ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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コーネリア奪還作戦①、1番最初の援軍、凶星と凶鳥のプリキュア、元祖悪を絶つ剣

ゼラス達が合流して数時間後、別任務の為出ていた12闘士の面々が帰ってきた。

 

ロゼ「それでベルファストの様子はどうだった。」

 

玲央「酷いものよ。一般市民を反逆の罪という言葉を傘にやりたい放題だった。」

 

双葉(サナ)「ああ、本当に酷いものだった、あれはかつてのカエサルの時代のローマ、ヒトラーのナチスドイツを超えた残虐ぶりだった。」

 

瑠璃「その中にはかつて幻影帝国襲来以前の話、別世界からの侵略者を迎え撃つという目的でビアル・ゾンダー博士が中心となって組織したDCの残党と思われる勢力もいたわ。」

 

恵「酷いものだったわ。キュアグラビリオンと名乗っていたやつ、彼女の部下達が反旗を翻して味方をしてくれなければ危なかったわ。」

 

玲央「でも協力してくれた人の中には私達を逃がすために死んでしまった人もいた。チュン・バンバという名前の指揮官だった男よ。」

 

ルル「なっ!、チュン・バンバが戦死したのか、本当に⁉︎」

 

玲央「知り合い?」

ルル「私の恩師の1人だ。」

 

双葉(サナ)「そうか、ならばその人の為にも一刻も早くこの国を介抱せねばな。」

 

 

ルル「ああ、それではこれより、コーネリア奪還作戦を開始する。者共、準備はいいな。」

 

全員(ルル以外)「おぉぉ!」

 

作戦は基本的にはゼラスがコーネリアと一騎打ちに出ると言うものだ、その間、周りのみんなは敵をその間、食い止めておくといういたってシンプルな作戦である。

 

そしてそれから3時間後、ブリタニアに属する孤島にて、コーネリアは本当に1人で決闘場に来てしまった。

 

リブラ「なぁ?」

 

ロゼ「なんだ。」

 

リブラ「コーネリアって馬鹿なの。」

 

ロゼ「いや、いくら操られていようとコーネリアは武人であり、騎士、決闘に応じずして何が騎士か!、と言うところだろうな。」

 

アリエス「ええ、げど感じてる。この気配」

 

レオ「ああ、感じ取れるだけで百人以上、うまく隠蔽系の魔法で隠しているようだ。」

 

そしてコーネリアが登場し、ゼラスとコーネリアのプリキュアに変身せず生身の状態での戦いは続く。

 

剣の腕や気迫は圧倒的にゼラスが上であるが、それに負けじとコーネリアは自分の経験に裏付けられた確かな自信と気力を持つことにより必死に食らいついている。

 

ジェミニ「すごい!、コーネリアの剣技はこの国に来て、戦場にて出くわすたびに凄まじいものだと思っていたけど。」

 

ジェミニ(サナ)「ゼラスのほうもだ。私の時代にいた剣士のプリキュア を超えているな。」

 

カプリコーン「まさか、神話の激動の時代を生きたプリキュア より強いなんて、しかも生身でよ。」

 

アイゼン「隊長は何かしら規格外なお方だ。」

 

ヴァイス「さて気づいてると思うけど敵さんしびれをきらして周りの奴ら動き始めたわよ。」

白の騎士団のプリキュアは周りに集まって来ていたブリタニア軍の兵士が集まって来ているのを感じ、各々散らばって敵に対処するのだった。

 

アイゼン「お前は⁉︎」

 

?「やっと会えたな、キュアベオウルフ、私はお前がいたアメリカ軍の特殊部隊を前身とした特殊部隊シャドーミラーの特殊工作班隊長

アリア・ゲイン、又の名を」とアリアと名乗る女性はブレスレットを起動させる。

 

アルマー「キュアアルマー、さあ私と戦え!、ベオウルフいや、ミヤコ・ナンブ!」

 

キュアアイゼン、キュアアルマーの戦いが始まった。

 

そして別の場所では

 

カプリコーン「ちょっと私達潰す為だけにどれだけ送り込んで来てるのよ。100を優に超えてるわよ。」

 

アリエス「なんだろうね、昔別の瑠璃が来た時に起こった。瑠璃の街を守るために集まった12闘士の先代もまたこれ以上の軍勢に11人で立ち向かったとか、それに比べれば」

 

カプリコーン「そうね、それにちょうどいい頃合いね。」

カプリコーンがそういうとそらから三つの人影が降って来た。そしてそのうちの1人は

 

アリエス「キュアカオス!」

 

カオス「おまたせ!、またせたわね。瑠璃!」

 

カプリコーン「龍璃!、来たわね。」

 

カオス「ええ、とりあえず今、連れてこれる2人を連れて来たの、他は後から合流するからね。2人とも挨拶よろしく。」

 

「凶鳥の戦士、キュアヒュッケバイン!」

 

「凶星の超闘士、キュアグルンガスト!」

 

「「2人はマガキュア」」

 

そして別の場所では

 

キュアジェミニの2人がキュアスレード相手に苦戦していた。

 

ジェミニ(サナ)「なんと凄まじき剣技、まさに武神」

 

ジェミニ(双葉)「私達2人で、抑えきれないなんて!」

 

スレード「どうした、どうしたこれが世界最強の12闘士の実力か!、その名がただの飾りでないことを私に証明してみせろ。」

ジェミニの2人はスレードに向かっていく。

 

ジェミニ(双葉、サナ)「「はぁぁ!」」

 

スレード「ふんっ!」スレードは斬冠刀で薙ぎ払う。

2人はその攻撃を防いだと思ったのだが逆に飛ばされてしまった。

 

ジェミニ(双葉、サナ)「「きゃぁぁ!!」」

 

スレード「我が斬冠刀に絶てぬもの!」ジェミニ2人の変身が解けてしまった。

 

双葉「なんてことなの。」

 

双葉(サナ)「この強さ、キュアマルスに勝るとも劣らないこの力は」

 

双葉「こいつ1人でこのエリアを攻めて来たのはこいつ1人で兵士一万人分の戦力があるからか」

 

スレード「では進ませてもらおう。キュアゼンガーとの決着をつけるために」

 

?「そこの女、俺を呼んだか!」

 

スレード「何者だ!、お前へなどお呼びではない。我は我宿敵との戦いに決着をつけるために!」

 

?「黙れ!、そして聞け!、我が名はゼンガー!、ゼンガー・ゾンボルト !、悪を断つ剣なり!」

 

スレード「ゼンガー・ゾンボルトだと!」

 

ゼンガー「対極を見失い、自分の宿命との決着を付けるため、そのためだけに悪に言語道断!、我が斬艦刀にてその考えを断ち切る!、いざ参る!」こうして、元祖悪を断つ剣とキュアスレードとの戦いが始まった。

 

 




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