ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
エスメラルダはエクセルに案内され、彼女の住む山小屋に案内された。
エクセル「ちょっち、せまいけど、我慢してねん。」
エスメラルダ「大丈夫です。」
エクセル「ところで聴きたいのはそんなことじゃなくてね。どうしてこんな時期に山をうろついていたのかってこと」
エスメラルダは訳を話す。
エクセル「成る程、最近就任した議員の私設部隊が入ってきてないかの偵察ね。」
エスメラルダ「はい、先程本当にありがとうございます。」
エクセル「いいのよ。」
?「エクセル、騒がしいな、こっちは怪我人なんだからもう少し静かにできないの⁉︎」
エクセル「ミヤコ、起きてきたら傷に触るわ。」
ミヤコ「エクセル、それはわかったけどそこのお嬢さんは?」
エクセル「この子はエスメラルダ・ローゼンズール、白の騎士団に協力しているプリキュアさんなんですって」
ミヤコ「プリキュアか、この国にいるプリキュアの大半は軍の所属になっているが、現在の情勢では政府お抱えのキリングマシーンに成り果てるのがオチだろうね。」
『コン、コン!』
そんな話をしているとドアをノックする音がした。
エクセル「はーい!」とエクセルが出る。
ミヤコ「エスメラルダ、隠れておけ。」
エスメラルダ「えっ、」
ミヤコ「いいから」
エスメラルダ「はいっ!」
エスメラルダは客から見えない死角に隠れた。
エクセル「どなたかしら。」
?「国政局のヴィンデル・マウザーです。エクセル・ブロウクンさんでいらっしゃいますね。」
エクセル「ええ、そうだけど、国政局の方が何のようかしら」
ヴィンデル「ええ、現在我が国は白の騎士団、ロゼの復活により大変乱れている。この自体を収集すべく我々は貴女のような実力者を求めているのです。」
エクセル「へぇ、それで私に何をさせたいの」
ヴィンデル「報酬は惜しみません。白の騎士団の抹殺に力を貸していただければそれで良いのです。」
エクセル「確かにその話は魅力的ではあるけれど、私も馬鹿じゃないの、今のこの国の現状を知っていればどちらに大義があるのかなんて明白よね。」
ヴィンデル「そうですか、では貴女にはここで消えてもらう。」とヴィンデルが右手をあげると銃撃がヴィンデルをすり抜けて降り注ぐ。
エクセルはなんとか銃撃を避けて家の奥まで後退する。
ミヤコ「エクセル、大丈夫か。」
エクセル「ええ、それより裏口から逃げるわよ。エスメラルダちゃんもー
ミヤコ「ああ」
エスメラルダ「はい!」と2人は頷き、エクセルの先導で裏口から外に出る。
エスメラルダ「私達の本拠地に行きましょう。そこならなんとかバレない筈です。」
?「ほう、白の騎士団の本拠地か、ならば我々もそこに案内してもらおうか。」
ミヤコ「何者だ!」
そこには武人然とした仮面を被った女性が立っていた。
「我が名はユミル・ウォーダン!、キュアメイガスが剣なり!、そして又の名を武神顕現、キュアスレード!」
ミヤコ「エクセル、気づいているか、あの感じ」
エクセル「ええ、なんだかとっても始めて見た気がしないのよ。」
ミヤコ「だがあの人は今何処にいるのかもわからない。だが実力はあの人と同じ所にあるかもしれない。ミヤコがブレスレットをつけてスイッチを押す。そしてミヤコのプリキュア としての姿、キュアアイゼンへと変身する。
エクセル「ミヤコ、今の身体で戦うのは無理よ。」
アイゼン「お前達の撤退する時間を稼ぐくらいなら問題ない。必ずお前のもとに帰ってくる。だからエスメラルダを連れて早く行け!」
エクセル「わかった!」とエクセルは目に涙を浮かべながらブレスレットを押してプリキュア、キュアヴァイスに変身する。
ヴァイス「エスメラルダちゃん、ナビゲートよろしく。」と変身して自分も戦おうとしたエスメラルダを抱えて空を飛ぶ。
エスメラルダ「エクセルさん、離して、三人で戦えばまだ!」
ヴァイス「ミヤコの思いを無駄にしちゃダメ!、全力で飛ばすから捕まっててね。」とヴァイスは全力のスピードで戦闘区域を離脱する。
アイゼン「行ったか」
スレード「仲間の退路を確保する為に自らを犠牲にするその覚悟、見事であった。どうだ今日のところは投降しないか、手負いのお前では私と戦うのは部が悪かろう。」
アイゼン「悪いが部の悪いかけは嫌いじゃないのよ。何者も打ち貫くのみ!」
アイゼンはキュアスレードに向かっていく。ブリタニアの赤い狼と言われた彼女は果たして無事にスレードを打倒し、エクセル達のもとに合流できるのか
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