◎月§日 天気:汗が迸って虹になるといいなぁ
いつもながらぴにゃこら太を装備して、いつも通りにバイトをしました。
とはいってもいつものように市街地ではないのです。
この猛暑でめっちゃ晴天の中、まさかのぴにゃ装備でのグラビア撮影のお手伝い。
私に倒れろと言っているのかと思ったが……背に腹は代えられぬ。
中々ぴにゃグッズ当たらなくて、オークションで落としたからお金少ないし頑張ろう。
実際のところ、水遁の術の練習にはもってこいの海での撮影なのであやめちゃんの修行もみようかと思う。
やっぱりというか、自然とそうなるというべきか。ニュージェネレーションの本田未央ちゃんは自由時間ともなると颯爽と海に潜っていった。
他のアイドル達も思い思いに遊んでいる中、月宮雅さんはポージングの練習をしたいといっていた。実に素晴らしい向上心である、見よ弟子、アレがプロというものだ。
『そうですね……常に精進を怠らない姿勢は見習いたいと思います』
其の意気なら大丈夫。ところで水遁の術の基本は押さえてある?
大丈夫なら撮影を手伝いながら、ちょこちょこ見に来るから。
『はい、大丈夫です!』
よし、では無理しない程度に自由時間は鍛錬に充てる事。水中で同じ位置を保つって難しいから、そこらへん工夫してみて。それではまず私の水遁の術を見よ。レッツ実践。
『あ、ぴにゃが海に潜ってるー!』
『こんな所にまでいるのアイツ……っていうか、潜って大丈夫なのかな?』
『流石は緑色の怪物…実に凄まじくはその有様よ』(さすがぴにゃこら太!凄いです)
流石に着ぐるみ着たまま水遁の術はかなり難易度が高いが、私の正体をこれ以上知られてしまうとメンドイので、頑張りどころである。初めての弟子を持ったことで張り切っています。
ちなみにこのぴにゃこら太、完全防水です。いろいろ頑張っておりますよ私。イメージとしてはホバリングを水中でする感じか。多少は動いてしまうが、その動く幅を小さくすることでほぼ代わり映えのない風景の一部として溶け込むことが出来るというもの。
ホントなら夜の湖とかで練習するのが実践的でいいのだけども、アイドルにそこまで要求するのは流石に酷かなと思ったので、今回の海で水遁の術の練習と相成りました。
さすがにマングローブでもない限り、海で水面から竹筒が出ていたらバレバレだけど。
自由時間のみ練習するという事はちゃんとプロデューサーさん達に連絡済みである。
なんでもあちら側としても本当に忍術が使えるようになると、よりプロデュースしやすくなるとかなんとか。なんかあやめちゃんにバラエティの仕事が増えそうな予感がするが、まぁいいか。
お気に入り数がそろそろ300とかなりうれしい事態となっております。皆様、大変ありがとうございます!