@月Й日 天気:ストップをしたいとおもう空の旅
今日は遊園地でのロケであり、いろいろな乗り物に乗ってレポートするという内容だった。
今回も主にぴにゃこら太で出演して、遊園地のステージにてミニライブの合間に大道芸を行う予定である。
今回は割とまともな仕事内容なので安心していたのだが、よくよく計画表を読んでみるとミニライブの合間にぴにゃこら太が出演の為、結構忙しい。
先方の遊園地からの要望でそれぞれ違う演出をしてほしいとの事。
何故アイドルよりも忙しくなりそうな事態になっているのか不明であるが、ぴにゃこら太の人気が出始めている昨今の状況下で断るという選択肢はあり得ない。
よし、気合を入れて演出を考えてプロデューサーさんと綿密に演出の打ち合わせを行わなくてはいけない―――とはいっても今まで通りにやってくれれば大丈夫だとのことなので、いつも通りに曲のイメージや撮影場所の遊園地にあった芸を披露してみた。
予想していたよりもお客さんが多かったが、安部菜々さんたちがライブにて観客の空気を温めて置いてくれたおかげでノリよく芸をすることが出来たので無事に終えることが出来た。
子ども達に受けたのが良かったが、女子中学生・高校生にもジワジワと人気が出ているらしく結構な割合でその姿が見受けられた。
地道なぴにゃこら太宣伝活動が実を結び始めているのかと思うと感慨深い。
それそうと中々面白いというか哀しいというか…ちょっとしたハプニングがあったとの事。ライブなども終わり、せっかくなので遊園地で遊んでもいいという時間を設けられたアイドル達は思い思いにアトラクション施設へ赴く中、菜々さんはプロデューサーさんと観覧車に乗ることになったそう。
てっきりプロデューサーさんとデートか!?と思いきや、カップル専用のゴンドラに乗ろうとする際に慌て過ぎてしまい、菜々さん一人で一周する羽目になったとの事。
それを聞いた時は面白くもあったが哀しみが大きかった……カップル専用ゴンドラに一人きり、それも周囲の景色を楽しむためにゆっくり進むように設定された観覧車の中で過ごす……俺がそれを食らったらと思うと恐怖しかない――――1人で、遊園地で遊ぶという行為そのものが結構な罰ゲームではなかろうかと考える。
流石にそれでは終わらなかったようで、菜々さんはプロデューサーさんと乗りなおしてしっかりと楽しんだとの事。最後には報われたようで何よりである。流石に一人きりゴンドラはよっぽど何かない限りは遠慮したいからね。
実際の所、ぴにゃこら太ってカワイイですよね。