双極の理創造   作:シモツキ

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第九十四話 寂しさと、虚しさと

「顕人、対多数戦では相手と正面から戦おうとしちゃ駄目。そんなの実力で圧倒的に勝ってる時以外は負けに行くようなもの」

「あ、うん……」

「勝ち目がなさそうならまず戦わない。それが無理なら上手く退く。頑張ったって無理なものは無理」

「は、はい……」

「それでも戦わなきゃいけないなら、分断したり数の差を活かせない場に移動するべき。頭を使わなきゃ戦いは勝てない」

「……ふぉ、フォリンさん…」

 

合宿的な訓練が終わり、皆が島を去った、その日の翌日。綾袮さんに勧められてもう一日ここにいる事にした俺は……現在、早朝の散歩に興じていた。

俺の右隣にいるのは、ラフィーネさんとフォリンさん。偶々早めに目が覚めて、夏の朝の涼しさは気持ちが良いなぁ…なんて思っていたら部屋に二人が来て、誘われる形で俺は散歩に出る事になった。……そう、俺がしてるのは散歩の筈なのに…。

 

「何ですか、顕人さん」

「いや、その…ラフィーネさんが……」

「ラフィーネは今熱心に顕人さんへご教授してくれていますね。…折角のラフィーネの厚意、無下にしたりはしませんよね…?」

「うっ……」

 

良識的なフォリンさんなら分かってくれる。そう思って助けを求めてみたのに、返ってきたのはまさかの圧力。にこっと微笑みながらもその表情と声音から感じる圧力に、俺は言葉を詰まらせてしまう。

切っ掛けは、何気ない雑談だった。話しながら散歩していて、その最中に昨日の事が出てきて、そこで俺が何の気なしに「もっと上手く戦いたかったなぁ…」的な事を言って…そこでラフィーネさんのスイッチが入った。で、後は……冒頭の感じです。

 

(分かるよ、ラフィーネさんが親切心で教えてくれてるのは伝わってる…けど、けどさ……)

「実力っていうのは、単純な力や技術だけじゃない。判断力、洞察力、戦術構築力…それをあって初めて、強いと言える」

(こんな爽やかな朝の散歩でしたい話じゃないよこれはっ!)

 

残念ながら俺に心境をそのまま言うだけの度胸はなく、ラフィーネさんの気持ちを無下にするのも申し訳ないという思いもあって…結局ラフィーネさんが満足(?)するまで、ずっと俺はその話を聞く羽目になってしまったのだった。…っていや、『聞く羽目』って表現は良くないね。選択肢がなかったんじゃなくて、あった上で俺は聞いていた訳だし…何より俺の為に話してくれたラフィーネさんに失礼だ。

 

「…顕人、ちゃんと分かった?」

「だ、大体は…丁寧にありがとね、ラフィーネさん」

「うん。…今日は沢山話した気がする」

「ま、まだ朝方なのに…?…いや確かに普段ラフィーネさんが長々と話す事はないけどさ…」

 

はふぅ、とやり切った顔をしているラフィーネさんに、思わず俺は苦笑い。さっきまで取っ付き辛そうな雰囲気だったのに、言い終えた今では「ぽむ〜ん」みたいな効果音が似合いそうな、静かで素直な感じのラフィーネさんへ戻っている。

 

(…って言っても、ラフィーネさんと交流の少ない人からすれば殆ど同じに見えるんだろうなぁ……)

「…顕人、その遠い目は何?」

「あー、気にしないで。…しっかしほんとこの時間帯は気分が良いよね。二人が散歩に出ようとしたものこれが理由?」

「まぁ、そんなところです。今日は天気も良いですからね」

 

特に目的地を設定するでもなく、気の向くままに林の中を俺達は進む。盛り上がる…って程ぽんぽん言葉が飛び交う訳じゃないけど、林はほぼ知らない場所だから別段暇になる事はない。

 

「けど、夏休みももう残り半分もないのか…なんか侘しいなぁ……」

『わびしい……?』

「あぁ…侘しいはなんていうか、残念とか寂しいみたいな感情が入り混じってる…的な意味だったかな。…そういえば、二人はいつまで日本に居られるの?」

「…もう、あんまり長くない」

「え……?」

 

百点満点ではないかもしれないけど、少なくともこんな感じの意味ではあった筈。そんな事を考える片手間で訊いた、残りの滞在期間の話。その時は、ほんとに軽く訊いてみただけだったけど……ラフィーネさんからの答えを聞いた瞬間、俺の足は止まってしまった。

 

「……そ、そっか…」

「……うん」

「…ま、まぁそうだよね…考えてみれば今月来たばっかりとかじゃないんだし、そんな何ヶ月もいる訳ないよね…」

 

歩みを止めてしまった俺は数歩分二人と離れてしまって、二人もそれに気付いて俺の方へと振り返る。…ラフィーネさんは少し寂しそうな、フォリンさんは何か複雑そうな表情をそれぞれ浮かべて。

 

「…私達にも、仕事がありますからね。それに仮に仕事がなかったとしても、何もせず日本で暮らすなんて出来ませんし…」

「…え、と…ごめん、折角散歩に誘ってくれたのに、こんな微妙は雰囲気にしちゃって…」

「ううん、それは別にいい。……顕人は、寂しい?」

「…ラフィーネさんと、フォリンさんが帰っちゃうのが?」

「うん。わたしとフォリンがいなくなるのが」

 

すぐに追い付き散歩を再開したものの、さっきまでの雰囲気は戻ってこない。こんな事言ったって気を遣わせてしまうだけなのは分かってるけど、つい訊いた事を「ごめん」と俺は謝ってしまう。

そこでラフィーネさんから返ってきたのは、「寂しい?」という問い。訊かれた俺が右を向くと、ラフィーネさんは俺の顔をじっと見ていて、フォリンさんもちらりと視線が向いている。……俺の答えを、待っている。

 

「……からかったりしない?」

「しない」

「だったら……うん、寂しいよ。そりゃ寂しいに決まってる。折角こんな感じに散歩出来る程打ち解けられたのに、その終わりが見えちゃったんだから」

 

寂しいなんて、素直に言うのは恥ずかしい。言うにしても、普段だったらもっとぼかしたり斜に構えたような言い方をすると思う。…けど今はそんな事しちゃいけない、そんな事は出来ない…そう感じて、俺は思いをそのまま告げた。…自分でも思った以上に二人と交流を持って、二人の人となりを知れて、少しだけど心を通わせる事だって出来たと思うから。

 

「…………」

「……そっか」

「そ、そう…」

「…………」

「……え、それだけ…?」

 

俺が答えると、二人は言葉通り茶化したりしない。フォリンさんは黙ったままで、ラフィーネさんはそっかと一言言って、それから彼女も口を閉じて。……返答まさかの、三文字だった。別に何か求めてた訳じゃないけど…これは流石に、少な過ぎない…?

 

「…んと…うん」

「うんって……や、まぁいいけどさ…いいけどさぁ……」

「いいけどと言う割には不満そうですね…私も寂しい、と言った方がよかったですか?」

「そ、そういう訳じゃないよ!?それは断じて違「違うの?」……うと言い切れはしないけど、別にそう答えてもらうつもりだったとかではないからね!?」

 

藪蛇というか、運が悪いというか、とにかく何故か凄い恥ずかしい感じになってしまう俺。クールな雰囲気でフォリンさんが恥ずかしさを駆り立て、絶妙なタイミングでの言葉の差し込みでラフィーネさんが気持ちを更に引き出すという、何ともいやらしい姉妹の連携に引っかかって、まんまと言わされてしまう俺。しかも聞いた後二人は顔を見合わせ、軽く笑みを浮かべるものだから尚恥ずかしい。

 

「ちょっと!?俺言ったよね!?からかうなって言ったよねぇ!?」

「……?ラフィーネ、わたし達からかってた?」

「まさか。私達は思った事を口にしただけですよねぇ」

「ぐっ……た、確かにそうなのかもしれないけどさ…!」

「ならそう言われても困りますよ。…まぁ、安心して下さい顕人さん。別に私達は消滅する訳ではありませんから」

「…顕人、よしよし」

「いや絶対内心ではからかってるよねぇッ!?少なくとも年上に対するノーマルな反応ではないからねそれ!あーもうこの話は止め止め!ほら行くよ!」

 

二人は他意なんてなく、本当にただ俺の言葉が辛辣じゃなかった事へ安心しているだけなのかもしれない……なんて思ったのも束の間、フォリンさんは俺を宥めるような声音で言ってくるし、ラフィーネさんに至っては背中さすってくるしで、やはり二人共確信犯だった。少なくとも、最後のは絶対わざとやっている。

 

(もう、ほんっとにこの二人は俺を何だと思ってるんだ……)

 

ずんずんと一人で歩きながら、内心で俺は溜め息。冗談を言えるのも打ち解けた証明…なんて言えば聞こえはいいけど、この俺で遊ぶような遠慮のなさは如何なものかと俺は思う。二人から悪意は感じられない…が、悪意がなきゃいいってもんじゃないんだから。

 

「あはは……すみません、顕人さん…」

「…苦笑混じりで謝るものなの?これって」

「う……こほん。すみません」

「…ごめんなさい」

「……全く…別に弄るのはいいし、霊装者としては二人が格上だからその点では大概の事言ってくれて構わないけどさ、もし舐めてるんだったら俺だって怒るからね?」

 

理由はどうあれ、俺への遠慮ない発言がそういう考えに基づいているものだったら、それは俺だって不愉快に思う。ふざけんな、って言い返す。きっとそうじゃないとは思うけど……それでも俺ははっきりと言った。言わなきゃしこりが残るかもしれないと思ったから。

俺は言った。二人は聞いた。聞こえた事で俺の意思は二人に伝わり…二人は首を横に振る。

 

「…そんな事は思ってない。わたしは、顕人をそういう目で見てる訳じゃない」

「私もです。勝手なお願いかもしれませんが…それは、信じて下さい」

「……そう言うなら、信じるけどさ」

 

俺が冗談ではなく本気で言っている事が伝わったのか、ちゃんとした言葉で二人は舐めてなんかいないと言った。そこにきっと嘘はないだろうと思って、嘘じゃないと思いたい面もあって、俺は少しだけ顔を逸らしつつその言葉に頷く。

 

「…追求したりは、しないんですね」

「そりゃ、したって面白くはないだろうし。…した方がよかった?」

「あ、いえ…そういう訳ではないです…」

「でしょ?なら……っと、ごめん電話だ…」

 

話の途中で電話が鳴り、俺は断りを入れつつ電話に出る。かけてきた相手は綾袮さんで、どこかに行ってるのかという旨の電話だった。…そういや書き置きもしてないし、散歩出てるのは誰も知らないのか…。

 

「うん、うんじゃあ戻るとするよ。うーい」

「…綾袮から電話?」

「そう。思ったより散歩に出てから時間も経ったし、そろそろ戻らない?もう日も昇りつつあるしさ」

「そういえばそうですね。…でも、私達ちょっと寄りたい所があるので、先に戻っていてもらってもいいですか?」

「それは構わないよ。…じゃ、また後で」

 

それから俺は寄り道したいらしい二人と別れ、真っ直ぐに帰還。一度部屋まで戻って、その後朝食を食べる為に食堂へと向かうのだった。…にしても、なんか今日は朝から出来事が多めだなぁ…。

 

 

 

 

「…怒ってたと思います?」

「ううん。怒りそうな感じはあったけど、怒ってないと思う」

 

何も疑う事なく戻っていく顕人の背を、ロサイアーズ姉妹が静かに見送る。ある程度距離が離れたところで、二人が口にしたのは先程の事。

 

「駄目ですね、どうも私は顕人さんの隙を見つけるとそこを突いてみたくなります」

「フォリン、大丈夫。それはわたしもだから」

「ですよね。…ふふっ」

 

申し訳ない事をしたという雰囲気を見せつつも、余裕のある顔で話す二人。寄りたい所があると言ったフォリンだが、彼女もラフィーネも動く様子はない。

 

「…………」

「…………」

 

顕人の姿が見えなくなり、二人の短い会話も終わる。静かな、酷く静かな二人の間。その時間は数十秒程続き……不意にぽつりとラフィーネが漏らした。

 

「……わたしも、寂しい」

 

寂しいというシンプルで、心の動きをそのまま表した言葉を発するラフィーネ。今はもう見えない顕人が歩いていった方へ目をやったまま、ラフィーネは言葉通りに寂しげな表情を浮かべて言葉を続ける。

 

「こんなに仲良くなれるとは思わなかった。フォリン以外と普通に話してこんなに楽しいと思えたのは、凄く久し振り。…顕人といるのは、楽しかった」

「……ラフィーネ…」

「…フォリンは?フォリンはどう?」

「え…私、ですか……?」

 

穏やかな顔で、されどもう過去の事であるかのようにラフィーネは話す。楽しい、ではなく楽しかったと言い切るラフィーネ。そんな彼女を切なそうに見つめていたフォリンだったが、そのラフィーネに尋ねられて表情が変化。ほんの一瞬口籠もり…それから彼女も心情を吐露。

 

「……私もです。彼は…顕人さんは目立つ魅力がある人ではありませんが、それ故に私達の様な存在にも寄り添ってくれると言いますか…不思議な安心感がある人ですよね。頼らないにも関わらず、何故か安心感のある、本当に不思議な人です」

「うん、それに顕人は芯が強い。……でも、驚いた」

「…何がです?」

「フォリン、思ったより顕人を見てる」

「へっ?…あ……も、もう…からかわないで下さいラフィーネ…」

 

じっと自分を見ながら発したラフィーネの言葉に、フォリンは驚き目を丸くする……が、すぐに表情を戻してラフィーネへ返答。一方ラフィーネにはからかったつもりなどなく、何故そうなるのだろうとほんの僅かに首を傾げる。

 

「…こほん。とにかく…私も寂しくないと言えば……嘘に、なりますね…」

「…前にフォリンが言った事、今ならあの時よりも分かる」

「前に私が…?…それって……」

 

前にと言われたフォリンが思い当たるのは、同じような会話をした先日の事。大丈夫なのかと訊いた、あの日のやり取り。

 

「…確かに、わたし達は近付き過ぎたと思う。心地良かったから、楽しかったから…目的の為って心に言い訳して、ここでの生活を楽しんでた」

「…………」

「……だから、だから…わたしは……」

「……っ…なら、止めましょう…止めましょうラフィーネ!」

 

思い詰めた、姉の表情。何かを堪える、大切な姉の姿。それを見たフォリンは……気付けばその言葉を言っていた。止めようという、自分達には許されない筈の選択肢を。

 

「やっぱり駄目です…綾袮さんはあんなに良い人だったじゃないですか!綾袮さんも、私達に安らぎをくれた人の一人じゃないですか!それに、もし綾袮さんがいなくなったら、その時顕人さんは……ッ!」

「フォリン……」

「分かってます、任務放棄すればただでは済まないって!どうなるか分からないって!だから、だから逃げましょう!二人で、どこか遠くへ!その道だってきっと辛いとは思いますが、それでもどこかに私達の居られる場所が……」

 

 

 

 

「──誰が、殺す事しか知らないわたし達を受け入れてくれるの?」

「……──っ!」

 

胸の前で右手を握り締め、堰を切ったようにラフィーネへと訴えるフォリン。そこにあるのは、姉への愛。愛する姉の笑顔が、これ以上虚ろになってほしくないという切なる思い。……だが、それをラフィーネは否定する。静かに、落ち着いて…最早どこか諦めてしまったような声で。

 

「わたしもフォリンも、沢山人を殺してきた。理由も言わず、相手の言葉も聞かず、ただ殺してきた。…悪くない人だって、何人もいたのに」

「そう、ですけど…ですが、そうしたのは命令で……」

「…顕人は、わたし達がしてきた事を聞いても今までと同じ抱いてくれると思う?」

「……っ…それ、は……」

 

フォリンの心にずしりとのしかかる、殺人の咎。彼女もラフィーネも、人を殺める事に慣れていた。そうしなければならないからと、割り切っていた。…だが、それは慣れただけ。割り切っていただけ。彼女達は……何も感じなくなった訳ではない。

 

「…顕人でもきっと、これを聞いたらこれまで通りにはいてくれない。顕人でもそうなのに、他の人がわたし達を受け入れてくれる訳がない。……暗殺道具は、殺しでしか役に立たない」

「そんな、事……そんな、のは……」

 

静かな姉の言葉に、声を震わせて俯くフォリン。自分達の残酷な現実が、抗えない事実が、否定出来ない自分自身が、フォリンの心を追い詰めていく。そして、次の瞬間……ぽん、と俯いた彼女の頭に、温かく柔らかな感触が生まれる。

 

「……でも、大丈夫。フォリンはわたしが守るから。何があっても、どうなっても、いつまでも……ずっとずっと、絶対にわたしが守ってあげるから」

「……──っ!」

 

はっと顔を上げたフォリンを見つめていたのは、ラフィーネの優しい瞳。浮かんでいたのは、今はもうフォリン以外に見せる事のない昔からの笑み。何よりも、誰よりも、フォリンが守りたい……愛する姉が、そこにいる。

 

「綾袮も良い人だったけど、顕人とお別れするのは寂しいけど……フォリンと一緒にいられるなら、わたしはそれでいいから。わたしには、それが一番大切だから。…だから……やろう。フォリン」

「待って…待って下さいラフィーネ……私は、私は……」

「…準備、しないと…間に合わなくなる」

 

フォリンの頭を撫でていた手を離し、一歩後ろに下がるラフィーネ。その手を、ラフィーネを追うようにフォリンは手を伸ばしかけるも…その時にはもう、今現在のラフィーネに戻っていた。表情の変化が乏しく、淡々とした声で話す、暗殺の相棒としてのラフィーネに。

 

「…………」

「今回は相手が強い。わたし一人じゃ、確実じゃない。だから……」

「……分かって、ます…」

「うん、なら……」

 

自分の力を、殺しの任務を担う相棒を求めるラフィーネの言葉に、フォリンは力無く頷く。

出来る事なら、止めたい。これ以上ラフィーネに、道具として手と心を血に染めてほしくない。強く強くそう思うフォリンだったが、止めたところで自分達に行く当てなどないという現実と、同じく殺しの道具としての道しか知らない自分の言葉など空虚過ぎるという意識が、その心を縛り付けていた。

──だが、もし自分でないなら。自分と全く違う人間で、尚且つラフィーネが『他人』として一蹴するラインを超えている人がいるのなら、その人であれば……

 

「……私、は…」

 

了承を得たと思い、ラフィーネは歩き出す。数歩遅れて、その後を追うフォリン。彼女を……暗殺者の姉を追う暗殺者の妹が、ゆっくりと顔を上げた時……そこには、暗い決意の色があった。


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