任務は厳しい
~コブナント艦内~
アービター『お呼びですか?大祭司様。』
?『うむ、お主呼んだのは他ではない。大いなる旅立ちの下準備をして欲しい。』
?『お主がこの任務をこなせば、艦隊司令に就かせてやる。』
アービター『分かりました。命懸けで任務を全うします。』
?『人間を根絶やし、全ての種族に救済を!』
?『いざ、大いなる旅立ちへ!』
~ヘイロー上空~
俺達は約2日休み、小型宇宙船(ポット搭載フリーザ宇宙船)でヘイローの上空にいた。
自分『良いか!ここからはコブナントと人間&フリーザ軍のサバイバル戦争だ!気を引き閉めて戦え!』
一同≪応!≫
俺は約25人居るであろう隊員とサイヤ人達に渇を入れた。
自分『これにてヘイロー生態生息圏に着地する。気を着けろよ。』
小太郎『了解』
自分『凱やチームも大丈夫か?』
凱『大丈夫だよ~』
俺は全員に確認したが最後にこう言った。
自分『本当に大丈夫か?ここからは死ぬことが有る戦争だ!退くなら今だぞ!』
凱『俺は退かないぞ!』
小太郎『俺はリーダーに従うよ』
嘉田那『私も』
一夏『俺もだな、頼むぞリーダー!』
凱『応!』
俺は最終確認をして
自分『ではいくぞ!テメーら!』
と叫び、落ちていく。それに続いて隊員も落ちる。長い急降下からいよいよ着地する。
ドサッ
自分『生で見る、着地するヘイローは別もんだな!』
ガサッ
ターレス『あぁ、確かにな!』
ドンッ
バーダック『ムッ!こっちに敵が来る!気が動いている!』
自分『着地そうそう敵お出ましか。おい、凱チームが行け。この気はお前達より弱い。』
俺はここまでの2日間はただ単純に休んでたんじゃあない。気を感じる訓練等山ほどやったから扱いは馴れていた。
凱『何でだよ。』
自分『ここを地球軍の基地にしたいし、丁度ヘイロー内部に入る出入口があるから。』
ターレス『つまり、場所の確保だ。増援が来たら入って良いぜ。』
凱『そう言う事か。分かった。』
凱がそう言うと、チームを連れて戦いに行った。
自分『俺達は急がねばならん。速く入るぞ。』
一同≪応!≫
俺は隊員とサイヤ人を連れて内部に侵入した。
ターレス『変な感じだぜ。』
バーダック『あぁ、そうだな。』
自分『超高度な種族が作ったらしいな。だが、これらは本当に人間が難なく使えそうだぞ?』
そう、実は二時間前にこんな情報が来たのだ。
―――――――――――――
~約二時間前~
電話にて
自分『はい、何ですか?』
オブ艦長『先に偵察させた奴から最後の情報があった。それは、フォアランナーという種族が作った物だが、私たち人間が難なく操作出来るらしいのだ。』
自分『そ、そうですか…。ですが、偵察の最後の情報って何か有ったのですか?』
オブ艦長『あぁそうだ。どんな事が起きたかは不明だが…。本条君。』
自分『はい。』
オブ艦長『くれぐれも気を付けて来いよ。』
自分『わ、分かりました。』
―――――――――――――
自分『死ぬことが有るかも知れないから、気を引き締めていくぞ。』
ターレス『あぁ、分かってるよ。』
俺達は先に進んだ。途中、機械があったが、難なくこなせた。
バーダック『あれから難もなく行けてるな。』
弥彦『そうやな。』
清宮『でも何かヤバイ気がすんねや。』
そう話していると、ある武装部隊がやって来た。
?『リーダー!向こうに人間が!』
?『なら打て!人間にヘイローを寄せ付けるな!』
一同≪へい!≫
ターレス『何かヤバイ事になっているぞ。』
自分『厄介な事になったな。皆!攻撃準備!』
一同≪はい!≫
清宮の言う通り、ヤバイ事になってしまった。向こうは銃をぶっぱなしてる。こっちも銃をぶっぱなす。しかし、一向に引かない。死者を出すわけにはいかない為、サイヤ人に命令を下す。
自分『ターレスとバーダック!そしてセリパ!一気に片付けて良いぞ!』
バーダック『よし来た!野郎共!覚悟しやがれ!』
すると、サイヤ人三人は嬉しそうに気弾を放つ。気弾を放った場所には、沢山の遺体がごろがり始めた。
?『リーダー!もう引きましょう!』
?『う、うむ。では撤退!早く引け!』
そうリーダーが言うとその部隊が引き始めた。
ターレス『くたばったか!』
バーダック『全くバカな奴らだぜ。』
自分『良いから進むぞ!』
一同≪応!≫
俺は部隊を立て直し、先に進もうとしたその時だった。
?『おぉ!フォアランナーの後継者!』
いきなり目玉みたいなセンサー?を搭載した機械が変な事を話してやって来たのだ。
ターレス『何だ?コイツ。破壊するか。』
自分『ちとまてい!コイツ俺達をフォアランナーの後継者と言ったぞ。それは本当か。』
?『はい。正確にはサイヤ人を除くここにいる人間です。』
バーダック『それより、名は何て言うんだ!』
?『私は343 ギルティ・スパーク。別名モニターです。』
自分『モニターとやらよ。お前は誰に作られた。』
モニター『私はフォアランナーによって作られた超高度な機械です。』
セリパ『フォアランナーってうるさいけど、フォアランナーってどんな奴なのよ。』
モニター『フォアランナーは、このHALOを作った超高度な種族です。』
この機械は何でも知ってるような気がした。
弥彦『スゲー、このデカイ物を作ったのか。フォアランナーは。』
清宮『是非とも会ってみたいぞ!案内しろ!モニター!』
モニター『それは出来ません。』
自分『何故だ。』
モニター『それはこのHALOを作った後、消滅したからです。』
なんと、そんなにも優れた種族が消滅したとモニターは断言するのだ。
ターレス『何だ?何故消滅した。』
モニター『それは、このHALOを起動したからでしょう。』
自分『何だ?ここは殺人兵器ってことか?』
モニター『えぇ。正確にはこの銀河にいる全知的生命体を消滅させる為の兵器です。』
回りはゾクッとなり少し静まりかえる。そしてバーダックが作った理由を聞いた。
バーダック『何の為に作った兵器何だよ!』
モニター『それはフラッドと呼ばれる生命体に関係しているからでしょう。』
よう!オラは弥彦だ!ついに来たヘイローで、モニターとやらが現れて意味わからん事を言い出しやがったぞ!
次回のHALO~人工知能は恐ろしい~は第十一話~衝撃な事実~。絶対に見ねーとぶっ倒すぞ!