ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
聖域の一行を乗せたゴーライナーはヴリタニア共和国へと上陸した。
雛子「ここが、ブリタニア共和国」
ルル「そのアイルランド領にある。ブリタニア帝国時代の王族の末裔の敷地だ。だがここに住むのは私1人になってしまったな。ここを拠点として・・・・、」と言いかけた時
?「ルル、ルルじゃないか、よかった帰って来ていたんだね。」
ルル「カリン!、何故ラウンドナイトの第7席のお前がここに」
カリン「いや、ずいぶんと前にブリタニア共和国の官僚に怪しい魔術師が閣僚の1人に加わったんだ。だがその魔術師は自分の個人戦力を軍に投入した。それがちょうど君がアイルランド解放戦線と言われた戦いで軍に捕まっていた時だ。捕まえた捕虜の大半は殺されてしまった。それに抗議をしたコーネリア様が捕らえられてそして再びまで釈放された時に彼女は別人のようになっていた。それを見た一部のラウンドナイト達は軍を離反し、亡命しようと飛行機に乗ったふりをして
アイルランド領の秘境である、君の邸宅を使わせてもらっていたと言うわけだ。」
ルル「まて、と言うことは今この屋敷には」
キリア「その通りですよ。ルル様」
カリンの周りに4人の女性が集まった。
カリン「ルル、いやルル王女殿下、今再び、ブリタニアの解放のために我らと白の騎士団を率いて戦ってはいただけませんか。」
ルル「私に再び、ロゼになれと言うのか」
ファネリア「大変です!」
カリン「どうしたんだ。ファンネリアそんなに慌てて」
ファンネリア「はい、実は先のアイルランド解放戦線の折に捕らえれていた、カレン・ヴァーミリオンさんの行方がわかりました。」
カリン「それは本当ですか、殿下、これが我々がおおっぴらに動けなかった理由です。」
ルル「そうか、聖域の皆さん、私の騎士を助け出す為に力を貸してくれませんか。」
雛子「そう言うことなら、喜んでお引き受けしましょう。それにこの国にデヴァインの兵が潜んでいる以上、いつかは戦わねばいけないのだ。遅いか、早いかの違いだ。」
ユウキ「おう、そしてラウンドナイトプリキュアとも友達になってやるぜ!」
カリン「ルル様、少しご一緒いただかませんか。」
ルル「何?」
カリン「すぐに済みます。こっちです。」
とカリンはルルを引っ張ってシャルルの部屋に連れてきた。
ルル「何故、シャルルの部屋に」
カリン「はい、ラウンドナイトプリキュアの変身システムを担当していたラクシャータという女性がいまして、彼女は処刑されてしまったのですが彼女が最後に手がけていたのはこれでして」とラウンドナイトプリキュアの変身アイテムのペンダントだった。
ルル「これは、ガウェインのペンダントか、私がアイルランド解放戦線、いやホワイトクライシスの際に私が捕らえられてからどこに行ったのかと思えば」
カリン「それだけです。あと貴女の衣装は貴女の部屋のトランクにあります。」と言ってカリンは部屋を出た。
ルルも自分の部屋へ行ったそして綺麗に整えられたベットにトランクが置かれ、その上に手紙が置いてあった。ルルあてだった。
ルル「手紙、誰からだ。」手紙を開く。
『ルル、これをお前が読んでいると言うことは、私は悪の道へ行かなければならないほど追い詰められているかもしれない、 その悪によって私は命を落としているかもしれない。そうなった時、私はもう正気ではなかったのだろう。ブリタニア王家を再興するそんな考えを私がするようになったのはいつだったのか、今の私にはわからない、お前には私の夢を託したい私はそう思っていた、だが私はマリアンヌを亡くした時、死の間際の彼女におまえにはおまえの進むべき道があるのだと言うことを私はその時からお前がお前の道を進む為ならば例えお前に嫌われ、目の敵にされようとお前が生きていく上で超えていくべき目標たらんことを目指して生きていこうと私は思う。ルナやお前には迷惑をかけることだろう、ここで私はお前に謝っておこうと思う。
すまない、だからこそ信じてほしい私がする行動はお前達の為を考えたからこそだと、世界一優しい嘘付きの娘をもつ父親より』
それはまだ正気を保っていた頃のシャルルがルルへと向けた手紙だった。
ルル「これは、シャルルがまだお父さまと呼ばれていた頃にしたためた手紙か」
ルルは何か決心し、明日の段取りを確認し、眠りについた。
翌日、ルルはかつて自分がアイルランド解放のためにしていたテロリストとしての姿、ロゼの衣装を着ていた。そしてバイザーサングラスをかけて、ブリタニア共和国において奇跡の象徴と言われた伝説ロゼへと姿を変えた。
ロゼ「これより、カレン・ヴァーミリオン奪還作戦を開始する。」
キュアランスロット/変身者 カリン・シュラウド
チグハグ次元の枢木スザクであり、現在はブリタニア共和国の軍の最高幹部であるラウンドナイトプリキュアの第七席に着いてる。かつてのルルの幼馴染であり、先代アイルランド領領主の一人娘である。ブリタニア共和国復興以前王家再興を望みディヴァインと手を組んだシャルルの暗躍により、アイルランド領はブリタニア領に蹂躙されルルは心底シャルルに嫌気がさしてフランスへとルナと2人で留学し、カリンは内側から国を変えて行くという目標を持ち、2人はお互いの道を行く、カリンはブリタニア軍に入隊し、キュアランスロットのデバイサーに選ばれ、ルルはメリルにルナを預けて単身、ブリタニアに帰国した。
キリア・ヴァインヴェルグ/キュアトリスタン
ラウンドナイトプリキュアの第三席にして現ラウンドナイトプリキュアのサブリーダー格
チグハグ世界のジノ・ヴァインヴェルグに当たる人物。ブリタニア帝国時代から存在する貴族の生まれだが、プリキュアの資質がかなりあり、その卓越した戦闘技術で、今の地位を手にいれた実力者。コーネリアとは逆に軽いタイプ(コーネリアは堅物タイプ)で普段は陽気な自由人だが、戦闘では常に余裕を見せた態度で振舞う自信家。外様にあたるカリンに対しても親しく接するなど他人には気さくで人懐こく、ファンネリアと並ぶブリタニア共和国に置ける人気者。
キリアの祖に当たる人物が、ワイズマン一家に会った事があり、そのワイズマンの娘である、エレオノーラとヘレンを副官として入れたいと考えている(そのせいか、陽奈達とは当初は犬猿の仲になっている)