IS 速星の祈り   作:レインスカイ

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第16話 蒼風 あの日から

IS国際武闘大会モンド・グロッソ第二大会がアリーシャ姉さんの優勝という形でおわってから数週間が経過した。

その間にゆっくりと体を休めたらしく、姉さんは以前と変わりない様子を見せていた。

だけど、どこか『釈然としていない』といったような表情をしていた。

それに関しては俺もそうだし、メルクもきっと同じなんだろう。

4年前の第一回大会で雪辱を与えられ、その借りを返すはずが、まさかの棄権敗退による繰り越しの形での優勝だった。

嬉しそうに笑顔を見せてくれていたけど、どこか『怒っている』かのように見えた。

そして、決勝戦での相手が、その大会終了数日後に『引退』宣言までしたらしい。

 

これには世間でも結構な騒ぎになったらしい。

 

良くも悪くも、だ。

いい方向では『永遠の世界最強』だとか。

 

悪い方向では『すべての選手への侮辱』だとか。

 

美化されている方向もあり『自分よりも優先すべきモノがあった』だとか。

 

その為、賛否両論ではあるけど『賛』の方が大多数派なのだとか。

 

「さてと、ウェイル、テスト結果はどうだったサ?」

 

噂の中心点近くにいるはずの姉さんは世間の目など知ったことかと言わんばかりに最近は家に姿を見せてくれてるようになっている。

俺としてはもうじき高校受験も控え、勉強が忙しくなってきている。

そんな日にもかかわらず、姉さんは様子を見に来てくれることが嬉しい。

そんなわけで、最近は釣り竿(ロッド)はクローゼットの中で休んでもらっている。

高校受験を成功し、高校に入学したらまた釣りに行く予定だ。

春になったら家族一緒にクルージングに出て釣りとか出来るのが楽しみだ。

 

「はい、コレ」

 

「えっと…どれどれ…」

 

俺が目指す工学系の高校に合わせ、必死に勉強した成果が今回の通知表だった。

姉さんの様子は…あ、表情が綻んでる。

 

「うん、この調子なら大丈夫サ。

よく頑張ったサ、ウェイル」

 

「やった!」

 

「けど、頑張ってるのはウェイルだけじゃないから、これからも頑張っていかないとサ。

サポートは私に任せな」

 

こういうところは姉さんは本当に頼りになる。

家庭教師としても勿論だけど、今では『家族』だって心の底から思える。

 

「なぁ~」

 

俺の左肩に飛び乗ってきたシャイニィも、な。

ISに関しての勉強も姉さんに見てもらっており、しばらく前に特許を推薦された副腕に関してもISに搭載できるようになってきているんだとか。

出来る事なら、メルクが乗る機体にも搭載してほしいよな…。

そうそう、あの副腕だけど、IS製造企業のほかにも技術提携をするところが増えてきていた。

介護、災害救助、工事作業、軍事関連だとか、他には医療関係にも。

だけど、そういうのが来てもイタリアのIS製造企業であるFIATが必ず仲介するようになってるから、必要以上の受注は行わない方針になっているらしい。

んで、俺も素人に近い技術者ではあるけど、もう少し改良できないかいろいろと思案をしている。

今は逐一操作が必要になっている。

最初に製造された船舶固定式の釣りを補助するものに関しても、既に両手がふさがっている状態だから片足でパネルを踏むような形で操作をしていた。

その為、釣り竿を支えるにも体の姿勢が不安定になる。

これをどうにか手足を使わない形で、最終的にはオート操作も出来るようにしていきたい。

その最初の目標としては、音声認識式操作方法にできないか案をまとめている。

つまり、『アレをやれ』『あちらに動け』と指示をしたらそれに答えて自動で動いてくれるように出来ないだろうか、といった形だ。

 

とはいえ、姉さんには特許申請を正式に提出するのは、高校受験に成功した後で、とのことなので、話は少しだけ先伸ばしになってるけども。

 

「イメージインターフェイズ?」

 

次に教わったのはソレだった。

 

「そう、まだ完成はしていないけど、そういうシステムがあちこちで発足してるのサ。

確固としたイメージによって、搭乗者のイメージをそのままトレースした動きを行わせるシステムってやつサ」

 

なんだ、もうシステムの完成は目前というわけか。

 

「でも、コレの使用ができるのはまた数が絞られてくる。

確固としたイメージが必要だから、そしてコアとの高いシンクロが必要になって来る。

そんなのに集中していたら動けなくなるって訳サ。

そしてそれができても今度は大きくエネルギーを消費する可能性も出てくる。

だから、『イメージインターフェイス』が搭載される第三世代機は長期戦闘に向かない仕様になるって事サ」

 

「成程ぉ…」

 

メルクが搭乗するかもしれない新型テンペスタは第三世代機に決定しているらしい。

その為にも急ピッチで開発が進んでいるのだとか。

ああ、俺もその場に混ざりたい!

 

姉さんが現在搭乗している大旋嵐(テンペスタⅡ)は第二世代機で、兵装を標準搭載されたもの。

映像で見た感じでは、剣と銃による攻撃を切り替えながらのスタイリッシュな戦闘方法に加え、足技をも使っていた。

…ん?足技…?

あ、いいの思いついた、忘れないうちにデッサンしとこう。

考えるだけなら大丈夫だよね。

 

「何を描き始めてるのサ、ウェイル?」

 

「ISの新しいパーツ、脚部だけど。

あの副腕がイメージインターフェイスで自動制御できるのなら、場所はどこでも構わないんだよな?」

 

「うん?そりゃ可能だろうサ」

 

よし、なら…副腕は腕ではなく、足でも良いってことだよな。

足で掴む(・・・・)感じでどうだろう?

それこそ、鳥の足のような形状にしてみるとか。

コレは面白そうだよなぁ…。

とは言ってもメモ帳に記しているのはかなり大雑把なメモとスケッチだ。

実現性はまだ低いだろう。

物のついでに言うと実用性も。

これができても蹴りには使えるが、本質が『鹵獲』になる。

それはそれで実現出来そうな気がするけどなぁ。

 

高校に入学したらすぐに見学会もあるし、その時にこのスケッチを見てもらってみよう。

半年ほど色々と構想を練ってみよう。

その時にはメルクも最終選抜も終わり、結果も出るはずだ。

最終選抜試験では、トップに立てば『国家代表候補生』になり、東洋の『IS学園』への入学も高い可能性で決まる。

次席であれば『予備候補生』として通常の受験が控えることになるらしい。

次席以下の場所に立つことになっても、一般生徒としての受験も可能ではあるらしいが、倍率がものすごく高いのだとか。

メルクがポロっと言っていたけど、倍率が『20000倍』を越えるってなにその高さ?

入れる人って同年代の人でも化け物呼ばわりしてしまいそうで怖い、だって俺って学校の成績は人並みだから。

メルクはきっと入学も出来るだろう、しかも国家代表候補生になって。

 

ISについて学ぶ学府は世界でただ一つ。

東洋の人工島に設立されている全寮制の学校らしい。

搭乗者を育成する学園で、起動できるのは女性だけだから、その仕様上、女子校なんだそうだ。

俺からすれば他人事だよな。

あ、メルクがいるから他人事じゃないか。

でも、全寮制ともなると誰もいない部屋に帰ったりするわけだろ。

俺だったら間違いなく心がへし折れるね。

だからと言って、メルクの将来を潰すようなことなんてしたくないからなぁ…シスコン呼ばわりされそうだ。

 

さてと、それからも姉さんによる勉強は結構ヒートアップしてた。

頭がオーバーヒートしそうだ。

けど、姉さんは俺にも吸収しやすい形で覚えられるようにしてくれている。

だから、何とか追いついてこれた。

 

朝には走り込みとトレーニング。

それから朝食。

食べ終わったら出勤したり、登校したりで家を空ける。

夕方に帰ってきて、成績を姉さんに見せる。

それから夕飯を作り、夕飯後には勉強を少し。

平日はこんな流れだけど、これはこれで温かい。

 

休日には母さんに料理を教えてもらったり、姉さんと一緒に料理をしたり、勉強を教わったり、あとは釣り場で釣りをしたり。

そんな日々だった。

とはいえ、釣りは高校受験に成功してからだ。

 

「へぇ、三月の頭には最終選抜試験の結果が出るのか」

 

「はい、二月の最終試験は、実際に機体を動かして、試験官相手に実践をすることになるんです」

 

うわぁ、かなり難しそうだなぁ。

試験官は言ってしまえばベテランだ、そんな人相手にルーキーが挑むなんてなぁ…。

 

「難しい…っていうか勝てないんじゃないのか?」

 

「もちろん、勝てないと思います。

でも、勝つのが目的ではなく、実力を測るわけですから」

 

あ、そういう事か。

一定以上の技量が認められれば、合宿という篩で選抜されるってことか。

成績最上位者がはれて『国家代表候補』の称号を得られるって訳か。

それからは結構な訓練が課されるようになるらしい、厳しいなぁ。

俺だったら逃げそうだ。

っていうか逃げる。

 

それから聞いた限りでもメルクが受けることになるであろう訓練には度肝を抜かれた。

すごい厳しいらしい、教官が姉さんになったとしても。

やっぱり、名乗れる称号に関しては、責務も重いって事なんだろうなぁ。

それ相応の『覚悟』と『責任』があるみたいだ。

 

なら、俺の責任と覚悟は?

エンジニアになるのは何故?

メルクが搭乗者になるからか?

それはただの自己満足かもしれないのに…?

 

俺は…

 

「ほら、また辛気臭い顔をしてるサ、ウェイル」

 

ツン、と額に指先が当てられる。

 

「これまで数年の間にも私達は察してる。

アンタの覚悟と責任、それに至る根底を」

 

まっすぐに目を覗き込まれる。

目を離せなかった。

ただそれだけのはずなのに、心の奥底まで見られている気がした。

 

「俺の…根底…?」

 

「そうサ。

ウェイル、アンタを認めてくれている人は沢山居るからサ、大丈夫サ」

 

そう…かもしれない。

必死になって頑張ってきてもそこまでさして伸びなかった。

でも、それでも周りはあたたかな風のように当たり前に俺を見てくれる人がいた。

見てくれる人がいた。

認めてくれる人がいた。

だから、俺は…

 

何かを飲み込めた気がする。

俺が今まで頑張ってきた理由も…。

 

「アンタを否定するような人は此処には居ないだろうサ?」

 

だから俺は頑張ってきてた

 

うん、そうかもしれない

メルクの為、とか

姉さんの為、とか

家族の為、とか

 

そんなのを取っ払って根底に根付いていたのはそういう想いだったのかもしれない。

 

なら、夢に出てくる女の子には何が出来るのだろうか…?

 

実在する人物かどうかすら怪しいのに、どこか心のどこかを惹きつけられ続けている。

 

相貌は見えないのに…

 

もしも、もしも逢えたら…?

 

 

 

 

その日も、夢を見た

 

どこかの建物の屋上

 

そこで、その小さな女の子は居た

 

肩から提げるタイプの鞄を抱きしめて動かない

 

眠っているのだろうか?

 

それとも…?

 

場面は変わる

 

どこかの病室の中だろうか?

 

女の子が慌ただしくしながら、たどたどしい手つきで、包帯を巻き付けてくる

 

どこか親近感を持ってしまった

 

その不器用さは、まるで俺のように思えたから

 

もしかしたら、俺と彼女は似ているのかもしれない

 

似ているのかな

 

似ていたらいいな…

 

また、場面が変わる

 

何処なのだろうか?

 

何処でも無かった

 

見渡す限りの闇そのものだった

 

「アレは…?」

 

一人の男の子がそこに居た

 

背丈は俺よりも小さい

 

髪は黒い、それでいて、背中から見ても判るほどに傷だらけだった

 

 

「居場所が欲しかった。

此処に居ても良いんだって、言ってもらえるような場所が」

 

 

「居場所になりたかった。

たった一人でもいいから受け入れることができる、そんな(居場所)になりたかった」

 

 

その彼の声は、どこか悲鳴のようにも聞こえたんだ

 

救いを求めるかのような…今にもこと切れてしまいそうなほどに、か細い声

 

なのに…どこか俺の胸の内を締め付けてくるかのようだった

 

 

 

「…妙な夢だったな…」

 

今まで見たこともない夢だった。

なのに、どこか他人事のようには感じられなかった。

まるで…どこかで俺はそれを()っていたのではないのかと思ってしまう。

…まあ、ヴェネツィアでも黒髪の男の子なんてチラホラと見たりするし、珍しいものではないのだろう。

そう自分の中で片付け、忘れることにした。

あの女の子のこと以外は。

目元から頬に流れる涙を拭い、さっさと着替えることにする。

泣いてる状態なんて妹に見せられないからな。

スポーツ着に着替え、父さんと母さんに挨拶を交わし、玄関のメルクと合流する。

飛び出していく俺達をシャイニィが窓から尻尾を振りながら見送ってくれた。

 

「お、今日も来てるんだな」

 

外には親友のキースとクライドが早くも来ていた。

 

「まあな、俺らも体力つけないと」

 

「まあ、ジョセスターフさんに会いたいのも本音の内だけど」

 

「お姉さんも忙しいみたいですから」

 

「まあな」

 

勉強を見てくれたり、料理をして見せてくれたりと、いい家族だ。

けど、基本は軍人らしいから、本当は家に来るのも難しいのかもしれない。

だから…感謝が尽きない。

 

「じゃあ。今日も走るぞ!」

 

緩急をつけながらの勢いで見慣れた街を走っていく。

秋真っ盛りということもあってか、朝の空気は冷たくなってきている。

水上都市ともなればその気温の低さは顕著だ。

けれど、火照る体にはこの冷たさは心地いい。

いつもの商店街で見慣れた人に挨拶を交わし、見慣れた釣り場では見慣れたオッサンの面々が釣り竿を掲げてくる。

今日も仲が良さそうに談笑している。

 

あまり行かない港の釣り場では、褐色の肌の男性が黒白の釣り竿を、蒼黒の髪の男性が深紅の釣り竿を掲げてくる。

今日も仲が悪そうに釣果を競っているらしい。

 

「そういやウェイル、この前クルージングに行った時にも釣りをしたのか?」

 

「ああ、勿論。

船釣りって夢だったんだよなぁ」

 

「もっとマシな夢は無いのかお前は」

 

文句に関してはそのまま聞き流す。

だって良いだろう、船釣りって。

絶景を見渡しながらの釣りってなかなかに浪漫があると思わないか?

そう言ってみたけど白けた視線を向けられるだけだった、理解できない。

 

そのランニングが終わってから朝食、それから父さんと母さんに見送られながら、俺はメルクと一緒に学校へと自転車で向かった。

 

「高校受験、なんだよなぁ…」

 

それはもうすぐ試験という形になってから訪れる。

俺とメルクは姉さんに勉強を見てもらっており、心配要素は…うん、きっと少ないのだろう。

その『少ない』という言葉の中身の大半は俺にあるわけだが…。

俺とメルクは工業関係の高校に通うように進路を決めている。

第二学年に上がるころにはメルクは東洋のIS学園に通うようになるわけだろうけど、その学園での成績は、イタリアの学校にも反映されるようになっている。

まさかの『高校中退』というわけにもいかず、二つの学校に通っている形になってしまうらしい。

これも姉さんからの入れ知恵なのだが。

万が一、IS学園をなんらかの事情で中退する形になっても、イタリアの高校に通いなおす事が出来るような救済システムが施されているそうだ。

IS学園もエリート校なのは間違いないが、全寮制らしいから少しばかり心配だ。

 

「で、ウェイルは今度は何を作ろうとしてるんだ?」

 

「この前の副腕、もうちょっと改良できないか見直しているんだ。

両手が塞がってるんだから、足で操作するようになったらバランスが取りにくい。

だから特許といってもそれはただの利便性だけの話だから、可能なら音声認識システムを搭載出来ないかと思って、さ」

 

早い話、操作性の簡易化だ。

需要があるから供給しました、では良好な供給とは言えないものになってしまう。

というか『安かろう、悪かろう』な悪い商売になる。

だから、もっと改良を施してから限られた供給を、ということだ。

ISに搭載するのなら『イメージインターフェイス』だっけか?

それを搭載すればいいわけだが。

だが俺としては軍事関連よりも、救命活動だとか、そういう慈善事業に使ってほしいのが本音だ。

ISに搭載するのなら、イメージインターフェイスシステムによって、脳波で操作が可能になるが、そのシステム搭載とインストールも難しいため、量産型第二世代機システムの終盤から、第三世代機型に…いわば中途半端な2.5世代機といえる代物になるのだとか。

う~ん、先はまだまだ遠いなぁ。

 

あの副椀が搭載された機体があるかは知らないけれど、搭載された姿、見てみたいなぁ…。

 

「はぁ…先が楽しみというか、受験が不安というか…」

 

「んでウェイル、聞いてるか?

最新の電動リールだけどな、また燃費が良くなってだな」

 

「何を言ってるんだクライド?

釣りは魚との1対1の格闘だぜ?

電動リールに頼るのは邪道だ、リールは自分の手で巻いてこそ、だろ」

 

「うわぁ、出たよ。海釣りした際に魚に引っ張られて350mもラインを巻き取りまくって、手が筋肉痛になった男のセリフとは思えないな」

 

「あの時にはなかなかに手ごたえが在ったんだよ。キースだって間近で見てただろう」

 

「手ごたえが在ったのは確かですけど、350mもラインを自分の手だけで巻き取るとか、見てるこっちとしては現実感が無かったです」

 

クライド、キース、メルクからはさんざんな言われようである。

味方は居ないのか?

そう思って前籠に入っているシャイニィに視線を向けると

 

「………なぁ…」

 

『呆れてる』と言わんばかりにそっぽを向かれた。

暫く前にもまた釣り上げたマグロの切り身を分けてあげただろシャイニィ…。

 

ちょっと前にもマグロを釣り上げたけど、これがまた大きくて、切り身にしても、ご近所さんにお裾分けしても、実は結構余っていたりする。

寿司だとかステーキだとか、マグロ限定でレパートリーが広がっていくからか、母さんは毎日大はしゃぎだ。

今夜は何になるだろうか?そろそろレパートリーの数も20を超えたんじゃなかろうか?マグロ限定で。

久々に鶏肉食べたい、唐揚げを…!

後々、マグロの肉には結構な油分が入っているのを知って、俺もメルクも姉さんも走る距離を倍に増やしたのは…どうでもいいかな?

ついでに父さんも母さんも走ることになってたけど、それはそれでいい思い出。

ご近所さんから『健康一家』とか言われてたのも、どうでもいいや…。

物のついでに、この日の放課後にも、帰ってきてからマグロの切り身のおすそ分けに行くのだった。


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