ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
アリエスとトクソテスの激しい戦いが続くなか等々人馬宮に姿を現したサジタリウス、別世界とはいえ親友同士の戦いが始まろうとしていた。
トクソテス「やっと現れてくれたわね。光、いやキュアサジタリウス」
サジタリウス「貴方が件の別世界の遥ね。」
トクソテス「別世界とはいえ貴女に会えたこと嬉しく思うわ。」
サジタリウス「貴女がプリキュアとして私と一緒に戦う世界があるなんて嬉しい反面、複雑な気持ちね。」
トクソテスとサジタリウスがほとんど同時に攻撃仕掛ける。
だが2人の打ち合いは近郊している。
サジタリウス「うーん、サジタリウスになってから結構強くなったと思ってたんだけど、遥も相当強いね。これは出し惜しみ、してる場合じゃないかな。」と腰に吊るしてあるオーブリングを見る。
トクソテス「よそ見してる場合じゃないでしょ。」
サジタリウス「危ない。よしっ!」と腰に吊るしてあるオーブリングを手にもつ。
サジタリウス「オーブ、久しぶりに力を貸して!」
オーブ『サジタリウス、わかった。行くぞ!』
サジタリウス「いい今はキュアオーブの時みたいには掛け合わせての返信じゃなくてカードで読み込んだプリキュアの必殺技の概念だけを抽出して私に付与してちょうだい。そうね瑠璃のプリキュランスと似たような感じでいいわ。」
オーブ『わかった。』
トクソテス「どうやら、何か秘策があるみたいだけど、私がそれをする時間を許すとでも」
?「ふーん、でもさ君も気づいた方が良いよ。敵は光だけじゃないってさ」何者かの攻撃を受ける。その者は左目を前髪を隠しているが星川玲央だった。
アリエス「なっ!、お前は⁉︎」
サジタリウス「まさか、玲央の話の真実をこの目で見ることになるとは」
トクソテス「馬鹿な星川玲央だと、既に星川玲央はキュアアリエスはここにいると言うことはまさか、貴様私と同じ世界の」
玲央?「残念、同じ世界というには貴女の知る星川玲央と僕が辿った経歴は明らかに違うのさ。」と玲央は前髪をあげると
アリエス「なっ、目が潰れている。」
玲央?「まぁ、そういうこと」と玲央はガシャットを取り出し、ガシャットを起動させる。
『髑髏の皇帝マジンカイザーSKL』
玲央?「プリキュア、スカルコンバイン!」
そして玲央?の体をキュアカイザーをベースにマジンカイザーSKLの意匠を取り入れた姿になるもちろん爆乳である。
アリエス(なんで別の世界の私は皆、あんな感じになるんだ)と衝撃を受けるアリエス、ガーンという効果音が後ろに出てても良いくらいの驚きである。
カイザーS「私は髑髏の皇帝、キュアカイザーSKL、さあ、本当の地獄ってやつを味わせてあげるわ。まあ、地獄は私なんだけどね。」
トクソテス「ふざけたこと!」トクソテスが矢を放つが
カイザーSはスカルマグナムを使い、矢を全て撃ち落とした。
カイザーS「危ないなぁ、でも、それくらいじゃ、私は倒せないわよ。」
カイザーSは武器を斬馬刀に持ち替えてトクソテスに斬りかかる。
トクソテスも弓でそれを受け止める。
トクソテス「何というパワーだ。まさか星川玲央にこれほどまでに禍々しい力が宿っているとは」
カイザーS「そうだ。面白いものを見せあげるよ。」
カイザーはあるものを取り出す。
アリエス「それはジャグラスリング!」
カイザーS「僕の世界のジャグラーを殺した時に手に入れたものだけど、サジタリウス今から君がしたいと思っていることを見せてあげるよ。」
『キュアピース』『キュアレモネード』
カイザーS「力の概念、よこしなさい!」
『コンセプトフュージョン』
カイザーS「プリキュアライニングバインド!」
トクソテス「何、うわぁぁ!」
カイザーS「さらにもう一丁」
『キュアジェミニ』『キュアルージュ』『キュアドロップ』
『コンセプトフュージョン!」
カイザーS「プリキュアバーニングディバイト!」カイザーSが2人に増えて空中で捻りを加えてトクソテスに炎を纏った蹴りを落とす。
サジタリウス「すごい、私のやりたかったことをいとも簡単に」
オーブ『サジタリウス、関心している場合じゃない、あのキュアカイザーは人を殺すことに迷いがない。完全に殺しにかかってるぞ。』
サジタリウス「そんな、仕方ないわね。ぶっつけ本番だけどやるわよ。オーブ!」
オーブ『ああ!』
サジタリウス「キュアハート・RB!、フォーエバーラブリーさん!」
『キュアハートラブハートビックバン』『フォーエバーラブリー!』
サジタリウス「2人のBiGな愛の力、ひとつに束ねてお借りします。」
『コンセプトフュージョン』キュアハートとラブリーの愛の力がサジタリウスの弓矢に付与される。
サジタリウス「カイザー、どきなさい、プリキュアサジタリウス・ザ・ハートビックバン!」キュアハートのマイスイートハートギャラクシアとフォーエバーハピネスシャワーの威力を掛け算し、大量の浄化の力をトクソテスに注ぎ込む。
トクソテス「うわぁぁー!!!!!!」
トクソテスは変身が解けてもとの遥に戻る。
カイザーS「あーあ、私の獲物だったのに」とカイザーSは変身を解く。
そして遥から指輪を取る。
玲央(SKL)「まあ、今回の僕の目当てはこれだし別にいいか、ついでにそこの神楽遥は僕がもとの世界に戻しておいてあげよう。」そして透明なカーテンのようなものが現れる。
玲央(SKL)「ああそれとこの世界の僕」
アリエス「なんだ。」
玲央(SKL)「今度は君のアリエスの指輪を奪いに行くかもしれないからその時はおとなしく僕にそれ渡してね。」
アリエス「ふっ、その時は返り討ちにして追い返してやる。」
玲央(SKL)はふっと微笑むとカーテンをくぐりこの世界を去っていった。
サジタリウス「それにしてもすごかったわね。あの玲央、特に」とアリエスの胸部を見ながらいう。
アリエス「胸を比べるな!」
サジタリウス「ごめん、ごめん、さっ、先を急ぎましょう。んっ!」
サジタリウスは膝をつく。
アリエス「大丈夫か、サジタリウス」
サジタリウス「ええ、久しぶりにオーブの力を使ったから疲れただけよ。」
アリエス「無理はしないでね。」
サジタリウス「わかってるわ。」とアリエスとサジタリウスは次の宮磨羯宮へと向かうのだった。、
次回予告、磨羯宮へと到達した瑠璃達、磨羯宮には意外な人物が待ち構えていた。次回2代目キュアトラゴスと蛇遣い座の宿命。
次回も楽しみに