【迷宮キングダム】迷宮少女リリカルなのは【なのはシリーズ】 第4話勲章授与投票受付中 作:龍委員長
天階バナナ公国
1 2 3
流星 七色
A 絶望砦- 神殿- 街道
| |
奈落
B-蚯蚓野 今ここ 連峰
/ |
水晶 どん底
C 浪漫坂- 坂- 辻
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宮廷の状態
メトロノーム :
《HP》3/16 《気力》1/3 《配下》0/8
カイザードラゴン:
《HP》12/29 《気力》2/2 《配下》5/5
シルク :
《HP》0/13 《気力》1/4 《配下》8/8
※このクォーター以内に《HP》を1以上にしないと死亡。
キリエ :
《HP》13/13 《気力》0/4 《配下》9/10 変調「睡眠3」
ココア :
《HP》2/15 《気力》2/3 《配下》5/6
民の声:4/13
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はやて:
飲み物買い足してきたでぇ。相談終わったk ?! ど、どないしたんや?!
魔法少女s:(沈痛な面持ち)
ディアーチェ:
小鴉、確認なのだが恭順にせよ騙すにせよ、引き返す場合は自力で入口まで移動することになるのだろう?
はやて:
? そらぁ、まぁな。
ディアーチェ:(机につっぷす)
はやて:
え? え??
ヴィクター:
指令はこの長い道のりを全て「先を急ぐ」判定に成功させて突っ切れと仰るのですのね。
ヴィヴィオ:
しかも復路最初の通路が解除不可の時間経過トラップなんですけど・・・
はやて:
あ? ・・・あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
イクス:
気づいてらっしゃらなかったんですね・・・。
アインハルト:
シルクのロストを受け入れて撤退するか、今の状態から戦闘に勝てること賭けて吶喊するか・・・。
はやて:
ち、ちなみにシルクのことがなかったら、どうしたいん?
ディアーチェ:
騙まし討ちのための撤退だな。同盟国を見捨てたくはない。
はやて:
なるほど。ほな更に選択肢を出そうか。
プレイヤーs:
?
はやて:
ほんまは迷宮支配者を倒して帰国したときに種明かしする予定やったんやけど、ここまで何回かバナナ公国民が隠れてるのを発見したやろ?
ヴィクター:
あぁ、居ましたわね。演出だけで《配下》に加わるわけでもない人たちが。
はやて:
実は本来の予定やと、
・迷宮支配者倒す
・公国宮廷からの感謝&傘下入り申し出
・領土獲得&発見した公国民分国民増加
いう流れやったんよ。
イクス:
発見した、ということは私たちが出会った人たち以外にも居たんですか?
はやて:
それは内緒や。まぁ、時間経過ダンジョンで時間を消費することに対するご褒美みたいなものやったんやけど。
アインハルト:
それで、その事と今の状況とどのような関係が?
はやて:
うん。
発見した公国民をそのまま連れて帰りたいなら自力で国の入口まで歩いてもらうことになる。
ヴィヴィオ:
ですよね。
はやて:
ただし、こいつらの目的はあくまでもバナナ公国。やから国民を手放すなら、敵対の意思がないものとして入り口までは問題なく、データ的には時間経過なく送り届けてくれる。としようか。
ディアーチェ:
うぅむ・・・。国民を手放すというのは、もう救えないということか?
はやて:
いやいや。再挑戦でいろいろリセットされるのに合わせて、元の場所に隠れ直してもらうだけや。
イクス:
国民を護ろうとするとシルクの命が危ない。
シルクを優先すると今回発見できた国民よりも少ない数しか救えないかもしれない、と。
アインハルト:
ゲーム的には後者を選ぶべきなのでしょうが、心情的には・・・
ヴィヴィオ:
心情的にもシルクを失いたくはないですよ。
ディアーチェ:
問題は、後者を選んでもシルクが護られる保障は無いということだな。
ヴィクター:
え?
ディアーチェ:
公国の入り口までしか送ってもらえないというなら、道中表があるだろう。
イクス:
あ、たしかに時間が経過するものが表の中にありましたね。
PLs:
うぅむ。
はやて:
しいて言うなら後者のほうがどっちも助かる可能性が少ないながらあるくらいかなぁ。
あと、蘇生何回もするのもアレやし、今回ロストしたら素直にキャラ作り直してもらうで。
イクス:
ど、どうしましょう?
ディアーチェ:
自力で引き返すか。
ヴィヴィオ:
おうさま・・・良いの?
ディアーチェ:
小鴉確認なのだが、公国民を連れて行く場合、そのまま合衆国までついてきたのち、その場で合衆国民としてカウントしてもよいのか?
はやて:
ん? あぁ、再挑戦の時に《民》が多いほうができることも増えるかもか。えぇよ。バランスミスの事もあるし。
アインハルト:
でもそれではシルクが確実に
ディアーチェ:
かまわん。この遊戯はトラブルも楽しむものなのだろう?
ならばこの紫天の王、
王様以外:
おー・・・。
はやて:
本人も覚悟してるならそれで行ってもえぇけど他のみんなもえぇかな?
ほな。再開するで。
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B2.幽霊城
3ターン3クォーター経過
妖精騎士(GM):
「さて、どうすしますか? 素直に引き下がる事をお勧めしますが」
メトロノーム(ヴィクター):
「(神官は気を失い、大臣は既に危険な状態。指揮官と思しき妖精騎士に加えて魔物が3体・・・数は少ないですがこちらは既に満身創痍。ムリに抗えばこちらの敗退が濃厚。ここは・・・)
そうですね。見逃していただけるというのであればそうしたいところですわ」
カイザードラゴン(アインハルト):
「陛下?!」
ヴィヴィオ:
食い下がろうとするカイザーをココアがおしとどめる。
自分を振り返るカイザーにココアは無言で首を振る。
妖精騎士(GM):
「・・・良いでしょう。随分辛そうですし、部下に送らせましょうか?」
メトロノーム(ヴィクター):
「(戦災者を彼らに渡すわけには・・・)
せっかくの申し出ですが、ご遠慮いたします。あなた方に借りを作りすぎると”返済”が大変そうなので」
妖精騎士(GM):
「・・・ふふふ。そうですか。では道中お気をつけて」
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はやて:
では早速「先を急ぐ」判定をしてもらおうか。
宮廷:
え?
はやて:
いちおう今のやり取りが「遭遇」になるわけやけど、戦闘無しの場合そのままキャンプやけど、敵さんの目の前で休憩を始めるつもりなん?
PLs:
う゛・・・
はやて:
処理の関係上、今は中立的な反応を示してるけど、シナリオ的には敵対的やからな?
イクス:
これは、覚悟を決めないとダメでしょうか
ディアーチェ:
・・・だな。「先を急ぐ」は〔魅力〕判定だったな。キリエ
イクス:(両手で顔を覆う)
睡眠中です。
はやて:
おぉう
ヴィクター:
やむを得ません。メトロノームが判定を行います。八神指令。キリエから【衣装】を受け取ってもよろしいでしょうか?
はやて:
まぁ、トラブル続きやし今回はえぇかな。
ヴィクター:
ありがとうございます。装備に空きが2つありますから【魔法の鞍】を渡して3つすべて受け取ります。
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先を急ぐ
〔魅力〕4+(6、2、6、3、2)=絶対成功! 《気力》+2!
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難所 〔探索〕
メトロノーム:2回で成功。(《気力》2点使用。6の目で1回復)
カイザードラゴン:1回で成功。(《気力》1点使用)
ココア :1回で成功。(《気力》1点使うも6ゾロで2回復)
2クォーター経過・・・?
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イクス:
(えぇと、睡眠の回復はラウンド終了時だから、みんなが1回判定した時に1クォーター進むときに判定すれば良いのでしょう・・・か?)
あの、八神指令。
はやて:
はいはい? どうした?
イクス
睡眠の「変調」は戦闘が終了すると自動回復するみたいなのですが・・・。
一同:
ぅぇ?!
はやて:
・・・ほんまや。
ディアーチェ:
この場合どうなる?
はやて:
う~ん。戦闘状態になかったから「変調」は自動回復してたと裁定するのがベターやろうな。まぁ、「先を急ぐ」も1発成功し取るし、難所判定に最初から参加してた事にして判定してもらおうか。
イクス:
わ、わかりました。《気力》がないので大変な事になりそうですが・・・。
〔探索〕3+(5、3)=11 成功! 【楽器】で《気力》+1!
イクス:
や、やりました!
ヴィヴィオ:
おめでとー!
はやて:
まぁ、2クォーター進行に変わりないから、ダイス振るでぇ。
宮廷:
うぐ・・・
はやて:
3の・・・4・・・最後が5っと。目が高いなぁ
ヴィクター:
あ、あの指令。経過時間は2クォーターのはずでは?
はやて:
みんな、迷宮マップの時間の経過のチェックボックスを確認してみ?
アインハルト:
えぇと、2クォーター進んだので今は4ターンと1クォーター経過・・・あれ? さっきのターン、どこかで食事しましたっけ?
ディアーチェ:
うん? チェックを入れておらんのならしていないのだ、ろ・・・うおおおおおおおおおおおおおおお! こぉがぁらぁすうぅ!
イクス:
1ターン経過するたびにそのターン食事していない場合《HP》が1D6減少・・・。
はやて:
最初が疲労。これで4ターン目が経過したから、2個目が飢え。で3個目が次の2クォーター目経過分の疲労やな。
アインハルト:
これは全滅が見えたのでは・・・
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メトロノーム:《HP》3→0
致命傷表:8.偶然、アイテムが衝撃から君を護る。装備からランダムに選んだ【衣装】を破壊してダメージを無効化する。《HP》3
《HP》3→-1
致命傷表:7.すさまじい一撃に意識を失う。行動不能。
《HP》-1→-6
行動不能中に《HP》が減少したので死亡。
カイザードラゴン:《HP》10→7→3→-2
致命傷表:5.昏倒し行動不能。このクォーター終了までに《HP》を1以上にしないと死亡する。
シルク:行動不能中に《HP》が減少したので死亡。
キリエ:《HP》13→10→6→1
ココア:《HP》2→-1
致命傷表:7.行動不能。
《HP》-1→-5
行動不能中に《HP》減少したので死亡。
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一同:
ですよね~
イクス:
急いでカイザーを回復させないと。
ディアーチェ:
いや、先に連続移動で移動できるだけ・・・違う、それでは回復前に「特殊遭遇」が発生するか・・・いや、それはどちらでも同じ事か。ならばやはり距離稼ぎが先か?
イクス:
ど、どうしたらいいでしょう?
ヴィクター:
ヴィヴィはどう思います?
ヴィヴィオ:
! わたしですか?!
ヴィクター:
クラス:ニンジャは迷宮の進路やキャンプでの行動の最終決定権を持ちますからね。
ヴィヴィオ:
そ、そんな、責任重大じゃないですか!
アインハルト:
もうここまでくれば気負わずに決めてしまえばいいと思いますよ。
ディアーチェ:
むしろ全滅で終わるのも面白いかもしれんがな。
はやて:
できればキャンペーン完走したいけど、ウチも初心者でいろいろミスしたからなぁ。もう全滅するならするで演出こるか。
ヴィヴィオ:
ふえぇえぇ~。
イクス:
ヴィヴィオ、みなの言うとおり。気楽にいきましょう。
ヴィヴィオ:
うぅ~。
・・・じゃぁ連続移動で! 【迷い道】も解除されてるから
はやて:
そのとおりや。んじゃ、それでえぇかな?
イクス:
はい。
はやて:
ほな移動後の処理やな。
「特殊遭遇表」を使うから1D6振ってな。*1
イクス:
はい。6です。
はやて:
6は・・・あ゛。
イクス:
ひっ
はやて:
あ、ゴメンゴメン。読むで。
災厄教の巡礼者の一団に出会う。彼らはその教えを説いた。《配下》を1人以上つれているキャラクターは〔魅力〕
一同:
・・・・・・。
(《民の声》)のこり4!?
ディアーチェ:
小鴉。《配下》をつれているキャラクターには死亡しているキャラクターも含めるのか?
はやて:
あぁ・・・、道中表とかで行動不能のときは免除してたし、今回も免除にしようか。行動不能のカイザーも免除で。
アインハルト:
ありがとうございます。
イクス:
〔魅力〕は得意とはいえ難易度14ですか。
あ、メトロから【衣装】を返してもらっても大丈夫でしょうか?
はやて:
ん、あぁそうか。さっきもOKしてたしえぇよ。
ヴィクター:
申し訳ありません。さきほど壊してしまったので2つしかお返しできません。
イクス:
大丈夫ですよ。これで4つ振れますからね。
・・・成功です。6の目があるので《気力》も増加です。
アインハルト:
1と2が見えたときはヒヤリとしましたが、何とかなりましたね。
イクス:
では早速【信仰】を。ここは回復量を稼ぎたいですし、さきほど獲得した《気力》を使います。
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【信仰】
〔魅力〕5+(1、4、2、3、5)=14 成功!
《HP》13点回復
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アインハルト:
イクス、助かりました。
それでこの場合、カイザーは行動できるのでしょうか?
はやて:
うぅん・・・、【お弁当】を食べるだけなら許可しよう。
アインハルト:
? あ、この先に【小路】の罠で強制時間経過でしたね。
ではココアの持つ【お弁当】を使います。
はやて:
ほな、時間進めるでぇ。
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天階バナナ公国 C3.どん底辻
4ターン2クォーター経過
「疲労」による《HP》1点減少
ディアーチェ:
次の通路で3クォーター経過確定か・・・。
ヴィクター:
出目次第ではここで全滅ですわね。
アインハルト:
ですがこれ以上できることもありません。覚悟を決めましょう。
イクス:
・・・はい!
はやて:
ほな、時間が3クォーター経過するから3D6《HP》減少や。
・・・・・・
ヴィヴィオ:
? 指令?
はやて:(-ε-;)
誰かダイス振らへん?
SE:
はやて:
きまった?
イクス:
実際に行動しているPLの私と
アインハルト:
私。
ヴィクター:
最後は国王としてわたくしが振りますわ。
はやて:
キリエの《HP》が12、カイザーが11。期待値でギリギリ生き残れるくらいやな。
ディアーチェ:
なぜプレッシャーをかける。
はやて:♪~(-ε-)
ディアーチェ:
くっ、の・・・
ヴィヴィオ:
まぁまぁ。
3人とも頑張ってください!
アインハルト:
・・・3。
イクス:
・・・あぁっ! ごめんなさい! 5です!
ヴィクター:
2以下、2以下、2以下、2以下、2以下、2以下、2以下
覇ァッ!
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・4・・・ですわ。
はやて:
えーと、合計減少12で2人とも行動不能やな。
ディアーチェ:
この場合、どうなるのだ?
はやて:
電源ゲームみたいに「目の前が真っ暗になった」で再スタートも考えたけど、死人も出とるしなぁ。
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天階バナナ公国 B3.奈落連峰
GM(はやて):
どん底辻での休憩を追え、奈落連峰へと歩を進める一行。
暗く狭い道を宮廷に加え、道行きで救出したバナナ公国民もとなるとすでにかなりの大所帯となっており、移動だけで想定以上の時間を要する。
それでなくとも長い時間をかけて王城を目指した帰り道である。既に行軍は丸一日を超え、更に半日が過ぎようとしている。それでも宮廷のメンバーが健在ならばどうとでもなる道なのだろう。しかし既に半数以上が帰らぬ人となっている今では、配下たちにも生き残った騎士と神官にも焦燥感を隠す事ができるものは居ない。
突然国を襲った襲撃者から逃げ惑い、なんとか身を隠したもののいつまでそうしていればよいのか判らないという状況で見えた光明。救世主に思えた同盟国のランドメイカーの疲弊ぷりを見てしまっては、一度は希望に明るくなった表情も再び、以前よりも暗いものとなってしまっている。
キリエ(イクス):
「はぁ・・・はぁ・・・」
カイザードラゴン(アインハルト):
「・・・っ・・・」
GM(はやて):
狭く長い通路を抜け、やっとの事で奈落連峰へとたどり着いた。が、深い山の底、そこにたどりついた時点で宮廷の体力は既に限界を迎えていた。膝を突き、息を荒げ、いつもなら飛ぶはずの配下への指示もない。
配下(ヴィクター):
「騎士様? ここで休憩なさるのでしょうか?」
バナナ公国民(ディアーチェ):
「神官様、ここでいったん立ち止まるのでしたら、お願いします。うちの人の傷の治療を・・・」
ランドメイカー:
『・・・・・・・・・』
GM(はやて):
指示を仰ぐ配下の声にも、救出した難民の懇願にも応えずただ息を整える事すらできずに居る2人。
それがこの行軍の限界。終着点であることが配下、そして難民の間にも理解できていく。できてしまう。そうして生じる絶望が人々を混乱させるのには充分すぎた。
配下(ヴィヴィオ):
「騎士様?! カイザードラゴン殿! しっかりしてください! あなたがここで膝をついては、公国は! 合衆国はどうなってしまうのですか! 立ってください! 立って! 私たちを導いてください!」
カイザードラゴン(アインハルト):
「・・・・・・・・・」
すがりついてくる配下否、国民に対してうつろな視線を向ける事しかできない騎士。その目に生き残るための執念。活力と呼べるものは宿っていない。
公国民(はやて):
「神官様! 坊やが! うちの子が目を開けないんです!
キリエ(イクス):
「・・・・・・、・・・・・・」
すがる母親に目線をやり、彼女に抱かれる幼子に目線を落とす。子供の顔色は青ざめるを通り過ぎ、土気色になっている。
キリエは母親に応える気力もなく、唇を噛み目を伏せるしかない。
???(GM):
「騒がしいと思えば、鼠が随分わいているなぁ」
民(GM):
『ひぃっ!』
声に振り向くとそこには既に臨戦態勢に入っているハグルマ債権回収班の息がかかった傭兵たちに囲まれている。
「き、騎士様!」
「神官殿!」
合衆国民、公国民関係なくランドメイカーにすがるが、2人には既に立ち上がる気力すらもなく、ただ憎憎しげに敵集団を睨み付ける事しかできない。傭兵たちもその事に気づきゆっくりとした足取りで彼女たちに近づきその武器を大きく振りかぶる。口元には弱い者をいたぶる者特有の邪悪な笑みを浮かべている。
カイザーD&キリエ:
「っ」
GM(はやて):
振りかぶられた武器が勢いよく振り下ろされる。
満身創痍のランドメイカー2人の意識は1撃で刈り取られた。
その後、その場で行われるであろう残虐非道な蹂躙を見ることがなかったのが唯一の救いであり、心残りになるだろう・・・。
==========
はやて:
という具合でどうやろう。
ヴィクター:
すっきりはしませんがやむを得ませんわね。
アインハルト:
ベルカ騎士としてこれほどの苦痛は無いでしょうね・・・。
イクス:
・・・。
ヴィヴィオ:
ま、まぁまぁ。これはゲームなんだしあんまり暗くならないようにしようよ。
ディアーチェ:
その通りだ。小鴉が用意した障害を排除できずに終わったのは口惜しいがな。
はやて:
いやぁ、何度も言うけどこれは完全にバランスミスしてたからなぁ。気付いた時にはもう修正できるところがボス戦の構成ぐらいしかなかった。
ヴィクター:
大量のデータやギミックを扱わなければいけないわけですし、仕方ない事だと思いますわ。
このあと、合衆国や公国がどうなるのかは気になるところですが。
はやて:
う~ん。失敗したときの事、ましてや全滅したときの事なんて想定してないんやけど、シナリオの設定的に
バナナ公国は国ごと差し押さえられてハグルマの属国になるやろうな。
ディアーチェ:
立地的に合衆国の霊園もハグルマに押さえられそうだな。
アインハルト:
なるほど。では首都の方は第3中華自治国のものになるのでしょうか。
イクス:
同盟国ですし、残った国民とともに保護してほしいですね。
はやて:
そうやな。次があるかわからんけど、自治国を舞台にあだ討ちキャンペーンを作ろうと思えば作れそうやな。
ヴィヴィオ:
そっか。企画としてはここで終了だけど、ゲームオーバーがそのままゲーム終了じゃないんですね。
はやて:
そうそう。電源ゲームと違って今みたいな会話をシナリオフックに新しく始められるし、全然関係ない新規で始めてもえぇ。
このテのアナログゲームの最大の特徴かもな。そうやって再開するときにGMは失敗から学んだ事や前のセッションでプレイヤーが喜んでくれたところを活かしてシナリオを考えるし、プレイヤーも前回の経験を活かして効率を求めるもよし、浪漫に走るもよし。
と、まぁ話は尽きんけど。いったんここで区切らせてもらおうか。
残念な結果になってもうて申し訳なかったけど、協力ありがとうございました。
一同:
おつかれさまでした。
~~~~~~~~~~
はやて:
さて、ゲーム自体はここで終了やけど、せっかくやから最後の探索会議で勲章を誰に授与するか決めようか。
ヴィクター:
よろしいのですか?
はやて:
まぁ、ゲーム的には意味がないけど、ここまで付き合うてくれた
ディアーチェ:
ふむ。そういうものか。
はやて:
まぁ、こんな結末やからどれくらいの人が参加してくれるかわからんけど、せんよりはえぇやろ。
というわけで順にアピールなどあれば。
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メトロノーム(ヴィクター):
天階マジカル合衆国
長い間わたくしたちの冒険にお付き合いいただきありがとうございました。
首長として皆を引っ張っているつもりでしたが、結局またも命を落とす結果となってしまいました。なので勲章に関しては諦めておりますが、わたくし達のお話をご覧になって少しでもこうした遊戯に興味を持っていただければ幸いです。
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カイザードラゴン(アインハルト):
騎士の泣く子も黙るカイザードラゴンです。
陛下をはじめ多くの仲間が倒れる中でなんとか生還を試みましたが、力及ばずこのような結果となってしまい申し訳ありません。
結果そのものは残念なものでしたが楽しい時間をすごす事ができました。いままでお付き合いいただきありがとうございました。
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シルク(ディアーチェ):
大臣 佳人薄命の シルク。
まさか2度も死ぬはめになるとは思わなんだ。
小鴉が言うには今回の迷宮はかなり高難度のものになってしまったとのこと。いつか別の宮廷を用意してリベンジしてみたいものだ。小鴉にやられっぱなしというのも気に喰わんからな。
ここまでの付き合いご苦労だった。最後のゲーム的な意味がない投票ゆえ気負わず好きに選んでほしい。
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キリエ(イクス):
神官の死人に口なし:の キリエです。
回復役でしたのにその力を発揮できず申し訳ありませんでした。自分の使命を優先してスキルを習得していましたが、次の機会があれば割り込みで回復を行えるスキルを習得しておきたいですね。
名残惜しいですが、ありがとうございました。
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ココア(ヴィヴィオ):
最後はニンジャの据え膳喰わぬは男の恥 ココアです。
時間経過がこれほど危険なシステムとは思っていませんでした。
限られたアイテムやスキルから何ができるか考える時間が焦りながらも楽しかったです。
結果的には失敗でしたが、ゲーム自体は楽しかったのです。いままでありがとうございました。
このような結末になってしまい、いままで投票やアンケートでご協力いただいた皆様には申し訳なく思っています。
帰国を選択した時点で自動で帰れてもよかったのでは? というご意見も当然お有りでしょう。今回、このような結末を選んだかの説明をさせてください。
1つは、これまでもミスも含めて多くのハウスルールを適用してきたので可能なところは本来の形を保ちたかった。ということです。その中で更にミスをしているので言い訳にもなりませんが。
もう1つは、動画・テキスト問わず公開されているリプレイ作品はどれもこったギミックが満載のシナリオに、それをデータを活用して潜り抜けていくPL。とTRPGの魅力が詰まっていると同時に、こんな凄い事できないといけないと? という入門者への高いハードルになっている部分もあるように感じるのです。
なので、失敗してもいい。みんなが楽しめればシナリオの結果は副次的物なんだというのを知ってもらえたらなと思ったのです。
もちろん、キャンペーン完走が本来の目標だったので、残念な結果ではあるのですがダイスの導きが作る物語として受け入れる事にしました。
今回の反省会。
今回の教訓は明白ですね。
魔物もトラップも両方ともを配置制限いっぱいに配置するのは危険。ということです。もしするならGM・PLどちらも慣れてからが望ましいでしょう。もしくはランドメイカーのレベルがもっと高くなってスキルやレアアイテムでできる事が増えてからでしょうね。
そしてこれを書いている最中に「潜在能力」でスキルを即時習得できる事に思い至りました。何かできたかもしれませんでしたね。
もう1つの教訓は通常のプレイ環境には関係ありませんが、独りでプレイするには限界があるという事でしょうか、スキルやアイテムの存在忘れが以前からありましたからね。
繰り返しになりますが、打ち切り的な終わり方になった事申し訳ありません。これまでお付き合いいただきありがとうございました。
本作はこれで終了となりますが、他の作品でもリプレイ風SSをUPしているのでそちらもご覧いただければ幸いです。
今回の勲章投票は締め切りを設けずに半永久的に投票受付状態にしようと思っています。
もし、よければ作者の活動報告に投票所がありますのでそちらまでよろしくお願いいたします。
改めて、いままでありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。