ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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マルス軍の崩壊、裏切りのデヴァイン

スターヒルにおいてジェミニ達が戦っていた時を同じく、アテナ神殿ではキュアマルスと共に石像となったアテナがいた。

カプリコーン「そんなあんな封印の仕方で、どうりでアテナの小宇宙をこの1年感じることが出来なかったわけだ。」

 

サジタリウス「ここまでされると相手にもそうだけど私達自身にも腹がたつね。」

 

キャンサー「全くです。あれ(プリキュアエクスクラメーション)を使ってみますか?」と決して怒りが溢れた笑顔で言う。

 

マルス「ふっ、ここまで同様するとはまだまだ未熟だな。こんな状況でもキュアドラゴン、いや貴様らの教皇であったなら冷静に対処出来ていただろうに」

 

マルスのその言葉を引き金に戦闘が開始された。

 

ドラゴン「くらえ、廬山昇龍波!」

 

リブラ「廬山爆龍波!」

 

マルス「甘い!」とキュアマルスはドラゴンとリブラの後ろに回り攻撃する。

 

 

ドラゴン、リブラ「うわぁぁー!」

 

 

カプリコーン「リブラ、ドラゴン!」

 

マルス「よそ見をしてる場合?」マルスはカプリコーンに蹴りを入れる。

 

カプリコーン「うわぁ!」

 

キャンサー「アクベンス!」キャンサーが攻撃を仕掛けるが受け止められる。

 

マルス「危ない危ない、私が受け止めきれてなかったら傷をもらってたかもれしないなんて言えないわね。流石に成長を続ける貴女達の攻撃を無傷とはいかないわね。」とマルスの攻撃を受け止めた掌から血が出ていた。

 

キャンサー「よしっ!」

 

マルス「でもまだまだ未熟ね。攻撃を当てただけで喜ぶなんておかけで隙だらけよ。」

 

マルスは一瞬で後ろにまわりキャンサーに一撃を食らわす。

 

サジタリウス「まさか、光速で動ける私達がここまで押されているなんて。」

 

マルス「お前達は本当の意味で光速を理解していない。そんなんでは真に光速で動けるとは言えない。それを理解しているのは山羊座のお嬢さんくらいかしら、これは聖域の結界が起動してる。それになんだの空から降り注ぐ光は」

 

マルスのつぶやきの空から光が降り注ぐ。

 

12宮、双魚宮を抜け、教皇の間の前降り注ぐ光はここにまで届いていた。

 

ユウキ「これは⁉︎」

 

明日香「一体、どうして魔傷が癒えていく。」

 

いちご「それに体がとっても軽い!」

空から降り注ぐ光に触れた者達の魔傷はたちまちに癒えていったのである。

 

また教皇の間を抜け、アテナ神殿へ向かうアリエス

アリエス「パイシーズを倒したことで闇の12闘士の戦いは終わった。だが、デヴァインが言ってた邪悪な双子座が気になる。もし会えば私達は倒されかねない。どうすれば」

 

不安を抱くアリエスにあるテレパシーが来る。

 

アリエス「このテレパシーは?」

 

???「キュアアリエス、いやエレオノーラよ。その邪悪な双子座による12闘士の全滅は起きることは無い」

 

アリエス「その声は………まさか、キュアポセイドンなのか!?」

 

ポセイドン(テレパシー)「そうだ、そして君の予知は良い意味で外れる」

 

アリエス「どういう意味だ?」

 

ポセイドン(テレパシー)「その邪悪な双子座には、セイレーンとシードラゴンに向かわせた。彼女達なら邪悪な双子座に囚われた双葉とラドスを救える事が出来る」

 

アリエス「本当なのか?」

 

ポセイドン(テレパシー)「本当だ。何故ならシードラゴンは双葉の双子の妹の両葉だ。必ず救える」

 

アリエス「そうか、なら私達はマルスとデヴァインの戦いに集中出来るな」

 

ポセイドン(テレパシー)「そうだ、それに私はキュアマルスとは少し関わりがある。マルスとの戦いので私は姿を現すだろう」

 

アリエス(私達を救う存在はキュアポセイドン、貴女達だったのね………)

 

 

そして場所は再びアテナ神殿に戻る。

 

マルス「なんてことだ。魔傷が癒えて、聖域の結界が起動したことにより、私の力が弱まっていく。」

 

?「私のプレゼントは気に入っていただけたかな。」

 

カプリコーン「教皇!」そうカプリコーン達の前に現れたのは香川英里だったのだ。

 

英里(スター)「やはりここはあの時の世界であっているようだな。改めて、別世界、私、参上!」

 

その場にいた全員がこの残念なカッコつけは明らかに香川英里本人であることを理解した。

 

カプリコーン「教皇、おふざけはおやめください。」

 

英里(スター)「だから教皇とか言われてる私と私は別物だからな、まあみていろ。超力転身、オルタナティブ!」

 

スター・O「キュアスター・オルタナティブ!」

 

カプリコーン「まさかこれが別世界の教皇」

 

サジタリウス「そう言うことね。」

 

スター・O「そして助っ人は私だけじゃない。」

 

ポセイドン「海神、キュアポセイドン!」

 

オーディン「キュアオーディン」

 

レーダー「キュアレーダーです。」

 

フォルテ「キュアフォルテよ。」

 

マルス「まさか、神のプリキュアを連れてくるとはな。」

マルスは神のプリキュア達に攻撃をする。

レーダー「私達はアウト・オブ・眼中ってわけね。」

 

フォルテ「まぁ当然だろうな。」

そして神のプリキュアである3人が戦いは続く。

ポセイドン「マルス、貴女はやりすぎた。」

 

オーディン「神が神の領地を奪うことなど本来あってはならないのよ。」

 

マルス「なんと言おうと知ったことか、私は私の娘達の為にデヴァインとともにこの世界をやり直し、私達家族が幸せでいられる世界をつくるの、がはぁっ!」そういったマルスの叫びの途中、マルスの背後から何者かが胸を貫いたのだ。

 

オシリス「お母様!」

 

デヴァイン「いやあ、素晴らしい目標をお持ちですね。マルス様ですがその目標は私の願いの妨げになるよって却下です。」

 

マルス「やっ、やめっ、!・・・・・」マルスはデヴァイが手から出した炎によって消されてしまった。

 

オシリス「そんな、お母様!」

 

 

デヴァイン「いやあ、せっかくあれの最終調整を終えて目当て加勢しようきてみれば、マルス様は押され始めていた、目当てのものの回収がてらにマルス様にはご退場を願いました。」

 

オシリス「お母様、お母様!」とオシリスはマルスだったものの灰を掴み涙を流していた。

 

 

デヴァイン「アレク、貴女にもプレゼントをあげましょう。出てきなさい。」

 

オシリス「ペガサス!、どうしたの、あんなに綺麗な純白の鎧が真っ黒に」

 

デヴァイン「彼女には元々闇を司る神アプスが眠っていました。それはもう深い眠りについていたためにほとんどは何があっても目覚めることはなかったのですがここ最近はマルス様の神の力にあてられてその眠りも浅くなってきていました。そこで私は神の眠りを覚ますことなくペガサスを操り闇の力のみを引き出したのですよ。ではペガサスのお披露目も済んだことですし、私はこの辺でお暇させてもらいましょうか。」とデヴァインとペガサスは何処かに転移した。

 

 




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