧山龍飛翔、プリキュアエクスカリバー、プリキュア鏡花水月、プリキュア水発勁、プリキュア明鏡止水
奥義 盧山抗龍覇、盧山百龍覇、盧山千龍覇
     




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