これは詐欺に近いですね。
コンテナの中にあったインターセプターでコンテナのドアを突き破りシノンの乗る車に並びM14を構える。
「げぇ!ジン!?」
「こんロリコンがぁ!」
ハンドルを持つ腕にM14を保持しマガジン内の弾を運転席と助手席まとめて撃ち込む、顔が驚愕のままで固まって死亡判定となりゆっくりと消えていった。
「シノン!こっち移れ!」
「本当にやるの!?」
運転席のドアを開けシノンを呼ぶがいかんせん及び腰である。
「来れないのかなシノンさん!」
「はあ!?」
「ヘタレなのかなシノンさん!?」
「何よ!行けばいいんでしょ行けば!」
ちょろい。
何時ぞやも言ったが将来が不安だ。
そしてシノンがインターセプターへ飛び移る。
「覚えてなさいよ!なんか最近こんなの多くない私!?」
「いいじゃねえか、ほら撃て撃て!」
シノンの抗議もそこそこにM14とマガジンをシノンへ放り投げる。
「ちょっと、もう!」
プリプリと怒りながらもM14のマガジンとコッキングレバーを確かめ弾がないことを確認してリロードを行う姿はなんなんだろう。
そしてハコ乗りになりドカンドカンと銃を撃つ、子産み女の衣装のため色々と際どいが色々な意味で良しとしよう。
「何よこの銃!、反動キツくない!?」
「お前は俺の銃に文句しかないのか!? UNICAのこともdisってたろ!?」
「クソ銃だから仕方ないじゃない! 倉庫見たら普通に使えるやつ多いからそっち使いなよ! M416とかFAMASとか!」
「これだから女は、ロマンが分かんねぇのか!?」
「わかるわけないじゃない!私はアンタの事全然知らないし!」
「クッソ!信頼関係が崩れる音がする!!」
車内はお姫様を助けた割には殺伐とした雰囲気を醸し出している。
そんなこんなしながらウォーリグへ帰った時にちょうどハーフタイムとなった。
「なぁジン? シノンちゃんと喧嘩したのか?」
「方向性の違いが露呈した、これは遺恨を残すことになったぞ」
「うわぁ出たっすね、先輩の面倒いモード」
原作では戦闘、戦闘アンド戦闘の間の安らぐ場面のはずがここではそんな事なくギスギスと男女間で摩擦が生じていた。
正確に言えばジンとシノンの間であり同性の方で集まっている、というだけである。
一方女性陣は。
「リッツさん」
「なぁに?」
「ジンって本当に強いんですか?変な武器にこだわったりしててやってることも絡め手が多いですし、最近になってなんかわからなくなったんです」
「言っとくけどそこまで強くはないよ?」
「じゃあなんでクラン組むのを勧めたんですか?」
「別にぃ、強い人と戦いたいって聞いたからぁあの人弱いじゃん?だからいいんじゃないのぉ?」
「ちょっと理論がわからないんですけど」
「う〜ん、シノンちゃんはジンくんと相性いいって思ったんだけどなぁ、真面目と不真面目くんでぇ」
「それは「違うって言っちゃう?」・・・」
「違うんならジンくんとのクラン解散してよ、私ジンくんを戦力として欲しいし」
「それはダメです」
「じゃあいいじゃない、ジンくんも言ってるでしょテキトーでいいって、テキトーに人間と遊んどけばゲーム楽しいから」
テキトーに、この人もジンと同じ事を言う。
「・・・」
「じゃあハーフタイム終わる前に準備しておきたいから、私戻るね」
「・・・はい」
そう言ってリッツさんは車へと向かって行った、ジンも車へ向かっている。
私の方に振り向いてくれなかった。
やっぱ少しは考えて書きます。