ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
カレンはを奪還し、また施設内の元来た道を進むと。カリン、ロゼ、キリア、カレン
ロゼ「カリン、帰りもまたこの服なのか」
カリン「何を言いますか、潜入は脱出するまでが潜入任務です。なら敵に見つかりにくいようなこのスニーキングスーツとダンボールを被って進むのがベストなのです。」
キリア「陛下、諦めた方がよろしいかと」
カレン「ルルが心配になって来た。一年間もあの人たちと一緒にいて影響受けてないといいけど」
4人は何とか、収容所を出ただが本隊と合流する道に1人の女性がいた。
カリン「何故ここに、キュアアグラヴェイン」
アグラヴェイン「ほう、やはり貴様はそちら側だったか。それにそっちにいるのはヴリタニア共和国史上伝説のテロリストロゼ、確かカリン、貴女自らが処罰していたと記憶しているが」
カリン「私は現在のヴリタニアにはかつての第四連合国時代以上の闇が入り込んでいると私は考えている。」
アグラヴェイン「ほう、かつての帝国時代のように再び円卓のプリキュア同士が争うことになろうとはさあ、カリン、キリア、変身して剣を抜け、私が成敗してやろう。」
カレン「待った、ここは私にやらせて」
ロゼ「カレン、いいのか」
カレン「ええ、私は貴女の騎士ですから」
カレンはペンダントを手に取るとプリキュアに変身した。
カレンが変身したのはプリキュアというにはあまりにも偉業の腕を持っているプリキュアだった。
アグラヴェイン「ブリタニアの紅い悪魔」
グレン「失礼ね。でもこれは私が勝ち得た力、それをロゼ(ルル)の為に役立てることができるなら、喜んで悪魔だろうと何だろうとなってやるわよ。」
ロゼ「カレン」
アグラヴェイン「追いつけないだと、この私が」
アグラヴェインはグレンにうたれっぱなしになっていた。
グレン「ふん!、あんたの戦い方は優等生すぎるんだよ!」
アグラヴェインの騎士然たる戦い方はカレンのゲリラ的な戦い方とはすこぶる相性が悪かった。そしてグレンのプリキュアシステムの開発やキュアガウェインのアップデートをしていた今は亡きブリタニア最高の科学者ラクシャータが完成させたグレンの完成形態、キュアグレン聖天ハ極式となったカレンには敵ではなかった。
そしてグレンの蹴りがアグラヴェインを吹っ飛ばし、壁をぶち抜いた。
グレン「ロゼ、今のうちに脱出を!」ロゼはグレンにつかまり、施設を脱出、カリンやキリアもプリキュアに変身して収容所を脱出した。
ロゼはグレンに掴まれて上空にいた。ロゼは信号弾を撃ち、撤退の旨を伝える。
リブラ「んっ、撤退か、全軍撤退!、我らの目的は達した。全力で戦域を離脱せよ。」
とロゼに従う兵達も了承し、白の騎士団は撤退した。
ブリタニアに来て初の戦いは白の騎士団の勝利に終わる。
そして夕刻、ルルはヴリタニアの回線をジャックした。
ロゼ「圧政に苦しめられるブリタニアの諸君、私だ、ロゼだ。私はこの地に帰ってきた!、今、この国にはとてつもない悪が蔓延っている。この悪を除くため、私は再び白の騎士団共に立ち上がる。必ずブリタニアを解放して見せよう!」
とロゼはヴリタニア全土に宣言した。