ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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英里の大脱走、偶には休ませて

ここは聖域の所有する車庫である英里はその車庫に忍び込み、自分の愛車のバイクにまだがっていた。

 

英里「全く、このところ働き詰めだし、偶には休んだっていいよね。」

英里は愛しのバイク、スカイハーレーのエンジンをかけそしてシャッターを開ける。

 

英里「誰もおらんだろうな。」と周りを確認し、バイクを走らせる。

 

すると聖域の入り口に人が立っていた。

 

英里「サヤ!」

 

サヤ「教皇、大人しく教皇の間にお戻りくださいませ。」

 

英里「今日は私も久しぶりに休むんじゃ!」サヤの脇を走り抜ける。

 

英里「ふう、流石に今のあいつではバイクにはついてこれまい。」

 

サヤ「全くそんなわけないでしょう、教皇」

サヤは英里の後ろから声をかけた

英里「なに!」

初めての皆さんには説明しておこう。サヤは超能力者だ、テレポートなどはお手の物である。

 

サヤ「出て来てしまったものは仕方ないことです、私にも付き合ってもらいますからね、教皇」

 

英里「確かにお前にかかれば、ここから聖域の車庫に戻ることなど容易いからな。して何処に向かえばいい」

 

サヤ「ではアテネに最近できたショッピングモールに」

 

英里「あいや、承知!」

アテネに進路を取る。

 

そしてショッピングモールにて大量の買い出しをした。

 

そしてサヤとの修行時代の休暇を思い出していた。

英里「そういえばお前さんとこうして2人だけで出かけるのも、これが久しぶりよのう。」

 

サヤ「そういえばそうですね。最後に一緒に出かけたのはいつだったのか。」

英里「話は変わるが、リオンの元同僚達が拾った指環がまさか、ブロンズの指輪だとは思わなんだ。」

 

サヤ「確かに12闘士になる以前の変身アイテムがこんなに時間をかけて私たちの元に帰ってくるとは思いませんでしだ。」

 

英里「ドラゴンの指輪はわしが持っとったがお前さんはなんだったかの?」

 

サヤ「私はアンドロメダでしたね。」

 

英里「私達のころの階級製というか、青銅(ブロンズ)とか(シルバー)とか現在の12闘士を指す黄金(ゴールド)なんて分け方をしていたしな。」

 

サヤ「確かに恐ろしい世代でしたね。キュアポセイドンやキュアオーディンの勢力に1番下っ端のプリキュアだけで戦ってましたしね。」

 

英里「まぁ、私等もその1人だったんじゃがな。」

 

 

?「ようやく、会えましたね。ドラゴンの英里とアンドロメダのサヤ!」

 

英里「お主は何者じゃ、私が知っておる北欧の者と偉く似た気配を持っておる。」

 

?「忘れたと申すか、私は貴様に倒されたデルタ星メグレスを司るプリキュア、六代前のキュアスルト、アルベリア13世の子孫アルベリア19世だ。」

と言い、北欧の伝説の炎の巨人スルトの力を宿すプリキュアキュアスルトに変身した。

 

英里「久しぶりじゃな、こんなノリ」

 

サヤ「教皇、これを」と指輪をわたす。

 

英里「お前さん、これは!」

 

サヤ「万が一のことを考えて持ち出しておいて正解でしたね。行きますよ。」

 

英里、サヤ「「プリキュアクロスアップ!」」

 

英里「ドラゴン!」

 

サヤ「アンドロメダ!」

 

ドラゴン「深緑の守護龍キュアドラゴン!」

 

アンドロメダ「連鎖の王女、キュアアンドロメダ!」

 

今ここに伝説の龍と王女の異名を持つプリキュアが復活した。

 




今回のプリキュア
キュアドラゴン/変身者 香川英里
このプリキュアはMIXEVOLさんからいただいた設定をもとに私なりにアレンジしたものです。
香川英里が初めて変身したプリキュアである。神話の時代の英里の経験した最初の聖戦において破壊されてしまったドラゴンの指輪をキュアアテナの血を使い修復されており、キュアドラゴンゴッドフォームという形態に変身出来るが次の代のキュアドラゴンにはそのフォームが発現することはなかった。
尚、このキュアドラゴンは覇王龍さんのキュアドラゴンとは異なりチグハグ世界のキュアドラゴンは2人いて、1人は覇王龍さんのキュアドラゴンはその1人でキュアカオスの不完全な形態として存在している。
ちなみに英里の次の代のキュアドラゴンの変身者は龍崎紫という。
容姿は緑の鎧に黒いドレスが特徴で龍を模したサークレットを持つ。右腕に円形の盾を持つ。
モチーフはドラゴンの聖闘士時代の童虎
名乗りは「深緑の守護龍、キュアドラゴン」

所有技 プリキュア盧山昇龍覇、プリキュア盧山龍飛翔、プリキュアエクスカリバー、プリキュア鏡花水月、プリキュア水発勁、プリキュア明鏡止水
奥義 盧山抗龍覇、盧山百龍覇、盧山千龍覇
     

キュアアンドロメダ
サヤの初めて変身したプリキュアで12闘士になるまではこの姿で英里と一緒に戦っていた。ドラゴン同様にゴッドフォームに変身出来るが
次の代のプリキュアにはそのフォームになれない。
ピンクの鎧に薄いピンクのドレスが特徴で頭部がモチーフ元のアンドロメダ瞬のヘッドギアになっている。腕に二つの鎖を装備している。
名乗りは銀鎖の王女、キュアアンドロメダ
モチーフはアンドロメダ瞬

所有技 プリキュアネビュラチェーン、プリキュアサンダーウェーブ、プリキュアローリングディフェンス、プリキュアアンドロメダネビュラ
奥義 プリキュアネビュラストリーム



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