インフィニットストラトス return of calamity リメイク版   作:アルバロス

28 / 32
ISの特訓

「「「「「錬さん、楯無さん(お姉ちゃん)、よろしくお願いします!」」」」」

 

ISスーツ姿の鈴たちはこう挨拶をする。日が変わり朝早くから一行が今いるのはアウターヘブン内のアリーナ。今から数日間、錬や国家代表の楯無などの指導を受けるのだ。何故こうなったかの経緯を話すと、福音戦の際に終夜から『邪魔』と言われた鈴たちは臨海学校が終わってから終夜とは別で猛特訓を行っていた。(このときの終夜の邪魔というのは、味方もろとも攻撃しそうだから来るなという意味だったのだが、圧倒的言葉不足で鈴たちは自分たちの実力が足りないと思ってしまった。こう捉えるのは、まぁ当然と言えば当然なのだが)

それでも、鈴たちだけでやれるには限界がある。(特にセシリアはBT適正は高いが、セシリアに指導できる人物がおらず、自分で解決する方法しかない)

これを知った終夜は内密に木綿季からお願いしたと偽って訓練をしてやるように頼んだのだ。錬は小言を言うものの快く承諾。今日まで、仕事の合間をぬって準備をしてきた

こうなった原因の終夜だが、錬から「貴方がいたら駄目でしょうが」と言われ、錬が密かに組んでいた終夜とつながりがある国や組織の会合や会食など色々ある超絶ハードスケジュールのため、一人で世界を飛び回っている。休みなどはない

千冬と摩耶の二人は学園に戻っている。まだ仕事などがあるらしい

 

「はい。では早速始めていきます。まず鈴さん」

「はい!」

「木綿季さんと、まず近接武装のみで三十戦。そのあと全武装を使って二十戦の計五十戦をやり、そのうち最低でも二十勝してください」

「え……木綿季を相手に…に、にじゅう?……」

 

学園での模擬戦であまり勝てていない木綿季を相手に達成する勝利条件の難易度の高さに顔をひきつらせる鈴

 

「セシリアさんには、偏向射撃を身につけて貰います。これは段階は踏んでいきますが、まず集中力を鍛えて貰います。そうしないと話にならないので。そのあとは、集中力が切れるまでとにかく打ちまくって貰います」

「は、はい…わかり……ましたわ」

 

まだ鈴よりは簡単であるが、ハードな内容に気持ちが沈むセシリア

 

「シャルロットさんは私と戦って貰います。容赦しませんのであしからず」

「は、はい……」

 

シャルロットは錬の実力が未知数なため不安そうに返事をする

 

「ラウラさんはエディと戦って貰います。」

「ブラヴァツキー特尉とですか?」

「はい。武装は出し惜しみなく使って貰って構いません。(どうせ始めは瞬殺でしょうから。)」

「わかりました。……そういえば特尉の訓練は受けたことなかったな…」

 

しっかりと返事をし、その後ドイツ軍でのエディを思い返すラウラ

 

「簪ちゃんは私と勝負よ。まずはどれだけ出来るか見て上げるわ」

「絶対負けないっ!」

 

超えるべき目標の姉が相手とあって一番やる気をだしている簪

 

だがここにいる全員(一応教える立場であるはずの楯無含め)、このあとに地獄を見ることになった。

 

 

 

ちなみに虚、本音の布仏姉妹は会社の整備担当の技術者から色々と指導を受けていた




久しぶりの投稿です……次回から、キャラ別に訓練内容を書いていく予定ですが……あー、欠点とか探さないとなぁ……トホホ
またなんかあれば活動報告や感想欄にお願いします

FGO皆の方々、福袋の結果はどうだったでしょうか?
私はガチャ自体を引いていなかったホームズ欲しさに三騎士を引くと沖田さん二体目をお迎えする結果となりました。今年はいいガチャ運だといいなぁ(遠い目)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。