HALO〜人工知能は恐ろしい〜   作:日向@Neru

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本条 信治の言った一区切りとは何でしょう。気になりますねぇ。


遂に決戦か?

~地球・日本-東京~

-東村山市-

 

ターレス『さぁかっ飛ばすぞ!』

 

佐藤『はい!兄貴!』

 

俺の名はターレス。今大きな音があった場所に向けて戦車でかっ飛ばしている所だ。

 

ターレス『それにしても、青梅街道は便利だったな!』

 

佐藤『そ、そうですね。』

 

ターレス『うちらの住んでる惑星ベジータはこんなん無いぞ!』

 

俺は障害物が無く、思いっきり走ることが凄く気持ち良かった。この事件が終わったらレーサーに成ろうかな。と思っているうちに東村山市を過ぎていた。

 

佐藤『大きな音はどうなんでしょう。』

 

ターレス『名にがだ。』

 

佐藤『大きな音を鳴らした正体ですよ。遠くにいるコブナントを集めるための音なら良いんですけど、いまだにコブナントと遭遇してませんよ。』

 

ターレス『そう言えばそうだな。』

 

確かにと思った。何故なら集める以外に大きな音は出さないと。そこへ前方から猛スピードで戦車が逃げていた。

 

ターレス『ど、どうしたんだ?そんな早く逃げて。』

 

佐藤『タ、ターレスさん前!』

 

ターレス『ん?』

 

俺は佐藤の言葉に気付き、前を向くと大型宇宙船が迫っていたのだ。

 

ターレス『う、うわっと!』

 

俺は慌てて急ブレーキを押した。

 

佐藤『何だこれは!でかいぞ!』

 

ターレス『あ、あぁ。ボスの乗る宇宙船じゃないとしてもデカイ。』

 

俺達は少し固まったが、すぐに行動を興した。

 

ターレス『佐藤!行くぞ!』

 

佐藤『な、何がですか?』

 

ターレス『宇宙船の中だよ!たぶん生存者の居る場所が分かったんだ!』

 

佐藤『そ、そうですか。流石サイヤ人。…わ、分かりました。』

 

ターレス『よし!じゃあ俺に掴まれ!』

 

佐藤『は、はい!』

 

佐藤は俺の腕に捕まり、一緒に宇宙船に向かった。そして中に入ったら即出入口のコブナントを全滅させた。

 

佐藤『ターレスさん。もうこの辺に敵は居ないようです。』

 

ターレス『侮るなよ。もしかするとまだコブナントは居るかもしんない。』

 

そう言って辺りを見渡し危険が無いことを確認すると俺は佐藤に声をかけて移動した。司令室に向かって。

 

~35分後~

 

ターレス『つ、疲れた。まさか迷路みたいに成ってるとは。』

 

佐藤『え、えぇ。長すぎます。』

 

俺達はその迷路みたいな所で敵に見つかりそうに成ったが、得意なスパークキルで倒した。

 

ターレス『でも意外と分かりやすい所にあったな。さ、入って阻止するぞ。』

 

佐藤『はい。』

 

そう会話を終え、中に入ろうとしたその時。

 

バシュッ

 

ターレス『え?』

 

何とナイフが俺の後から出てきたのだ。頬にかすり傷を負いながら後ろを振り向く。するとフリーザが乗るような機械に座る首なが宇宙人とその手下が数人居たのだ。

 

ターレス『だ、誰だ貴様は!』

 

?『私は悔根の預言者じゃ。お前ら何ぞに司令室を壊されてたまるか!』

 

佐藤『ターレスさん。面倒な事に成りましたね。』

 

ターレス『あぁ、だからここを早めに片付ける。行くぞ佐藤!』

 

佐藤『はい!』

 

俺達は悔根と呼ばれるジジィと手下に攻撃を仕掛けた。

 

ブルート族1『こんなもん馬鹿に過ぎん。やっちまえー!』

 

ブルート族一同≪応!≫

 

悔根のジジィを除く手下達も俺達に向かって攻撃を仕掛け始めた。

 

佐藤『ターレスさん!ざっと数えたところ、10体は居ます!』

 

ターレス『じゃあその手下を頼む!俺は悔根と言うジジィを倒す!』

 

佐藤『わ、分かりましたターレスさん!オラァァ!』

 

ブルート族2『グヘェ!』

 

俺達はふたてに別れ、敵の始末に乗り出した。

 

ターレス『おいジジィ!感謝しろよ!今からこのエリート級戦士が直々に遊んでやるんだからな!』

 

悔根『それはわしの台詞じゃい若人よ!』

 

そうジジィが言った後、レーザービーム銃を俺に向けて乱射した。だが、そんなのは余裕で避けた。

 

ターレス『こんな攻撃は当たらねぇぞ。』

 

悔根『さぁそれはどうかな?』

 

するとジジィはビームを操作し始め、俺の方向へ差し向けた。

 

ターレス『チッ!このやろう!』

 

悔根『ハハハ!このお年寄りを敵に回したのが間違いだったな!受けて無くなれ!』

 

あのジジィはビームのスピードをあげて俺に迫ってきた。

 

ターレス『(くっ!こうなったらあれに成るか。)』

 

俺は止まって目を瞑り、気を集中した。しかしこうしてもビームは止まらず、遂には俺に直撃した。

 

悔恨『ハハハ!遂にくたばったか!乱射した約30ものビームを受けたら流石に死ぬだろうな!ハハハ!ってん?』

 

シュゥゥ…

 

ターレス『誰が“死ぬ”だ。この通り死んでないぞ?』

 

俺はビームを受けたさいに出た煙からあの“伝説”に成ってかき消して表れた。あのジジィは酷く驚いている様だ。

 

悔恨『な、何故だ?あのビームは一つ一つの威力がお前の二倍近くのパワーを秘めていたのに。』

 

ターレス『ほう、戦闘力が分かるんだ。だからツフル人の技術者がこの艦内に居るんだぁ~。』

 

そう、俺と佐藤は隠れながらの移動中に数人かのツフル人を目撃していた。コブナントの奴隷として。

 

ターレス『だかそれは無駄に終わったな。この俺は超サイヤ人に成れる事を視野に入れて無かった証拠だ。』

 

悔恨『う、うるさい!無理ならこのわしが自ら制裁を下すのみ!』

 

するとジジィは台座を変形させ、ロボットに乗り込んだ。

 

悔恨『これなら勝てぬまい!』

 

と言った後超高速で攻撃してくるのだ。

 

悔恨『オラァァ!』

 

ターレス『フンッ、バカめ。』

 

だが俺は意図も簡単にロボット台座を止め、余りの手でロボット台座のほぼ中心部を貫いた。

 

悔恨『グオォォォ!』

 

ポタッポタッ

 

ターレス『へ!良い血の流し方だ!あの世で休んでろ!ハァァァ!』

 

俺は拳の中に気を溜めて放つ。その瞬間に急いで離れて観察する。

 

悔恨『く、おのれ~!こ、これで済むとおもうなよぉぉぉー!うわぁぁー!』

 

あのジジィは苦しいながら爆破した。ロボット台座の部品やあのジジィの肉片が散るなか、佐藤がどうやら全手下を始末したらしい。

 

佐藤『ターレスさん。こちらは手下を始末し終わりました。』

 

ターレス『ん?あ、あぁ。ありがとな。さ、早く司令室に行くぞ!』

 

佐藤『はい!ターレスさん!』

 

その後俺達は司令室に行き雑魚どもを始末し、生存者の居るコロニーに着いた。

 

隊員1『私達が詳しく艦内を見たところ何も異常も無くコブナントの極秘通信も有りませんでした。』

 

ターレス『うむご苦労。そうだ、ツフル人はどうした?』

 

隊員1『それは私達が手厚く保護しておりますのでご安心を。』

 

ターレス『分かった。』

 

隊員は一礼したあと仕事に戻った。俺は有ることを思い出した。

 

ターレス『結局、噂の巨大宇宙船は来なかったじゃないか。』

 

そう、俺はアールタスと共に地球に来たが何の変化もないが上にアールタスとは別の仕事を頼まれて今に至るのだ。そう考えていると佐藤がやって来た。

 

佐藤『ターレスさん。』

 

ターレス『よう、休めたか?』

 

佐藤『えぇ休めました。ところで…』

 

ターレス『ん?』

 

俺は佐藤の言葉の違和感に気付いて真剣になる。すると、佐藤がこんな事を言い出した。

 

佐藤『板橋区に巨大宇宙船が来る事を知っています?』

 




オッス!俺は本条 信治だ!番外編は段々進んでいるぞ!その公開はいつになるか分からないけどな!

次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十九話~必ず訪れる危機~。ゼッテー見てくれよな!

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