超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth2 Origins Progress   作:シモツキ

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技(スキル)集は人物紹介や機体紹介と違い、本項のみで纏めます。その為第五十六話以降に登場する予定の技(スキル)は登場後、こちらに追記するという形を取ります。


技(スキル)集(第一話〜第五十五話)

イリゼ

 

天舞参式・睡蓮

自身の体格ではまともに振るえない程の巨大武器を作り出し、圧縮したシェアエナジーの爆発で勢いを付けて武器を叩き込む技。その性質上、短剣や手斧の様なサイズの小さい武器では意味がない(というより、大きくする為小型武器のカテゴリから自然と外れる)。シェアエナジーの爆発を推進力とする単発技という意味では『天舞陸式・皐月』と似ているが、そちらは速度と切れ味、高速の中でそれを操る技量に重点を置いた技なのに対し、こちらは重量による破壊力と攻撃範囲に重点を置いた技である為住み分けが出来ている(どちらも近距離では使い辛い事への注意が必要)。

(使い手から一言)「もう一人の私が編み出した天舞技法の一つ。でっかい武器でどーん!…って、もう一人の私は案外脳筋だったのかなぁ…」

 

 

ネプギア

 

ギア・ナックル

拳(基本的に右手)にシェアエナジーによって生成した炎を纏って殴りつける技。自身の制御下にある炎であり、手が火傷する危険はない。素手で行う関係上武器が無い状態でも使用出来るという長所を持つが、目を見張る程の威力はない為普段から使う技というより咄嗟に役立つ技という面が強い。

(使い手から一言)「炎を纏った拳でパンチする技。この炎はわたしの燃え上がる正義の心そのものですから、そう簡単には消えません!」

 

スラッシュウェーブ

ビームソードであれば刀身そのものであるビームを、M.P.B.Lであれば刀身に展開したビームを飛ぶ斬撃として放つ技。ビームソードならリミッター解除、M.P.B.Lならビームの展開と準備段階を一つ踏まなくてはならないが、出力的に高威力な上準備が出来ていれば比較的体勢を問わず放てる為使い勝手が良い。但し一瞬ながら放った直後は刀身が消えてしまう(M.P.B.Lは実体剣部分が残るのであまり問題はない)事や、本来は射撃用に出力したビームではないが故に遠距離技としては心許ないなどの欠点もあり、使うタイミングには気を付ける必要がそれなりにある。

(使い手から一言)「ビームの斬撃を飛ばす技です!…M.P.B.Lの時は射撃でいい?線での攻撃だったり意表を突けたり結構意味があるんですよ?」

 

マルチプルビームランチャー

M.P.B.Lの砲口から最大出力の照射ビームを放つ技。放つ為にはそれ相応のチャージが必要だが、その分威力は相当なもの。かなりの大口径且つ薙ぎ払いも可能な為射程距離内での効果範囲は広いが、元々M.P.B.Lは砲身が短く長距離射撃や精密射撃(狙撃)には向かない事から、後述する『エクスマルチブラスター』とは同系統の技でありながら射程の面で大きく劣る(エネルギーを湯水の如く注ぎ込めばそれに応じて射程距離は伸びるものの、エネルギーの消費量とM.P.B.Lへの負担は酷く、射程距離の上昇率とは割に合わない)。

(使い手から一言)「武器の名前を冠するビーム射撃。そういえばユニちゃんも同じ発想の技があるんだよね。ふふっ、わたしとユニちゃんって気が合うのかな?」

 

ヒール

魔力によって対象の傷を治癒する魔法。直接触れる必要はないが、傷や怪我を負った対象と距離が離れていると上手く機能しない(これは多くの治癒魔法も持つ欠点)。この魔法はコンパの我流魔法がベースとなっているが彼女とネプギアでは治癒に関する考え方が違う事、ネプギアが魔法初心者である事、コンパが指導に慣れていない事から魔法としての質が低く、治癒効果が低い(低位魔法級)割に魔力と集中力の消費が大きいという長所より短所の多い技となっている。

(使い手から一言)「コンパさんから教えてもらった回復魔法です。まだまだ問題点が多いから、これからも勉強頑張らなきゃ…!」

 

 

ユニ

 

エクスマルチブラスター

X.M.B.から大出力の照射ビームを放つ技。使用時には砲身を上下に二分割した開放状態へと可変させる必要がある。高威力高射程で照射時間もそこそこという優秀な射撃技で、前述のマルチプラビームランチャーよりもエネルギー効率が良い。とはいえエネルギー消費は少なくない他連射は出来ず、短時間での範囲攻撃ならば散弾や拡散ビームの方が長けている為範囲攻撃もこれ一つで全て賄えるという訳にはいかない。また射程距離自体はかなり長いものの精密射撃には向いておらず、狙撃が必要な際には基本的に使われない。

(使い手から一言)「武器の名前を冠したビーム射撃よ。ネプギアと発想が被ったのは偶然よ偶然!…べ、別に嬉しくなんかないんだからねっ!」

 

 

コンパ

 

コンパの応急キット

効果範囲内且つ自身が認識している対象全てに治癒を行う我流魔法。魔力さえあれば対象の人数や怪我の数を問わずに纏めて治癒する事が可能だが、彼女の他の治癒魔法同様怪我の状態をきちんと認識する必要がある為人数次第では治癒完了までの時間がルウィー式やリーンボックス式の範囲治癒魔法に劣る事もあり得る。治癒能力としては低〜中位であり、範囲も広範囲と呼べる程のものではないが、コンパは高位の同系統魔法を習得している上性能で劣っている分魔力消費や疲労は少ない為、コンパは状況に応じて使い分けている。

(使い手から一言)「わたしが気付いたら使える様になってた魔法の一つです。怪我した人が沢山いても、全員わたしにお任せですっ!」

 

 

西沢ミナ

 

グリフ・コキュートス

氷の身体を持つ巨大鳥を作り出す魔法。この魔法は西沢家に代々伝わる大技であり、ルウィー式魔法で考えるならば最上位の魔法に当たる。使い手の意思をある程度反映して動く巨大鳥は氷でありながら大型飛行モンスターと互角かそれ以上の機動力を持ち、嘴や鉤爪による近接攻撃の他刃の様に鋭い羽根を飛ばす遠隔攻撃も可能。またミナは独自研究により作り出す巨大鳥の口から低〜中位の氷魔法を放つ事も可能としており、巨大鳥単騎でもかなりの戦闘能力を持つ。因みに巨大鳥は人よりも大きい為、移動手段として使う事も可能。

(使い手から一言)「氷鳥は西沢家の積み上げてきた魔法技術そのもの。普段使う事はまずありませんし…この技を出した時、わたしは本気であると思って下さい」

 

ブレイブ・ザ・ハード

 

ブレイブ・カノン

二門の砲と胸部のライオンの顔風レリーフにエネルギーをチャージ、その後同時発射した三条のビームを収束させる事で一本の巨大なビームとする技。通常の砲撃とは一線を画する火力を有しており、余波だけでも攻撃として成り立つレベルの出力を持つ。しかしその分反動も大きく、踏み締める為の足場が無ければ最大出力で放てない、収束するのは発射後故に近距離の敵には使えない(ただの同時砲撃になってしまう)など、トドメの一撃としてでなければ運用し辛いという面もある。因みにレリーフからのビームは砲との収束専用であり、単体で撃つ事は基本的にない。

(使い手から一言)「夢、希望、そして勇気の三条が折り重なる事で、一つの必殺技となるのだ!ブレイブッ!カノォォォォォォォォンッ!!」

 

 

トリック・ザ・ハード

 

タンタクルウィップ

触手を作り出し、その触手を操る魔法。魔方陣から触手が伸びている為転移や召喚系の魔法にも見えるが、触手は魔力によってその場で作っている物。一つの魔方陣から複数本放てる上魔方陣自体も複数作り出せる手数の多い技で、一本一本もある程度操れる為近〜中距離での迎撃や連続攻撃で特に活きる。攻撃は勿論防御や捕縛にも使えるが、強度はそこまで高くはなく、発生源も同じという事で範囲攻撃には弱い。

(使い手から一言)「特化も良いが、汎用性の高い技が一つでもあると戦術の幅が大きく広がるものだ。そして、触手と言えば…アクククク……」


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