ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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カレン・ヴァーミリオン奪還作戦①

ここはヴリタニア共和国にある機密収容所である。ここでは一部の受刑者が入れられている。そこでルル・キングスレイの騎士、カレン・ヴァーミリオンは幽閉されていた。

 

そして収容所から近くの山岳地帯にルルもとい、白の騎士団総帥、ロゼ(ルル・キングスレイ)とアンドロメダ、フェニックス、キグナス、リブラ、さらにはラウンドナイトのメンバー、カリン、キリアなどが参戦する。他のメンバーは各地に別れて情報収集や拠点の防衛にあたっている。

 

ロゼ「カリン、どうだ。様子は」

 

カリン「はい、やはり国の機密収容所と言うことで、警備は厳重です。われらの情報ではキュアアグラヴェインがあそこを守っているとの報告が」

 

ロゼ「拷問担当の第五席、ここは奴のホームグラウンドってわけだ。」

 

カリン「ロゼ、ここは迅速にことを済ませましょう。」

 

ロゼ「そうだな。手はず通りだ。これより本隊が収容所に突撃をかけるその間に別動隊が中に入り、カレンを奪還する。」

 

ラウンドナイトs「はっ!」

 

ロゼ「作戦開始!」

 

リブラと他の聖域組か収容所に攻撃を仕掛ける。

 

リブラ達が表で敵を引きつけているなかでカリン、ロゼ、キリアは収容所、内部に潜入した。

 

ロゼ「カリン。本当にこんなんで大丈夫なのか」と通信にて話す。

 

カリン「何を言うのです。ロゼこのダンボールを使ってのスニーキングミッションこそ、かの合衆国にいたとされる伝説の傭兵も使っていたとされる潜入方法、スニーキングミッションにおいてダンボールは必需品なのです。」

とこの潜入前に潜入に適した格好ですと渡された服は某伝説の傭兵のスニーキングスーツとバンダナであった。

ロゼ「私にはそうは思えんがな。」

 

キリア「そんなことを言わずに先に進みましょう。あっ!、敵兵三名がこちらに向かってきます。」

 

カリン「よし、あの3人の衣服を奪って収容所の警備兵に変装してカレンのところまで一気にいこう。」

カリン達は影でダンボールから出て向かってくる兵士を卒倒させて、影に入れてダンボールの中に突っ込む。

 

カリン「さあ、行くぞ。」

 

ルル「ああ」とその兵士達の持ち物には収容所内の地図が入っていた。

 

キリア「カレンは地下の独房に閉じ込められている筈だ。ちょうどこの兵士達がこれからの見張りらしい。」

 

ルル「好都合だ、急ぐぞ。」

 

ルル達は地図に従いエレベーターに乗り、地下の独房前にやってきた。

 

兵士「お前達、遅いぞ!」

 

カリン「申し訳ない。なにぶん新入りなもので、地図を見ても迷ってしまいました。」

 

兵士「そうか、なら仕方ないな。あとは交代時間まで頼むぞ。」

 

カリン、ルル、キリア「はっ!」

そして独房に入る。

 

そして独房の中に目当ての人物がいた。

 

カレン「・・・・」

 

ルル「カレン、カレン」

 

ルルはカレンに話しかける。

 

カレン「ルル?、あなた、本当にルルなの」

 

ルル「ああ、私は帰ってきた。ブリタニア解放の為にカレン、また君の力を借りたい。」

 

カレン「喜んで、私は貴女の騎士ですから」

ルルはカリンに命じるとカリンは牢を開け、カレンの高速を解く。

 

カレン「久しぶりに体を動かせる。」

 

ルル「カレン、これを」とペンダントを渡す。

 

カレン「これは?」

 

ルル「ああ、お前の新たな剱だ。行くぞ。」

 

カレン「はい!」

こうしてカレンを取り戻したルル達であった。




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