ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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この世界の神楽謡

ブリタニア共和国にて白の騎士団復活というニュースが舞い込んだ日の翌日、ブリタニア共和国空港にて紅光の生存を知ったこの世界の神楽謡は降り立った。

 

謡「ここに光達がいるのか、急いで合流しなきゃ」

と彼女の指には黒の射手座の指輪がはまっていた。

 

そして空港を出てしばらく歩いていると

 

?「ねーえ、いい加減、僕のお宝返してくれないかな。」

 

謡「星川玲央!なんで貴女がこんな追い剥ぎみたいなことをするの」

 

玲央?「だから、僕は玲央は玲央でも別世界のがつくんだってば」

玲央の前髪が揺れ隠れていた潰れた目が姿をあらわす。

 

以外玲央?→玲央S

 

玲央S「いいかな、僕は君の指にはまってる射手座の指輪さえ手に入ればそれでいいの。」

 

謡「なら私を殺してでも奪えばいいじゃないですか。」

 

玲央s「本気の殺し合いならともかく、盗みに殺しを使うのは僕の流儀に反するからね。だからといって無理に説得するのもなんだから手放したくなるまで付いてくよ。」

 

謡「なら勝手にして私は貴女にこれを渡す気はないから」

 

玲央S「ふーん、まぁ、今はいいか、それで君はどこに行きたいのかな?」

 

謡「うん、まずは光達と合流したなって」

 

玲央S「そっかでも光達がいるとするならおそらく白の騎士団の本拠地にいるはずなんだけど、場所わからないから、とりあえず白の騎士団が現れたって場所に行ってみるしかないね。」と玲央Sは謡を連れて路地裏に入り、しばらく進むとひっそりといかにもと言った感じのカフェがあった。

 

謡「まさか、お茶しにきたわけじゃないわよね。」

 

玲央S「まさか、こういう所には情報に詳しい人がいるもんさ」と玲央Sがカフェに入る。

 

玲央S「すいません。これを」と玲央Sが何かのカードをカウンターに置くと

 

カフェの店長は玲央Sと謡をみると

 

店長「何が知りたい。」

 

玲央S「そうだね。白の騎士団がここ最近、暴れた場所について教えてほしいかな。」

 

店長「代金は」

 

玲央S「これを」とポケットから10センチ代の金を取り出す。

 

店長「確かに」と店長は奥の厨房に入り、すぐに戻ってくる。

 

店長「このポイントに行きな。」

 

玲央S「ここは?」

 

店長「政府の秘密収容所がここにはある。3日前まで白の騎士団の紅い悪魔が収監されてた。今回の白の騎士団の目的は紅い悪魔の奪還にあったんだろう。そのあと死んだと思われていたブリタニアの奇跡の体現者と言われたロゼが白の騎士団復活というニュースを国中の回線を使ってお知らせしてくれたんだ。」

 

玲央S「そっか、ありがとう。また利用させてもらうかもしれないけど、次もよろしくね。」

 

店長「あと、ここ最近、見慣れねぇ格好の兵隊が国をうろついてる。噂じゃ、最近、評議会入りした新入り議員の私兵らしい。そいつら治安維持を名目に市民を痛ぶってるらしい。」

 

という店長の話を聞くと玲央Sと謡はカフェを出た。


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