~ヘイロー起動室~
美咲『ショッチー?生きてたのね!』
自分『あぁ、この通り元気だ!』
俺は本条 信治。ある意味地獄からの復活をした。
美咲『た、助けに来てくれてありがとう!』
自分『全く、諦めが速すぎるんだよ。もっと前を向け!』
俺は美咲にネガティブになるなと説教をし、美咲はすまなかったと軽く謝った。それとはよそに、ブルート[アイツ]が立ち上がり俺に向かって叫んだ。
タルタロス『貴様!よそから入ってきて生意気だなぁ!名を言え!』
自分『我が名は本条 信治!我が恋人を邪魔する奴は許さん!(アイツの言う台詞だとこう使いたくなるな。)』
タルタロス『邪魔だと?この野郎!反省してないな?ならば殺してやる!』
自分『殺れるもんならやってみろ!』
俺は挑発して攻撃体制をとる。アイツは我慢出来なくなり、攻撃しようと近づいた。
タルタロス『これを食らえ!』
アイツは自慢の杖で俺に向けてエネルギー波を放った。しかし俺はびくともしない。
タルタロス『何!お前は何故効かない!』
自分『ふん。それは自分で考えろ。では行くぞ!』
タルタロス『くっ!』
俺はアイツに向かってパンチを繰り出し、受けたアイツは後ろへ吹き飛んだ。
タルタロス『な、何!威力有りすぎっ!おのれー!』
アイツはまた自慢の杖でエネルギー波を発射したが俺は超高速で避け、アイツの背後に着いた。
タルタロス『くっ!いつの間に!?グハッ!』
自分『遅すぎるんだよ!お前が!』
俺はそう台詞を返すと力強い蹴りをお見舞いし、アイツは立ち上がれない程の重症を負った。
美咲『(あれがショッチー?以前より強くなってる?一体どうした?)』
タルタロス『へへ、俺の敗けだ。さぁ留めを刺せ。』
自分『あぁ、そうしたいが、一つ聞きたい事がある。』
タルタロス『な、何だ。』
自分『お前が何故ヘイローを起動しようとしてる。ボスはどうしてる。』
タルタロス『へ!知るか。考えられるのは、お前らの地球とフリーザって奴の軍事拠点への決着を向けて動いたと思う。』
自分『な、何だと?!それは大変だ!フリーザ軍はたぶん助けてはくれないだろうから、大規模な損害が来る!』
美咲『な、何だって?それは大変!早く知らせなきゃ。』
自分『美咲、連絡頼んだぞ!さてお前は天界へ行け。』
タルタロス『へ。お望み道理に。』
アイツがそう言うと、俺は留めを刺した。するとアイツは声をあげて死んだ。
自分『ここまでご苦労様。ゆっくり天界で休め。』
俺はそう言って、気で遺体を消した。
隊員2『た、隊長!こ、こいつが!』
静かになった起動室で隊員が急に叫ぶので、後ろを振り返ったら、モニターが隊員に向けて赤いビームを出していた。
自分『どうしたモニター!そいつを離せ!』
モニター『それは無理です。貴方達はヘイローを壊そうとしているのでしょう?だったら立ち向かうまでです。』
自分『そうか。ならこっちはお前を一瞬で壊すまで!』
俺はそう言って気を高め、モニターに向かって視線を送る。そして、
自分『貴様は良いやつだったな。じゃあな。爆破。』
そう言い捨て、一気に気を爆発させて視線を送る。するとモニターは大爆発を起こし、消滅した。
美咲『こ、怖いわよ。ショッチー。いつの間にその力を得たの?』
自分『ん?あ、あぁ。話すと長くなる。今は先を急ごう。地球が危ない!』
美咲『そ、そうわね!No.5!この事を他の隊員達に伝えに言って!』
隊員2『りょ、了解!直ぐに向かいます!』
俺達は起動室を修理出来るほどの破壊をして、急いでヘイロー内部を抜けた。
美咲『皆が無事だと良いけど…』
自分『またネガティブな発言。もうやめてよな。ぜってい大丈夫だ。奴らがいるはず!』
美咲『奴らって?』
自分『それは秘密だ。さぁ先を急ぐぞ!』
美咲『う、うん。』
俺達は小型フリーザ軍宇宙船に急いで乗り込み、ヘイローを後にした。
オッス!久しぶりだなぁ!オラだよ!志塚翔磨だよ!死ななくてよかった~!
次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十六話~間に合え!地球の危機!~。もしかすっと番外篇が出るかも知んないから待っててな~。