ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
キュアスルトとの戦いはお互いの実力が離れすぎていてあっけなく終わってしまった。
玲央「流石は教皇、いい暴れぶりね」
変身を解いた英理とサヤの背後から話しかける。
サヤ「玲央さん、いつから帰ったのですか?」
玲央「今さっきよ、って何で疑うの?」
サヤ「玲央さんが帰ると、何か私達の知らない所で厄介ごとに遭遇してるでしょ」
玲央「何で解るの?」
サヤ「玲央さんが普通に帰った事が一度もありません!何かあったなら説明してください」
玲央「慌てなくても言うから!」
玲央の困った問題、聖域に帰る時、高確率でトラブルに巻き込まれる。
英理「聖域の為の仕事はよくやっているのは解る。聖戦に備えて元同僚と一緒に色々準備してるのも良く解る。だが、お主の場合はどうもおかしなトラブルに巻き込まれている。今回はどんなトラブルに巻き込まれたか話をしてくれ」
玲央「解りました」
玲央はキュアマルスと言う存在を話す。
ドラゴン「なるほどのう、しかし話は変わるが、何故今頃なってアスガルドの連中が私の前に現れた。アルベリアお主、私に何かようがあるのではないか。」
アルベリア「さすがは我が先祖を倒しただけのことはある、これを」
と既に変身を解いたアルベリアがある書状を取り出す。
英里「これは?」
アルベリア「先日、アスガルドにおいてキュアロキの反乱が起こったその時、今代の新たなキュアオーディン様となられたリフィア様がこれに対抗すべく、エインヘリヤルとして復活した6人の先代12闘士には世話になった。そこでだキュアアテナ軍とこの数年のうちに始まるやもしれぬ、侵略者との聖戦に向けて休戦協定を結びたい。」
英里「侵略者というのはおそらく玲央の言っておったキュアマルスとみて間違いないじゃろ。」
サヤ「えぇ、おそらくは」
英里「サヤは私とアルベリアとともに一旦アスガルドへテレポートしてくれ、それと玲央」と玲央に愛車スカイハーレーの鍵を渡す。
英里「スカイハーレーを車庫に戻しておいてくれ、そしてそろそろはやてと雛子が帰ってきておるはずじゃ、2人には今回の任務の報告は書類にまとめ、マヤに渡すように伝えておいてくれ。」
英里「ではサヤ、頼む。」とだけ言うとサヤはアリベリアと英里の肩に手を置く。
サヤ「転移!」とアスガルドのワルハラ宮殿へとワープした。
そして2人は謁見の間へと案内された。
リフィア「貴女達が、キュアアテナ軍の教皇とそのおつきですね。」
英里「ああ、しかり、して1つ聞いて置きたい一年前の戦いで死んだアイリス達が世話になったそうじゃな。」
リフィア「はい、半年前にロキに対抗するため、まだ完全に覚醒する前のオーディン様の意識が12闘士達に生前の力を持たせた上で復活させてキュアロキを倒すのに協力してくれました。それとこれを」
英里「これはアイリスが後生大事に持っとったペンダント」
リフィア「はい、教皇や私の姉さんに会うことがあるなら返しておいてくれと」
英里「あいやわかった。私の方から渡しておこう。」
リフィア「話は本題に移ります。先日、私の前にキュアマルスを名乗るプリキュアから念話が送られてきました。いずれこの地上はこのキュアマルスが支配する大人しく我が配下に下れただけいってその念話は切れてしまいましたが、アスガルドととしてもこのままマルスの軍に従うつもりはありません、そこでは私はこの一件を機に聖域とアスガルドとの同盟を結び事態に備えるべきと思い、アルベリアを使いとして送ったのです。」
英里「そう言うわけか、よし確かにキュアマルスと名乗る輩の勢力がどれくらいなのかもわからんし、味方が多いに越したことはないからな。」と英里も同意してお互いの同盟の締結書にお互いの印を押して英里とサヤは聖域へと帰っていった。聖域の教皇の間に帰るとカノンとアリオスがやってきていた。
カノン「英里、帰ったか。」
アリオス「老師、おかえりなさい。」
英里「アリオス、これを」
アリオス「このペンダントは」
英里「訳はいつか話す、取り敢えず受け取っておけ、さてお前達の後ろにいるお嬢さん達は」
2人は女の子を連れてきていた。
カノン「そうだったな、私の後ろにいる子は、獅子ソウナ、私がプリキュアを引退していたこの子の母親と友人でな、この子の母は弟子を見つけとらんから変身してこの子を庇って死んだようだ。身寄りもないと言うんでここに連れて来たんだが、プリキュアの候補生になりたいといと言っている。」
英里「ソウナといったな、お主がプリキュア候補生になりたいと言うのは正直嬉しい、しかしお主が復讐を目的としてプリキュアになりたいと言うんなら私はお前さんの気持ちを平気で踏みにじることになる。」
ソウナ「私は母さんが殺されたことに関してはもう怒っていません。確かに恨みやそう言う感情がないわけではないですが、だからこそ母と同じような人をつくらないようにしたいんです。プリキュアになって母と同じように地上の愛と平和の為に戦いたいんです。」
英里「そちらは」
アリオス「老師、この子の出身は日本です。日本にいたゴロツキです。この子は1週間前に親を亡くし天涯孤独になり、元々喧嘩っ早く荒れていた生活がさらに荒れて路地裏で喧嘩をして倒れていたところを拾って来たんです。こら、挨拶をしなさい。」
ショウ「天馬ショウ」
英里「そうか、ショウかお前は何を求めてプリキュアになりたいのじゃ」
ショウ「私は・・・、アリオスにあって知ったんだ、守るものがある拳を重いんだってだから私はプリキュアになって私が本当に守りたいものを見つける為にプリキュアになりたい。」
英里「そうか、アテナのプリキュアはキュアアテナを守護するのが使命じゃが、いつかお前さんの言う本当に守りたいものが見つかると良いな。」
ショウ「ありがとう。」
英里「よろしい、2人を正式にショウはキュアペガサス、ソウナはキュアライオネットの候補生となるのじゃ。」
キュアペガサス/変身者(予定)天馬ショウ
白い鎧に赤いドレスが特徴でペガサスの羽と頭を模したサークレットを持つ。
モチーフはペガサス星矢だが、ペガサス光牙も入っている。
名乗りは「輝きの天馬、キュアペガサス」
所有技 プリキュア流星拳、プリキュア閃光拳、プリキュア彗星拳、プリキュア・ローリングクラッシュ。
奥義 真・プリキュア流星拳
キュアライオネット/変身者(予定)獅子ソウナ
オレンジの鎧に黒いドレスが特徴で頭部が獅子を模している。
モチーフはライオネットの蒼摩
名乗りは紅蓮の仔獅子、キュアライオネット
所有技 プリキュアフレイムデスペラード、プリキュアライオネットバーニングファイヤー、プリキュアライオネットボンバー、プリキュアライオネットエクスプロージョン、プリキュアフレアストームボンバー
奥義 プリキュアライオネットバーストフレイムボンバー
今日のトリビア
何故、英里は玲央にどうしてバイクの運転を任せたのかというのをお教えしよう。
12闘士や聖域のプリキュアは10代や、そこらで中卒や高校中退などのものが多くいる為に、先代のプリキュア達が授業を行うことにしている年に何回かの定期試験をクリアしないと仕事は回ってこない、次のテストまでは補習地獄が続くがこの勉強は聖域に所属してから3年の間に施される教育であり、プリキュアを引退した後も苦労しないようにする為だ。ちなみにこの3年間のたたき上げでみんな東大卒業レベルまでには学力が着くと言われている。他にも勉学の他にも車やバイクなどの運転免許なども取得させらる。他にも技能をプリキュアとしての戦い方の他にも沢山教えられる為に聖域のプリキュアは学力が非常に高く、引退後も就職率が高い。