ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary   作:のうち

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キュアフェニックス伝説がはじまるぜ!

日本でショウ達と合流して次の目的地、フェニックスの指輪を手に入れた当初誰も適合するものがおらずに神話の時代から封印されていたデスクイン島へ再びフェニックスの指輪は安置された。

その後、デスクイン島への出入りした人間は聖域の調べではいないらしい。

 

日本をたってから船で1週間漸くデスクイン島に到着した。

 

ショウ「ここがデスクイン島」

 

真白「本当に火山だけの島ね。」

 

紫「教皇の言っていた、地獄絵図っていう例えもあながち間違いではないのかもね。」

 

エル「確か、教皇の話では指輪とそれに変身できるものは引かれ合う運命にあり、指輪と変身者の位置が離れていてもいつかは必ず出逢う。」

 

ソウナ「私達がプリキュアになったのもそんな因果が働いていたからなんだろか。」

 

紫「まあ、そんなことを言っていても、仕方がない、最悪指輪だけでも持ち帰れば問題は無いはずだ。」

と5人は探索を開始し、まずはその指輪の安置されている屋代まで行くことにした。

 

屋代につき、扉を開けると、そこには蓋の空いた箱があり箱には封印の札が貼られていた

 

紫「やはり、ここに誰かきてこの封印を開けた奴がいるということよ。つまりキュアフェニックスはすでに存在している。」

 

ショウ「皆、こっちにきて」

 

真白「これは棺桶」

 

ショウ「しかもこれ空いてるわ。」

とショウは棺桶を開けるとそこには

 

エル「そんな・・・・・!、伊月姉さん。」

 

ソウナ「エル、知り合いなの?」

 

エル「この人は、伊月・ローゼンズール、私の姉さんよ。」

 

エルが伊月の体に顔を寄せる。

 

エル「姉さん、あの時の家族旅行の時の事故でここまで流されてきてたんだね。」

と涙を流すがっ、エルの涙が伊月の頰に触れると

 

伊月「ん?」

 

真白「エル、その人生きてる。」

 

伊月「エル、随分とおおきくなったわね。」

 

エル「姉さん」とエルは起き上がる。伊月に抱きつき暫く泣いていた。

 

伊月「相変わらず泣き虫なんだから」と頭を撫でる。

 

そしてエルを撫でる手にはフェニックスの指輪があった。

 

紫「フェニックスの指輪」

 

伊月「貴女達はこれを知ってるのね。」

伊月はこの指輪を手に入れた過程を話してくれた。自分の家族と海上事故で離れ離れになり、自分はこのデスクイン島に漂流したこと、そして自分はこのデスクイン島に住んでいたものにより助けられ、この島に安置されていたフェニックスの指輪に選ばれキュアフェニックスとしてデスクイン島を守っていたという。ある時、デスクイン島に起こる巨大な津波に巻き込まれそうになるがそれを力を使い果たして意識がなくなったはずだったが気づいたらこの状況だったらしい。

 

真白「その話、少しおかしく無い、貴女の話を聞く限りデスクイン島はかなり前から無人の火山島になっていたと紫はいっていたわよね。それにここ数年にこの近海の海でも島を飲み込むほどの高波は観測されてないのよ。」

 

紫「えぇ、人が住んでいたという記録が残っているのは200年前だったはず。」

 

ショウ「ということは、伊月は海上事故がなんらかの影響を及ぼして200年前にタイムスリップしてたっていうの。」

 

伊月はその話を聞いていたが事態を深刻に受け止める様子もなく。

 

伊月「なんてことなの、私の伝説がまた1つふえたわ。」とそして現在紫達がここにいるわけを話す。

 

伊月「わかった。そっちの味方をすればいいんだろう。新たな聖戦か私の新しい伝説の幕あけね。」

 

紫「それじゃ、パライストラに向かいましょうか。」

 

伊月「いや、私は団体行動が苦手なのそれに私にはこの後少しやらなきゃいけないことがある。場所だけ教えてちょうだい。」

 

紫「わかったわ。」これをっとパライストラまでの道のりを記した地図を渡す。

 

伊月「ありがとう。それじゃ」

 

紫達は先にこの島から発つのだった。」

 

 

伊月「さて、もう出てきてもいいんじゃないか、そこでさっきからこそこそ監視してた奴。」

 

?「気付かれていましたか。」

とそこにはキュアマルス軍と謎の男が立っていた。

 

伊月「あんた誰だ。」

 

マルス兵「このお方になんて口の聞き方だ。このお方は聖なる魔術師デヴァインだぞ!」

 

伊月「ふん!、魔術師が聖なるとは笑わせてくれるわね。それで聖なる魔術師は何のようなのかしら」

 

デヴァイン「我々マルス軍の元で戦いませんか。貴女が200年前に失った人達とも合わせてあげましょう。」

 

伊月「笑止!、確かに私はこの島に住む家族ともいうべき人達を失った。だが、そんな家族の死などもうとっくに乗り換えている。それにこの身はキュアアテナを守護する88の星座の1つ鳳凰座のプリキュアになった時より、アテナに捧げておるは、」

 

デヴァイン「交渉決裂ですか。」

 

マルス兵「デヴァイン様、最初からこのようなやつは誘うべきではなかったのです。ここは我々がなんとかしますからあなた様はお引きください。」

 

デヴァイン「そうですね。あとは頼みましたよ。」

 

伊月「クロスアップフェニックス!」

 

フェニックス「孤高の鳳凰!キュアフェニックス!、さあ伝説がはじまるぜ!」




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