HALO〜人工知能は恐ろしい〜   作:日向@Neru

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まさかの展開にしようかなと思います。


何故何だ?

自分『サイヤ人…だと?』

 

俺は耳を疑った。何故なら、このゲームとは関係無い奴が現れたからだ。

 

自分『オブライエン艦長…それは本当ですか?』

 

オブ艦長『あぁ、本当だ。』

 

自分『しかし、そいつらはドラゴンボールの宇宙人ですよ?』

 

オブ艦長『あぁ、実は僕も驚いたよ。まさかアイツらが出るとは。』

 

自分『何か関係することは有りますか?』

 

オブ艦長『あぁ、無くはない。実はこのゲームとドラゴンボールのゲームは、同じ会社が作ったんだよ。』

 

自分『なんと…。しかしそれは関係無いと思いますが…。』

 

オブ艦長『なにを言うのだね信治君。同じ会社が作ったなら、当然少し似る行動や設定が出てくるだろう。』

 

自分『ま、まぁ確かにですけど…。』

 

オブ艦長『その共通点を人工知能は繋げて時空を創り、そこに予想外のを送り込んでる訳。』

 

自分『な、成る程。じゃあ俺…僕達はどうすればいいんですか?』

 

オブ艦長『君たちはいつでも攻撃が出来るようにしなさい。では。』

 

ツーツー

 

自分『まさかだよな?』

 

俺は焦った。何故なら、サイヤ人相手では勝てないからだ。彼らは戦闘民族で、戦うたび戦闘力をアップする。そんな奴らが何故、HALOに来たのか…

 

自分『取りあえず皆に伝えないと!』

 

俺はこのことを皆に伝えに行った。

 

~会議部屋~

 

隊員1『どうしたんですか?急に。』

 

隊員2『隊長が焦るなんて珍しいじゃないですか!』

 

俺は見張り以外全ての人を呼んだ。

 

自分『皆、落ち着いて聞いてくれ。俺は嫌な情報を耳にした。』

 

弥彦『それはなんや?』

 

自分『それは…、艦長から聞いた話だと、この世界にサイヤ人が乱入したと…。』

 

隊員1『ま、まさか~冗談ですよね?』

 

自分『いいや、本当だ。』

 

俺が言うと、ほとんどの人がざわめき始めた。

 

隊員2『何故何だ?何故関係無い物が乱入して来るんだ?』

 

弥彦『そいつらはいつきた?』

 

自分『それは知らん。たぶん艦長もいつきたかわからない状態だと思う。』

 

隊員3『あんまりだ~!』

 

小太郎『どうするんだ?倒すのか?』

 

俺はざわめいている人々を見るだけで精一杯だった。

 

自分『これで、俺の人生終わりか…。』

 

美咲『ノブッチー…。』

 

ざわめき絶望してるなか、突然『静かにならんかい!』と大きな声が聞こえた。声のした方を見ると、そこには見覚えある人が立っていた。俺ふと思いだし、声を掛ける。

 

自分『お前は…。清宮!?』

 

?『そうや、清宮ださかい。』

 

なんとそこには清宮がいたのだ!清宮はかつて、あの事件で散々困らせた厄介者。そいつが何故居るのか…。すると清宮が喋り出した。

 

清宮『話は聞かせて貰ったさかい。今、どえらい事が起きたらしいのぉ。』

 

自分『あ、あぁ。そうだ。』

 

清宮『だからなんだってんだ!それぐれぇでへこたれる隊長じゃなきぃ!』

 

自分『お前…。』

 

清宮『皆の者よう聞けよ。この方はこうやってやるの初めてじゃあ無いの知っとるだろ?』

 

すると、隊員や凱のチームはうんと頷いた。

 

清宮『じゃあ何故この方は死ななかったか知っとるか?』

 

弥彦『知らんよ!うつけもん!』

 

美咲『ちょっと弥彦さん。』

 

清宮『えぇんじゃ美咲。こんな奴ほど死ぬのが速いっちゅうもんや。』

 

すると皆はそうだねと話した。

 

清宮『ほんじゃ続けるで?何故この方は生きてこれたか。それは頭脳だけや無い。人を思う気持ちや!』

 

そう話す清宮に対し他の皆にちょっとざわめきがみえた。しかし、お構い無しに話を続ける。

 

清宮『この方は人を思う気持ちが有ったから当時の他の皆が着いてったんや!そうだろ?』

 

すると皆がそうだそうだと話始めた。

 

清宮『この方が居なかったら、この場におらん。つまりお前らも速めに死んどったかもしれんだぞ?だから、この方に着いてけ!そして皆無事に現実世界へ戻るんだ!そうだろ?隊長!』

 

自分『お前…!あぁそうだ!俺はお前らを守る!だが、それは俺だけじゃ出来ねぇ。皆の協力が無いと駄目だ!だから、皆協力してくれ!』

 

弥彦『そうだな!』

 

美咲『私はいつまでも付いてく!』

 

そう呼び掛けた俺の言葉のあと、次々と賛同の声が聞こえた。

 

清宮『幸い、信長と美咲、隊長と俺、俺の部下もあの事件の経験者や!怯えず皆隊長に着いてこいや!』

 

すると、皆は≪応!≫と叫び、見事一致団結したのだった。

 

自分『この実態を皆で乗り越えるんだ!』

 

そう言った俺に清宮が近づいて来た。

 

自分『お前、成長したな!ありがとうな!』

 

清宮『いや、ただ隊長をあの事件で困らせちゃったさかい。それの埋め合わせや。次いでって言うのも変だが、あんときは本当にすまんかった。』

 

すると清宮は俺に深々と頭を下げた。

 

自分『いいよ、お陰で動揺が大半消えた。成長したお前を見れて良かったよ。』

 

そう言うと、清宮は頭を上げ、涙ながら『ありがと』と言ったのだ。そこに、凱とそのチームがやって来た

 

自分『どうした?お前達。』

 

凱『あーいや、聞きたいことがあってな。』

 

自分『何だ?』

 

凱『武器って何処にあるんだ?武器を持ってねぇとなんか安心しねぇんだよな。』

 

自分『武器は指令本部にある。前まではこの近くに有ったのだが、エリート族に取られてな。小型ナイフとハンドガン、スナイパーぐらいしかない。』

 

凱『そうか…ありがとう』

 

自分『でも行けねぇぜ、敵がうようよ居るから。』

 

凱『それなら倒すまでだ。』

 

自分『最強だぞ?死ぬかもよ?サイヤ人と手を組んでるかもしれないし。』

 

凱『サイヤ人と会ったら逃げるのみだよww』

 

自分『でもどうしても欲しいんだろ?なら………、俺も同行する。』

 

凱『ゑ…大丈夫なのか?』

 

自分『俺を誰だと思っている!俺はレン達よりも沢山の敵に直面してきた。これくらいはへどでもねぇ。』

 

凱『そうだな、だけど指示とかはどうするんだ?』

 

自分『副隊長に任せる。また、約3人の兵と共に行くからな。』

 

凱『わ、分かった』

 

自分『じゃあちと待ってくれ。俺は準備をしに行く…』

 

美咲『ノブッチー!』

 

自分『わっ!なんだよ!』

 

美咲『私も連れてって!』

 

自分『は?いくらミッちゃんの頼みでも無理だよ。』

 

凱『連れて行ったら?俺達が守れば良いんだし。』

 

自分『良いのか?…いいや駄目だ!ミッちゃんは残れ。』

 

美咲『何で?』

 

自分『何度も死にかけるミッちゃんを見たくないし、約束したろ。』

 

美咲『う、うん。』

 

すると美咲はすすり泣きをし始めた。

 

自分『帰ったら、飯おごったる。だから我慢してくれ。』

 

そう話すとすすり泣きを止め、俺に向かって話した。

 

美咲『本当?約束だよ?死なないでね。』

 

自分『あぁ!約束だ。』

 

そう約束すると、美咲は少ししょんぼりしながら帰った。

 

凱『大丈夫なのか?』

 

自分『あぁ。美咲はオラの大切な恋人じゃきん。ゼッテイ死んで帰らんぞ!』

 

凱『訛ってるぞw』

 

自分『美咲の為だ。美咲が死んだら精神死んで自殺する。そうあって欲しくないからあぁ言ったまでよ。』

 

凱『そっかそれなら良いんだけど…。』

 

自分『それより待てよな。まだ準備が出来てないから。その間に沢山休憩をとれよ。長期戦に為るかもしんねぇからな。』

 

凱『そうだな何処で休めば良いんだ?』

 

自分『指令部屋の両端に休憩室がある。そこを使ってくれ。』

 

凱『了解した。』

 

こうして、サイヤ人問題が解決したが、指令本部への旅は始まるので有った。




やぁ、大坂滞在の清宮ださかい。隊長がいくと言うからどんな旅になんやろ。

次回の小説版HALO~人工知能は恐ろしい~は第七話~運命の定め再び!~。楽しみにしろや?

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