僕のヒーローアカデミアwithスーパー戦隊&仮面ライダー   作:ガイコッツ

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ヒーローネーム回です


名前と体験

休み明けの学校、雨の日にもかかわらず耳郎響香はルンルンしていた。

 

耳「♩〜♫〜♩」

 

芦「あれ?耳郎どうしたーそんなルンルンして」

 

耳「んー?それはねー」

 

耳郎がポケットからカードを手に取り、芦戸に見せた。

 

耳「バイクの免許!とっちゃったんだー♩」

 

芦「えー!すごいじゃーん!」

 

耳「っふふーん♩」

 

耳郎は笑顔で免許証を周りに見せびらかした。

 

葉「おぉー、いいなー免許」

 

八「顔写真も可愛らしいですわ」

 

麗「バイク乗り放題!バイク乗り放題!」

 

女子が耳郎の周りに集まってきた。

 

切「へー、耳郎のやつが免許ねぇ、、」

 

蛙「どういう風の吹きまわしかしら?」

 

蛙吹が善彦の方を見る。

 

善「!!、、、スヤスヤ、、」

 

善彦は机に突っ伏して寝たふりをする。

 

蛙「ケロォ?」

 

上「なーに恥ずかしがってんだか」

 

ガラガラガラガラ

 

相「予鈴がなったら席につけ」

 

相澤先生が入って来た。

 

教室が一気に静かになる。

 

相「今日のヒーロー情報学で行うことについてだが、今回は特別だ」

 

善「?」

 

上(やべぇ、もしかして小テスト!?)

 

相「コードネーム、ヒーローになった時の名前を決めてもらう」

 

「クソヒーローっぽいのきたぁぁぁぁ!」

 

皆のテンションが一気に上がる。

 

善「ヒーローネェェェェムねぇ、、、」

 

歓声の中で善彦は顔を曇らせる、善彦はこういうものを考えるのが苦手なのだ。

 

この授業には18禁ヒーローのミッドナイト先生が来てくれた。

 

ヒーロー名は発表形式一番手は青山だ

 

青「いくよ、、、輝きヒーロー"I cannot stop twinkling "!」

 

善「言いにくいでしょうなぁ、青山くん出るたびに『あー!アイキャンノットストップトゥインクリングだー』言うのか、、」

 

砂「そんな所よりツッコム所いっぱいあるだろ」

 

ミ「ここは. I を省略して、can't にした方が呼びやすい」

 

青「それね☆」

 

善「確かにそうだな」

 

口田(ツッコミ忘れちゃったのかな、、)

 

青山に続いて皆のヒーローネームがどんどん決まる。

 

耳「ねぇねえ二人とも、あんたらの名前決めてやろっか?」

 

善彦の肩が耳郎のイヤホンジャックにつつかれる。

 

上「お?なになに?」

 

善「ホワッツ?」

 

耳「上鳴はジャミングウェイ、佐竹はゴクズラーエースってのはどう?」

 

上「おぉヘミングウェイもじりか、いいじゃん」

 

善「なんか親しみもてますねぇそのネーミング」

 

二人はなかなか気に入ったみたいだ。

 

耳「だって、、ブフッ!上鳴は強いのにすぐウェイってなるし、、佐竹は極道面じゃん、、ヒーロースーツもアレだし、、」

 

耳郎が笑いをこらえながらいった。

 

上「耳郎さぁ!お前ふざけんなよ!」

 

善「極道面、、、、」

 

善彦が自分の顔をペタペタと触る。

 

そんなことも御構い無しに耳郎が前に立って発表した。

 

耳「ヒアヒーロー イヤホン=ジャック」

 

上「けっ、お前の個性の名前じゃねぇか」

 

ズビシッ

 

上鳴の眉間に耳郎のイヤホンジャックが刺さる。

 

耳「なんかいった?」

 

上「いえなんにも」

 

皆のヒーローネームが決まっていき、上鳴と善彦が少し焦る。

 

善「ちくそー、、思い浮かばん」

 

上「よっしゃ!できた!」

 

上鳴がガタンと大きな音を立てて席を立つ。

 

上「チャージ+イナズマ!でチャージズマ!」

 

上鳴かドンと発表した。

 

善「あーりゃりゃぁ、、、」

 

気がつくと善彦は大分最後らへんになってしまった。

 

善「うーー、どうしようどうしよう、、」

 

頭を抱える善彦にある言葉が思い出される。

 

善「あっ、、」

 

バッ!

 

善彦は急いでカードに名前を書くと、セカセカと前にでた。

 

ミ「お、佐竹くんできたのね?」

 

善「はい、自分はさまざま姿に変身するので、変身する前のあの姿の名前を考えました」

 

切「あの極道姿のか?」

 

善「そうなんですよ」

 

そう言うと、善彦は教卓から少し離れる。

 

瀬「なんだなんだ?」

 

ババッ!

 

善彦が腕を上にあげる。

 

善「強きを挫き弱きを救う!ヒーロー道を極めし戦士!」

 

グワァァァァ、、、

 

そのまま腕をゆっくりと円状に回し、カードを前にだした。

 

善「アルティメットヒーロー!強救道(ごうきゅうどう)!」

 

カードにはマッキーで書くはずなのに、善彦の字は達筆になっていた。

 

一同「結局極道じゃねーか!」

 

ミ「でもそういうの好み!」

 

ミッドナイトがムチをピシャンと鳴らす。

 

上「確かにお前表彰式んとき号泣してたもんな」

 

切「号泣道でもあるってことか」

 

上鳴と切島がケタケタと笑う。

 

善「だまらっしゃい!こめかみを砕くぞ!」

 

キーンコーンカーンコーン

 

善「あ、、」

 

善彦が発表したあたりで授業が終わった。

 

そして休み時間に入る。

 

耳「ねぇ、あんたさ、あの名前もしかしてウチのアドバイス元にしたの?」

 

善「え?あぁそうですよ極道ってワードからピーンときて」

 

上「ほんとお前の趣味思考わかんねーわ」

 

話していると、後ろから緑谷と麗日の会話が聞こえる。

 

緑「そういえば麗日さんは職場体験どこなの?」

 

麗「あっ聞いちゃう?私指名きてたんだよね」

 

上「!あっそうだ佐竹は職場体験どこ指名されたんだよ?」

 

善「あー職場体験ね」

 

善彦は先ほどの授業の後に話されたことを思い出す。

 

近々職場体験が行われ、そのなかには指名された人がいると善彦は指名された中の一人である。

 

善「えっと確かどこだったっけかなぁ〜」

 

善彦が配られたプリントをガサガサと開く。

 

善「あったあった自分はねぇ、」

 

麗「えっとね!私は、、」

 

麗・善「武闘派ヒーロー ガンヘッドのところ」

 

麗日と善彦の声が重なる。

 

緑「え?」

 

耳「二人とも」

 

上「一緒?」

 

麗・善「、、、、ふぇ?」

 

麗日と善彦の間の抜けた声が再び重なった。

 




次回から職場体験回です。結構オリジナル強めで行こうと思っています。
《どうでもいいこと》
この前青山優雅と誕生日同じだということを知ってメチャクチャびっくりしました。

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