ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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12闘士集結、タウラス、ピスケス、アクエリアス対巨人像

磨羯にてトラゴスとアスクレピオスを倒したカプリコーンとアクイラ達、そして天秤宮でキュアアクアリアが倒され無人だったことにより、次の宮、双魚宮へと足を踏み入れた一行だったが

 

カプリコーン「誰もいない?」

 

アクイラ「トラゴスが言っていたように残り、双魚宮も無人のようですね。」

 

英里「お前さんら無事だったんじゃな。」

 

カプリコーン「教皇、はやて、明日香、光、皆無事だったんですね。」

 

スコーピオン「カプリコーンや皆も無事で良かったぜ。」

 

タウラス「良かった、光、あまり先に行かないでほしいわ。」

 

サジタリウス「ごめん、ごめん、でも何だがおかしいと思わない。」

 

アリエス「たしかに、双魚宮のはずなのに誰もいない。」

 

リブラ「まるで奪われた当初から何も使われていないくらいにいちごの趣味そのままの部屋、枯れたデモンローズ」

 

ピスケス「そうだね。確かにここだけ、他の宮も対して変わってなかった気もするけど」

 

ヴァルゴ「ピスケス、本気で言ってるの⁉︎」

 

アクエリアス「お前のだけ変わってないんじゃねぇ、お前が変えすぎなんだよ!」

 

英里「まったく、久しぶりこれだけの人数が集まったのに相変わらずしまらんやつらじゃの。」

 

カノン「こう言った光景は世代が移り変わろうと変わらないものなんだな。」

 

英里「そうじゃな。」

 

そして部屋の隅では変身を解いたカノンと英里が話していた。

だがそんな雰囲気もすぐに破られるのであった。

 

デヴァイン「中々楽しそうですね。パライストラの皆さん」

 

英里「デヴァイン!」

 

デヴァイン「先程ぶりですね。教皇様、なにぶん急いでいましてそこの娘だけをもらっていきますよ。」とデヴァインが手をあげると

 

オシリス「ペガサス!!」ペガサスが宙に浮き魔法陣に拘束される。

 

ペガサス「離せ!、外れない。」

 

デヴァイン「当たり前です。プリキュアを洗脳するときに使っていた拘束用魔法陣ですから、あとそれから」とデヴァインはもう一つ魔法陣を展開させる。

 

カノン「まずい、あれは召喚魔法陣!」カノンの脳裏に双児宮で戦った化け物の姿がよぎる。

 

そしてカノンの予想は的中し、計上し難い化け物こそ出なかったものの、巨体なゴーレムが出てきた。

 

デヴァイン「あなた達の相手は彼で充分でしょう。」

 

デヴァインはペガサスとともに転移していった。

 

アクエリアス「さて、教皇様、先に行ってください。何だかんだ言って、この12宮私がメインで活躍した話ないからさ、目立ちたいのよ。」

 

タウラス「メタい話しはしないの!、私も混ぜてもらうわよ。結局私も戦ってないんだから」

 

ピスケス「私も残る。」

 

英里「お前達、他のものは上を目指せ。敵はおそらくスターヒルかアテナ神殿におるはずだ。」

 

と英里達は上に向かうのだった。

 

アクエリアス「さて、ペガサスの救出のことを考えるとここでノロノロしてるわけにいかないな。」

 

タウラス「だけど、肩慣らしにはちょうどいい相手かもね。」

 

ピスケス「ようし、私が持ってきたお気に入りの子たちを使っちゃうからね。っとその前に」ピスケスは地面に宮の床に小宇宙を流し込むと

 

アクエリアス「これは枯れていたデモンローズが再び、綺麗な姿に戻り、燃え上がる真紅のような輝きを放ち咲き誇っている。」

 

ピスケス「いつまでも枯れっぱなしじゃ可哀想だし、この子達を植え替えちゃうのもやっぱりいやだからね。」

 

タウラス(それはただめんどくさいだけなんじゃ)

 

ピスケス「それにみんなでまた揃ってお茶会したいしね。」

 

アクエリアス「いいなそりゃ、でもそんときゃデモンローズティーはなしで頼むぜ。」

 

タウラス「それは私も同感だ。」

 

ピスケス「えぇー、美味しいのに、まぁ、お喋りはこのくらいにして」

 

アクエリアス「ああ」

 

タウラス「わかってるわ。」

 

ピスケス「いっくよ!」

 

 

タウラス「雛子の薬のおかげで大分楽にさせてもらったんだから久しぶりに行くわよ。聞きなさい!、私のどんな兵器や力よりも爆発力のあるサウンドを!、プリキュアサウンドホーン!」タウラスの小宇宙によって編まれた弦から奏でられる音が形をまとい牛の形なり、巨人像にぶつかる。ぶつかった場所が削られている。

 

タウラス「アッチャー、あいつ結構かたいわね。」

 

ピスケス「それなら私とアクエリアスであいつの動きを止めるから、タウラス、全力で行っちゃおうよ。」

 

タウラス「えっ、いいの最悪宮壊れちゃうわよ。」

 

ピスケス「いいの、いいの多分聖域ごと改装が入ると思うから」

 

アクエリアス「まぁ、やってやるか。」

 

ピスケス「それじゃ、私の新技行っちゃいます!」持っているデモンローズを全て地面に突き刺す。

 

ピスケス「真紅の毒薔薇達よ、束ねて混ざれ。薔薇傀儡、デモンローズドラゴン!」そしてピスケスの呪文とととに地面に突き刺さる薔薇と宮の薔薇全てが絡み合い最強の幻想種、ドラゴンをかたどっていく。

 

ピスケス「これが私の新技、大量の薔薇に小宇宙を流して簡易的な使い魔にするのだ。アクエリアスこの子で動きを止めている間に

 

アクエリアス「やるな、ピスケス、私もいくぞ!、プリキュアフリージングコフィン!」

 

アクエリアスがローズドラゴンと戦う巨人像をもろとも全身を凍らせる。

 

タウラス「いくわよ!、プリキュアサウンドブラスターホーン!」

 

タウラスの最大の攻撃が当たり、巨人像とローズドラゴンは消滅した。

 

ピスケス「さて片付いたし、行こっか」

 

アクエリアス「ああ」

 

タウラス「そうね。」と三人は英里達の後を追い階段を駆け上がるのだった。




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