ROAD toRURI外伝ROAD toSanctuary 作:のうち
リブラ「巨蟹宮か・・・・」
ジェミニ「黙るな・・・・」
巨蟹宮を前にした2人は入るのをためらっていた。
リブラ「いや、さすがに死者の顔をコレクションしてたマヤの前のキュアキャンサーを思い出してな。」
ジェミニ「あの人か、確かに我々にはマヤよりもあの人の巨蟹宮の方が慣れているからな。」
2人は覚悟を決めて巨蟹宮に入ると
そこには死者の顔がそこら中に飾られていた。
リブラ「なっ、何故だ。」
ジェミニ「我々が二度と見たくなかった巨蟹宮じゃないか。」
?「お前達か、侵入者は」
ジェミニ「こんなところには一秒たりとも痛くない。ギャラクシアン・エクスプロージョン!」と蟹座の黄金聖闘士、デスマスクは咬ませ犬におわった。
リブラ「ジェミニ、お前!」
ジェミニ「何も言うな、さぁ、次は双子宮だ。いくぞ。」
と巨蟹宮を抜けて双子宮へとたどり着く。
そこには神の化身とまで言われたアテナに使える最強の聖闘士、双子座、ジェミニのサガがリブラとジェミニの前に現れる。
サガ「お前達か、この神聖な十二宮を荒らす輩は!」
ジェミニ「何だろうか、この姿を見ているとどうもサナ姉さんを思い出す。」
リブラ「私もだ、神の化身と言われたあいつを思い出す。」
サガ「なっ!、ジェミニとライブラの
リブラ「話を聞いてくれぬか、ジェミニの黄金聖闘士よ。」
とリブラがここまでの経緯を話すと
サガ「なるほど、そういうわけか。だが、教皇といえど異世界へのましてや、お前達の世界への入り口を開けることはできぬ、出来るとすれば私と、キュアジェミニといったな、お前の力の共鳴によりお前の知る世界への扉が開かれるだろう。」
ジェミニ「なるほど、でわ、早速やってみるか」
サガ、ジェミニ「「アナザーディメンション!」」
そして異世界への入り口、ワームホールが現れる。
サガ「さあ、異世界への扉は開いたどこへ通じるかはお前達の運次第だ。」
リブラ「助かった。ありがとう。」
カノン「ありがとう、サガ兄さん!」とジェミニはおそらくは自分の世界の姉の別世界の同一人物と知ったからの発言だったのだろう。
そしてそのワームホールを抜けた先は教皇の間だった。
英里「どうやら戻ってこれたらしいな。」
カノン「ああ、私達の指輪も無くなっている。」
そして2人は昔話に花を添えているとサヤが入ってきた。
サヤ「大変です。教皇!、現在アテナ様がおられるナダル島にて聖域の地下に封印されていたキュアマルスが復活したとの報告が」
カノン「一体どうやって、奴は確かに英里自らが地下に置かれていたはずだが」
サヤ「それと地下の封印の壺は何者かによって破壊されておりました。」
カノン「なんと、それでは聖域の中に裏切りものがいるかもしれぬということか。」
英里「して、サーシャの護衛には誰が」
サヤ「はい、アテナ様の護衛には光と翔が付いておりましたが、光は重症を負い、全身に魔傷を負っているとのこと、アテナ様も闇に呑まれ、それをキュアペガサスとして覚醒した翔がマルスを撃退したと」
英里「そうか、等々目覚めたか、代々キュアアテナのと共にいくたとの聖戦にて多くの神を倒してきたとされるキュアペガサスが」
するとサヤが何かを感じ取ったのか、英里とカノンに叫ぶ。
サヤ「何かくる。英里は私に捕まって、カノンはアナザーディメンションで脱出を!」とカノンと英里もそれに感づいた。
英里「カノン、先に行け、お前さんには後の世代をなんとか鍛え上げる役目がある。」
カノン「しかし、我々3人で戦えばまだ、勝てはしなくとも誰かが逃げる時間を稼ぐことはできるはずだ。」
マルス「ふっふっふ、久しぶりね。香川英里」
英里「キュアマルス!」
マルス「私は先ほど蘇り、キュアアテナを消した。次はお前達の番だ香川英里、特に貴様はたっぷりと苦しめてから殺してあげるわ。」
英里「ままならんものよの。」と英里は構えをとる、がっ、それをカノンが止める。
カノン「やめておけ、お前にはやらねばならんことがあるだろうに」
とカノンは英里が持つキュアドラゴン、キュアリブラとはまた別の指輪の事を言うと
英里「やはり気づいていたか、だが今の私には扱うことはできないのだ。」
カノン「いや、それがあればお前が復帰できる可能性はあるだろう。サヤ!、キュアマルス以外全員をパライストラとカノン島にとばせるか。」
サヤ「今の私ではどれだけ飛ばせるかわかりませんがやってみます。」
カノン「頼む!」
英里「カノン早くせい!」
サヤはテレポートしようとする。
マルス「やらせると思ってるの」と巨大なエネルギー弾を作り出しサヤ達にむけて放つが
カノンが割って入る。
カノン「サヤ!、いけ!」
サヤ「わかりました。転移!」とテレポートする中で英里が最後に見えたのはマルスの巨大なエネルギー弾を技で受け止めきれずその攻撃にのまれる場面だった。
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