ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
ブリタニア軍からゼラスとコーネリアの決闘を守り抜くため、島に乗り込んで来たブリタニアの兵士たちと戦う。白の騎士団、その島のある場所ではキュアヴァルゴと先日ブリタニアへと合流してやってきたキュアピスケス、キュアヴァイスやキュアグレンが戦い、その軍勢がゼラス達へと及ばぬようにブリタニア軍を足止めしていた。
ヴァイス「ああ、もうしつこい!、ごきぶり以上に倒せば倒したぶんだけ出てきて!」とヴァイスは無駄口を叩きながらも敵を撃ち抜いていく。
グレン「すごい、あの射撃の腕前、相手がもう何処に来るかわかってるかのように引き金を引いていってる。」
グレンの言う通り、ヴァイスは周りに群がる兵士達を次々と撃ち抜き、さらには後ろに目がついているかのように後ろに来ている兵士を銃口を後ろに向けて撃ち、倒すなど様々な神技を披露していた。
そしてそれを別の場所でディバインは見ていた。
ディバイン「おのれ、あの時、ヴィンデルがしくじらなければこんなことには、ですが私とてこれくらいのことは私の持つ手札で解決してあげましょう。ではエルス貴女の出番ですよ。」
『はい、兄様』とエルスは何処かの暗闇の中でうかび、その赤い瞳を光らせた。
そして場面は再び、戦場に戻る。
ヴァルゴ達が突然苦しみだし、膝をつく。
ヴァイス「ヴァルちゃん、ピッスー!」
グレン「ヴァルゴさん、ピスケスさん!、大丈夫ですか!?」
ヴァルゴ達がたちあがるがグレンの差し伸べた手を払う。
立ち上がった2人の目は紅かった。
ヴァイス「グレちゃん、危ないわ。下がって!」
ヴァイスの言葉が的中し、ピスケスは薔薇を鞭に変えてグレンを攻撃する。
グレン「どうしたんですか、ヴァルゴさん、ピスケスさんも」
ヴァイス「グレちゃん、気をつけてあの2人何かがおかしい。」
グレン「ええ、たしかに」
ヴァイス「私はヴァルちゃんを相手にするから、ピッスーの方よろしく。」
グレン「はい!」
ヴァイスはヴァルゴとの戦いにはいる。
ヴァイスはヴァルゴの空間掌握系の攻撃に苦戦していた、そして2人が交差瞬間
ヴァルゴ「 」
ヴァイス「!?」
そしてグレンはピスケスと戦っていた。
グレン「何この薔薇、まるで生き物みたいに絡みついて来る。
ピスケス『ふふふ、驚いたかしら?』
グレン「貴女、私が聞いていたピスケスさんとはだいぶ違うようだけど」
ピスケス『ああ、これ』とピスケスは自分の体を指す。
ピスケス『これは私の体じゃないの、相性がいいから使ってあげてるだけで、無駄に精神力が高いから色々と痛いことしてやっと手に入れた身体だからさ。これ使って兄様をサポートする予定だったのに』
ヴァルゴ「オーム!」ゴォーン!と鐘の音がなる。するとピスケスの
体は金縛りにあう。
ヴァルゴ「ふん、やっとしっぽを出したか女怪。」
ピスケス『ヴァルゴ、なんでお兄様がラドスを通してあんたを洗脳したはずなのに』
ヴァルゴ「あのようなちゃちなまやかしに屈する私ではない。洗脳の手口やこの国に向かうピスケスの気配に異質なものが混ざっていたのでな。わざと芝居に乗ってやったわけだよ。」
ピスケス『なんだと、だかこの体の意識は完全に封じ込めたこの体を倒しても元々精神体のわたしにはダメージは通らないのよ。』
ヴァルゴ「なら直接その精神体とやらを引きずり出してやるまでだ。」とヴァルゴは数珠を取り出して呪文を唱え始めるそして数珠が動き出しピスケスの身体に巻きつきすぐに離れるその精神体を絡めとった状態で。
ヴァルゴ「さて、あとは貴様を消滅させるだけだ。さらばだ哀れな女怪よ。」とヴァルゴが精神体となったエルスを消滅させる。
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