深夜に執筆するとか言っときながら受験疲れで寝てしまいました。
まぁそんなこんなあって無事受験合格できました。
春休みということもあり執筆に移りたいと思います。
不定期ですが、なにとぞこれきらもよろしくお願いします。
火山に向かっていたら天空山についていました。
…………は?……………
渓流といい天空山と言い、なんでこうなんの?そもそも火山どこですか?
てか渓流もそうだけど天空山もやっぱり夜は冷えるよな。
どうせ着くなら天空の城でもラ◯ュタにでも着きたかったよ…
と…、まぁ降り立つか
終焉は天空山の頂に降り立つ
終焉が降り立ったことにより微弱ながらに地面は揺れ、翼の地面へにかかる風圧によってブナハブラは吹き飛ばされる
その様は灰色の天空山に立つ白き黄金、この存在は周囲の空間よを浮いており歪な違和感を感じさせた。
あ、でもラピ ◯ュタはやっぱりいいかな、なんかロボットとか恐いし。
ん?雷光虫?
くだらない事を考えていると身体の周りに雷光虫がたかってきていた、その数が多くなるにつれて自然と黒雷が身体に纏われる感覚が分かる。
黒雷を完全に纏うと雷光虫の発する微弱な電気も黒い電気となり辺りに飛び散りる。
雷光虫から放たれた飛び散った電気は地面を抉る。
え?なにそれ凄い、君たち虫だよね?
なんで虫なのに虫から発した電気が地面抉ってんの?
なんで自分の身体の周りに集ってきてんの?なんで勝手に黒雷纏ってんの?
もー!意味わからん事が多すぎだわ!
「グルルルルルル」
なにかの唸るような声に振り向くとそこには4本の四肢でしっかり地面についた狼
雷狼竜ジンオウガがそこにいた。
ジンオウガは終焉を威嚇していた、静かな恐怖と怒りを纏い、まるで語りかけてくるように唸っていた。
ーーー《ここからでていけ》と
それは縄張り意識による闘争本能か、恐怖による逃走本能か。
あ、ジンオウガさんちっすちっす
………え?
いや、あの、威嚇しないでください、そんな顔したらチャーミングなワンコな顔がだいなしですよ、
「ワォォォオオオオオオオオオン!!」
ジンオウガが遠吠えをすると自分の身体の周りに漂っていた黒い電気を帯びた雷光虫がジンオウガに移り集まって行く
ジンオウガに黒い電気を帯びた雷光虫が完全に移るとジンオウガは超帯電状態に入り黒い雷を発する、黒い雷を帯びたジンオウガは終焉へとその牙を向けた。
ジンオウガが終焉へと黒い雷を帯びた前脚を高く上げ振り下ろした。
終焉の黄金の鱗へぶつかると激しい音を立てる。
しかし、終焉の鱗には少し焦げた程度の跡しか付いておらず、終焉もやっと状態を確認したのか、威嚇咆哮をする
「グォォォォォォオオオオオオオオオ!!!!」
咆哮による空間振動でジンオウガは後ずさりする、そしてジンオウガは勝てない事を悟ったのか黒雷を纏ったまま逃げていく
………びっくりしたぁ、いきなりお手してくるから何もできずに固まってしまった。
痛みは無いが綺麗な鱗が焦げてしまったじゃないか、ジンオウガ許すマジ。
てかもう夕方か…ちょっと早いけど寝るか…
〜G級ハンター〜
天空山ではG級ハンターがそのパーティのリーダーの発案で採取ツアーに来ていた。
「なぁ、なんで天空山の採取ツアーなんか俺たち来てるんだ?」
大剣を担いだ男が愚痴るようにつぶやく
「もう煩いぞ大剣の、それ何回目だ」
その大剣を担いだ男に対して太刀使いの青年は呆れた様に言う
「あ?なんだと?太刀の」
「まぁ、落ち着きなさい、大剣の、太刀の、貴方達も必要な素材ぐらいあるでしょう、無かったらハチミツでも取っときなさい」
そんな二人を落ち着かせる様にライトボウガンを扱う女性は言う
どうやらこの女性がリーダーの様だ。
「もう、本当にこの二人はすぐに喧嘩をするんだから」
小石を蹴飛ばしながら双剣使いの女性が呆れる。
「なぁ、おい、あれジンオウガだよな」
「ジンオウガだな、でも少し変な感じだな」
「ん?たにかあのジンオウガおかしくないか?」
「え、えぇ黒い雷を纏っているわね」
「ま、とりあえず、戦闘にするとしますか!!」
パーティ全員が武器を構えてジンオウガに相対する。
そして、ジンオウガがハンターを発見した瞬間普通とはあり得ない速度で襲いかかった……………
〜ギルド本部へ通達〜
天空山で黒い雷を纏ったジンオウガをG級ハンター四人が天空山採取ツアー中に発見。
黒雷を纏ったジンオウガは何かから逃げるようにしているところでした。
気性は普通のジンオウガよりも荒くハンターを見つけるなり襲いかかりました、想定以上の戦闘力でG級ハンター四人中三人が重体です。
黒い雷をジンオウガはその後は逃走を図り行方をくらませております。
ついでにこちらから依頼を発行します。
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〜討伐依頼〜
【黒き雷を纏いし雷狼竜】
依頼主 古龍観測隊の隊員
依頼内容
天空山に黒い雷を放つジンオウガを発見した。
そのジンオウガによってもうハンターにも被害が及んでいる
これより大きな事態を防ぐためにこのジンオウガを討伐して欲しい
なお、危険な個体の為充分に注意をして欲しい
幸運を祈る。
U・x・Uわんわんお