ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
デヴァインがマルスを殺し、ペガサスやマルス軍兵士と共に聖域を去ってから1日、教皇の間において対策会議が開かれていた。
ユウキ「だから、今すぐ行動を起こすべきだ。こうしてる間にもデヴァインの計画は進んでいってるん時間は刻一刻と迫ってきてるんだ。」
玲央「場所もわからないのに闇雲に動いてどうする。」
瑠璃「だがたしかにこうしてる間にあいつの計画が進んでいるのも確かだし」
シオン「ですが、場所もわからないんじゃ。乗り込むわけにもいかないし」
という会議の後、英里とカノン、双葉を通じて表に出ていたサナは話していた。
英里「やはり、12闘士の中には焦れったいと思っておる連中がいるのも確かじゃ、じゃがアテナこちらに戻って来てくれたのは幸いじゃった。このまま行けば3日後くらいには目を覚ますじゃろ。」
カノン「だが、やはり奴らの居場所もわからない以上迂闊に聖域を開けるわけにはいかないし」
サナ「そういう面を考え、あの指輪を修復して12宮の防衛にあたるのはどうだろうか。」
英里「そうじゃな、ヘレンあたりにでも頼んでみるか、それにあいつらの中には改心して味方になってくれたものもおる。私は今のあいつらになら任せられると思っておる。」
カノン「そうか、だが英里よ、お前も次の戦いに参加させるわけにはいかん」
英里「なっ、何故じゃ」
カノン「当然だ、教皇が毎回毎回、そんな最前線に出てはいかん。我々の時の教皇も出陣したのはハーデスの時だけだ。むしろ戦いにおいてはお前は働きすぎなのだ。こんな時こそ、残りお前は聖域の復興に努めてくれ。」
英里「わかった。しかし相手の居場所をどうにかして突き止めんとの」
ルル「それについては私に心あたりがある。」
現れたのはルルと別世界の英里だった。
カノン「ルル、キングスレイか、それに別の世界のお前か」
英里「おう、別世界の私、昨日は世話になったの」
英里(スター)「気にするな、私はあくまでこの世界の冴島さんの頼みを聞いてきただけだ。」
英里「冴島の?」
英里(スター)「この世界に来る用事があってな、その時に症状を見せてもらってな。」
英里は英里(英里)の説明で納得した。
ルル「それでは話も済んだようだし、私の話を始める。」とルルは地図を広げる。地図にある場所に印をつける。
英里「ここは、確か」
ルル「ああ、ブリタニア共和国だ。」
ルルはブリタニア共和国は自分の祖国であり、自分はそこの王族の末裔であり、父親にデヴァインに売られた時にはすでにブリタニア領内に所属不明の兵士が確認されていたことを話す。
英里(スター)「まぁ、そういうわけだ。行きだけならなんとか送っていこう。あまり別世界に長くいるとSPPからうるさいからな」
英里「わかった。頼んだぞ。」
と英里は別世界の自分に礼を言うと早速、12闘士とオシリス、アンドロメダ、フェニックス、ライオネット、アクイラが招集された。
そして英里(スター)の乗って来たゴーライナーに乗り、一行は共和国へと向かうのだった。
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