ニセコイ 〜転生者の軌跡〜   作:猫の休日

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第3話 決闘

「「「「キャーーーーー!!!」」」」

 

……うるさい。

なぜ自己紹介しただけでここまで盛り上がれるのか。

 

「どうしよう! 二人ともすっごいイケメン〜!!」

「モデルさん!?」

「顔ちっちゃ〜い」

「爽やか系イケメンとクール系イケメンだわ!」

 

爽やか系イケメンは鶫で、クール系イケメンは俺か?

というか、鶫がイケメンって………こいつ女。

 

「二人とも、空いてるとこに」

「「はい」」

 

空いてるとこにって、後ろの2席ですね分かります。鶫よ、俺は窓際の席で構わんよな?

鶫にアイコンタクトで会話をすると、鶫もアイコンタクトで返事をしてきた。

よっしゃ! 一番後ろの窓際席ゲットだぜ!

 

二人で席に向かう途中、楽と目が合う。

 

「………フッ」

 

あ、こいつ楽を笑いやがった。

軽く鶫の頭を軽くはたく。

鶫は俺にはたかれた後頭部を軽くさわりつつ、抗議の目を向ける。

 

「……何をする」

「よくも知りもしない人をいきなり笑うな」

「………フン」

 

……分かっていたことだけど、鶫の楽へのはじめの評価はかなり辛辣なものがあるな。

やれやれ、と俺が思っていると、ガタッと誰かが立ち上がる音がする。

 

「………………!! …………つぐみ!?」

 

………あれ? 俺は?

 

「お嬢…!お久し振りですお嬢ーーー!!」

 

久しぶりに出会えた千棘に感極まったのか、鶫が千棘に抱きついた。

そして次の瞬間、教室は最高の盛り上がりを見せる。

 

「「「「キャーーーーー!!!」」」」

「「「「おおおお!?」」」」

「転校生が桐崎さんに抱きついた〜!!」

「バ、バカ! 何やってるのよみんなの前で…!」

「ああお嬢…! お会いしとうございました!!」

「まさかのライバル登場!?」

「修羅場!? 修羅場なの!?」

 

えーと、何コレ。いや、原作知ってるからこうなるって知ってたのだけれど、実際にその場にいるとどうしたらいいのか分からんな。何? 俺も抱きつけばいいの? というか、お嬢俺のこと忘れてない? さっき名前呼ばれなかったし。何コレ完全に蚊帳の外にいるんですけど……。

いや逆に考えるんだ俺。今みんなの視線はお嬢と鶫の百合現場に集中している。なら今のうちに気配を消して一気に自分の席に向かおうではないか。

 

スッと身を引き、フッと気配を消す。僅かに向けられていた視線も、俺から外れる。向こうからしてみれば、俺がいきなり消えたみたいに見えてるだろう。

俺はそのまま人の間を縫うように移動し、自分の席にたどり着いさくと、腰を下ろす。

ただ腰を下ろしただけなのに、この懐かしさ。ヤバい。何か感動してきた。してきたーーのだが。

 

「……でもこれって一条に勝ち目ないんじゃね?」

「うん。完全に顔で負けてるし」

「ああ、勝負にならん」

 

………うん。この教室面白すぎか。確かに、鶫が男なら勝負になってなかったと思う。男なら。

 

鶫と千棘に視線を向けると、俺達がここに来たのはクロードの「お嬢の側について見聞を広めよ」という名を受けたということを話す鶫の姿があった。

なるほど、上手い言い訳だ。確かに俺達はあまり表の世界の見聞は広くない。

 

「……ところでお嬢には、最近とても素敵な恋人ができたとか」

「ええ!?」

「よろしければ、私にも紹介して頂けませんか?」

 

お嬢、明らかに動揺してる。

 

「ちょっと楽、こっち来て!」

「あ?」

「彼! この人が私の恋人よ…!」

「あ、ども…」

 

二人とも、笑顔がひきつってますよ。ほら、もっと自然に!

 

「おお…! お噂はかねがね聞いておりましたがこうして直にお会いすると何とも頼りがいのある方ではありませんか…! 素晴らしい!! これでビーハイブも安泰ですね!!」

 

わ、わざとらしい! 鶫ももっと自然に! お噂(クロードによる罵倒大会)しか聞いてないから無理ないかもだけど!

 

そのあと、楽がうっかり千棘のことをゴリラ呼ばわりしたり、千棘と鶫がイチャラブしたりして、教室が多いに盛り上がった。その間の女子の反応、面白すぎ。

 

「あの二人ってそういう関係だったんだ!!」

「でもぶっちゃけそっちの方が似合ってない?」

「バカ……聞こえるよ」

 

聞こえてますよお嬢さんがた。

と、クラスメイトの反応を楽しんでいると、鶫と楽が教室を出ていった。恐らく屋上に行くんだろう。俺もいくか。

気配を消して、女子の隣を通る。

 

「ねぇねぇ、弥柳君に話しかけようよ!」

「いいけど私ちょっと弥柳君怖いかな。格好いいけど、表情が全然変わってないから……」

「えー? それがいいんじゃんクールじゃん! それに話してみたら以外と面白いかもよ?」

「……それもそっか、じゃあいこう!」

 

もしもし、ボク弥柳君。今君達の隣にいるの。

なんてバカなことはせず、さっさと教室を出る。

 

「…あれ? 弥柳君は?」

「いない……。さっきまでそこにいたよね?」

「……どこにいったんだろう?」

 

 

 

 

 

 

「お嬢の事を、本気で愛していらっしゃいますか?」

「ブッ!! バッ………。………ったりめぇよ」

 

ところ変わって屋上。………楽お前今否定しかけたろ。

 

「……そうですか。どのくらい愛してるんですか?」

「そりゃもうとんでもなく愛してるよ……!!」

「本当に?」

「本当に」

「本当の本当の本当に?」

「本当の本当の本当に!」

「お嬢のためなら死んでもいい?」

「おう! 当然その覚悟だ……!!」

「……では、死んでください」

 

うわーお。流れるように死んでっていったぞあいつ。

しかも実銃を袖から取り出して楽押さえつけやがった。

 

「……フン、ガッカリだな……。お嬢が惚れ込んだ男だと聞いて来て見れば、注意力は散漫、反応も鈍い、おまけに無防備。これでどうやってお嬢を守れるというのか……。ハッキリしたよ。やはりお嬢は貴様に騙され、偽りの愛に縛られているのだと……!!」

 

楽、お前「えええ!?」みたいな反応してるけど、ある意味鶫のいってることあってるからな?

偽者の恋人に縛られてるんだし……。「今は」っていう言葉がつくけど。

 

「吐け。目的は何だ。我々の縄張りか? それとも組織の乗っ取りか?」

 

いや、それはない。楽にそんな度胸はない。

 

「……分からん。お嬢はなぜこんな男を…。例え騙されているにしても、こいつに欠片ほども魅力があるとは思えない! 軟弱で…軽薄で……!!」

 

確かに、軽薄なところはある。原作でもそれでイライラさせられたこと、結構あるし。

 

「……ていうか! ぶっちゃけ絶対私の方がお嬢を愛してるのにーーー!!!」

 

ブフッ……。失礼。思わず吹き出してしまった。だってあの鶫が地団駄踏んでるんだぜ?

正直この場所にきたのは、その姿を見たかったからなのさ!

 

「……フッ、まぁいい。貴様のような小虫にあれこれ策を弄する必要もないだろう。正々堂々と、貴様からお嬢を奪って見せる! すぐに証明してやろう。お嬢の隣にふさわしいのはどちらなのかを……!!」

 

あらやだイケメン!

もう鶫男でいいんじゃね?

 

「……おい、待てよ。好き勝手言ってくれやがって。…誰があいつの隣にふさわしいかだって? あいつは俺の恋人だ!! 誰にもあいつは渡さねぇ!!!」

 

おお〜! 楽もイケメンだ〜。よし、なら今の台詞小野寺の前で言ってもらおうか。

 

「おおおおお!!?」

「あ、お嬢」

「うっひゃあああ!? あ、あんたいつからそこにいたのよ!? ていうか、あんた誰よ!」

「あ、やっぱり俺のこと忘れちゃてます? まぁいいですけど。あと、いつからいたのかっていうと、最初からです」

「全然気づかなかったわよ。……ていうか、あんた私のこと知ってるの?」

「そりゃあ、俺もビーハイブのヒットマンですし」

「へ〜…。あんたうちのヒットマ……ええ!?」

「ほら、そんなことよりいかなくていいんですか? 何やらよろしくない雰囲気ですけど」

「ああ!?」

 

見ると、鶫が切れかかっており、何やらどす黒いものが……!!

千棘はすぐさまドアを開け放ち、屋上にでる。

俺もそのあとに続く。

 

「ちょ、二人ともストップストップ!! ほらほら何やってるのよ鶫もダーリンも〜。ちゃんと仲良くしなきゃダメでしょ〜?」

「お嬢、優も……」

「よっ」

「あれ? お前は……」

「どうも一条楽。鶫と一緒に転校してきた弥柳優だ。よろしく」

「あ、ああ……よろしく」

 

「お嬢、優……止めないでください」

「え……」

「俺は止める気なんてないよ。寧ろもっとやれ!」

「おい!」

「そ、そうか……。お嬢には申し訳ないのですが、私はやはりこの男をお嬢のパートナーとして認められない! 私は10年前、お嬢と約束したあの日、お嬢をこのてで守れるように強くなろうと決め、あらゆる訓練試練に耐え! 日々精進し! それこそ血の滲むような努力をして強くなったんです…!! それなのに何故、お嬢を守るべきはずの男が、こんな脆弱で貧弱でもやし男なのですか!! 納得いきません!」

 

ブフッ。も や し 男!

 

「お嬢は大ギャングビーハイブのご令嬢。お嬢の恋人というならば、守れるくらいの相応の力を見せてもらわねばみとめるわけにはいかない!! 一条楽! 貴様にお嬢をかけて決闘を申し込む!!!」

「…はぁ!?」

「私に勝てる実力があるのなら、成る程。貴様のことは認めよう。しかし私に勝てないのなら、貴様は地獄以上の苦しみを与えた上で殺す!! 時間は今日の放課後。逃げれば殺す」

 

うん。まぁ正直にいうと、鶫のいってることって的を射てるんだよな。

鶫が屋上を出ていったあと、暫しの沈黙がおりる。

 

「ど、どうしよう……」

「あ〜もう! やっぱりこうなったか〜!!」

「…お前、あいつがあーゆう奴だって事……」

「知ってたわよ! 当然でしょ? あの子はね、多分クロードの差し金よ」

「その通りです」

「「うわぁ!?」」

 

え、何で驚いてんの?

 

「お、お前まだいたのか!?」

「び、ビックリしたぁ……」

「え、ちょっと酷くない? 俺ずっとここにいたよ?」

「あ! そうよあんた! あんた何者なのよ! あなた家でも見たことないわよ!」

「いや、ありますよ? ほら、9年前にクロード様に拾われた孤児ですよ。ほら、ベッドの上でずっ〜と機械に繋がれてた男の子です。覚えてませんか?」

 

ポクポクポクチーン。

そんな音が聞こえた。

 

「あああ、あんた、あのときの子!? え、嘘でしょ!? こんなところにいて平気なの? あんたすっごい体弱かったじゃない!」

「思い出されましたか。ええ、もう大丈夫ですよ。実に健康体です」

「あ〜……えっと?」

「ああ、楽。この子も昔クロードが拾ってきた孤児でね。もう体がガリガリに痩せてて、体重は軽くて、しょっちゅう熱を出しては体のあちこちが痛いって言う子だったのよ」

「まぁあの時は寄生虫とかが体内に大量にいたりしましたからね」

「き、寄生虫……」

「ええまぁ、汚水とか普通に飲んでましたし」

「そ、そうか……。え〜っと、「も」ってことは、鶫も?」

「ええ。鶫もクロードが拾ってきた孤児でね。特殊訓練と英才教育を受けて育てられた優秀なヒットマンなの」

「ヒッ……ヒットマン!!?」

「あ、ついでに俺もヒットマンです」

「お前も!?」

「因みに鶫は昔、私にちょっかいだしてきたゴロツキを組織後と壊滅させた超凄腕」

「そ、組織ごとっすか!?」

「きっ…聞いてねーぞそんなの!! 俺そんなのと決闘すんの!? つーかあいつはお前の味方なんだろ!? 何とか事情話して説得する事とか出来ねーのか……!?」

 

「事情……?」

 

「「あっ……」」

「一条楽」

「はいっ!」

 

何コレ楽しい。

 

「お嬢と付き合っているのには、何かの事情があると?」

「あっ……いや、コレは………」

 

千棘と楽が視線で会話をしてる。

おおかた、「「し、しまった〜!!」」「な、何やってるのよこのバカ〜!」「わ〜! 悪かったって! ていうか、この状況どうすんだ!」「知らないわよこのバカ」……みたいな会話をしてるんだろうな。

 

「ブフッ」

「「!!?」」

 

突然俺が笑ったのに驚いたのか、二人ともビクッて反応をする。

 

「も、申し訳ありませんお嬢。あまりにも面白かったもので……!」

 

ポカーンとしてる二人。

 

「はぁ〜面白かった。大丈夫ですよお嬢。俺は二人が偽者の恋人だってこと、知ってますから」

「「はぁあ!?」」

「え、嘘でしょ!? いつから!?」

「いつからって、最初からですよ。見ただけで分かりますよ。あんな見え見えの演技じゃ」

「え、嘘……。そんなに分かりやすいの?」

「あ〜でも大丈夫ですよ? 鶫もクロード様も気づいてませんし、俺も言うつもりはありませんから」

「そ、そうなの……。良かった〜」

「いや、よくねぇよ!? 今のままじゃそのうちバレるかも知れないだろ!?」

「あ、それはあるかもだな。もう少しお互い演技上手くなってください。まぁ見てる分には面白いので、俺はこのままでもいいと思いますけど」

「「よくない!」」

「まぁまぁ、それは取り合えず置いておくとして、どうするんです? 決闘」

 

決闘という一言に、今まで忘れていたのかハッとする二人。

 

「お前、どうにかできないか?」

「それは無理。お嬢は知ってるかもしれませんが、あーなったら鶫は手がつけられん」

「そ、そんな……」

 

「……負けんじゃないわよ」

 

ボソッと、お嬢がそんなことをいった。

 

「……え?」

「べっ……別にあんたの事心配してるんじゃないけど……!! あんたが負けると色々大変になるでしょ!? 責任重大なんだからヘマしたら許さないんだから!!」

 

何このツンデレ。可愛い。

俺がニヤニヤしていると、千棘から「そこ! ニヤニヤしない!」と怒られた。

 

「しかしお嬢。一条が勝つなんて絶対無理ですよ?」

 

まぁ、勝っちゃうんだけど。

 

「え?」

「いや、普通に考えて無理でしょ。一般人とヒットマン。勝負にすらならない」

「なっ! ……そんなの、やってみないと分からないだろ!」

「いや分かるだろ……」

「ちょっとぐらい可能性が……!!」

「……無いって、言ってるだろ」

 

次の瞬間、俺は楽の喉元にナイフを突きつけた。

 

 

 

 

 

 

楽side

 

弥柳に一時期千棘との話を聞かれてヤバいと思ったが、こいつ、以外といいやつだった。

表情は笑うとき以外全然変わらないが、それでも鶫よりは話しやすいし、取っつきやすいように感じる。

 

………が。

 

「しかしお嬢。一条が勝つなんて絶対無理ですよ?」

「え?」

「いや、普通に考えて無理でしょ。一般人とヒットマン。勝負にすらならない」

 

さすがに、カッチーンときた。

 

「なっ! そんなの、やってみないと分からないだろ!」

「いや、分かるだろ……」

 

……こいつ!

 

「ちょっとぐらい可能性が……!!」

「……無いって、言ってるだろ」

 

そう、ゾッとするような冷たい声が聞こえたと思った瞬間。目の前から弥柳が消えたと思ったら、いつのまにか喉元にナイフを突きつけられていた。

 

あまりの事に、息を飲む。

 

鶫なんて物じゃなかった。

鶫は確かにずば抜けた身体能力を持っていて、それこそ一瞬で距離を詰められて銃を突きつけられたけど、それでも飽くまで目に見える範囲だった。

だけど、目の前の男はどうだ? 目で追うことすらできなかった。一瞬で姿が消えたと思ったら。いつのまにか目の前にいて、喉元にナイフを突きつけられていた。

ヤバい。

本気でそう思った。

合わされた弥柳の目は、何の感情も映さず、静かで鋭い殺気を確かに纏っていた。

 

蛇に睨まれたカエルとは、この子とを言うんだろうなと思った。冷や汗が止まらない。

 

「楽!」

 

千棘の声が、やけに遠くに感じた。

 

 

 

 

 

 

「楽!」

 

千棘が驚きの声をあげる。潮時か。

 

俺はフッと小さく笑うと「冗談だ」と言って楽を解放した。

楽は腰が抜けたのか、その場に尻餅をつく。

千棘が慌てて駆け寄ると、俺をキツく睨み付けた。

 

「すいませんお嬢。やりすぎました」

 

俺の物言いに、千棘は何かを言おうとして…しかし、キツく食い縛る。

 

「本当よ! やり過ぎよ!」

「すいません……」

「私じゃなくて、楽に謝りなさい」

「一条楽。すまなかった」

 

ペコリと、頭を下げる。

 

「あ、ああ」

 

楽の顔はまだ青い。

……しまったな。ちょっとだけびびらせるつもりが、思ったよりもキツかったらしい。ヤクザの息子なんだから、多少は大丈夫だと思ってたんだけど……。鶫にも実銃突きつけられてたし……。

 

「すまなかった一条楽。でもな、お嬢の恋人というならば、こんなことはいつか来ると思っていてほしい。ビーハイブに恨みをもつやからは、それこそ星の数ほどいる。そんな組織の令嬢を、やつらがターゲットにしないわけがない。別にすぐに同行しろと言うつもりはないが、いずれ力をつけてもらわないといけなくなる。それが、例え偽者の恋人でもな」

「………」

 

反応なし。

 

「まぁ何だ…。お詫びとして俺から少し鶫と話してみるよ。けど、あまり期待しないでくれ。それじゃ、すまなかったな」

 

それだけ言うと、俺は屋上から出ていく。

しまったな。こんなつもりじゃなかったんだが……。何か後味の悪い結果になってしまった。

 

 




ふ〜。何とか書ききった。
ちょっと進むの遅いですが、この辺りは流石に物語上必要なので、お付き合いください。

今日もう一本更新できそうならします。

ではでは。

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