ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
ゼラスとコーネリアの決闘から翌日、コーネリアの奪還に成功するもヴァルゴ、ピスケスという犠牲を出してしまった、聖域の仲間たちは一晩中泣き、友の死を悲しんだ。そして、紫とこの世界の謡が合流し、聖域の今現在の最高メンバーが揃った。
エル「紫、姉さんは」
紫「わからない。でもこの見えなくなった目でもわかるのは、伊月は必ずここに来る。ということだけよ。」
エル「そっか、姉さん」と紫の言葉に少し安心した様子を見せる。
そしてロゼの邸宅の大広間にて、会議が行われた。
ロゼ「さて、今日より、合流した神楽謡により、いや、神楽謡と行動を共にしていた別世界の星川玲央によりもたらされた情報により、キュアサイフィス、キュアガット、キュアグランバ、キュアザムージュの居場所がわかった。我々はその4人のプリキュア奪還作戦を皮切りにブリタニアといや、ディバインとの最終決戦へと縺れ込ませるつもりでいる。」
雛子「賛成だな。最近は我々に対する捜査も厳しくなっている。ここが見つかるのも時間の問題だ。いや案外すでにばれていて、泳がされているのかもしれないがな。」
玲央「それは考えられるな。それに教皇が紫に待たせたあの黄金の短剣、あれを使えば、おそらく、我々12闘士も師匠や教皇の見せた形態になれるだろう。あれにはアテナの力が宿っている他にあの短剣によって封印されてきた神々の血もついているおそらくはマルスの血も」
ロゼ「だが、その形態は消耗がひどくて使えるとすれば良い1人につき一回あたりが限界なのだろう。聖域がマルス軍の手中にあった時に書庫でその短剣に纏わる書を読んだがあの形態は一回の戦闘で続けて変身できたものはいないそうだしな。」
玲央「どっちにしろ、何処で誰がゴッドフォームになるのか、そこが決め手になってくるのかもね。」
ロゼ「どの道、そこら辺は決めていたとしてもこちらの予想通りに事が運ぶとは考えにくい。とりあえずは明日の作戦を説明するぞ。」
とロゼは明日の作戦内容についてを話し始めた。
そして翌日、カレンを救出した研究所のカレンが捕らわれていま場所のさらに地下にキュアサイフィス達4人が捕まっていることがわかった。それによりディバイン達は各エレメントを強化して、そこを起点に結界を張り、何かを阻害する効果を生み出しているらしい、今回はそれをふまえ、その4人の奪還出てくる幹部クラスのプリキュアを討つことが今回の作戦となった。
今回はロゼもキュアガウェインに変身して戦場にたった。
ギャラハット「殿下、やはり作戦はあちらにばれていたようですな。」
ガウェイン「ああ、だが予想はしていたことだ。ハドロンバーストで敵勢力を一掃する。エネルギーチャージまで護衛を前線のカレンにかわり、コーネリア、いやキュアギャラハット頼んだぞ。」
ギャラハット「イエス・ユア・マジェスティ!、この神薙斬冠刀は貴女の為に」
ガウェイン「全軍!、進軍開始だ。」とガウェインの声により、一斉に敵陣へと白の騎士団は攻めていった。だがしばらくしてガウェインは空間のある歪みに気がつく。
ガウェイン「ん、なんだこれは、・・・まずい!、総員一時後退せよ。」とガウェインは指示をだし、白の騎士団は後退するが突如として起きた謎の爆発により、敵、味方を巻き込んだ。その爆炎から三人の人影が見えた。
リブラ「なんだ。あいつらは」
?「おやおや、どうやら少々面倒なところに出てきてしまったようですね。」
?「グラン、あんたね。やり過ぎよ。」
?「まあ、キュアデュラクシールも落ち着いて」
グラン「いきなり、登場、失礼しました。私はキュアグラン、重力を操るプリキュアです。」
デュラクシール「キュアデュラクシールよ。」
?「私はキュアヴァルシオン!、ビアル・ゾンダーの娘だ。親父のつくったDCを歪めたあんたらを私はぶっ潰す。」