ありえない職業で世界最強   作:ルディア

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少し原作に近い展開になってしまい面白味が無いと仰られる方もいると思いますが半神という天職上、ああさせるにはこうするしか方法が浮かびませんでした...。どうか最後まで読んで頂けると嬉しいです。


第二話 “覚醒”

「(目を逸らさずにゆっくり後退するんだ。だ、大丈夫。俺なら出来る...。)」

 

オルクス大迷宮の地下で赤い目を持つ兎と退治しているミノルは物音を立てないよう慎重に一歩ずつ岩陰から離れていく。兎はそんなミノルの様子をじっと観察しているだけであった。と、充分な距離を保った事を確認したミノルが突如兎から全力で逃走を始めた。方向は当てずっぽうだがこの手の迷宮は下に行く階段を見つけなければずっとその層をグルグル回っているだけだと長年の経験で知っていた為走っていればやがて元の場所に戻る算段であった。普通の魔物なら簡単に撒けたであろう。しかし、第一層目とはいえ大迷宮の魔物だ。5m程間隔を空けてミノルの後にピッタリと張り付くように追い掛けて来ているのである。

 

「マジかよ............!」

 

そろそろ撒けたかと思って背後を見たミノルは案の定度肝を抜かれ、必死に走る速度を上げる。だが、尚も追い掛けてくる兎を見て覚悟を決めたのか逃走を止め急ブレーキを掛けると兎の方に向き直った。兎はミノルの突然の行動に多少の動揺はあったようだが意にも介さず突進の速度を緩めない。ミノルの方はと言うと突進をどちらの方向に避けようか脳をフル回転させ考えていた。

 

「(どうする.........。ただのローリング回避じゃあの巨体は避けきれない...。じゃあジャンプして避け)グハッ!??」

 

ミノルの思惑を外れ、突進攻撃を仕掛けるとばかり思っていた兎が両足を揃え突進の助走とジャンプ力を全て乗せた両足飛び蹴りをミノルに浴びせたのだ。咄嗟に腕をクロスして衝撃を和らげたのは正解だったがその衝撃は物理耐性がチート限界突破しているミノルでさえ洞窟の壁に叩き付けられる程だった。

 

「カハッ......!...グッ...ゴホッゴホッ......。」

 

壁に叩き付けられ肺の中の空気を全部持ってかれたミノルの身体は新しい空気を取り込もうと激しく咳き込む。内蔵が傷付いたのか手にはベットリと血が付着していた。半神出なければ即死であっただろう。蹴りを浴びて吐血するミノルに追撃をとばかりに突進して来る兎。威力は飛び蹴り程では無かったが人間を殺すには充分すぎる威力だ。自動車で跳ねられた様な痛みが全身を駆け巡りミノルはその場にドスンと膝から崩れ落ちた。薄れゆく景色の中ミノルが見たものは勝利を確信したのかミノルを捕食しようと緩慢な動きで近づいてきている巨大な兎の姿だった。

 

「(あんなチートな職業でも...俺は死ぬのか.........。こんな所で日本にも帰れずに...。我ながら最高に格好悪いな...。)」

 

死を覚悟し目を閉じようとしたミノルの元へ二体の影が向かっていた。そう、ミノルを捕食しようと。振動で地面に横たわったまま目を開けたミノルは暗闇の中というのにやけにハッキリと紫色の毛を纏った二匹の狼が先程の兎と戦闘している場面を目撃した。

 

「(何だ......?友好関係ではないのか...?俺を廻って争っているんだろうがこれはチャンスだ。今のうちに此処から逃げよう......。)」

 

身体に力を入れ起き上がろうとする、だがそう簡単に動いてはくれない。何とか這って移動しようと試みるがそんなミノルの前に一匹の狼が立ち塞がる。どうやら兎との戦闘をもう一匹に任せてミノルを捕食しようと考えている様だ。だが、その狼を兎が両足蹴りで吹っ飛ばした。遥か後方に飛んでいく狼は空中で何度か宙返りをするとしっかりと四本脚で着地し兎に噛み付きかかった。

 

「(クソっ......。体力回復系のスキルとか無いのかよ...?)」

 

心の中で悪態をつきながら懐からステータスボードを取り出す。技能の所を読み進めると“魔力変換”の技能の後ろに“治癒力変換”と書かれた技能を発見する。

 

「(あった...!でもどうしたらいいんだ...?)」

 

本来なら今頃ミノルは座学で魔法の使い方を伝授されている頃だろう。しかし途中で逃げ出した為知識が充分ではないのだ。幾らチートスペックを持っていようがその使い方を知らなければ唯の飾りだ。

 

「(取り敢えずイメージするんだ。自分の中の魔力が治癒力に変換される様子を。)」

 

目を閉じ、上の砂と下の砂の色が異なる砂時計をイメージする。それをひっくり返すと下の砂と上の砂が入れ替わる。だが......?

 

「(駄目か......。変換.........変わる......別の物に......。)」

 

今度は自分の魔力を1個の赤いボールに例えそれが風船つまり治癒力に変わってしまうというイメージをしてみると、次の瞬間ミノルの全身を暖かな光が包んだ。魔力を治癒力に変換し傷を再生させる事に成功したのだ。急いで立ち上がると丁度狼うちの一匹が“纏雷”により尻尾に赤い雷を纏わせミノルの前にいた兎に飛ばした所であった。兎は華麗に跳躍し避けるがミノルはそれをモロに食らってしまう。

 

「グッ..................?」

 

ボンっ!という軽い爆発音の後痛みを覚悟し身構えるミノル。だが痛みはいつまで経ってもやって来ない。実は雷が当たる直前ミノルは無意識に自身の魔力を衝撃に変換し雷を相殺したのだ。ミノルも驚いたが一番驚いたのは雷を放った本人、つまり狼の方だ。先程まで地面を這い蹲っていた食材が突然起き上がり自分の技を打ち消したのだから無理も無い。

 

「何だかよくわからんがこの隙に逃げよう。」

 

と躊躇なく狼と兎に背を向け走り出す。当然追いかけようとする狼だが兎の方が相当プッツンきてるらしく意識を逸らした狼に強烈な蹴りをお見舞する。先程は飛び蹴りを受けたミノルだがこれ程差が付けばもう追い付けまい。兎が我に返った頃にはミノルの姿は遥か後方に消えていた。

 

「取り敢えず、水だ!水。喉が渇いて仕方ねぇ。えっと......“神眼”!と。これで.........おっ見える見える。」

 

走りながら半神だけが持つ技能“神眼”を発動し水源を探す。使い方はよく分からないが取り敢えず目に意識を集中させたら使えたのだ。流石は半神と言ったところである。十分位走っただろうか。ミノルの神眼が湧き出る液体を捉えた。

 

「よし、見つけた!」

 

湧き出る液体がある洞穴に通ずる小さな穴に走りながら飛び込んだミノルはそこで不思議な物を見つけた。その洞穴は外から見ると酷く狭く感じたが実際は天井がかなり高く充分な広さが確保されていた。そしてその中央には青白い光を放ちミノルが追い求めていたであろう液体を流す鉱石が据えられていた。

 

「一先ず、拠点は確保出来たかな。」

 

誰もいない空間で一人呟くと鉱石に近付き溢れる液体を手で掬った。ミノルは知らないが実はその石は【神結晶】と呼ばれる歴史上でも最大級の秘宝で、既に遺失物と認識されている伝説の鉱物だったりする。

 

神結晶は、大地に流れる魔力が、千年という長い時をかけて偶然できた魔力溜りにより、その魔力そのものが結晶化したものだ。直径三十センチから四十センチ位の大きさで、結晶化した後、更に数百年もの時間をかけて内包する魔力が飽和状態になると、液体となって溢れ出す。

 

その液体を【神水】と呼び、これを飲んだ者はどんな怪我も病も治るという。欠損部位を再生するような力はないが、飲み続ける限り寿命が尽きないと言われており、そのため不死の霊薬とも言われている。神代の物語に神水を使って人々を癒すエヒト神の姿が語られているという。

 

「んっ............。ぷはぁ...。生き返ったぁ...。」

 

文字通り神水の効果により疲労と怪我が治っていくのを感じる。魔力も全快したようだ。そこでミノルは考えた。このポーション(仮)を持ち運べれば勝ちゲーじゃね?と。しかしミノルは練成師でも錬金術師でも無いのでそういった物を作るのは不可能だ。しかし、ミノルの天職は半分だけであるが全知全能の神である。

 

「人間に出来るなら神だって出来るよな.........?うーん......蓋型......材料は石............。」

 

イメージが固まっていくにつれ目を閉じているミノルから青白い魔力が溢れ出る。魔力の使用法を理解していないから、無駄に魔力を消費してしまっているのだ。

 

「.....................。よし。“創造”。」

 

イメージが固まるや否や、適当に“創造”と呟いてみる。次の瞬間、側の石が青白く発光しミノルの手元に集まりある形を構成し始める。発光が一段と強くなり、やがて消える。そこにはよく見るような()()()()()()()()。何とこの男、イメージだけで物体を創る“創造”を会得してしまったようだ。半神という天職本当に底が知れない。それをセンスだけで使いこなしてしまうミノルにも問題があるのだが...........。因みにこの水筒には特殊機能が付いておりどんな水でも綺麗で人が飲める様に濾過する機能が付いている。だから神水に変な物が紛れ込んでいても安心して飲めるのだ。唯のチキンである。

 

「やれば出来るもんだなぁ。水と拠点は確保出来たしいいん感じに脱出に近づいているんじゃないかな...?後は...“食糧”が必要だな。」

 

ニヤリと笑うと水筒に神水を汲み何か作業を始めるミノル。一体何をしようとしているのであろうか。

 

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場面変わってミノルは今先程の兎(と思われる)が先程の狼を捕食している所を岩陰に隠れながら観察していた。別に狼を横取りする訳では無い。兎の脅威は身を持って実感している。リスクの大きい行動はしない方が良いと判断したのだ。やがて、兎は狼を食べ終わったのかのっそりと立ち上がるとミノルのいる場所とは反対の方角に行こうとしている。それはミノルに背を向ける格好になるのだ。

 

「(今しかない......!)荒ぶる火よ、我の刃となれ。“火球(フレイムボール)”!」

 

魔力操作が出来るミノルは詠唱を必要としないのだが、これは浪漫である。兎の背へ掌を向けると兎の体長程ある火球が兎に向かい真っ直ぐ飛んで行く。兎が物音に気づき背後を向いた瞬間、火球が直撃。そのコンマ一秒後にボンッッッッ!!!という地を揺さぶる爆発音と共に大爆発した。本来なら普通の火球でここまで威力は出ない。だが、ミノルが無駄に魔力を込めた火球は唯の爆発魔法になったのである。

 

「あれ?火球ってこんな威力出んの?ま、いっか。」

 

火球が爆発した一帯は酷い有様だった。地面は深く抉れ、軽い落石が起き、パニックになった他の魔物共の声が響き渡ってまさに地獄絵図である。しかも鬼畜な事にこのなり損ないの神が撃った火球の火は中々消えないのでそれが地獄を更に地獄にしていた。そんな中、悠然と食糧(兎)に向かい歩いて行くミノル。肩に兎を軽々背負うと引き摺りながら拠点へ持ち帰っていく。

 

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拠点に戻ったミノルは事前に“創造”していた巨大包丁を振り回し見様見真似で兎を捌いていく。実に見事な包丁捌きだが一体どこで習ったのだろうか?

 

「ま、こんなもんか。」

 

小分けにされた骨付きの兎肉(部位は凡そ脚)を集めておいた枝に魔法で火をつけ炙っていく。結構火は通っていると思うが念の為中までじっくり焼いていく。いい色合いになった兎肉と時間の感覚が狂っているため既に三日間何も食べていない空腹で我慢出来なくなったミノルは冷めるのも待たずそのまま噛み付いた。味は...微妙だが三日振りの食事だ。水も飲まず一気に平らげる。

 

「久々の食事.........。でもちょっと味が薄い様な。」

 

少しばかり文句を言いながらも頭と内蔵を残して全て食い尽くしてしまった。満足気に腹を擦りながら神水を水道水の様にがぶ飲みする。やがて空腹が収まると今度は睡魔が襲ってきた。此処なら安全と思ったミノルは床に横たわるとゆっくり目を閉じた。

 

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起きたのは全身を駆け巡る激しい痛みからだった。あの兎の蹴りよりも数十倍はあるだろう痛みに絶叫しながら悶える。座学の授業を全く受けていないミノルは知らなかったが魔物の肉は人間にとって猛毒だ。普通の人間なら食べれば即刻死に繋がるだろう。()()()()()()()。御存知の通りミノルは殆ど人を辞めている天職持ちだ。無意識に行っている魔力変換で魔力を治癒力に変え、魔物肉に蓄積されている魔力を魔力吸収の技能で吸収し回復をしている。それに神水の効果も手伝って死ぬ事は無いだろう。だが、死よりも辛い事がこの世にはある。それは死ぬ直前の痛みをかんじながら絶大な再生力によって死ねない、つまり今のミノルの状態である。

 

「ア”ア”ア”ア”ア”ァ”ァ”ァ”!!!!!!」

 

まず変化が起きたのは髪。東洋人特有の黒髪の色が段々落ちていき、一部が灰色。そして右半分の頭部の色は魔力吸収の影響か、紅く染まっていた。続いてその年齢にしてはやや貧弱だった身体に赤紫の線が浮かぶ。技能を使用し続けていた証拠の青白い魔力はいつの間にか燃え上がる様な濃い紅とその周りが黒にそまりミノルから吹き出すオーラも何処と無く重いものとなっていた。最後の変化として黒い瞳が色を失い金色に染まる。漸く痛みが収まると魔物肉を食う前よりもクリアになった脳と、湧き出る無限の魔力を感じながらゆっくりと立ち上がる。

 

「何が.........起きたんだ.........?」

 

とは言え変化があったのは外見だけ。中身は前のミノルなのだが...?

 

「.........したい.........。殺、したい。殺したい。殺したい。殺したい。殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!クーハッハッハッ!!!何だこれは!湧き上がる衝動が抑えられねぇ!カッハッハッハ...ハ......。俺は...一体何を...?」

 

いきなり大声で「殺す」と叫び高笑いをした後我に返ったミノルは感じた事の無い恐怖に全身の穴という穴から冷や汗が吹き出した。

 

「今のは誰だ.........俺じゃない...よな?」

 

ふらついた足取りで神水の方へ向かう。神水を手で掬い貪る様に飲むと思考が徐々に晴れていく感覚に幾分か落ち着いたようだ。ふと、水面を覗き込むとそこには変わり果てた自分の姿があった。

 

「ッ!?ど、どうなんってだ!?もしかして.........魔物の肉を食べた副作用か!?」

 

慌ててステータスボードを取り出し確認してみる。するとそこには......

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壠瀧ミノル 17歳 男 レベル:31

天職:????

筋力:6320

体力:5935

耐性:5983

敏捷:5919

魔力:7652+5000

魔耐:6005

技能:極全属性適性・超全耐性[+全異常状態耐性][+全属性耐性][+極物理耐性][+極魔法耐性]・神位複合魔法・全武器超適性・未来予知[+危険予知][+自動発動]・超高速魔力回復・神歩[+飛翔][+浮遊][+空力][+縮地][+豪脚][+瞬光]・神眼[+魔力感知][+気配察知][+アイテム探知]・神化[+限界突破]・全種族言語理解・極魔力増加・半不老不死・魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・魔力変換[+体力変換][+治癒力変換][+衝撃変換]・魔法吸収[+吸収力強化][+吸収治癒]・五感強化[+視覚強化][+夜目][+聴覚強化][+味覚強化][+食材判別][+触覚強化][+物質判別][+嗅覚強化]・威圧[+服従][+恐慌]・創造[+消費魔力減]

 

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天職の部分が文字化けして読めなくなっている所を除けば予想通りの結果だった。魔物の肉を喰らうことによりレベルが跳ね上がりステータスが上昇した。技能は“威圧”と“創造”以外は変動はしていなかった。ミノルが一番気になっていることそれは天職の名前である。そりゃあそうだ激しい痛みにのたうち回ったかと思えばこんな外見になっているのだ。無理も無い。

 

「魔物を喰った神だから......。やっぱ“魔神”かなぁ。」

 

と言うかそもそも普通の神が魔物を喰ってもこうはならない。それ以上に分解する器官が強く毒素を完全に消し去ることが出来るのだから。ミノルも例外ではなく全異常状態耐性の恩恵であの位の毒なら身体の中で分解し消去する事が出来たのだ。つまり、なんならかの拒絶反応が起きていたと予想される。そう、それは例えるなら不安定でどちらに作用するか分からない“半神”という器に“魔”という汚物が入り込み拒絶反応を起こし半神を汚染したという感じであろうか。だから表示される天職は魔神で間違いないと思うのだが文字化けして読めない。即ちまだ確定してはいないという事だ。

 

「さっき出てきた“奴”が魔神の俺とすると、今の俺は一応まだ半神ってことになんのかな?」

 

じゃあ魔神を封印すれば暴走はしない、とそこまで思考するがそれを何故かミノルは躊躇った。魔神化した時に感じた魔力の昂りと高揚感と言ったらこの世にこれ以上無いほど優美で心地良いものだったからだ。

 

「............考えても仕方ない。今は取り敢えず此処から脱出する事を考えよう。多分一番下に着いたら出られるんじゃないかな。」

 

息を深く吐き、決心すると兎との戦闘前に大量に作っていた水筒(許容量増大版)に神水をありったけ汲んでいく。やがて膨大な数の水筒を中心に寄せ「“創造”」と呟く。その水筒は赤黒い魔力を放ちながら一つの水筒になった。この水筒はどれだけ水を容れても満タンにならない。つまり無限に水を蓄えられる機能が追加された水筒だ。それを水筒同様“創造”で創ったリュックに入れいよいよ拠点を飛び出した。目指すは第二層目への入り口だ......。




遂にミノル君が厨二病を発病しました。ずっとやりたかった二重人格設定です。本文では回りくどい言い方をしていますがざっくり言うと神<半神=魔神こんな感じです。ハジメ君に比べると成長スピードが遅いという感じで書いてみました。外見の変化はあるけど、中身はあんま無い的な。それと書いてて思ったのですが主人公の心理描写が少ないんじゃないかと。なので次回はその辺も意識しつつメインヒロイン登場に向け突っ走ろうと思います。

最後まで御付き合い頂き有難う御座いました。次回も読んで頂けると幸いです。誤字・脱字報告、感想などお待ちしております。時間がある時に一つずつ返信する所存でありますので気軽に感想下さると嬉しいです。

次回の更新は未定です。

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