ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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影の獅子の思惑

キャンサーとアリエスの2人を残し 巨蟹宮を抜けた先にある第五の宮、かつてはリオンが守護していた

獅子宮へ到達した一行。そこでペガサスは

 

ペガサス「なんだ?私達にプレッシャーを感じる」

 

ドラゴン「何だか先に進んでは行けない気がする」

 

謎のプレッシャーを受けていた。プレッシャーを受けたのは、ペガサス、ドラゴン、キグナス、ライオネット、ヴォルフ、アクイラである。そんな中レオーネはある事に気づく。

 

レオーネ「教皇様、先に進んでください」

 

英里「何か有るのか?」

 

レオーネ「今の獅子宮を守護してるのは私の関わりのある人物です。ですから獅子宮の攻略は私が何とかします。それに」

 

英里「それに?」

 

レオーネ「次の処女宮には、闇の12闘士の最強格の一人が居ます。気をつけて下さい」

 

英里「何か感じておるなレオーネ」

 

レオーネ「はい。獅子宮を攻略したら、今獅子宮へ向かっているキャンサーとアリエスと一緒に処女宮へ向かいます。どうかご無事で」

 

英里「解った。気をつけるんじゃ」

 

リーオーと交戦するレオーネ。そんな中、リーオーの行動にレオーネは気づく。

 

レオーネ「貴方、私を倒すのが目的じゃないようね」

 

リーオー「私の行動に気づいたかレオーネ」

 

レオーネ「ええ、貴方は私達を倒すのが目的じゃない。寧ろペガサス達にある力を目覚めさせるのが目的ね」

 

リーオー「そうよ。ペガサス達には、セブンセンシズを覚醒しなければいけない。でなければ、次の処女宮でペガサス達は全滅するわ」

 

ペガサス達がセブンセンシズの覚醒に成功すると、リーオーが意外な事を言う。

 

リーオー「此で私はマルス軍に協力する理由は無くなったわ」

 

レオーネ「リーオー、貴方は初めからマルス軍の仲間では無かったの?」

 

リーオー「そうよ。そして」

 

其処にアリエスとキャンサーが合流。

 

アリエス「貴方はヘレンの協力者なんでしょ」

 

リーオー「その声、ヘレンの姉だな。そう、その通りだ。そしてカンケルを倒したようだな」

 

キャンサー「カンケルの事を知ってるようね」

 

リーオー「ああ、アイツは戦士としては最低な奴だったわ。そして、戦士として最低なのは闇の12闘士には少なくとも二人以上は居るわ」

 

アンドロメダもプレッシャーで進めない。

 

アリエス「その口振り、貞美以外に歪んでる12闘士が居るようね」

 

リーオー「そうよ。特に正規の適合者と言い張るパイシーズは相当歪んでるわ」

 

ペガサス達を残し、英里、ジェミニ、スコーピオン、カプリコーン、アクエリアスは次の処女宮へと向かっている。そんな中ある1人の人物が12宮へと到達した。

 

恵「やっとついた。どうやら先に来た皆はもう獅子宮まで進んでいるようね。」と恵はキュアヴァルゴとなってからものすごく目が良くなったために処女宮へ向けて階段を駆け上がる英里達の姿が見えたのだ。

 

恵「急がないと」

恵もキュアヴァルゴへと変身して12宮の階段を駆け上がって行くのだった。




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