ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
北欧のアスガルドの勢力、キュアオーディンとの同盟から一年がたったころ。各勢力に対してキュアマルス軍の勢力が進行を開始した。
聖域側にはキュアマルスが戦いに参列していた。
キュアマルス軍と壮絶な戦いに聖域の所属のプリキュアは1人また1人と倒れて行き、世界中に存在しているプリキュアも聖域やアスガルドに応援に向かうが現れたマルス軍の増援に倒されていく、そんな中、ブレイブソウルプリキュアやキュアフェンサーやキュアマリアなと世界でも指折りの実力者も深い傷を負っていた。
陽奈「何、この黒い痣、私の中の力を吸い取っていってる。」
英里はこの痣を診ると
英里「これは、この痣はプリキュアの力を行使するたびにその体を蝕み広がっていく呪いじゃ。なんとおそろしい。」その呪いが聖戦に参加したプリキュアの大半にその呪いがかけられていることが判明したその呪いにかけられなかったのはまだ参加していなかったプリキュア候補生、と一部の12闘士だけだった。
サヤは神としての意識を完全に覚醒させていないキュアアテナを守っている役目をもっていたが、マルス軍の攻撃からキュアアテナのサーシャを庇い負傷しその呪いを発祥していた。
サヤはアテナを含めた聖域にいる味方全てを安全な場所へと転移させた。だがその無理な転移の反動によりサヤは倒れてしまう。倒れてゆくサヤの姿をみるサーシャはキュアアテナとしての力、意識は完全に覚醒させる。
しかし全てが遅すぎたといえよう。
その時を同じくして英里はキュアドラゴンとしてキュアマルスとの一騎打ちをしていたしかし戦いの最中、英里にまでその呪いにかかってしまう
刻々と追い詰められていく、英里
マルス「いくら神を降したという伝説を持つキュアドラゴンといえど
この戦いを司る神の力の1つをもつプリキュアである私には勝てないと見えるわね。」
ドラゴン「まさか、キュアマルスの力がこれ程とはあの力を使うしかないのか。しかし今の私があの姿になれるのだろうか、せめて光に頼んだあれが間に合えば。」
「教皇!」とサジタリウスに変身した光が黄金の短剣を持って現れた。
ドラゴンはサジタリウスから短剣を受け取る。
ドラゴン「よくぞ、間に合ってくれたらサジタリウス、お主はさがっておれ。」
サジタリウス「どうするおつもりですか。」
ドラゴン「良いか、これから見せるのは私達星座を守護に持つプリキュアの中でも選ばれし者のみが到達できる究極形態。一時的とは言えキュアマルスをしかし今の私ではそれを使ってしまえばただではすまんだろう。だからこそお前の持ってきてくれた短剣はそれをアシストしてくれる。」
サジタリウス「教皇・・・・、やはり危険ですここは私が!」
とサジタリウスは申し出るがドラゴンはサジタリウスを吹っ飛ばす。
ドラゴン「いいからお前は黙って見とれ!、おおぉぉ!唸れ我が
サジタリウス「すごい、教皇の
するとキュアドラゴンの鎧とドレスが変化し、深緑の鎧は12闘士のような黄金になり、細かい部分に翡翠の装飾がされ6枚羽の姿になる。
ドラゴン「これぞ、覚醒させた世代のプリキュアのみが到達可能な究極形態、キュアドラゴンゴットフォームじゃ!」
マルス「なんだと、この力は神の私を凌ぐ力だと!」
ドラゴンは封印の短剣を持ち技の構えを取る。
するとドラゴンの背後に巨大な黄金の色の体と翡翠の目を持つ龍の形のオーラが現れる。
ドラゴン「廬山極龍波!」
ドラゴンの小宇宙が究極まで高まった一撃に封印の力が上乗せされキュアマルスはその力とともに封印の壺に封印された。
そしてキュアドラゴンの変身は解除され、英里へと戻るが英里は倒れてしまった。
サジタリウス「教皇!」
そこにサジタリウスが駆け寄る、
英里「まだ生きとるよ。それより早く私をアテナや他の同胞元へ」意識を失う英里
そして暫くの間、平和な日々が続くことになるのだが、英里はあの時の状態では倒しきることは難しく封印が精一杯だったというしかもあいては全力を出しきれていなかった分、封印がどう作用するのかわからず、いずれは封印が解かれるやもしれないとなるべく封印の壺を聖域の最も深き場所に封印しただがしかし、英里とマルスの戦いの時、サヤの力により、聖域が空っぽになっている時、聖域より封印されたあるものが盗み出されていたのだがそれが判明するのは大分後の話だった。今回の件により、英里やサヤも完全に戦闘から身を引く形となった。サヤは体を休める為アンドロメダの指輪をのこしてジャミールへと戻った。
聖域では残りすくないプリキュア候補生やプリキュア達を育成する学校をパライストラという都市を建設した。
変身することのできなくなった英里は体を休める為に五老峰を訪れるそこで英里はかつての弟子の子孫と出会う。その出会いは果たして偶然かはたまた神が仕組んだ運命のいたずらか、次回2代目キュアドラゴン