HALO〜人工知能は恐ろしい〜   作:日向@Neru

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オッス!オラは、日向@Neruの小説サイト[?]を借りている本条 信治です!作者であり、このストーリーの主人公だ!


第1章-ゲーム開始
突然の事態


2029年1月20日

自分『まだ時間がある。何しよう。』

 

俺は本条 信治。今日、VRMMORPG分野のHALOをやることにした。HALOとは、世界中で有名な宇宙を舞台としたシューティングゲーム。楽しんだよな~それが。そのHALOのバーチャル版が出たと言うことなので、親友と共に遊ぶことにした。

 

弥彦『まだ始まらんの?』

 

俺に話し掛けた奴が親友の弥彦。彼はゲーマーであり、画家でもある。とにかく変態だ。

 

自分『まだといってもあと30分近く有るぞ。気が速いんだよ。』

 

弥彦『だって、あのHALOがバーチャルに成ったんだぜ!どんな感じか知りたくね?』

 

自分『まぁな。だが、侮っちゃいけないぜ。こないだの事件をわすれたか?』

 

そう、あの事件とは、ソードアートオンラインの事件だ。幸い、ソードアートオンライン経営者の上層部が気付いて止めたから生き残れた。あれを切っ掛けにソードアートオンラインが嫌いに為った人々が続出したのも覚えてる。

 

弥彦『でも、楽しみじゃね?』

 

自分『そりゃあたのしみだけんど、侮っちゃいけないぜ。分かったか?』

 

弥彦『分かったよ。でも楽しむときは楽しもう。』

 

自分『あぁ、そうだな。気付けばもうすぐ時間だし。』

 

弥彦『良し!飯食ってくる!』

 

自分(はぁ?30分前まで牛丼15杯食ってたのに?)

 

こんな時間が過ぎてった。

 

~12時~

二人『『スイッチオン!』』

 

12時に為り、VRMMORPG機械のスイッチを押していた。するとあたり一面が真っ黒に為り、そしてゆっくりと景色が映り始めていた。気付けばあたり一面が真っ黒だった世界が、宇宙船の指令部にいた。世界中の人が体験しに来ている為、英語やハングル語等が書かれた【地球統一政府新入隊員歓迎会】の紙が張られていた。

 

弥彦『スゲェー!興奮すんなー!』

 

自分『あぁそうだな。』

 

興奮する弥彦とは別に不安を募らせている俺だった。そうした時間の中、誰かが俺の背中をトントンと叩いた。『何だ?』と振り返るとそこにいたのは前に会ったことのある女性が立っていた。

 

?『私が誰だか分かる?』

 

自分『えっ…。すまねぇ、今んとこわかんねぇ。』

 

?『えぇー嘘!忘れるはずないよ。あの事件で私の事助けてくれたじゃん!』

 

そう言われて俺はあっと成った。

 

自分『まさかお前か?美咲なのか?』

 

美咲『正解!美咲だよ。』

 

自分『すまねぇな忘れてて…。会えて嬉しいよ。』

 

美咲『ううん、良いよ別に。私も会えて嬉しいし。』

 

美咲と言う女性は、あの事件で凱と言う人に会うまでに俺が助けた人。仲間にも成った。んで、ソードアートオンラインバーチャル世界から出れたら、結婚してくれと約束した程の関係だった。今は住所とかが分からない為に全然会えず、結婚が果たされていない。

 

自分『ミッちゃんは何処に住んでるの?』

 

美咲『教えなーいw』

 

自分『なんだと~wなら張り倒すぞ?』

 

美咲『ヤダ~w、もししたら結婚しないわよww』

 

自分『それは勘弁して~ww』

 

弥彦『おい!そのやり取り辞めろ!オラ傷付くぞ!』

 

二人『『あっすまん。』』

 

俺と美咲は少し度が過ぎた様だ。

 

自分『ミッちゃん、紹介するよ。俺の親友だ。』

 

美咲『そうだったの?これはどうも。』

 

自分『弥彦、この人が俺の彼女だ。』

 

弥彦『どうも。』

 

二人はとにかく打ち解けたみたいだ。俺は宇宙船指令艦長が前に来た事を見て二人に呼び掛け、礼儀正しく整えた。そして始まる。美咲が居たから、今はいかに楽しむかで頭一杯だった。艦長の名はオブライエン艦長。その人が喋り始めた。

 

オブ艦長『えー、これより地球統一政府新入隊員歓迎会を始める。私はオズライエン…』

 

と艦長が語ったころ、急に外からドドドッ!と言う攻撃音が聴こえてきた。俺始め、体験者はおぉーと興奮する中、艦長達は何やら慌ててるらしい。

 

オブ艦長『どう言うことだ、この歓迎会は攻撃されないはずだったろ!』

 

兵『はい。その様でしたが、何と何者かによって操作されています!と言うか本当の生き物見たいに思考して行動しています!』

 

そう聴いた体験者達はざわめき始めた。

『まさか人工知能って奴?』『そうだとしたら俺達は死ぬのか?』『バーチャル世界から出られないってこと?』『嫌だぞそれ…』

凄く心配する人が居れば、自殺しようとする人もいる。

 

自分『嘘…こんなこと有る?』

 

弥彦『た、確かに。』

 

美咲『もし本当なら、これからどうすれば良いの?バーチャル世界にとじ込まれるってこりごりだよ!』

 

自分『で、でぇ丈夫だ。俺がいる…。』

 

自分は美咲対して励ます言葉を発言したが、内心は突然過ぎて(またかよ…)と動揺を隠せない状態だった。そうした中、艦長はこう発言した。

 

オブ艦長『大変な事態になりました。でも心配しないで下さい。私達は武器が有るじゃないですか!その武器でゴブナントを潰しましょう!』

 

するとざわめいていた体験者達は『そうだそうだ』『最強の武器が俺達には有るじゃないか!』等と希望を持ち始めた。

 

オブ艦長『現実世界からの救援は必ずや来ます!その時まで耐えようではありませんか!』

 

艦長がそう言うと動揺していた体験者達が≪応!≫と叫び、一致団結したのだった。

 

自分『凄いや、オズライエン艦長。』

 

弥彦『あぁ、確かにな。』

 

美咲『しかしこれから本当にどうするの?』

 

自分『うーむ。わからん。』

 

弥彦『取り敢えず、武器を揃えよう。』

 

二人『『応』』

 

俺達は武器を揃えに倉庫へ向かった。

 

美咲『沢山有る!ソードアートオンラインとは違うね!』

 

自分『そうだな。どれにするか。』

 

弥彦『これは?』

 

ガシャッン

 

自分『おぉーいいね~。』

 

弥彦『でも重いんだよね。腕が痛い。』

 

二人『『じゃあ持つなよ!』』

 

こうしたやり取りをしている時、いきなり緊急サイレンが鳴った。

 

≪緊急事態発生!皆様今すぐ避難してください。繰り返します…≫

 

倉庫近くにいた体験者は動揺し始めた。

『おい、これって…。』『侵入か爆破装置だよな?』『嫌だよ!死ぬの。』皆が騒ぎ始めた。

 

自分『こりゃ、大混乱だな。俺達が声を掛けても無理だな。』

 

美咲『そうね。』

 

弥彦『うるせー奴らだ。』

 

俺達は何故か安定していた。まぁ、この様なことは予想内だったし。すると、今度は、ボコン!と言う音が聞こえた。それにより、さらに体験者が混乱に陥った。

 

弥彦『これは完全に侵入だな。』

 

自分『あぁ、そうだな。』

 

美咲『どうするの?』

 

自分『そ、そうだな!速く持てるだけの武器を揃えてこの場所から出るぞ!』

 

弥彦『おい、ちと待てよ。この場所から出たら危険だぞ?みすみす死に行くようなもんだぞ?』

 

自分『どっちにしろ、ここにいたら混乱している馬鹿者に阻まれて終わるだけだぞ!生きたいならこの場所から離れることだ。』

 

美咲『ノブッチーの言う通りだよ。』

 

弥彦『チッ。分かったよ。』

 

自分『良し!分かったなら持てるだけ武器を手にして逃げるぞ!』

 

二人『『応!』』

 

こうして持てるだけの武器を手にしてその場を離れた。




オッス!俺様は本条 信治だ!大変な事態と成った。このままでは殺られるのも時間の問題!しょうがない、再び創るか…。

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第二話~あの組織が復活?~ぜってー見てくれよな。

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