工兵のGGO   作:流舞

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使うかわからないしそういうもんと言われたらそういうもんか、となるような伏線を張っておきました。


日常

「今日は3人か」

 

 

今日の獲物は俺が近くを通ったお方を一人頂き残りの二人はシノンが狙撃でお召し上がりになられていた。

 

 

近くに来た奴は普通にナイフで殺しました。

 

 

「ランクは変動なし、ね。どうするの?どうやって一位とる?」

 

 

このお姫様はなんともまぁわがままでいらっしゃる。

 

 

現在

 

一位

ゼクシード 31k 0d

 

二位

スカー 21k 0d

 

三位

カーハス 19k 0d

 

五位

モイヘ 20k 1d

 

五位

シノン 18k 0d

ジン

 

 

 

 

ポイントで同率五位か、やっぱみんなソロかぁ、効率いいなぁ。

 

 

俺たちの場合いいスポッター用スコープがあったから俺も参加しているところがある。

 

 

 

秘策ねぇ、どうしよっかなぁ。

 

 

「昔取った杵柄作戦とかどう?」

 

 

「はぁ?」

 

「、、、」

 

「はぁ!?」

 

「いや文句ありそうだから黙ったんだよ!最初っから否定される作戦いうかよ!」

 

「いいから言いなさいよ、怒ってあげないから」

 

「だから言わねえって、俺は別に怒られるのが目的では無いからな?」

 

 

 

片眉を上げ見るからに不機嫌そうな顔をする、あぁ、面倒だ。

 

 

 

 

「取り敢えず解散な、今日はもう眠てぇ。明日また考えようや」

 

 

「ちょ、、、わかったわよ、またね」

 

 

 

シノンの眉間のシワを見ながらGGOから落ちる、疲れた、、、ダインと一緒にテスト期間中荒地に篭っていたのが懐かしい。

 

思い出に浸りつつ喉の渇きをかんじる、そして晩飯も食べてない。

 

最近シノンに引っ張りまわされてるのは良いけどこの現状はちょっとよろしく無いのでは?

 

ボトラーは中学で卒業したんだ、もうあの頃には戻らんぞ!

 

 

 

だけど今日はちょっとコンビニ行くか。

 

 

 

俺の家は芸術的にコンビニから離れている、親から聞くには。

 

「あんたが乱用するからここを選んだの」

 

 

そう言われた、賢明ですな。

 

 

 

その為コンビニまで1キロ近くある。

 

 

 

まぁ悪く無いのはその道中に詩乃の家があること。

 

一人暮らしは何かと心細かろうと俺の母さんが時たま晩御飯に招待してくる、なんかそれっぽい理由付けてるけど実際娘が欲しかったからだぞ。

 

俺が一人っ子なのは別にこれといった理由はなく親が結婚したのが30後半で40過ぎて俺を生んだ。結局。「もう疲れたんだ」ということだろう。

 

うちに招待されたりと、しているうちにだんだん詩乃も笑顔が出始め、それと同時に俺に遠慮がなくなって来た。

 

お兄ちゃんごっこは流石に品性を疑う。

 

 

 

 

 

そう考えていれば詩乃の家が見える。

 

まだ明かりついてる、スマホの時計を見ると11時30分、、、詩乃に何も言えねぇな、俺も俺でだいぶ長くやってたんだね、ゲームって怖い怖い。

 

 

まぁ詩乃もいろいろやってるんだろう、勉強とか。

 

 

ただ早く寝ないとおっぱいは大きくならないぞ。

 

 

 

 

 

 

 

次の日学校へ向かうと拓真と須川が話をしていた。

 

 

 

「なんの話だ?」

 

「おう仁、ゼクシードだよ」

 

「先輩ゼクシード一緒に倒しましょうよ、あいつせこいっすわぁ」

 

 

拓真は聞いていただけのようだが須川は二位だけあってだいぶ憤慨していらっしゃる。

 

 

 

あぁは言ったが確かにこのままじゃ課金しなきゃ勝てないゲームなっちまうからどうかしたほうがいいと思うけどな。

 

「まぁ頑張れ、今んとこお前はお前でやっといてくれ俺は相方の機嫌を伺わないとトイレにすら行けんからな」

 

「そんな先輩見たくなかったっすね、ただのパシリっすね」

 

「元から俺のパシリだったぞ?知らなかったのか?」

 

 

勝手なことを言いやがる、はっ!、こっちとしちゃお前らなぞの言葉、ただの僻みにしか聞こえんわ!!

 

 

「はいは〜いみなさん席についてね〜ホームルーム始めるよ〜」

 

 

教師が来て須川は一目散に自分の教室へ走っていった。

 

須川、現実世界ではアジリティ特化型か。

 

 

 

 

 

その晩。

 

「四位って、ただモイヘが自爆しただけじゃない!」

 

何があってもキレる若者であった。




ちょっと休憩で何か読もうとランキングを見るとBFネタがあった。


俺だった。

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