超次元ゲイムネプテューヌ Re;Birth2 Origins Progress   作:シモツキ

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内容の形式については人物紹介Ⅰと同様です。もし不明瞭な部分や抜け落ちてる様に感じる事があれば、お気軽にお伝え下さい。


人物紹介Ⅱ(第一話〜第五十五話)

イストワール

 

プラネテューヌの教祖で、イリゼ同様原初の女神によって生み出された存在。無事封印から解放された事により教祖業を再び行える様になり、まともに仕事を行わないネプテューヌの代わりに多くの雑務をこなしている。かなり皮肉な話だが他の教祖と違い複数の女神に仕えてきた為ショックは(勿論比較的だが)小さく、そのお陰もあって守護女神救出の作戦を一歩早く進め始める事が出来た。とはいえ彼女にとって現守護女神四人は封印から解いてくれた恩人でもある為、出来る限り早く助け出したいと考え教祖という立場から策を巡らせている。

世界の記録者たる彼女だが、万物全ての情報を記憶に取り入れている訳ではないので知らない事に関しては『調べる』行為が必要。その行為は所謂ネット検索の様なものだが、それとは情報量が桁違い且つ常時更新され続ける為ものによっては調べるのにかなりの時間がかかってしまう。

創造主が同じという意味で姉妹関係に当たるイストワールとイリゼだが、基本はお互い敬語。但しそれは互いにそちらの方が慣れてるというだけで、仲が悪い訳ではない。

 

 

神宮寺ケイ

 

ラステイションの教祖。犯罪組織によって守護女神を失った中、傷心のネプギア、そもそも精神年齢的にデスクワークが困難なロムラムと違い表面的には守護女神監禁前より仕事熱心になったユニがいた為四ヶ国の中では負担が小さかった模様。ただ、それはあくまで仕事上の話であり、精神的にはノワールの喪失で少なからず堪えている上、ユニの精神状態が宜しくないと気付きつつも気遣いの苦手な自分では力になれないと悩んでいた。その為表面には出さないものの、ネプギアがユニの友人となってくれた事には感謝している。

過ぎるが付く程真面目で、しかも仕事を苦とは思わない正真正銘の仕事人間のケイは、一個人としては間違いなく優秀。しかしその結果部下は休むのを遠慮してしまう、ノワールも(シアン含め彼女の)ワークライフバランス崩壊を憂いてるなど立場や環境的に考えると問題があるとも言える。

案外共通点があるシアンとはノワールとイリゼの策略に嵌まって以降親しくなり、上記の通り仕事人間な彼女にとっては数少ない友人と呼べる存在になった。

 

 

箱崎チカ

 

リーンボックスの教祖。リーンボックスは元々女神候補生がおらず(それが当たり前なのだが)女神はベール一人であり、彼女自身教祖歴が現教祖の中では最も短い事もあって犯罪組織台頭後は教祖の中でも特に苦労させられていた。おまけにそこを突いた犯罪組織によって誘拐されてしまうが、パーティーメンバーの活躍(と実力)により無事帰還。またこれは結果論ではあるが、捕まっている際に真実と見せかけ誤情報を伝え、逆に相手に悟られぬ様情報を引き出す事によって犯罪組織に対する情報のアドバンテージ獲得を成功させた。

元はベールの付き人であり、彼女へべた惚れしている事もあって始終ゲームに付き合っている。その結果(+ベールを満足させたいと密かにしていた特訓の成果で)ゲームの腕はかなり上達し、自慢出来るかどうかは別としてゲーム技術が教祖の中では抜きん出ているらしい。

どの国も守護女神と教祖の仲は良好だが、中でもチカがベールを『お姉様』と呼ぶ程慕っていた為、その分ショックは候補生四人に匹敵するレベルだった様子。

 

 

西沢ミナ

 

ルウィーの教祖。ロムとラムが女神候補生の中でも特に幼い分、守護女神不在となってからは候補生のいない国のチカとは別方向で苦労が多く、比較的常識人という事もあって頭を悩ませる事が度々あった。気が弱い訳ではないものの普段は強く出られない為に中々ロムとラムに言う事を聞かせられずにいるが、その二人が文句無しに言う事を聞く程本気で怒ると怖い。ネプギア及びユニとの対話の結果二人が精神的な成長を見せた際にはそれを喜ぶ反面、彼女等と共に旅に出ようとする二人を心配して入念に準備させるという正に保護者らしい対応を行った。

西沢家は教祖の家系であるのと同時に魔法の名門家系でもある為、ミナは自身の使う使わない関係無しに相当量の魔法知識を有している。その知識を活かし、ロムとラムの魔法勉強は彼女が主に教えている(知識だけならブランも劣っていないが、実演の面を考え主導はミナに譲ったとの事)。

 

 

ビーシャ

 

プラネテューヌのギルド支部長である、黄金の第三勢力(ゴールドサァド)の少女。現支部長四人の中では最年少であり、子供らしい明るい言動が多く、本人が子供の味方として活動している事もあって幼い少年少女からは人気が高い。しかし支部長としての仕事は苦手…というかあまりやりたがらず、その為に同国の守護女神であるネプテューヌと似ていると言う者も少なからずいる(実の所、この二人は気が合うのか仲がかなり良好)。

支部長就任以前からクエストはよく行っており、その頃から目元のみを隠すマスクを着用し『プレスト仮面』と名乗って活動していた。その理由は他人へと話していないが本人的には誰も自身がブレスト仮面だと気付いてないと思っているらしく、隠す為慌てる事が時折ある。

 

 

ケーシャ

 

ラステイションのギルド支部長である、黄金の第三勢力(ゴールドサァド)の少女。若干気が弱いが表面的には常識的な性格で、経歴の特殊さから支部長でありながら学生でもある。彼女にとってノワールは命の恩人であると同時に新たな人生のきっかけを作ってくれた人物でもある為に強い信仰心を持っており、その関係から(趣味が合う事もあって)ユニとも仲が良かった。だが、そのノワールが帰ってこなくなって事でその関係に亀裂が生じてしまった。

彼女の正体はアヴニールのある派閥が秘密裏に育てていた要人暗殺用の私兵で、アヴニール国営化の際にこの件が発覚するのを恐れた派閥が切り捨てた為路頭に迷う事となった。そこで偶然ノワールがケーシャを保護した事が彼女にとっての転機であり、支部長となるきっかけでもあった。

 

 

エスーシャ

 

リーンボックスのギルド支部長である、黄金の第三勢力(ゴールドサァド)の少女。支部長としての仕事をそつなくこなす上あまり自身の考えている事を話さない、外見やその立ち振る舞い通りのクール&ミステリアスな女性。だが実際にはクールどころか『興味ないね』が口癖となってしまっている程の淡白人間(本当に興味ないのかは謎)で、女神や教祖等の個性的な人物を多数知る者達からも色々な意味で異質な人間だと思われている模様。

他の支部長よりもギルド(そして自身)の評価向上の念が強く、特に女神や教会を意識した行動を取る事が多い。また極稀に寝ぼけてるのかという程反応が薄くなる事もあり、上述のミステリアスな雰囲気と合わせて周囲からは様々な憶測をされている…が本人的にはそれも興味ないらしい。

 

 

シーシャ

 

ルウィーのギルド支部長である、黄金の第三勢力(ゴールドサァド)の少女。飄々としたノリの軽い人物で、一応支部長としての仕事はしているがあまり真面目ではない様子。しかし常識人且つ言うべきだと思った事はきちんと言う胆力を持ち、人をまとめる力は低くない。ビーシャ同様支部長就任以前からギルドはよく利用していた為彼女とは元々面識があり、双方支部長に就任したと知った際にはお互い驚いていた。

師弟関係…という訳ではないが、シーシャはアズナ=ルブが支部長であった頃からその才覚を見込まれており、彼女の支部長就任は彼からの強い推薦が大きな要因となってた。その事もあってか、彼女は犯罪組織台頭を前後して不審さが増したアズナ=ルブを心配している。

 

 

シアン

 

ラステイションの中小企業パッセの社長を務める少女。展覧会及びMG開発において知名度は大きく上がり、特に後者に関してはMGの軍採用となった結果『外部特別技術顧問』という軍部に影響力を持つ程の人物となった。…が、本職はあくまでパッセの社長であり、先代である父親、食堂を切り盛りする母親、そして社員と共に日々働いている。

 

 

イヴォワール

 

リーンボックス教会の職員で、実質教祖に次ぐ立場の老人。一時期は思考が凝り固まっていたが、現在は物腰柔らかな好々爺という元々の性格に戻り教会の中核人物の一人として職務に勤しんでいる。老人である今も素手なら人間状態のベール(女神)と互角、ゲームも嗜み教祖代行としての手腕も十分などと彼の全貌は色々と計り知れない。

 

 

兄弟

 

ルウィーから移住してきた青年の兄弟。欲望に忠実で(ある意味)差別的という性格面での問題は大きいが、能力はそれなりにあり義理は通す一面も持ち合わせている。守護女神全員に対して何としても助けたいと思うだけの意思があり(ブランのみ理由が特殊)、上司のチカも彼等にとっては丁重に扱うべき相手の為、現在は職員として精力的に活動中。

 

 

フィナンシェ

 

ルウィー教会でブランの侍従を務める少女。戦闘や政治は管轄外だが女神の侍従をほぼ一人で務めている為、その能力はかなり高い様子。現在では仕える対象が不在という事でミナの補佐と女神候補生であるロムとラムの世話係というのが主な仕事となっており、前述の能力の高さと職務へのひたむきさにより周りの人物から信頼を得ている。

 

 

ガナッシュ

 

ルウィー教会で職員として働く男性。一時はラステイションに移住し、悪事や本来のブランの否定などを行なっていたが現在は改心(というか認識が変化)した事で無事正式な職員として迎え入れられた。(比較的)機械に疎いルウィーにおいて工学に精通する彼は有用な人材であり、科学技術が大いに関わる事柄では彼が度々重用されている。

 

 

ユピテル

 

リーンボックスでそこそこ人気な男性アイドルグループ。本職の歌って踊る事だけでなく、近年はイベントのMCやバラエティ番組出演の仕事なども増えてきている。

 

 

シュゼット

 

ラステイション国防軍MG部隊の隊長の一人。T型装備群の実戦運用試験を任されたパイロットで、新型動力炉を積んだラァエルフでもってブレイブと一戦交えた。彼にとって従来の機体ではフルチューン状態でも不満があった様子で、新型動力炉とT型装備群でやっと満足いくレベルの動きが出来る様になったらしい。

 

 

クラフティ

 

ラステイション国防軍MG部隊の隊長の一人。G型装備群の実戦運用試験を任されたパイロットで、新型動力炉を積んだラァエルフでもってブレイブと一戦交えた。彼女は元々空中からの射撃に秀でていた為空戦仕様のG型とは相性がよく、ブレイブ戦では新装備での初陣でありながら卓越した空中機動を見せた。

 

 

アズナ=ルブ

 

ルウィーのギルドの前支部長である男性。些か胡散臭い印象を持つ人間だが支部長としては評価も実績も十分にあり、ギルド職員や常連からは一定の信頼を得ていた。最近怪しい仮面を被り始めた彼だが……実は裏で犯罪組織に協力しており、強奪され犯罪組織独自に改修されたラァエルフのパイロットとして暗躍している。

 

 

スライヌマン

 

リーンボックスに在住する、エスーシャの友人の男性。がっしりとした身体つきにどう見てもスライヌにしか見えない頭を持つ謎の人。日々筋トレに励んでおり、自身の筋肉には自信を持つ。

 

 

スライヌレディ

 

リーンボックスに在住する、エスーシャの友人の女性。グラマラスな身体つきにどう見てもスライヌ(雌)にしか見えない頭を持つ謎の人。筋肉関連でスライヌマンが暴走すると、彼女が窘める事が多い。

 

 

ライヌ

 

イリゼのペットとしてプラネタワーに住むスライヌ。熱心な躾けとライヌ自身の利口さから人の言葉をある程度理解し、道具の使い方も(僅かながら)覚えたが、相変わらずイリゼ及び会う機会の多い人以外へはビクビクしている。

 

 

マジック・ザ・ハード

 

身長・173㎝

体重・不明

スリーサイズ・B98 H60 W89

 

犯罪神によって顕現した、マジェコンヌ四天王の一角。四天王の中で唯一普通の人間の様な身体を持ち、右目に眼帯を着けている。どちらかと言うと自らの目的の為犯罪神に協力しているというスタンスの四天王三人と違い、彼女は完全に犯罪神への信仰心から忠誠を誓っている。それ故私欲で暴走する事はまずなく、犯罪神は勿論他の三人もそれを理解している為に四天王内でのまとめ役は彼女に任されている(あくまでまとめ役でありリーダーではない)。

武器は戦闘用の大鎌を使用。本来は武器ではない鎌を巧みに操り戦う他、負のシェアに汚染されていた頃のマジェコンヌの様に魔法も積極的に活用する。指揮官としての能力もあるが彼女は自分自身含め構成員を全て(犯罪神の私)物としか見ていない為、信頼はあまり獲得出来ていない。

 

 

ブレイブ・ザ・ハード

 

犯罪神によって顕現した、マジェコンヌ四天王の一角。ヒーローが乗る(操る)ロボットの様な外見を持つ、かなりの熱血漢。子供達の笑顔の為に全てを尽くすという信念を持ち、その手段の一つとしてマジェコン生産を主導している。犯罪神の配下ではあるが女神への憎悪や個人的な敵意はなく(これについてはトリック、ジャッジも同様)、むしろ矛を交えたノワールとユニから子供の未来に繋がる『輝き』を感じて同士となる様勧誘すらしている。

武器は外見に沿う大剣と二門の砲を使用。基本は遠近双方で一撃の威力を重視する戦い方をし、状況によっては背部の翼とブースターを使った空中戦も行う。またある理由により第三者を意識した動き(見得や口上等)も見せる事があり、特に大技を放つ際には大々的に行う。

 

 

トリック・ザ・ハード

 

犯罪神によって顕現した、マジェコンヌ四天王の一角。だらんと伸びた舌が特徴的な、モンスターの様な外見を持つ。自他共に認めるロリコンで、何かと理由を付けて幼女を舐めようとする(舐める舐めないに関わらず、幼女は丁重に扱う)……のだが、本人曰く自身はただのロリコンではなく、紳士でもあるらしい。四天王の中でも特に奇抜な格好の彼だが実は切れ者であり、四天王内及び犯罪組織においては参謀として動く事も多い。

武器は持たず、舌と魔法を使って戦う。舌は鞭の様な柔軟さと舌とは思えない程の強度を持ち、攻撃だけでなく巻き付ける事による捕縛も得意。魔法に関しては趣味なのか触手らしき物を生成して操るものを多用しており、舌と共に中距離を基本にして戦う事が多い。

 

 

ジャッジ・ザ・ハード

 

犯罪神によって顕現した、マジェコンヌ四天王の一角。とにかく気性が荒く、女神と互角かそれ以上に好戦的。彼の人となりは戦闘狂、の一言で片付いてしまう程戦いに全てを費やす酔狂者。だが戦う事が出来れば、暴れられれば何でもよいという訳ではなく、むしろ全てを費やすからこその信念を下に戦っている。彼は現在墓守を担当しているが、それは彼が他の四天王程多彩でも頭が回るからでもないかららしい(これは本人も一応理解している)。

武器はハルバートを使用。大型の武器でありながら、卓越した技術と武器だけに頼らない柔軟さから隙のない動きを見せる。戦術構築や指揮を全くしようとしない(能力がないのかどうかは不明)為総合力では他の四天王と互角だが、単純な戦闘能力に関しては四天王随一を誇る。

 

 

リンダ

 

身長・156㎝

体重・38㎏

スリーサイズ・B75 H56 W81

 

犯罪組織の四天王直属部隊マジパネェに所属する少女。短気で捻くれており、口の悪さも含めて小悪党の様な雰囲気を醸し出している。…が、四天王直属部隊に所属している事からも分かる通り無能ではなく、(演技は下手だが)変装に関しては魔法や超能力の域と言っても過言ではない程の技術を有している。性格の悪さから否定される事が多い為か承認欲求が強く、性格関係無しに能力を評価してくれているトリックを上司として慕っている。

武器は鉄パイプを使用。鉄パイプ状の武器ではなく、本当に単なる鉄パイプ。戦闘においては目立った成果を上げていない彼女だがそれはどちらかと言えば相手が人外の域に到達している者ばかりであるからであり、常人の範疇内にいる人間の中では強い方。

 

 

ワレチュー

 

犯罪組織に所属する、二足歩行のネズミ。本人(?)が特に何も言わない為、動物なのかモンスターなのかそれ以外なのか不明。戦闘能力は決して高くないが高等教育を受けていないとは思えない程の知識と思考力、状況判断能力を持ち合わせており、特殊部隊や独立部隊所属ではないものの単独で任務に当たる事も度々ある。彼はコンパに一目惚れしていて彼女とそれ以外の人物とではあからさまに反応が変わるが、コンパの方は思いに全く気付いていない。


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