超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth2 Origins Progress   作:シモツキ

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第三十五話 雪原で振り返って

それまで一面に積もっていた雪の層が薄くなり、道路や地面、地面に生える草の全容が見える様になったルウィーの外縁付近。──そこで、刃とビーム、弾丸が僅かに降る粉雪を散らしていた。

 

「はぁぁぁぁっ!」

 

地を蹴り、一気に距離を詰めてきたネプギア。跳躍の最中から放ってきた上段斬りを、私は両手持ちのバスタードソードで受け止める。

 

「動きの無駄は減ってきたね。でも、距離を詰めながらの攻撃は、体勢の崩れてない相手には余裕を持って対応されるよ!」

「は、はいっ!」

 

体重の乗った攻撃を、両脚で踏ん張りつつ腕を畳んで衝撃吸収。勢いを殺せたところで今度は一気に押し返し、着地の前で脚を地面に付けられていないネプギアを弾き飛ばす。

無理に対抗しようとはせず、私の力に身を任せて退くネプギア。私には即座に追撃するチャンスがあったけど……斜め後ろに跳躍。その瞬間、私の居た場所をゴム弾が通り過ぎていく。

 

「ユニも位置取りとタイミングは流石だね!だけど、近距離でも遠距離でも手練れは死角への注意を欠かさないって事は覚えておいて!」

「分かりまし……っとと…!」

 

ゴム弾の軌道を視認しつつ腕を振り、空中で方向転換。更に向きがユニの方へ向いたところでバスタードソードを持つ腕の手首をスナップさせ、その力と遠心力でもってユニの足元へ剣を投擲。ユニの次弾を妨害する。

このままユニに仕掛けるか、それともネプギアにもう一度正対するか…そう考えながら着地する私。……けど、どうやら投擲は判断ミスだったみたい。

 

「ネプギア!ちょっとでいいからイリゼさんを相手してて頂戴!」

「分かったよ、ユニちゃん!」

 

後ろから来たネプギアは再び跳躍上段斬り実行。今度はバスタードソードが手元になく、白羽取りなんてしたら手がえらい事になる(そもそも成功するか微妙)から左に回避。そこから数度攻撃を避けた後にフェイントをかけて反転し、バスタードソードを回収しに走ろうとしたけど……その時にはもう、バスタードソードはユニの手の内にあった。

 

「これで……ッ!」

「げっ……厄介な事してくれるね、ユニ…」

「相手にとって厄介な事をするのは戦闘の基本ですよね?」

 

勢いよく投げ飛ばされる、私のバスタードソード。バスタードソードはくるくると飛んで近くの木のそこそこ高い所に引っかかってしまった。……あれは勢いつけても一度のジャンプじゃ取れないかな…というか、不味い…。

 

(武器無し且つ人間状態で、二人を相手にするのはちょっとキツいなぁ……)

 

一旦距離を取りながら、思考を巡らせる。武器無しじゃまともに戦えないなんて事はないし、訓練だから別に負けても問題はないけど……流石に武器無しだと本気で戦わざるを得ない。そして本気となると…お互い、怪我をする可能性が跳ね上がってしまう。

 

「今回はかなり有利な状況になったわね」

「うん、でも油断は禁物だよ?」

「分かってるわよ。っていうか、ここから油断で逆転なんてされたら恥ずかしいし」

 

功を焦るつもりはないのか、バスタードソードの引っかかった木を背に構え直すネプギアとユニ。ビームソードを持つネプギアはともかく、ライフルが武器のユニは早々木から離れてくれないだろうし……このまま戦うのも、回収に行くのも危険が伴う訳ね。ほんとに厄介な事をしてくれる…。

 

「……けど、これはいい機会かもしれない…ネプギア、ユニ。武器毎に戦い方が変わるのと同じ様に、武器があるのと無いのとでも変わる…っていうのは勿論分かるよね?」

「それは…まあ、当然そうですよね」

「そう、当然の話。だから、今後の為に…素手の戦い方も知っておくといいよッ!」

 

そう言って私は突進。二人とその後ろの木に向けて爆進を開始する。

対する二人も私の突進を受けて行動開始。ネプギアは私を迎撃する様に走り込み、ユニはその場で片目を閉じて狙いを定めてくる。

 

「ネプギア!武器が無い状態の一番の利点はなんだと思う!?」

「それは…即座に掴む動作に入れる、とかですか!?」

「その通り!そして掴むのは、何も武器や相手だけじゃ……ないッ!」

 

ネプギアとの距離残り数m。そこで私は全速力のまま両手を掲げて……

 

「──ロン、ダート…!?」

 

側転からの派生、ロンダート…それも敢えて両肘を曲げた状態で逆立ちになり、腕力でもって跳ね上がる事で私はネプギアの背後へ。……その最中、跳ね上がった状態で見たネプギアの顔は…驚きの色に染まっていた。

着地の後更にバク宙を行い、回転の頂点で身体を捻ってネプギアに背を、ユニに顔を向ける私。そこからまた私は走る。

 

「……っ!素手の戦い方って、そういう意味だったんですか!?」

「殴り合いだけが戦いじゃないって事だよ!」

 

殴り合い…物理的な激突だけが戦いという訳じゃない。激突はあくまで戦いの手段の一つであって、戦いも目的を達成する為の手段の一つしかない。確かに『激突せずに突破』という意味では素手の戦い方以前の問題だけど……これはこれで経験になる筈。それに……

 

「…私は別にネプギアと素手で戦う、とは言ってないしね」

 

足音でネプギアが真後ろから追いかけてきている事を確認した私は、そのまま真っ直ぐに駆ける。当然それはユニからしたらいい的になる行為だけど…それは私とユニが一対一で戦っている場合の話。…ネプギアが私のすぐ後ろにいる今は、撃てる訳がないよね。

 

「ちょっ、ネプギア!邪魔!」

「邪魔…?…あ、ごめんねユニちゃん!」

 

予想通り、私のすぐ後ろにいたネプギアは私が壁になってユニの位置が見えていなかったらしい。そして、その間に私はユニとの距離を詰め、今度こそ素手での戦闘に移行した。

 

「ふふっ、ユニ…厄介な事やり返させてもらったよ!」

「やり返させてもらったって…こ、子供ですか!」

「大人でもやり返したくなる時はあるもの…ってね!」

 

ユニの眼前に踏み込むと同時に手刀で横薙ぎ。それをユニはしゃがんで避け、その姿勢のまま私に向けてボディーブロー。ユニの拳が私のお腹を捉える刹那……私は振るわなかった左手で拳を受け止める。

 

「よい……しょっとッ!」

「わっ……!」

 

手の平に当たった拳をがっしりと握り、同時に右手で二の腕も掴んでユニを捕獲。そこから腰を軸に身体を回し、私はユニをネプギアの方へと放り投げる。

身体全体を使った訳でもなければ投げ易い体勢でもなかった為にユニは大きく吹っ飛んだりはせず、ネプギアが受け止めた事もあってダメージとしてはほぼゼロだった、今の投げ飛ばし。でも……数秒でも稼ぐ事が出来れば十分だった。

数歩の助走で踏み切って跳躍した私。目の前の木の枝の一つに足をかけ、その枝を足場に更に跳んで……木に引っかかっているバスタードソードへ手を伸ばす。そして……

 

「…ふぅ……やっと取り返せたよ」

 

──しっかりとバスタードソードの柄を握り、私は地面へと降り立った。

 

 

 

 

「三人共、今日もお疲れ様です」

 

すっと差し出された、コップに入ったお茶。コンパから渡されたお茶を揃って呷り、ふへぇ…と一息つく私達女神三人。…あれから十数分後、私達は訓練を終えて休んでいた。

 

「今日は中々奮戦してたじゃない。…武器の件は、どっちかっていうと二人の功績じゃなくてイリゼのミスっぽいけど」

「でも、その後は翻弄されてる内にバスタードソード取り返されちゃいましたし、まだまだです」

「翻弄…そうね。やっぱりアタシ達はまだ経験が足りてないし、自分の尺度で考えるのは避けないと……」

「…だって。生徒は二人共勉強熱心みたいだよ、イリゼ」

「生徒って…私は先生なんかじゃないよ、ただの先輩ってだけ」

 

おだてる様なREDの言葉に、私は頬をかきながら返答。…もし二人が私を先生として慕ってくれてるのなら、それは嬉しいけど…私はそんな大それた存在じゃないしね。……あ、でも…

 

(先生、って言われるのは…悪くないかも……?)

 

ふと、ネプギアとユニが私に対して「先生」と呼んでくれる姿を想像する。

…………。

 

 

 

 

「……やっぱり、悪くない…」

『……?』

「…あ、ごめん何でもない……」

 

思った以上に魅力的だったせいで、つい口に出してしまった。……久し振りに私の悪い癖、発動だった。

 

「何なのかはよく分かりませんが……イリゼさん、今回のアタシ達はどうでしたか?」

「あ、うん…うーんと…」

 

私に向き直り、わざわざレジャーシートの上で正座をして私に訊いてくるユニ。それを聞いたネプギアも同じく正座をして、何だか武道の指導者と門下生みたいな構図になってしまった。……まぁ、立場だけならそこまで間違ってもいないけど…。

 

「…二人共、行動の迷いは大分無くなってきたんじゃないかな。迷いが減れば減るだけ時間が生まれるから、これは良い傾向だと思うよ」

「迷い……でも、考える事は必要ですよね?」

「それは勿論だよ。感覚的に戦う方が良い時もあるし、人によっては思考が邪魔になる事もあるけど…二人はそういうタイプじゃないだろうしね」

「ですよね。じゃあ、逆にアタシ達の改善点はどうですか?」

「改善点は……戦いとは常に二手三手先を読むもの、って感じかな」

 

こうして訓練後に話をするのは、別に今回が初めてとかではない。特に理由がない限りは毎回やっていて、二人も毎回私の話を熱心に聞いてくれていた。…きちんと聞いてくれてると、教えてる側もやり甲斐があるよね。

 

「二人共全く相手の動きの予想をしてない…って事はないと思うけど、それでも二手三手…ってレベルではないでしょ?」

「それは…そうかも……でもその、先を読むって難しいというか…わたしの予想は機械以外だと大概外れちゃうっていうか…」

「それは仕方ないよ。私だって予想が外れる事はあるもん。だから重要なのはピンポイントで予想を当てる事じゃなくて、予想する事自体なんだよ」

「予想する事自体、ですか…?」

「うん。読み合い、って言葉があるけどあれはただ相手の動きを予想するだけじゃなくて、お互いに自分の策を進めつつ相手の策を潰せるよう動く事で発生するものだからね。で、どうせ外れるからって予想するのを止めると、それは相手の策を野放しにしてしまう事になる。…先読みっていうのは、自分がアドバンテージを取る為だけじゃなくて相手がアドバンテージを取る事を阻止する為でもあるんだよ」

 

自分の策や得意戦法が発揮出来ないのは辛いけど、それよりも怖いのは相手の策に嵌まり、相手の土俵で戦わざるを得なくなる事。例え予想が外れに外れたとしても、相手の可能性を潰す事が出来たのならそれは十分に意味のある行為だって私は思っていて、それを二人に伝えた。これはあくまで私の持論で、もしかすると他の人は違う意見があるのかもしれないけど……

 

「……だから、読める読めない関係なく、相手の動きは考える事。いいね?」

『はい!』

 

私は、さも私の言う方が正しいかの様に言い切る。私の持論だけど…とか、個人的には…なんて間違っていた場合に備えた予防線を張ったりはしない。だって、今の私は二人を導く側、二人に対して『正解』とならなくちゃいけない立場だから。もし私がそんな予防線を張ったら、二人は自信を持って鍛錬をする事が出来なくなってしまう。灯台の光は強くはっきりとしてなきゃいけないのと同じ様に、私もぼやけた事なんて言っちゃいけない。

 

(…もし仮に私の教えが二人に合わなくても、二人ならその内きちんと自力で自分の指針を見つけられる筈だもんね)

 

戦い方は人それぞれ。競技やスポーツなら決められたルールがあるから自然と戦い方も狭まるけど、実戦にはルールも手順も存在しない。正当な国同士の戦争、ってなるとまた別だけど…それは戦争の、謂わば戦術以上の事柄に対するもので、目の前の相手とどう戦うかに規則なんてありはしない。だからこそ、私は二人に…候補生に、自分に合った戦い方を見つけてほしい、私の教えはその手助けと繋ぎになればいいと思っている。

 

「さ、今日はこれまでだよ。いつも言ってるけど、戦闘能力鍛えるだけが旅の目的じゃないんだから一人でこっそり無理な練習とかしちゃ駄目だからね?」

「…いつも思ってたんですけど、もしこっそり無理な練習したらどうするんですか?」

「え、ネプギアしてるの?」

「い、いやしてないですけど…」

「ならいいけど…そうだねぇ、もししてたら……あ、巷で噂の『粗品リボン』を着けて街を闊歩してもらうとか?」

「結構な辱めですね!女神候補生が粗品って色々危ない気配を感じますね!……気を付けよっか、ユニちゃん」

「そ、そうね…ってなんでアタシに振るのよ!それじゃアタシがこっそりしてるみたいでしょうが!」

「え、ユニしてるの?」

「い、いやしてないで……すっと粗品リボン出した!?えぇっ、持ち歩いてるんですか!?」

「何かの時ネタに出来るかな、と思ってつい買っちゃった…」

「出来心!?」

 

トリオ漫才みたいなノリで締めくくって(締まりすっごく悪いけど)、訓練の話はこれで終了した。…粗品リボンは誰かに着けてみたいなぁ…。

 

「さ、それじゃあそろそろ出発しましょ。休憩するにしたって、ここよりは国境管理局なり何なりの施設内の方が休めるでしょうし」

「そうですね。寒い場所でじっとしてたら余計に寒くなっちゃうです」

「寒さに関しては、おしくらまんじゅうとかすればいいと思うなー」

「温かくなる程おしくらまんじゅうしてたら休憩にならないでしょ…」

 

…という会話の下、片付けをしてその場を後にする私達。……そう言えば…

 

「ライヌちゃんと出会ったのも、雪原だったなぁ…」

「ライヌちゃん?誰それ、イリゼの友達?」

「ううん、一応ペットって事になってるスライヌだよ」

「モンスターがペット?…変わってるね……」

「あはは…でも可愛いんだよ?ぴょこぴょこ跳ねてすり寄ったり、お菓子あげると頬張って食べたり、知らない人相手だとビクビクしてたり…それにね、触ってみると凄いすべすべでぷにぷになんだよ?今度REDも触ってみる?」

「えっ、と…そ、そうだね……」

 

私がちょっとライヌちゃんの事を話したら…何故かREDは困った様な表情を浮かべていた。…やっぱりモンスターがペットっていうのは衝撃的過ぎたのかな?でもきっと、REDもライヌちゃんと遊べば可愛さを分かってくれるよね。

 

「……ねぇ、イリゼって時々キャラが崩れる事あるよね。なんでだろう…」

「さ、さぁ…別に天然って訳じゃないとは思うんだけど…」

「出会った頃からイリゼちゃんはこんな感じだったです…」

「……?皆、どうしたの?」

「な、なんでもないよ!それよりこんな所でモンスターとなんて珍しいね!」

「まあね。あ、でも実際はもう少し積雪のある場所だったから、出会ったのは正にここ…って訳じゃないけどね」

 

ルウィーで見つけた時は凍えていて(ほんとなんで寒さに耐性無いのにルウィーに居たんだろう…)、それに見かねてカイロを貼ってあげたらほくほく顔で逃げていったライヌちゃん。もしここだったら、凍えずに暖かい所まで行けてたのかな?…その場合、私とライヌちゃんは出会えなかった可能性もあるけど……。

 

「…まあ、不思議な出会いって感じかな」

「不思議な出会い…それならアタシと皆も不思議な出会いだよね!」

「ですね。ここにいる皆も、前の旅で仲間になった皆も、不思議な出会いばっかりだったです」

「私も数時間…いや、数分でも時間がズレればコンパやねぷ子と出会わず、今もここにいなかったでしょうからね。…ここにねぷ子がいないからこそ言うけど、あの出会いは私にとっての転機であり、私の人生の中でも最大レベルの幸運だったと思ってるわ」

「ふふっ、確かにそれはネプテューヌがいたら『あいちゃんがそこまでわたしとの出会いに幸せを感じてたなんて…心の友よー!』とか言ってからかいそうだもんね」

 

なんて、私が声真似しながら言うとアイエフは止めてよね…と言いながら頭を振る。ネプテューヌと面識のないREDや、そこまでネプテューヌの人となりを知ってる訳じゃないユニはきょとんとしてたけれど、逆にコンパとネプギアは苦笑いしながら頷いてくれた。

そしてそれから数秒後、ふとネプギアが呟く。

 

「……これからも、この旅でもそういう不思議な出会いがあるでしょうか…」

「…ま、あるんじゃないの?実際REDさんがそうだし、アタシとネプギア、アタシ達とロムラムだって出会いはともかく今の仲になったのはこの旅の中でだもの」

「そうだね。世界は広いし、色んな人だっているんだから、これからもきっとそういう出会いがあるよ。……私に至っては、次元を超えた出会いだって経験済みだもん」

「けど、仲良くだけならともかくパーティー入りするのは極僅かでしょうね」

「このパーティーのノリに着いていける人が沢山いたら、それはそれで怖いです…」

 

なんともまあ皮肉めいたアイエフとコンパの言葉に、またまた苦笑いを浮かべる私達。でも、私は苦笑いをしながら……思う。

もしアイエフがネプテューヌやコンパと出会わなかったら、もしコンパが落ちてきたネプテューヌを見かけなかったら、もしネプテューヌが天界から落ちる事にならなかったら…もし、もう一人の私が私を生み出してくれなかったら……皆との出会いは、きっと無かったと思うし、最後のはそもそも私が存在すらしていなかった筈。そう思うと、本当にその偶然が…不思議な出会いが愛おしく思える。

 

(出会いは一期一会、ってやつだよね。……これまでの出会いも、これからの出会いも、ずっと大切にしていきたいな。だって……皆との繋がりは、私にとっての宝物なんだから)

 

まだまだ寒い、ルウィーの大地。でも、今の私の心は……その思いでほんのりと暖かくなっていた。




今回のパロディ解説

・戦いとは常に二手三手先を読むもの
機動戦士ガンダムのメインキャラの一人、シャア・アズナブルの名台詞の一つのパロディ。一手なら無意識に読むものですが、二手以上となると途端に難しくなりますね。

・心の友
ドラえもんシリーズのメインキャラの一人、ジャイアンこと剛田武の代名詞的台詞の一つの事。からかいながら言うでしょうが、ネプテューヌなら本心で思ってるでしょう。

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