神の意思が俺をTSさせて百合ハーレムを企んでいる   作:とんこつラーメン

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やっと…やっと…リバーシブルガンダムGET~~~~!!

あと、バリスティックウェポンもGET~~~~~!!

と、言う事は……分かるな?







第23話 実習も楽じゃない

 ラウラのいきなりの衝撃発言で朝のホームルームはなし崩し的に終了。

千冬さんの号令で授業の準備をし始める私達。

なんでも、今日の授業は二組との合同で行うようで、内容はISの模擬戦闘らしい。

あぁ~…山田先生が大活躍するアレね。

実はちょっぴり楽しみだったり。

あの『ほんわか』とした山田先生の隠れた実力が見られると思うと、少しだけワクワクする。

 

教室で皆揃ってISスーツに着替えているが、案の定と言うかなんというか、転校生の二人は皆に質問攻めにあっていた。

 

シャルロットは元々から社交的な性格をしているお蔭で、皆の質問にも難なく答えている。

意外だったのが、ラウラが想像以上に皆に溶け込んでいる事。

あの原作での唯我独尊オーラはどこに行ったのか。

少し戸惑いながらも、皆とちゃんと会話をしている。

その内容の殆どが、さっきのスカウト発言についてだけど。

 

「さっきは本当にびっくりしたね」

「うん…。まさか、開口一番にあんな事を言われるとは思わなかった…」

 

自分の知識がもう通用しない事は重々承知してはいたが、まさかここまでのバタフライエフェクトが起きているなんて、誰が想像するだろうか。

 

「聞くだけ野暮だとは思うけど、ドイツに行くつもりは……」

「無い無い!まだまだ日本でやりたい事が一杯あるもん!」

 

つーか、ドイツになんて行ったら……私の数少ない楽しみの一つである『アキバ散策』が出来ないじゃないか!

長期の休み(主に夏休みや冬休み)の時にいっつも欠かさずに行う、私にとって最も大事な行事。

勿論、夏コミ&冬コミも行きます。

 

「それを聞いて安心したよ~。万が一って事があるからさ……」

「大丈夫だって。少なくとも、皆に黙ってどこかに行くような事は絶対にしないから」

 

な~んて言ってると、これがまた嫌なフラグになったりするんだよね~。

……ならないよね!?なりませんよね!?

お願いだからそうだと言って作者様!

 

「ふぅ~……日本の学校って凄いな……」

 

いつの間にかISスーツに着替えて、汗を拭いながらこっちに来たのは、件の転校生の一人『シャルロット・デュノア』

本来ならば悲劇のヒロインな彼女だが、今回は全くそんな気配を漂わせない。

 

「え~っと……君が仲森佳織さん?」

「そう…だけど…」

「そっか。よろしくね。僕の事は気軽に『シャルロット』って呼んでくれていいから」

「了解。これからはそう呼ぶことにするよ。私の事も『佳織』って呼んでくれていいから」

「分かったよ。これからよろしく、佳織」

 

う~ん…笑顔が眩しいですな~。

まさに正統派美少女って感じ。

でも、今回のシャルロットってデフォで僕っ娘なんだな。

個性的で悪くは無いけど。

 

「そう言えばさっき、デュノア社の出向で来たって言ってたけど、それって……」

「うん。君の機体『ラファール・リヴァイヴⅡ』についてだよ。今は時間が無いから詳しくは話せないけど…」

 

そういやそうだ。

早く着替えないと、千冬さんの出席簿が脳天に直撃する!

なんでか私は未だに一撃も貰ってないけど、

 

「今日の放課後って時間あるかな?」

「放課後……」

 

私の放課後は基本的にアリーナでISの訓練か、アリーナが使えない時はトレーニングルームで基礎トレをするぐらい。

勉強は夜する派だから。

 

「多分、大丈夫だと思う」

「よかった!佳織の専用機の事で話があるから、放課後に僕と一緒に格納庫まで行ってくれないかな?」

「格納庫か……。うん、別にいいよ」

 

一体何の話かな?

全く想像が出来ないざんす。

 

「む~……」

 

で、そこでむくれている一夏さんはどうしたのよ?

 

「あ…あれ?なんか僕…睨まれてる?」

「あはは……あまり気にしないで」

「そ…そう?」

 

そうそう。気にしたら負けだよ、シャルロット。

 

な~んて話してたら、本格的に時間が迫って来たので、急いで着替えてグラウンドに直行した私達であった。

 

余談ではあるけど、シャルロットが女子として来たお蔭で、原作のように移動中に女子の集団に道を塞がれる事は無かった。

もしも塞がれてたら、完全に遅刻だった…。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

「全員集まったな?では、本日より格闘及び射撃を含んだ実践訓練を開始する!」

「「「「「はい!!」」」」」

 

なんとか遅刻せずにグラウンドに集合した私達。

千冬さんの言葉に力強く挨拶する。

 

「早速ではあるが、今日の授業はまず、目の前で戦闘の実演を行ってもらう。そうだな……」

 

列をじ~っと眺める千冬さん。

でも、私の予想が正しければ、今回戦わされるのは……

 

「よし。凰にオルコット。二人とも前に出ろ」

「「はい!」」

 

だよね。

うん、なんとなく分かってました。

 

「って、なんでアタシ?」

「デモンストレーションをするのは大いに結構なのですけど、余りモチベーションは上がりませんわね…」

 

あくまで授業の一環だしね。

 

「はぁ……仕方あるまい」

 

お?このパターンは……。

 

「お前等。少しはやる気を出せ。ここでカッコいい姿を見せれば、少しは佳織がお前達の事を意識するかもしれんぞ?」

「「!!!」」

 

ぜ~ったいに何か言ったな。

二人の耳元で囁くように呟いてたから。

でも、ここからじゃ流石に聞こえなかった。

一体なんて言ったんだろう?

 

「こ…ここはやはり、栄光あるイギリスの代表候補生である、このセシリア・オルコットがやるしかありませんわね!」

「もうそろそろ…アタシの本気って奴を見せるいい機会だと思ってたのよね!」

 

急に気力150ですか。

それともテンション『超強気』かな?

 

そして、二人がこうなった切っ掛けを生んだ張本人は……

 

「ふっ……ちょろいな。私の佳織がそう簡単にお前等に振り向くわけが無かろう」

 

なんかニヒルな笑みでこっちを見てるんですけど~!?

 

「それで?肝心の対戦相手は何方ですの?もしや、鈴さん?」

「あら。別にアタシはそれでも構わないわよ。アンタとは一度、白黒をはっきりさせたいと思ってたし」

 

うぉう……やる気スイッチがONになった途端、急に好戦的になったな。

 

「そう慌てるな。対戦相手ならばちゃんと用意してある」

「「え?」」

 

お?来るか?

 

私は頭上に注意を払いながら見上げる。

すると、そこには……

 

「ど…どいてくださぁ~い!!」

 

案の定、山田先生がラファールを身に纏った状態で自由落下しているじゃありませんか。

やっぱ、一夏の所に落ちるのかな?

な~んて呑気に構えていたら、猛烈に嫌な予感がした。

 

「あ…あれ…?」

 

これ……私の方に落ちてきてない!?

どうして何故私の所に!?

 

「佳織!!危ない!!」

「かおりん!!」

 

箒と本音ちゃんの叫ぶ声が聞こえたと同時に、私は咄嗟にISを起動。

衝撃に備えようとしたが、私の中のシャア様はそれだけで終わらせてはくれなかった。

 

山田先生が真っ直ぐにこっちに向かって落下してくる。

それを、なんと私は……

 

「はぁ!!」

 

あろうことか、膝を曲げて衝撃を吸収しながらのダイレクトキャッチ!

しかも、どういう訳か、お姫様抱っこになってる!

どんな仕組みでこうなった!?

やってる私自身が一番意味不明なんですけど!?

 

「か…佳織!?大丈……夫……?」

「ほぅ……これは……」

 

一夏の表情が凍りつき、ラウラは感心した様子でこっちを見る。

 

「大丈夫ですか?山田先生」

「あ……はい……」

 

あれ?山田先生の顔が真っ赤だ。

もしかして、抱えた時の衝撃でどこか怪我でもしちゃった!?

 

「しかし、顔が赤いように見えますが……」

「な…なんでもないんですよ!?本当に!」

「そうですか……」

 

目の前で必死に手を振りながら否定する山田先生。

まぁ……大丈夫って本人が言うのなら、こっちからは何も言えないけど…。

 

「兎に角、貴女が無事でよかった」

「はいぃ!?」

「先生の身に何かあっては大変でしたから」

「心配……してくれたんですか?」

「当然です(クラス代表ですから)」

「はうぅ~……」

 

あ…あれれ?今度は頭から湯気が出てる!?

 

「「「「「「ちっ!」」」」」」

 

なんか舌打ちが6つ程聞こえましたけど!?

 

「降ろしますね」

「はいぃ~…」

 

どうして残念そうな顔になるんですか?

 

「山田先生。これからはもう少し気を付けて頂きたい」

「すいませんでした…」

 

ありゃありゃ。山田先生がまるで雨に濡れた子犬みたいに落ち込んじゃった。

 

「それから……」

 

山田先生に近づいて、その耳元で呟く。

 

「佳織に手を出すと言う事は、私を敵に回す事と同義だと思えよ?」

「ひぃぃぃぃっ!?」

 

何を言ったかは知らないけど、怖がらせちゃいけないでしょ。

 

「さて、では始めるか」

「始める…?」

「それって……」

「そうだ。今回の模擬戦の相手は山田先生だ」

「「えぇっ!?」」

 

まぁ……普段の山田先生を見ていたら、そんな反応するよね。

 

「あの……もしかして、2対1で…ですの?」

「それは流石に……」

「なんだ…不満か?それならば……」

 

あ、こっち見た。

 

「山田先生の相棒(バディ)として仲森を入れよう。それならば文句あるまい?」

「「そ…それは……」」

 

わ…私が!?

山田先生のパートナーを!?

 

「仲森もそれでいいか?」

「私でよければ」

 

拒否権なんてないだろうし。

変に抵抗するだけ無駄無駄。

 

そんな訳で、私は山田先生の隣に行った。

 

「ところで、山田先生の実力は?」

「私が誰かをパートナーに選べと言われたら、真っ先に彼女を指定する…と言えば分かるか?」

「成る程」

 

近接戦が得意な千冬さんと、遠距離戦が得意な山田先生。

タッグとしての相性はこの上なく抜群だろう。

ハッキリ言って、無敵じゃね?

 

「佳織と組むなんて……」

「これは、一気に油断出来なくなりましたわね…!」

 

まだ山田先生を過小評価してるな?

いいでしょう。この試合で山田先生の真の実力を知るがよい!

 

「では…行くとするか。山田先生、よろしくお願いします」

「こ…こちらこそ、よろしくお願いしますね!仲森さん!」

 

顔を向けると、照れながらもにっこりと微笑んでくれた。

なんつーか、普通に可愛い人だな。

 

「では、始めろ!」

 

千冬さんの号令と共に、私達四人は一斉に空へと飛翔し、模擬戦を始める。

さぁ~て……どうなるかな?

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 結果から言えば、模擬戦は私と山田先生コンビの勝利。

 

お互いに即席のコンビではあったが、向こうは向こうで思った以上に息が合っていた。

少なくとも、原作のようにいがみ合って足を引っ張り合う…なんてことは無かった。

けど、私達の方が上手だった。

正確には、山田先生の実力が上手だったと言うべきか。

 

あろうことか、山田先生はとことんまで私のサポートに徹してくれた。

私が近接戦を仕掛ければ、山田先生は後方援護を。

逆に私が遠距離からの射撃戦に移行すれば、山田先生が前に出て囮役をしてくれた。

ここまで楽しいと思ったISの試合は初めてかもしれない。

 

そういや、試合中に下ではシャルロットが皆にリヴァイヴの説明をしていたっぽいけど、内容は原作と同じだろうから、別に気にする必要はないよね?

 

「これが……山田先生の実力……」

「アタシ達がまるで赤子扱いなんて……。いつも以上に佳織の実力が引き出されてる気がしたし……」

 

試合が終わって、私達は揃って地面に降りたっている。

鈴とセシリアは疲労困憊って感じだけど、こっちは思ったよりも疲れてない。

なんか……体力ついてきた?

だとしたら嬉しいな。

 

さてっと、試合も終わった事だし、ISを収納しますか。

他の三人もISから降りてるし。

 

「仲森さんは本当に凄いですね…。こうして一緒に戦って、改めて実感しました」

「そ…そんな事はないですよ。私なんてまだまだ未熟者です」

「謙虚なんですね」

「そんなつもりはないですけど…」

 

事実を言ってるだけだし。

 

「今度は是非、対戦相手として相対したいですね」

「はは……その時が来た時は、どうかお手柔らかに」

 

今の私じゃ速攻で負けそうだけど。

 

「これでお前達もIS学園の教職員の実力が理解出来ただろう。これからはちゃんと敬意を持って接するように」

 

鈴とセシリアには悪いけど、この試合自体が山田先生の株を上げる為のものだったんだよね、きっと。

これからは少しは皆の山田先生への態度が変わればいいけど。

 

「さて…と。今この場にいる専用機持ちは仲森に織斑、オルコットに凰、デュノアにボーデヴィッヒか。では、それぞれに7人グループになって実習を行う事にする。各グループのリーダーは専用機持ちが行うこと。分かったな?では、分かれろ」

 

千冬さんが言い終わると同時に、皆がそれぞれの場所に分かれた。

 

原作みたいに1~2か所に固まるって事は無かった。

流石に、千冬さんの逆鱗に触れるリスクと天秤にかけたら、当然の行動だよね。

 

「かおりん~。丁寧に教えてね~」

「よ…よろしく頼む…」

 

私の所は本音ちゃんと箒がいた。

普段から話す人がいると、こっちもやりやすい。

 

他の所も……

 

「織斑さん!よろしくね!」

「うん。こっちこそよろしく」

 

「セシリア…ねぇ。まぁ、実力は認めるけど……」

「褒められてるんでしょうか…?」

 

「凰さんか~。ま、仲森さんと凄い戦いはしてたから、大丈夫…かな?」

「なんで疑問形!?」

 

「デュノアさんね~。お互いに未知数だから、どうなるか予想出来ないわね…」

「あはは~…。まぁ、頑張るよ…」

 

「えっと……よろしくね?」

「任せておけ。私にかかれば楽勝だ」

 

……大丈夫……かな?だよね?ね?

 

「え~っと、皆さんいいですか~?これから訓練機を一班につき一機ずつ取りに来てください。数は『打鉄』が3機にリヴァイヴが3機です。どっちか好きな方を班で決めて取りに来てくださいね~。当然、早い者勝ちですからね~」

 

早い者勝ち……ね。

私としては、自分もリヴァイヴを使用しているから、同型機の方が教えやすいけど。

 

「えっと、私はリヴァイヴにしようって思うけど、それでいい?」

「私はいいよ~。かおりんが好きな方で」

「私もだ。お前の判断に任せる」

 

二人はOKっと。

他の子にも聞いたら、他の子達もそれでいいっぽい。

てなわけで、迷わずリヴァイヴを取りに行った。

因みに、ISは手押し可能な小型ハンガーに固定してある。

 

「まずは何からしたらいいのかな…?」

 

教えて貰う事はあっても、誰かに教えるなんて滅多にしないからな~。

最後に教えたのだって、前に蘭ちゃんに教えたっきりだし。

 

「各班長の人は、まずはISの装着を手伝ってあげてくださいね。一応、全員にやってもらうつもりなので、設定でフィッティングとパーソナライズはちゃんと切ってあります。取り敢えず、午前中は実際に動かすところまでやってくださいね~」

 

またまた山田先生の声が響く。

今日は張り切ってますなぁ~。

 

「だって。じゃあ、分かりやすく出席番号順にやろうか?最初は……」

「はいは~い!私だよ!」

 

おう……元気ですな。

 

「相川さん……だよね?」

「そう!出席番号一番の相川清香!やっと出番だよ~(泣)」

「メタ発言はやめようね」

 

皆が困惑するだけだから。

 

「んじゃ、早速始めますか。相川さんってISの搭乗経験は……」

「授業で何回か」

「それなら問題無いかな。装着から起動、それから歩いてみようか。もしも時間内に出来ないと、どうなるか分からないからね……」

「そ…そうだね…。よし!真面目にやりますか!」

「態々、宣言するような事?」

 

と、まぁ……相川さんから始まって、次々と装着から起動、そして歩行と順調に進んでいった。

だけど、箒の番になった時にちょっとしたアクシデントが発生した。

 

「あ……」

「どうしたの?って…あ……」

 

どうやら、前の人が降りた時にしゃがまずに降りてしまったみたい。

 

訓練機の場合は、降りる際に必ずしゃがまないといけない。

そうじゃないと、次に乗る人が上手く乗れないから。

 

「……どうしようか…」

 

実は、私の中では答えがある程度出ているんだけど、実際にやっていいのかどうか……。

 

「………………」

「佳織?」

 

仮にここで私が渋っても、いずれ山田先生がこっちに気が付いて、結局は同じ事をする羽目になるだろう。

だったら、いっその事…!

 

「箒」

「な…なんだ?」

「ちょっと待ってて」

「え?」

 

私はリヴァイヴⅡを再び展開。

 

「では箒。失礼する」

「な……ななななななっ!?」

 

そのまま箒をお姫様抱っこ。

恥ずかしくはあるけど、こっちの方が楽なんだよ。

 

少しだけ宙に浮き、そのままコックピットに箒を運ぶ。

 

「ん?何故腕を絡ませる?」

「い…嫌か?」

「そうではないが……」

 

君の高校一年生らしからぬバストが私に押し付けられるんです~!

自分で言うのもアレだけど、私と箒の胸が押し付け合って、凄くエロい事になってる…!

 

「しののん……いいなぁ~…」

 

本音ちゃん?

 

「よし、到着だ」

「え……?」

 

何故に残念そうにする?

 

「箒は私達と一緒に訓練の経験があるから問題無いな?」

「ま…まぁな!」

「なら、いつも通りにな。大丈夫、お前になら出来る」

「そ…そうだな!私に任せておけ!」

 

意気揚々と箒は装着、起動、歩行を済ませた。

実にスムーズだったから、かなり早く終わった……のはいいんだけど……。

 

「何故にまた立ったまま降りた?」

「いや……なんと言うかな……本音にも……と思ってな」

「???」

 

本気で意味が不明。

箒は何が言いたいの?

 

「ほ…ほら!本音が待っているぞ!」

「あ…あぁ……」

 

なんか分かんないけど、まずはこれを終わらせようか。

 

「では本音。私に掴まってくれ」

「は~い♡」

 

今までで一番嬉しそうに、本音ちゃんが私にしがみついた。

 

「えへへ~♡(ありがとね~しののん~♡)」

「ふふふ……。(気にするな。こう言う時はお互いさまだ)」

 

そして、二人はどうして見つめ合ってるの?

 

「か~おりん♡」

「なんだ?」

「なんでもな~い♡」

「フッ……変な奴だ」

 

さて…と、とっとと終わらせますか。

 

(((((仲森さんと本音ちゃんが思いっきりリア充してる……)))))

 

あれ?なんで皆して生暖かい物を見るような目でこっちを見るの?

 

こうして、私達の班は想像以上に早く実習を終わらせることが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっと長くなってしまいましたが、これはきっとリバーシブルガンダムを手に入れてテンションが上がっているせいだと思います。

だって、めっちゃカッコいいんだもん!!

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