ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
金牛宮を抜け、パライストラの一行は第3の宮双児宮へと先程合流したキグナスとドラゴンとともに足を踏み入れた。
ドラゴン「ここが双児宮」
双児宮の中はかつての双児宮とは打って変わり花の咲く屋内庭園とかしていた。
サヤ「しかし、まさか宮全体を庭園とするとは」
英里「殺風景なのよりは良いがあまり見慣れる感じがせんな。」
ジェミナス「あら随分と大勢のお客さんね。」
アリエス「貴女はラドス・リバーサ!」
ジェミナス「キュアジェミナスをしております。」
ドラゴン「キュアジェミナス、貴女は聖域でアテナの為に戦うプリキュアなのでしょう。ここを通してはいただけませんか?」
ジェミナス「そうね、貴女が私のものになってくれるのならいいわよ。」
ドラゴン「なっ、何を馬鹿な事を!、今はそんなふざけた事を言っている暇はないのですよ。」
ジェミナス「ひどいわ。私はこれでも愛と運命を司るプリキュアなのに、じゃあ予言をしてあげる貴女は必ず私のものになる。」
英里「ここには私とサヤとマヤとアリオスさらにドラゴンが残る。他は上をめざすのじゃ!」
カプリコーン「わかりました。」
キャンサー「ご無事で!」
キャンサー達は巨蟹宮へと向かうのだった。
英里「さてジェミナスよ!」
サヤ「ここは我々が相手をしましょう。」
アリオス「我々を恐れぬならばかかってこい!」
ドラゴン「お待ちください。老師、貴女達の身体は魔傷によりまともにラドスと戦えば危ういやもしれません。ここは私が」
ジェミナス「そうよ、老害は黙って見てなさい。」
ドラゴン「だか私もあまり時間はかけていられない。廬山!、っ!、なっ、何、その構えは!」
英里「なんじゃと!」
ジェミナス「廬山昇龍波!」
ドラゴン「うぁぁぁ!」ジェミナスの廬山昇龍波に吹っ飛ばされた。
ドラゴン「何故、昇龍波を」
ジェミナス「私は真似も得意なのよ。」
ドラゴン「ふざけるな、このような紛い物の昇龍波などに私は負けない、見よキュアジェミナス、これが真の昇龍波だ!」
ドラゴン「プリキュア廬山昇龍波!」
ドラゴンの昇龍波がジェミナスの仮面のついたヘッドギアを飛ばし、ジェミナスの頬から血が流れた、
ジェミナス「まさか、私の頬に傷をつけるなんてね。いいわ。少しだけ本気を出してあげる」とジェミナスは白い仮面をつけるとジェミナスの身体は白かった神が真っ黒に変わり鎧の一部が黒くなる。
ジェミナス「今のこの姿の私は憎しみと死を司るプリキュアよ。」
?「ふっふっふ、やっとその姿になったな。」
ジェミナス「何者!」ジェミナスを突然現れた黒い霧が取り込む。
そして霧が晴れると
英里「お前さんは、双葉!」
神の色が白くなり目が赤い双葉がいた。
アリオス「馬鹿なあれではまるで」
双葉?「かつてのサナのようだ・か」
ジェミニ「やはりここにいたかサナ!」
そ 双葉の言葉の後にキュアジェミニに変身したカノンが現れた。
英里「カノン、生きておったか!」
サナ「ふっ、のこのこまた出てきおったか」サナに憑依された双葉はジェミニへと変身するがあの美しい黄金の輝きは邪悪なものへと変わっていた。キュアジェミニダークである。
ジェミニD「ふっ、だがこれで私の元に2人の双子座のプリキュアが手に入った。ここにはもう用はないがまあ、せっかく妹が来てくれた訳だし、土産を置いていってやろう。」
ジェミニがワームホールをあげるとそこから巨大な石像が歩み出てくる。
そこからはなんと彼の形状しがたき神話の神を模した化け物が現れる。
ドラゴン「とりあえずこの化け物を倒さぬ限り先へは進めないか。」
ドラゴンは攻撃を仕掛けるが逆に吹っ飛ばされてしまう。
英里やサヤ達も攻撃をしてダメージが入るもののすぐ再生してしまう。
英里「なんということじゃ、あの再生力、どうやら私達1人1人では拉致があかん、打開する方法はあれしかないか」
ジェミニ「どうやらそのようだな。」
英里とジェミニは小宇宙を高めようとするが
サヤ「お待ちなさい。教皇、ジェミニその役目は我々にさせていただきましょう。」
マヤ「英里様、英里様とのこの2年半楽しかったです。」
アリオス「教皇、師より先に旅立つ愚かな弟子をお許しください。」
ジェミニ「まて、少なからず魔傷を追っているお前達があの技を放ったらおそらく無事ではいられないだろう。だったら比較的に魔傷の少ない私と英里が!」
サヤ「貴女達はこの先の戦いでも重要な役割を持っているのです。だからこそ私達は貴女達3人を生かす方法をとります。」
3人はある構えをとる。
英里「やはり、あの構えは」
ジェミニ「プリキュアエクスクラメーション」
アリオス「燃え上がれ!」
マヤ「吠えろ!」
サヤ「舞い上がれ!」
アリオス、マヤ、サヤ「「「我が小宇宙よ!」」」とアリオス達3人の小宇宙が極限まで高まり、アリオス達に12闘士と形のにた。12闘士のものより神々しいオーラを放つ鎧が装着されていた。
英里「12闘士のゴッドフォームでのプリキュアエクスクラメーション」
サヤ、マヤ、アリオス「「「プリキュアエクスクラメーション!」」」のサヤ達はビックバンにも匹敵すると言われている攻撃があの形状しがたき化け物にあたり地理ひとつ残さずに消滅した。
サヤ達は自分の体を蝕む魔傷によって倒れた。
英里「サヤ!、マヤ、アリオス」
ジェミニ「お前達」
サヤ「英里、私達は役目を果たしました。貴女の役目はまだあります。それに私が見た夢では私ではなく貴女がプリキュアエクスクラメーションを使うはずでした。漸く私のアリエスの予知夢も外れるというものです。・・・」
そしてマヤとアリオスも同じように頷き目を閉じたのだった。
英里「サヤ、マヤ、アリオス!」
仲間の死をジェミニと英里そしてその場に居合わせたドラゴンは悲しんだ。
そして夜空の星にはその3人の守護星座から流れ星がそれぞれ1つ落ちていたという。
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