東方魂魄恋愛談   作:魂夢

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こんにちは魂夢です。フランと会った事がなかったので、遊ばせてみました!


第22話 フラン達と遊ぼう!

額に汗が滴る

俺は相手を睨んだ

 

「ジャンケン...」

 

手を強く握り、前に出した

そして上に振り上げ...

 

「ポンッ!」

 

手を振り下ろしたと同時に手を開い

 

 

「やった〜勝った〜」

「くそっ、負けた!」

 

まぁジャンケンをしてる理由なんだけどさ

レミリアにフランと遊んでくれって頼まれたんだよ

俺はフランに会ったことなかったけど

なんか楽しそうだったから承諾した

 

んで今遊びをジャンケンで決めようしてるところだ

 

「じゃあ何する?」

「うーん?トランプは?」

 

トランプ...かぁ

何だかんだ言ってトランプ5年ぐらいやってないんだよな

まぁルールは覚えてるけどね

 

「いいけど、何するの?」

「ババ抜きは?」

「人数少なくない?」

「じゃあお姉様と咲夜とパチェを呼ばない?」

「オッケー」

 

〜少年幼女呼び出し中〜

 

「よしっ!ルールを説明しよう!今からレミリア→パチュリー→流楠→フラン→咲夜の順でババ抜きを始める。勝った人は負けた人に一つ命令を下せる権利がもらえる。異論はないな?」

「はーい」

「よしじゃあ始め!」

 

一人4枚づつトランプを取った

 

俺の持ち札は問題ない

つまり、俺がジョーカーを引く可能性がある

 

まずは表情を見て、誰が持ってるかわからないか?

うーん咲夜とパチュリーは無表情だし

フランは笑顔で何考えてるか、わからないし

レミリアは不敵に笑ってるだけだし

 

やっぱり表情だけでは誰がジョーカー持ってるかわからない

 

「私はこれにするわ」

 

レミリアはパチュリーからトランプを取った

トランプを舐めるように見た後、レミリアはふふっと笑うとトランプを前に出した

 

レミリアのトランプはもう2枚しかない

まぁ負けなければ何番手でもいいけど

 

「トランプを取ってもいいかしら?」

「お、おう」

 

すごく丁寧に言われたので、少し戸惑う俺を尻目に、パチュリーは俺からトランプを取っていった

 

「むきゅう」

 

困ったようにパチュリーが言った

どうやら揃わなかったらしい

 

おいパチュリー、お前この世界とキャラと会ってないぞ!

俺は何を言っているんだ!?

 

「よし!じゃあ引いていい?」

「いいよぉ〜」

 

ようやく俺の番が来た!

ん?フランの持つトランプが一枚だけすごく高い

 

はは〜ん

フラン、ジョーカー持ってるなぁ〜

なら一番低いトランプを取ってやろう

 

「ギクッ!」

 

ヤベェ...

ジョーカー引いちまった

しかも今の声でみんなこっち向いたし

多分ジョーカー持ってるのバレた

マズイ状況だ

 

「妹様、引いてもらってもよろしいでしょうか」

「あっ!ごめんごめん」

 

俺がジョーカーを引いたことで安心したのか

何も考えずにシュッというようにトランプを取った

 

「やった〜揃った!」

 

クソっ!しかも揃いやがった!

 

揃ってないの俺とパチュリーだけなんだが

咲夜が揃ったらもうほぼ負け確定なんだ

 

ヤベェ...

 

「お嬢様、引いてもよろしいでしょうか」

「ええ、いいわよ」

 

レミリアのトランプを取っていった

 

咲夜は黙ってトランプを前に出した

つまり俺の負け確定

 

4枚にしたのが間違いだったか

時間が遅くなるから4枚にしたんだけど

 

「じゃあパチェ、引くわよ」

「ええ」

 

レミリアはトランプを見た

 

「ふふ、はい!上がり」

 

そして上がった

 

くっ!

上がりやがった

もう一勝ち出来なかった

 

まぁ最下位でなければいい

 

「引くわね」

「よし!引け引け!」

 

さぁジョーカーを引いてくれっ!

 

パチュリーは見切ったようにジョーカーを回避した

うっそだろお前!リアルにヤベェぞ

 

「あっ、揃ったわ」

 

...もう何も思いません

 

「よし、引きまーす」

「いーよー」

 

よし!揃った。ようやく揃った

揃ってから面白くなってくるよね、トランプって

もう終わりかけなんだけどね

 

「よしじゃあ引くね!」

「はい」

 

フランは引いた

 

「やった〜上がりだ〜」

 

もう終わったようなものだ

認めたくないものだな。トランプ4枚にした、自分自身の過ちというものを

 

「ではパチュリー様、引かせていただきます」

 

シュッと引いた

咲夜はトランプを見ると「ふふ」っと笑い

トランプを前に出した

 

「上がりました」

 

チーン

さ、最後に賭ける!

 

「では引くわね」

 

俺の手札は、左、ジョーカー、右は普通

パチュリーはどっちを選ぶのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチュリーは普通に右を取っていった

 

「“あ“ん“ま“り“だ“〜」

「あっ勝てたわ」

 

運なさすぎだろ俺

 

「ちょ、もう一回!今度は全部のトランプ使ってやろう」

「いいわよ」

 

そして時間を忘れ、妖夢に怒られたのは、また別の話




初めての試みだったので手こずりました

受験の関係で投稿が遅くなります
でも一週間に一本は投稿できるよう努めます

あと明日修学旅行なので、投稿が遅くなります

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