ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
日本の富士で闇の12闘士との戦いがあってから早3日、パライストラでは訓練の一環でトーナメント方式の模擬戦が行われていた。
英里「ふーん、全体的にみても大分、今年は高水準じゃの。」
サヤ「教皇、瑠璃さんがお帰りになられました。教皇との面会を希望して降ります。」
英里「瑠璃が、わかった待合室で待たせておれ。」
サヤ「はい」
英里は至急待合室へとむかうのだった。
英里が待合室に付くと瑠璃の他にいちご帰ってきていた。
英里「いちごか、どうしたお前さんは確か、野生のデモンローズの群生地に行くとか言ったったはずじゃが。」
いちご「はい、そこで闇の12闘士、キュアパイシーズに遭遇して、なんとか倒したんですが、指輪を回収しようとしたんですが、指輪がひとりでに変身者を離れて何処かに飛んで行ってしまったんです。その変身者が私のもといた世界の後輩でした。」
英里「明らかにこの前雛子達が遭遇した12闘士といい明らかに、こちらの関係者を狙ってきておるな。」
瑠璃「はい、そのようです。それで今回は私の弟子のエキドナがマルス軍に」
英里「なんと、オヒューカスの指輪がマルス軍にそれはまずいかもしれんな。瑠璃お前さんも一度あれを使っとるからわかっとると思うがのあれは感情を支配される、だからこそあれをエキドナに渡した。だがエキドナが感情を手にし、その感情が憎しみなどの負の感情だった場合、あれはさらに強くなる、私は四年前のソルキュベレイターとの戦いの後、聖域の書物でオヒューカスについて書かれていた文献を見つけたあれにはもう1つ上がある負の感情を吸収してキュアアスクレピオスという形態になるらしいのじゃ、その文献を聖域を占拠しておるマルス軍が発見したという可能性が高いじゃろうな。」
瑠璃「そんなことが」
アリオス「教皇、入ります。」
英里「アリオス、お前さんに今はひょっこ達の審判をしとったはずじゃが。」
アリオス?「いえ、実は先程、マルス軍の配下と思われるプリキュアが進入しました。」
だが入ってきたアリオスの後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた。
「奥義!アトミックサンダーボルト!」とその技を放ったのはアリオスだった。
アリオス?はモロに攻撃を受けて吹っ飛んだ。
アリオス「教皇、そのものの言葉を信じてはなりません。そのものこそ、このパライストラに侵入した。マルス軍のプリキュアの頭目なのです。」
アリオス?「ふっふ!、バレては仕方がない。」とアリオス?は
自分の皮を剥ぎ取るとそこにいたのは
英里「お主はキュアワスプ!」
ワスプ「久しぶりね。私に気付かないなんてしばらく会わないうちに耄碌したわね。香川英里、それに私に気付かないなんて今代の12闘士もたいしたことないわね。」
アリオス「私の前で大恩ある教皇を侮辱するとは許さんぞ!」とアリオスは怒りに震えた。すると何処かから光が飛んできてアリオスはそれを掴むとアリオスの手の中にはサジタリウスの指輪が入っていた。
アリオス「サジタリウス、またこんな私と戦ってくれるのか。クロスアップサジタリウス!」
サジタリウス「人馬の賢人、キュアサジタリウス!」
サジタリウス「キュアワスプよ、私の姿をし老師や我が後継者達を謀った罪その身で償ってもらう。プリキュアケイローン・ザ・アロー!」
その光の矢はワスプに突き刺さりワスプはそのあまりの光の浄化の力に言葉も発する暇もなく消滅した。
サジタリウスの変身は解け、指輪ももといた場所へと飛んで行った。
アリオス「ありがとう、サジタリアス」とアリオスは倒れた。
英里「アリオス!」
アリオス「教皇、あのものの申したようにすでにもう何人かのプリキュアがパライストラに・・・」
とアリオスは気絶した。
英里はアリオスに懐から出した丸薬を飲ませると、アリオスの傷はふさがっていった。
英里「直ちに、戦闘体制に入れ!、闘技場のプリキュアにも用心せよ。それといちご、魔傷を受けておるプリキュアには雛子の元にむかい丸薬を受取り、渡して歩くのじゃ、瑠璃は至急闘技場へ!」
瑠璃、いちご「わかりました。」と2人は部屋を出ていった。
英里「とうとうここまで来おったか、さて私もそろそろ覚悟を決めるべきなのかな。」と懐からある指輪を取り出した。
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