超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth2 Origins Progress   作:シモツキ

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第二十一話 草原で思う、それぞれの事

四大陸は、それぞれ中心部分が最も栄えていて、逆に端の部分は大半が自然のままになっている。人口増加や文明の発展に連れて人間の生活圏は広がっていってるけど…それでも自然保護の観点や、モンスターの生息地の関係で、恐らく大陸全土が生活圏になる事はあり得ない…なんて言われている。

私達がいるのは、そんな周り一面自然のままとなっている場所。一応道はあるけど…レンガやらアスファルトやらで舗装されていたりはしない、大変のどかな場所。そこで私達は休憩を取っていた。

 

「モンスターの影がないと、やっぱりゆっくり出来ますね」

「モンスターも人の生活圏以外の全ての場所にいる訳じゃないからね」

「ギアちゃん、イリゼちゃん、お茶飲むですか?」

「あ、はい頂きます」

「私も貰おうかな」

 

レジャーシートの上に座って駄弁る私達。はふぅ、草原で飲むお茶は落ち着くなぁ……。

 

「ねぇねぇ、休憩ってどれ位するの?」

「具体的にいつまでって決めてる訳じゃないけど…何か理由があるの?」

「近くにちょっとした川があるから、そこで遊んでこようかなーって」

「子供か……って、REDは結構子供っぽい容姿してるわよね…一部を除いて」

「……?」

 

羨ましそうにREDの胸元を見るアイエフと、意図に気付かずぽかーんとしてるRED。それを私達が何とも言えない気持ちで眺めていると…ユニが話しかけてきた。

 

「…あの、アタシもちょっといいですか…?」

「え?…ユニも川で遊びたいの?」

「そっちじゃなくて…ちょっとイリゼさんに付き合ってほしい事があるんです」

「付き合ってほしい事?」

 

ユニが何をしたい(してほしい)のかは分からないものの、真面目な話っぽい事は察して私は立ち上がる。そして暫く席を外すと皆に伝え、私とユニは少し離れた木陰へ移動した。

 

「…で、なんなの?」

「はい。もし問題無ければ…その、アタシと模擬戦をしてほしくて…」

「模擬戦?あ、だから人気のないここに来てからそれを……私が教わるだけの価値のある相手か見極めたい、的な…?」

「そ、そんな失礼な事じゃなくて…きちんと知っておいてほしいんです、今のアタシの実力を。…それに……」

「それに?」

「…ちょっと、お姉ちゃん達守護女神と同格のイリゼさんと、戦ってみたくて…」

「あぁ…ユニらしい理由だね」

 

真面目さと内に秘める好戦性。その両方が理由だと分かったところで、私は笑みを零す。…ほんと、ユニはノワールと似てるというか何というか…割と正反対なネプテューヌネプギア姉妹とは真逆だよね。

当然そのお願いに首肯する私。けど、折角だから……

 

「…少し、試しながらの模擬戦でもいいかな?」

「試す…ですか?」

「うん。私も今の強さに甘んじる訳にはいかないからね」

「そういう事でしたら…分かりました。模擬戦、宜しくお願いします」

 

話が決まった私達は、ネプギア達に戦闘の余波が及ばない様更に移動。十分な距離を取ったところで私とユニも距離を開け、先日の決闘の時の様に向かい合う。…まぁ、ユニはともかく私は先日と位置が違うんだけどね。

 

「さ、それじゃあ始めよっか」

「…模擬戦とはいえ、本気でいきます」

「勿論。それは私もだよ」

 

私とユニは、同時に女神化。ユニはいつでも撃てる様にX.M.B.を構え、私は──右手に短槍を、左手に手斧を…シェアエナジーで精製した武器を携える。

 

「え……?」

「言ったでしょ?試したい事があるって」

「そう、でしたね…いつでもどうぞ」

「あら、先手を譲ってくれるの?なら、お言葉に……甘えさせてもらうよッ!」

 

ちょっとおどけた様子のまま私は脚に力を込め…次の瞬間、地を蹴って一気にユニの眼前まで突進。その勢いのまま短槍を突き出し刺突をかける。

それに寸前で反応したユニは横へ跳躍。同時に翼を広げて鋭いターンをかけ、私の後ろに回りつつ射撃をかけてくる。

 

「っと…!」

 

突進刺突で引き気味になっていた左手を振るい、身体を反転させながら手斧で最初の一発を撃破。更に短槍を捻りながら手放す事で回転させ、次弾以降も弾き飛ばす。

 

「凄い芸当ですね…!」

「ブランなら斧だけで、ベールなら槍だけで全部迎撃したと思うけどね」

 

後方上空へと飛び退きながら射撃を続けるユニ。私は槍をキャッチした後それを追いかける。

距離を取りながら射撃をかけるユニと、ユニを追う私。それは決闘の時とほぼ同じ構図だけど…同じ流れには、ならない。

 

「逃がさないよ、ユニ!」

「……っ…!」

 

スピードが落ちないよう回避は最小限に、軽い攻撃(弾頭)は弾く事で私は段々と距離を詰めていく。私とネプギアでは、基礎スペックも技量も経験も違う。その違いが、その差が流れに影響を及ぼしていた。

 

「なら…これならッ!」

 

ある程度距離を詰めたところで一瞬止まるユニの射撃。恐らくは使用弾頭交換の隙で、その一瞬で近接格闘を仕掛けられる程の距離ではまだなかったけど…それでも私は真っ直ぐに接近。その結果私の眼前に放たれたのは、拡散ビームだった。

…が、それ位は想定済み。私は足元に盾を精製し、蹴りの要領で盾の持ち手に足を引っ掛けビームの接近に合わせて盾をぶつける。

拡散ビームの数条が盾に当たって更に拡散する中、私は脚を振り抜き上下逆転。そこから手斧を手首だけでユニへと投擲した。

 

「くっ……!」

「まだ終わりじゃないよ…!」

 

盾を霧散させ、全速力で私は接近。手斧を避けたユニは短槍の一撃も更に避けるけど…その瞬間、私の左手から伸びた物にX.M.B.が絡みつく。それは……私が放った鞭。

 

「捕まえたッ!」

「……ッ!まだ、まだぁ!」

 

鞭を引っ張りつつ更に攻撃をかけようとした私だったけど…そこでX.M.B.が大きく揺れて攻撃がブレる。予め変えておいたのか、一瞬で判断したのか分からないけど、ユニは反動の大きい弾丸に切り替え、それを反動軽減の工夫無しに放つ事で状況打破を試みていたのだった。

無理に鞭からX.M.B.を引き抜こうとしたり、素手での打撃で対応しようとしなかった事に、私は内心驚く。ネプギアとの決闘で近距離に持ち込まれたら近接格闘を仕掛けてくるタイプかと思っていたけど…それは私の思い違いだった。けど……X.M.B.を手放さなかった時点で、私の術中に嵌っている。

 

「ユニ、早速一つ教えてあげられる事が出来たよ…!」

「急に、何を……!」

「それはね……意外なものでも武器になるって事だよッ!」

 

空中で取っ組み合いを繰り広げる中、笑みを浮かべる私。それと同時に短槍を手放し、それまでよりも若干の時間をかけて、薄い三角形のものを作り出す。

笑みと言葉、そしてユニからすれば新武器に見える物を目にして表情を険しくしたユニ。そんなユニの前で、私はその三角形の物体を振り抜く。

三角形の物体は、おおよそ十数㎝。対して私とユニの距離は2m弱。その状態で振り抜いても、当たる訳が無い。だから当然その物体は空を切って────パァン、という乾いた音が代わりになった。

 

「……へっ?…か、紙鉄砲…?」

「そう、紙鉄砲。武器だと思った?」

「そ、そりゃ思いましたよ…紙鉄砲なんて、それこそ音だけの…」

「でも、意表は突ける。…さて問題です、私の左手は今何をしてるでしょう?」

「左手?左手は鞭を……あ…」

 

私の質問を受け、私の左手へと目をやったユニは、そこで気付く。私が紙鉄砲を鳴らした次の瞬間には鞭を手放し、切っ先をユニの脇腹に向けたいつもの長剣を携えている事に。

 

「…アタシは紙鉄砲に注意を引きつけられて、本命を見逃していた…って訳ですね」

「そういう事。ま、ある種の心理戦だね。武器にならないものだから失敗したら危険だけど…成功すれば今のユニみたいに気を張り詰めてる相手でも油断を誘う事が出来るから覚えておくといいよ」

「ご教授ありがとうございます。…やっぱり、強いですね」

「ユニだって中々強いと思うよ?…って言っても皮肉っぽくなっちゃうか…」

 

二人で下降しながら私は頬をかく。ユニはそんな事ないですよ、と言ってくれるけど…そういう事を気にしてしまうのが私というもの。…でも、候補生達を指導するんだったら褒め方ももっと勉強しないとなぁ……プラネテューヌ出発前に買った本、改めて読み込まないと…。

 

「…ところでイリゼさん、イリゼさんが試したかったのって…今みたいな武器の複数使用ですか?」

「そう、これまでもナイフ投げたり片手剣作ったりはしたけど…それはあくまで遠距離攻撃したかったり武器がなくなったりした場合の手段だったからね。でも、今回は違う」

「…今後はメイン武装として使うと?」

「うーん…それはまだ未定かな。やっぱ一番馴染むのはバスタードソードだし、某正義の味方さんの台詞じゃないけど…中途半端な多芸より一芸特化の方が強いからね。なんたって私達は女神だし」

 

量が質を上回るのは戦いの基本だけど…それはあくまで質の差が常識的範囲の場合のみ。差が非常識なレベルになればそれこそ漫画みたいな一騎当千が起こりうるし、実際女神の戦いはそういうレベルもしょっちゅうある。…まぁ早い話が、ただ色んな武器を使うだけならこれまで通りバスタードソード一本で戦う方が強いよねって事です。

 

「…さて、もう一戦する?したいなら構わないよ?」

「いえ、これだけで十分です。…休憩中ずっと動いた挙句道中でバテる、ってなったら恥ずかしいですから…」

「そっか。……そういえば、道中調子乗り過ぎてバテた女神なら前にいたなぁ…」

 

ふふっ、と思い出し笑いをしながら私は女神化を解除し、ユニと共に皆の元へ戻る。…ふむ、この戦闘でユニの長所短所は多少見えてきたけど、これからどう指導してくのがいいのかな……。

 

 

 

 

「ギアちゃん、風が気持ちいいですねぇ」

「そうですねぇ…」

 

ユニちゃんとイリゼさんはどこかへ、REDさんは川へ、アイエフさんは保護者的感覚でREDさんへ着いていった結果、この場に残るのはわたしとコンパさんだけになった。

 

「…ギアちゃんはどっちにも着いていかなくて良かったんですか?」

「はい。ユニちゃんの方は個人的な話みたいでしたし、水着も持ってきてませんから」

 

コンパさんの淹れてくれたお茶でほっこりしながら雑談するわたし達。靴とニーハイ脱げば川には入れるけど…REDさんと一緒となると、わたしびっしょびしょにされる可能性高いよね…。

という事で天気の話をしたり、これから向かう国の道中で気をつけるべき事を聞く事十数分。流石に話のネタが尽きてきたなぁ…と思い出し始めたところでアイエフさんとREDさんが帰ってきた。

 

「あ、お二人共お帰りなさい」

「ただいま〜。どうかなネプギア、アタシ今水も滴る良いREDになってる?」

「え?えーっと…そう、かな…?」

「惚れた?惚れた?」

「そ、それは……」

「ネプギア、それに真面目に返す必要はないわよ」

「ふふっ、ほんとにREDちゃんは不思議な子ですねぇ」

 

開口一番口説く感じの事を言ってくるREDさんにわたしもタジタジ。…っていうかREDさん、タオル持っていかなかったんだ……。

 

「…あ、ところで誰か絆創膏持ってる?」

「絆創膏ですか?それならわたしが持ってるです」

「流石ナースさん!じゃあ、一枚くれないかな?実はさっきちょっと足に切り傷出来ちゃって…」

「それならわたしが貼ってあげるです。そこに座って下さいです」

「はーい」

 

ぺたーん、とREDさんがレジャーシートに座り込むと、コンパさんは切り傷の様子を見た後ポーチから絆創膏を出して貼ってあげた。…消毒液とか使ってなかったけど…傷の様子は見ていたし、必要ないって事なのかな?

 

「そういえばさ、今回はあの魔法使わないの?」

「前に軍人さんにやったあれですか?あれは、人数が多いか時間がない時の緊急技です」

「回復魔法は時間経過で効果がなくなっていくものね。…まぁ今回の切り傷なら、そもそも回復魔法どころか絆創膏も必要不可欠じゃなさそうだけど」

「むー、じゃあアイエフはこの切り傷放っておいた事が原因でアタシ倒れたら看病してくれる?」

「あーはいはい、もしそうなったら看病してあげるわよ」

「言ったね?約束だよ?」

「…アンタ、コンパが絆創膏貼ってくれたんだから隠れて傷口悪化させる様な事はするんじゃないわよ?」

「そんな事はアタシもしないよ…」

 

二人がちょっと漫才みたいなやり取りをして、それをコンパさんが苦笑いしながら眺めてる中、わたしは改めてコンパさんの存在について考える。

今ではナースの域を超えるヒーラー担当のコンパさんだけど、前はへっぽこさんだったらしい。でもその時から既に天界から落っこちたお姉ちゃんを看病したり、パーティーとして活動する中での手当てを一手に引き受けていたコンパさんは、この新しいパーティーでもその力を発揮している。……わたしは女神候補生で、戦いにおける女神の役目は最大戦力兼指揮官、って言うのが普通だけど…それだけしかしちゃいけない、って事はないよね、うん。

 

「…あの、コンパさん。一つ、お願いしてもいいですか?」

 

 

 

 

私とユニが戻ってから数分後、私達は休憩を終えて出発した。結局ユニはあまり休めてないと思うけど…大変そうならそこでまた休憩を入れればいいだけの話だしね。それか最悪私がおんぶしてもいいし。

 

「ね、ユニちゃん。ユニちゃんってこれまでこういう旅した事ある?」

「それは…まぁ、ないわね。お姉ちゃんと一緒に他国行く事はそこそこあったけど」

「そっか…じゃあやっぱり、プラネテューヌからラステイションの道のり分長く旅してるわたしの方が旅の先輩になるね」

「旅の先輩って…そんなちょっとの差で先輩後輩なんてある訳ないでしょ」

「じゃあ、その話で行くとアタシは大先輩になる?」

「そう、ですね。えっと、嫁探し…の旅でしたっけ?」

「その通り!アタシの旅は嫁探しの旅であり、夢を追う旅なのだ!」

「な、なんかよく分からないけど格好いい…」

 

ネプギアユニREDの三人が楽しげに談笑する様子を、私は後ろから眺めている。旅の経験、というと私とコンパがほぼ同じ経験量だから…この中ではアイエフが一番の先輩になるのかな?REDがいつから旅をしてるのか分からないから、アイエフとREDの差については謎だけど……

 

「…イリゼ、ちょっと」

 

ぼんやり眺めながらそんな事を考えていると、後ろからアイエフに呼ばれた。…なんだろう、まさかアイエフも模擬戦したいとか?

 

「な訳ないでしょ。少し気になる事があるから呼んだのよ」

「自然な流れで地の文読んできたね…他の皆は呼ばないの?」

「えぇ、用があるのは貴女とコンパだけよ」

 

そういう事なら…と少し歩行速度を落とし、私達は談笑している三人から数m程距離を取る。

 

「…二人共、私達がプラネテューヌを出て以降、どこで何度犯罪組織と会ったか覚えてる?」

「出て以降、となると…犯罪組織だって確定してるのはラステイションに来た最初の日に一度、宝玉を手に入れにバーチャフォレストに行った時に一度だね」

「ユニちゃんと初めて一緒に行動した時のクエストと、襲撃者さん達ももしかしたら犯罪組織が関係してるかもしれないです」

「そうね。他にも一応それっぽいのは見かけたけど…少なくとも、犯罪組織の裏側が関わってそうなのはその四件よ」

 

信仰宗教という表の顔と、犯罪神復活を目論むという裏の顔を持つ犯罪組織。あんまり宜しい事ではないけど…表の顔の部分の活動は、特筆する必要が無い程度にそこそこ見かけるから、今回は触れないらしい。…そういえば、ワレチューとかいうあのネズミは結局何だったんだろう…奴も犯罪組織の一員なのかな?やってた事はトムジェリの冒頭かラストにありそうな単なる猫(テコンキャット)煽りだけど。

 

「四件…それ自体不味い事だけど、それよりも…私達の行く先々、目的の先々で犯罪組織の影が見受けられるなんて不自然だと思わない?」

「それは……ラステイションの教会が、裏で犯罪組織と繋がってるって言いたいの?」

「まさか。クエストと宝玉の件はともかく、他二つは偶然の要素が強いから教会が情報流してるとは思えないわ」

「でも、確かに全部偶然で片付けるのは無理があると思うです」

「でしょ?だから私は、私達の活動そのものが犯罪組織に筒抜けになっているか、犯罪組織の活動がここに来て活発になっているかのどちらかだと考えているわ」

「それは……」

 

推理中の探偵や刑事宜しく顎に手を置きつつ、私は内心嫌な汗をかく。

もし前者ならば、それは非常に困る。筒抜けだとしたら今後も犯罪組織の攻撃や妨害があるだろうし、常に罠の危険を感じなきゃいけない。そして、もしその筒抜けというのがこちらから情報を奪われてるのではなく、誰かが流しているのだとしたら……それは、考えたくないよね。

で、もし後者ならば…それはシンプルに困る。敵組織の動きが活発になる事が問題だなんて言うまでもない。しかもその理由が犯罪組織の中で何かの段階が移行したから、とかなら更に困る。……要は、どっちにしろ困るって訳だね。

 

「…取り敢えず、次の国ではその事を念頭において活動しようか」

「そうね。この二択…とは限らないし、結論はまだ出さないでおきましょ」

「……こういうところは、前の旅より大変ですね」

「そうだね…アヴニールやルウィー教会みたいに組織が敵になった事もあったけど、敵の本丸は組織じゃなくて個人だったし」

 

実質単独で世界を大立ち回りをしたマジェコンヌさんも相当なものだけど、やっぱり個人と組織じゃ危険度が違う。…まぁ、逆に個人故の強み、組織故の弱みってのもある訳だけど。

 

「…とにかく、私達は気を抜かないでおくわよ。REDはまだ入ったばかりだし、女神とはいえ候補生二人はまだまだ子供なんだから」

「はいです。こういう事はわたし達が頑張らなきゃ、ですね」

「だね。二人共、私の手の回らないところは頼むよ」

「えぇ、イリゼもね」

 

そうして話を終えた私達は前の三人に合流。そのまま道を進んで次の国を目指す。その内ネプギア達にも話すだろうし、場合によっては気の重い話になるかもしれないけど……出来るならば、その時は不安を掻き立てない話に出来るといいなと思う私だった。




今回のパロディ解説

・某正義の味方さん
Fateシリーズの主人公の一人(というか無印主人公)、衛宮士郎の事。やろうと思えばイリゼはなんちゃってUBWが出来ます。精製出来るのは全部普通の武器ですが。

・トムジェリ
トムとジェリーの略称。この作品は割とジェリーがトム(猫)を煽るシーンがありますね。…しかしどうも私はワレチューというとトムジェリを思い出してしまいます、何故か。

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