コードフリート -桜の艦隊-   作:神倉棐

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第捌話 金剛四姉妹、襲来

 

 

“昨日本鎮守府近海沖にて新たな来訪者(ビジター)の来訪を確認、丁度その付近を哨戒中であった部隊が身柄を確保したがその来訪者は負傷しており現在本鎮守府内の医務室にて治療中である。来訪者については軍規により軍機密と指定されている為既に来訪者と接触した艦娘を除く他の艦娘の接触を防止する為当面は有事の以外の艦娘の医務室の立ち入りを禁ずる”

 

 

夜明け未明、日本国領台湾沖にて二個深海棲艦戦闘艦隊(戦艦3、雷巡2、軽巡4、駆逐12)を撃滅しほぼ無傷で母港(佐世保)へと帰投、報告を行った金剛達に執務室にて彼女達の提督の告げた言葉はそんな言葉だった。

 

「新しいvisitor……ネー………」

「確かに最近多いですね、これで4人目(・・・・)ですか」

 

兵舎の一角、戦艦寮(金剛型四姉妹しか居ないが)にある談話室にて休息ついでに今日の紅茶とその茶菓子を選んでいた金剛の呟きに、机で榛名と共に今回の作戦資料の片付けや整頓を行なっていた霧島がそう答える。

来訪者や観測者(異世界人)の存在は民間には根も葉もない、しかし何故か消えない都市伝説のような変わった噂程度の認識であるが政府関係者や軍関係者には公然の秘密としてその存在を知る者は多い。と、言っても過去から現在にかけて今の彼らもその存在の有無を本当の意味で正確に把握している者は居ないと言ってもいい。ただ当然といえそんな存在は機密とされ秘匿されるので当たり前であるが、それでも民間以外には存在が公然の秘密となるまでに露見してしまっている理由は、現状確認されている中で最も最初に現れたその来訪者が人類初の艦娘に選ばれ、そして彼女達を率いた提督であり、1度本土最終防衛線まで追い込まれた日本を深海棲艦の大侵攻を押し返して救った大英雄、救世主だったからである。

 

「1人目は今は欧州遠征で日本どころか世界の救世主、2人目は1人目が艦隊を率いて出撃中に来襲した敵艦隊を数少ない海防艦と建造されてすぐの駆逐艦の連合艦隊で見事撃滅してみせた大英雄、3人目が呉鎮守府に着任して早々練度向上訓練中の手勢だけで日本海と瀬戸内海の敵潜を殲滅し尽くした英雄……っと。今度はどんな英雄が来たんデスカネー」

「なんだかんだ言って凄い人ばっかりですからね……異世界出身の提督方」

「寧ろ『向こう側』ではどんな事やってたのかスゴく気になるヨ……」

 

纏めた書類をファイルに綴じて一旦執務室へと席を外した榛名を他所に金剛と霧島は若干遠い目をしつつもそう話す。本人達曰く「向こうでは一般人でしたよ?」とか抜かsi……コホン、言ったらしいがそんなの一般人だったのに宇宙からいきなり侵略者が現れたら武器を渡されて戦わされるわなんだかんだで軍に徴兵されるわ挙げ句の果てに気付いたら敵のラスボスをほぼ1人で片付けちゃってた何処の元逸般人(誤字に非ず)だと本気で言いたい2人だった。

 

「あ、只今戻りました金剛お姉さま!」

「oh!比叡遅かったデスネ!」

 

その時今まで何処かに行っていた比叡が談話室に戻って来た。

 

「で、何か分かったのですか比叡お姉さま?」

 

そんな比叡に対し机の上を片付けていた霧島はそう問う。そう、その来訪者についての情報が余りに少なかった為に情報を欲した金剛は艦隊の頭脳たる霧島の発案の下で特に何か深く考えてなさそうで(良くも悪くも馬鹿ではないが)警戒されにくい(アホっぽい)比叡に発見当時に鎮守府に居た大淀や明石等の艦娘(コッチはあんまり期待してないが)の他に妖精さん達への聞き取り調査を頼んでいたのである。

 

「ええ、バッチリ分かりましたよ!」

「ほいほう!それは一体どんな事デスカ!」

「大淀と明石は見つからなかったので朝っぱらから隼鷹さんみたいにヒャッハーしていた妖精さんとかに聞いて回って曰く来訪者さんは怪我をして医務室で第六駆逐隊の娘達に囲われて監視兼護衛されてるみたいです!」

「へぇー……って、それって何も分かってないのでは?」

「うぐっ⁈」

「比叡ェ……」

 

だがその結果はご覧の有様であり事態の核心に関わり合いそうな報告は何ひとつない。強いて言うなら既に接触した部隊(艦娘)というのが第六駆逐隊(暁・響・電・雷)であったという事程度(軍医師免許を持つ明石も含めて)であり、その辺りはこの鎮守府に所属する艦娘から考えれば明らかであった為に正直なところこの結果は何ら役に立っていない。

 

「それなら先程提督と第六駆逐隊が話していましたよ?」

「「「えっ⁉︎」」」

 

が、救いの女神は此処にいた。代わりに丁度執務室から帰って来た榛名が偶然とはいえちゃんと情報を持ち帰って来たのである。

 

「ちょっと第六駆逐隊の子達と提督が話しているところにお邪魔した時に聞いただけですけど……ここまで情報機密の厳戒態勢が敷かれているのには軍規諸々もそうですが何やら色々事情が、特に来訪者本人にあるらしく実際直接来訪者の方と遣り取りを行なっているのは響だけみたいです」

「榛名、流石ワタシの妹ネ!good jobネ!」

「助かりました榛名お姉さま、比叡お姉さま(の情報)がぶっちゃけ全く役に立たなかったので」

「グフッ……」

 

思わず両手で親指を立てる金剛と眼鏡を直しつつもしれっと比叡の心にクリティカルダメージを与える霧島の姿に榛名は喜んでいいのか、それともツッコんだ方がいいのか分からずに微妙な表情を浮かべる。

 

「oh……霧島の容赦無い言葉が比叡にcritical hitしたネ……」

「というよりも些か言葉が足りてなかったのではないでしょうか……それでもかなり辛辣ですが」

余りのショックに床に手ついてorz状態になってしまった比叡に対し霧島には聞こえない程度にではあったが思わずそう呟いてしまった金剛と榛名は多分悪くない。

 

「コホン……取り敢えず比叡の事は一旦置いといて……百聞は一見に如かず、直接会いに行ってミマショウ!」

 

置いておいて良いのか……そう思った榛名であったが、彼女もまたその後続いた姉の言葉に比叡の事など頭の隅どころか外に追いやって驚愕した。

 

「ええっ⁈いえちょっと待ってくださいお姉さま⁉︎」

「なんでいきなりそんな話になったのですか⁈」

「ホラホラ行くよ!皆さん、付いて来てくださいネー!」

 

思い立ったら即行動とばかりに勢いよく席を立った金剛を止めやんと榛名と霧島が前に立ち塞がるがそんなもの物ともせずに金剛は彼女達(orz状態の比叡含む)すらも引き摺って談話室を後にする。この金剛、元々意思が堅い方であり考えるより先に体が動くタイプなのに加えて戦闘明け+完徹のテンションの所為かいつも以上にテンションが高く、そしていつにも増して何処ぞの天使のように人の話を聞かない。

故に連れ出された金剛型妹達(比叡・榛名・霧島)もめげずにあの手この手を使って金剛の進撃を止めやんと行く手を阻むがその努力も虚しくも金剛はその全てをぶち破り、その歩みは一向に止まるどころか衰える事すら見せない。

 

「あっ、大淀」

「金剛?比叡、榛名、霧島も揃ってどうしたんですか?」

 

だがその時、救世主(メシア)が現れた。進行方向から唯一この艦隊で提督を除き金剛を論理的にだけでなく物理的にも止められる提督補佐艦である大淀が手に書類を持って歩いて来たのである。

 

「そっそれが……「気分転換に鎮守府周りを散歩してるネ!大淀はどうしたんデスカ?」」

「……なんだか怪しいけど、まあいいか。私は昨日から提督と軍令部間の交渉遣り取りの中間人として地下通信司令室と執務室を行ったり来たりですよ……。今漸く来訪者の方の護送スケジュールが整ってきたとこ……済みません忘れて下さい、これも軍機密なので」

「お、oh……OKネ。やっぱり大淀疲れてるんじゃないですカ?」

「ええ……それはもう……疲れてますね……。肉体的にはそれ程でもありませんが精神的に、軍令部と連絡を取る時はいつもなんですけど今回はいつも通りの報告ではありませんから報告が多くて……はぁ」

 

だがそれも金剛の若干無茶のある機転により阻まれてしまう、しかも大淀はそんな金剛の行動に対して特に反応を示す事はなかった。それもそのはず、いつもはキリッとした真面目な委員長キャラな大淀なのだが昨日から着替えていないのか制服にはいくつもの皺や袖口にインクの擦った跡が付いており、そしてかなり疲労が溜まっているのか目の下にもファンデーションで隠してはいるもののしっかり隈だって浮かんでいる。その上いかにも怪しい金剛の受け答えすらも特に反応できずに軍機まで口を滑らしそうになるのだからよっぽどである。

 

「ご、ご苦労様です。大淀」

「霧島もね、できれば今度書類整理を手伝って貰えないですか?最近妙に書類の量が多くてそろそろ秘書艦と2人では捌き切れなくなってきたので。榛名も」

「い、良いですよ?」

「は、はい、榛名も大丈夫です」

 

その余りの無残さに3人の金剛を止めてもらおうと思っていた思惑は完全に吹き飛んでしまった。流石にこの上でさらなる心労を彼女に負わせる程3人は非情ではない。だが後に3人は非情であろうともここで無理にでも金剛を止めてもらうべきだったのだと後悔する事となる………というか書類整理に慣れた秘書艦(晴風)と書類整理のプロの補佐艦(大淀)の2人をして捌き切れない書類の山とはいかなる程ものなのかだろうか?安請け合いしてしまったのでは?と後々背筋が凍った榛名と霧島だった。え、比叡?比叡に真っ当な書類整理が出来るとでも?

 

「……取り敢えずもう一回言っておくけど医務室には近づかないように、軍機密なのもあるけど来訪者の方は怪我を負って安静にしてもらっているから五月蝿くしない方が容態には良いのですので」

「OKネ♪大淀も無理し過ぎないようにして下サーイ」

「ええ、ありがとうございます。では」

「お、お大事に……」

 

少し黒い影を感じさせつつも去っていく大淀を眺めつつ比叡達はその背に思わず敬礼した。彼女の常に職務に忠実であり真摯的であるその姿は確かに敬意に値するものの、あんな目に遭うのならなりたくはないな……とも思ってしまうのである。

 

「そういえば今度来たvisitorってどんなヒトなんでショウ。私は中将みたいな人だったら嬉しいネー」

「中将?もしかして七海提督の祖先である御国夏海中将の事ですか?」

「イエース、その通りデース」

 

ふと、金剛は今更ではあるが今度来た来訪者について一体どんな人なのだろうかという疑問を浮かべる。今までは何だかんだ『来訪者』という括りで気にはなっていたが実際すぐ近くまで来た事によって『来訪者』と言う個人に対しても興味が向いたのだ。

 

「御国中将ですか……私はどちらかというと岩淵(いわぶち)三次(さんじ)中将の方が好みというか良いですね。私にもあのお方に恩が有りますが、私達(姉妹)の中ではそんなにも関わりが深い方ではありませんし……金剛お姉さま達の方が関係が深いのでは?」

「オゥ……そうデスネー、でも御国中将との関係なら比叡と榛名の方が深いネー」

「あー……そうですね、私は近代化改装の折に」

「榛名は第一次世界大戦ですね……」

 

そもそも『金剛型』という括り自体でも彼女達は御国夏海との関わり合い深く、最も古く言えば建造どころか設計段階からの関わりである。尚、提督ラブ勢筆頭(自称)である金剛曰く「運命ネ!」との事であり、特に似たような経歴を持つ夕張とは良くも悪くも仲が良い。

 

そんなこんなで昔の事を話しているうちに4人は遂に医務室の扉の前まで来ていた……否、来てしまっていた。

 

「や、やっぱり辞めましょう金剛お姉さま。大淀も言っていましたし絶対に提督に怒られるに決まってますって!」

「そ、そうですよ。七海提督は怒ったら本当に怖いんですよ?」

「提督が怒ったら……怒ったら……ヒェッ」

「取り敢えず最初はimpactが大切ネ!ではイッキマース!」

「「「って⁈ええっ⁈」」」

 

比叡・榛名・霧島が最後の足掻きであり一縷の望みをかけて最愛たるその姉に嘆願する。確かに来訪者と言う存在に一度会ってみたい気持ちは多分にあるもののそこにある大き過ぎるリスク(七海のお説教)の所為か3人とも決死の表情であり、霧島に関しては姉のネタを奪っての行為ではあったが非常に悲しい事ではあるがそれが金剛に届く 事はなく金剛はその扉へと突撃した。

 

「ヘーイ!新しく来たビジターとは貴方の事デ……ス……カ…………」

「お、お姉さま⁉︎だから駄目ですってさっき提督が安静中だから立ち入り禁止だって言っ……て……た…………」

「比叡お姉さまそう言いながらも入っては意味が…………え゛っ」

「……もうどうとなれ……あと、それなら榛名お姉さまも入るの駄目なのでは?とっ失礼し……ま………す…………」

 

そしてこれが前回の最後に繋がるのである。

 

 

 ❀ ✿ ✾ ✿ ❀ 

 

 

佐世保鎮守府 中央中枢棟1階 医務室

 

「それじゃあ、申し開きを聞きましょうか?金剛、比叡、榛名、霧島?」

 

普段は静寂に包まれ、この鎮守府内において唯一1人だけ軍医師免許を持つ明石の密やかに根拠地(サボり場とも言う)として活用されていた医務室に七海の声が響く。声色はいつも通りであり表情もいつもの冷たさを感じさせる美貌である……が、その目は違う。美貌とは正反対、可視化できるなら一発で分かるであろうまるで烈火の如く燃え上がった怒りがそこに在った。

 

「oh……提督がvery angryネ……でも何の申し開きができないネ」

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

「止められなかった榛名が悪いんです七海提督、お姉さまだけが悪いんじゃないんです」

「いえ提督、私は止めました止めたんです。それに見ちゃったのも不可抗力なんです、口外しませんから許して下さいお願いします何でもしますから」

 

そしてそんな彼女の前で4人揃って床に正座している女性4人組は個々それぞれに申し開きを口にする。それはある者は開き直って、ある者は瞳の光を失いつつ、ある者はしおらしく、そしてある者は顔にいくつもの冷や汗をダラダラと垂らしながらであり、その様子を見ればおそらく誰もがその4人ひとりひとりの性格を理解する事ができるであろう。

 

「金剛、開き直れば良いって訳じゃないの。比叡、謝ってばかりいるけど一体何に対して貴女は謝っているの?榛名、貴女は背負い過ぎ。霧島、艦隊の頭脳たる貴女らしくない言い訳ね……それに今なんでもって言った?」

 

がその申し開きが受け入れてもらえるかどうかは別問題である。特に金剛、それ(開き直る事)は申し開きではない。

また自分の寝そべるベッドの面前にて行われるお説教に、口を挟む隙がないというより挟めるだけの屁理屈も擁護する理由もない夏海とその隣に立つ明石は微妙な表情を浮かべそれを見守る事しかできない。

 

「はぁ……取り敢えず金剛特務中佐(・・・・)及び比叡特務中佐(・・・・)・榛名特務小佐(・・・・)・霧島特務小佐(・・・・)の4名は軍規違反で1年間減俸、追って沙汰が届くまでは自室謹慎……と言いたいところだけど知ったからには協力してもらいます」

「モ、勿論ネ」

「ヒェェ……」

「分かりました……」

「はい……」

 

申し開き(言い訳)の後からずっと七海により掛けられる無言の重圧に耐えかねた金剛らの遂には4人揃っての土下座にまで発展した姿に流石の七海もまた折れたのか、一際深い溜め息を吐きながらではあるが圧を掛けるのをやめて処分を下す。ただし余りにも前例の無い問題である為に彼女が下したのは差し障りのない減俸処分と謹慎と言う名の先送りであった。といっても金剛達は艦娘、人類反抗の要でありこの鎮守府管轄下の最大の守りに等しい存在である。そんな存在である彼女達を謹慎などさせて貴重な戦力を遊ばせておく訳にもいかないのでそれも名ばかりのものとなるであろう。実際七海の中では既に謹慎中は夏海関連でこき使われる未来が決定している。

 

「最初に言っておくけど、これそのものが貴女達への罰則も兼ねているから拒否権はありません。取り敢えず4人は夏海さんの事は絶対に口外禁止、護衛の第六駆逐隊もその正体を正確に把握しているのは響ただ1人だけだから間違っても口を滑らせない事」

「「「「Yes,mam!」」」」

 

やたらとキレッキレの動きで教本通りの敬礼をする4人組であったが現在進行形で床に正座しながらであるという時点でマイナス要素が大き過ぎて全く褒められない……寧ろ七海とそれを見ていた夏海の口からは溜め息が出てしまった。

 

「はぁ……本当に大丈夫なのかな?………これから先」

「やっぱり認識阻害用のアイテム早く完成させないと本当に不味いですかね……コレ」

「不味いでしょう……間違いなく」

「デスヨネー……徹夜して今日中に完成まで持っていきます」

「頼みます」

 

七海の零した呟きに反応した明石は彼女にそう問うが返って来たのは色々と通り越して無表情になった顔と肯定の言葉であり、それにつられて徹夜が決定してしまった明石もまた色々と通り越して無表情になる。共犯者が増えた事で以降の護衛や監視に関する問題が減った一方、情報漏洩の危険性が増え一刻も早い認識阻害アイテムの開発が求められる事に頭を抱えるしかない御国組と明石だった。

 




比叡の名誉の為に言っておきますが、彼女は御召艦や練習艦として運用された経験があるので書類仕事ができない訳ではありません、寧ろできる方です。が、確率的に重要なところばかりミスを連発し仕事を倍にしてしまう呪い?じみた艦時代からのジンクスを持っている為に敢えて大淀は比叡にヘルプを出しませんでした。只でさえ多いのに倍にされてたまるか。
因みに……大淀は事前に防げなかった後悔と仕事を増やしやがった金剛への怒りから遂にぶっ倒れ緊急入院、夏海の隣に寝かされる事となり愉快な妖精さん達はあの後七海提督に厳重注意を受けた上で箝口令が敷かれていた為に比叡にはバラしませんでしたが、代わりに朝っぱらからどころか前夜から夜通し酒盛りをしていた(ちゃんと仕事はしてからだが)為に今度はしばき倒された挙句甘味処『間宮』の出禁1か月を食らいました



付箋メモ
▪︎名前:岩淵 三次(いわぶち さんじ)
▪︎生没年:1895年3月2日〜1945年3月3日
▪︎所属:大日本帝国海軍/最終階級:中将
▪︎役職:第31特別根拠地隊司令官
▪︎享年:50
▪︎没地:バギオ(ルソン島)
▪︎死因:バギオ市防衛戦における戦死
▪︎備考
史実にて戦艦霧島の最期の艦長を勤めたがそれは此方の世界でも変わらず、変わったのはとある中将との出会いとその彼自身の最期だけである。また最期の最後まで『霧島』を愛していたという。

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