東方魂魄恋愛談   作:魂夢

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こんにちは魂夢です。新しいオリキャラの登場です!


第14話 新たなる刺客

俺は現在、朝飯を食べている

空気が重々しい

 

「今日もご飯が美味しいわ〜」

 

幽々子が言うが、空気は重々しいままだ

 

ドンドン!!

 

戸が叩かれる音がする

 

「おーい!流楠!居るんだろ!出てこいよ!」

 

俺は急いで入り口に向かった

 

そこにはボロボロになった魔理沙がいた

 

「ど.....どうした?」

「闇力だ、闇力を使う奴が、人里に.....」

 

魔理沙は気を失って、バタッと倒れた

 

「幽々子!、魔理沙を頼んだ!」

 

そう言うと、幽霊が魔理沙を俺の部屋に運んだ

 

「では、行きましょう」

「おう」

 

俺たちは、急いで人里に向かった

 

〜人間の里〜

 

里では霊夢が敵と戦っていた

 

「なかなかやるじゃねぇか」

「博麗の巫女を見くびらないで」

 

敵の方には傷が無かったが霊夢は少し弱っていた

 

「霊符『夢想封印』」

 

霊夢は大量のお札を敵に投げる

しかし、敵はひらりひらりと避ける

 

「まぁ、その程度か。今度はこっちから行くぞ!」

闇符(あんふ)『破壊の衝動』」

 

敵の体から闇力が溢れ出し、瞬間移動

霊夢を蹴り飛ばた

霊夢は民家に突撃し、そのまま気絶してしまった

 

俺は気づいた

明らかにこの前戦った敵より強い

 

「おっと、そこに居るのは、かの有名な英雄さんじゃね〜か」

 

俺は幻光刀を構えるが、突如体の力が抜け、物凄い頭痛に襲われた

その場に倒れこんだ

 

「どうした?俺の殺気で怖気付いちまったか?」

 

奴は俺の目の前にやってきて、手を振り上げた

 

「死ね」

 

ドス黒い声で言い、手を振り下ろした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うがっ!?」

 

俺は死んではいなかった

何かが奴に当たっていたる

しかし、弾幕が当たったわけじゃない

俺の知る限り、この銃声は

俺のいた世界の『フェーズド・プラズマ・ライフルの銃声』だと思われる

 

「おいおい、大丈夫か?」

 

目の前にいたのは

元いた世界の最新ロボットスーツを着た男だった

 

「あとは俺に任せな」

 

男は敵に銃を向けた

 

「さぁ、お仕事開始」

 

男は敵に銃を撃つ

ずぶとい音がなり、弾丸は全弾命中した

銃をバックルにしまい敵に近づき殴った

ドゴォと言う鈍い音がなる

 

「くっ!下がダメなら上だ」

 

敵は上に飛び上がる

しかし、スーツのバックパックによって男も飛び上がる

空の上で取っ組み合いが始まる

 

「うっ!」

 

敵の腹にゼロ距離射撃をすると、敵は墜落した

 

「最新式を使ってみるか」

 

男はバックパックからさっきとは違う銃を取り出した

『SE・03・ライフル』だ

銃を撃つと敵の腕が弾け飛ぶ

そして、敵の腕の再生が終わる前に2発3発と確実に当てて行く

男はバックパックにチューブで繋がっている、謎の銃を取り出した

敵の再生が終わる前にエネルギーを溜め、撃ち放つ

辺りに強い光が現れる

 

 

 

光が消えた時、敵の姿は無くなっていた

代わりに、地面に『メダル』のような物が落ちていた

男はその『メダル』を拾い、懐にしまった

手の甲に付いていたボタンを押すと、ガシャガシャっと変形し

全てバックパックに格納された

 

 

 

男はこちらに向かってきた

 

「あ、ありがとうございます」

「いいよいいよ、俺の仕事だし」

「え?俺が幻想郷を救えって言われたはずなんだけど」

「いや、俺の仕事はこれ」

 

男は俺にメダルを見せた

 

「俺の目的は『コア』を集めること。申し遅れたが俺の名前は西井察都(にしいさつと)だ」

 

西井...か

どこかで聞いたことがあるような

 

「今日からおまえの後方支援をやらせてもらう」

「わかった、一緒に頑張ろうな」

 

俺は西井と右手でハイタッチした

 

この時の俺たちは、西井が『ある過去』を持っているなんて、考えもしなかった




オリキャラ三体目ですね!

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